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『今出川ルヴォワール』(円居挽/講談社BOX)

*具体的内容、結末に触れています。

『今出川ルヴォワール』(円居挽/講談社BOX)
 
大怨寺と呼ばれる寺で、死体が発見された。そこに居たのは御堂達也。
だが転落死と判断されアリバイが認められて警察からは放免される。
だが、達也の龍師の剥奪をかけて、双龍会が開かれた。 

ということで、前のほうで少し、双龍会があり、でも今回のお話の
中心は、達也の大怨寺への復讐、大怨寺での「鳳」という大賭博だった。
えーとー。
やっぱり私はこの著者と相性が悪い。話が全然入ってこない。シリーズ
三作目まで読んで、何一つ好きになるところがない。
言葉遣いも話づくりも、キャラも道具立ても何もかも私にとっては
面白くない。全て上滑り。

私が麻雀全然知らないし、博打とかうといせいかなあ。でもそういうの
出てても雰囲気で面白く読んだりもできるけどな。
漫画だったらなー。読めるのかもしれないなーと思いながらなんとか
最後まで読んだけど、もー、達也が復讐どーこーしようが、流とくっつく
んだろーが、ほんとどうでもいい。(くっついた、ってことだよね?流と
達也。それもまあ一作目最初からの予定調和だよね)

微妙に気持ち悪かったのが、辺理ちゃんが達也の母親そっくりな面立ち、
ということで、それは恋に落ちるだろうってな認識が登場人物たちに
なんの疑いも持たれず、好きなのどうなの、みたいな会話が繰り広げられ
ていること。まったくマザコン大肯定な思考回路め。
母親そっくりな人と付き合いたいって、男の子は思うのかねー。まあ達也
はどっぷりマザコンこじらせて復讐だとかなんだとかになってるけど。
女性キャラのほうもそこに何の疑いももってないのがきもちわるい。
なんだか素敵な淡い恋みたいに語ってんじゃねーよ。

まー、若い男女が仲良く頑張ってる共同体って、恋愛絡むよね。うん。
ヘテロなきゃっきゃうふふ甘酸っぱい的な恋愛に興味ゼロな私が読んだのが
いけなかった。

双龍会も博打も迫力も私にはなんも感じられない。はー。
次回からは論語くんが離れてくみたいで、それはちょっと面白いのかも
しれないけど、また撫子ちゃんが心揺れてみたいなことになったりして
いくんだろうー。私の好みからすると恋愛要素があまりにも多い。戦い的
なところが迫力ない。言葉づかいがきもちわるい。上滑り。
私にはのりきれなーい。
てことで、また続きそうなシリーズだけど私はもう読まない。読む前に
面白そうかもと期待しちゃったのが間違いだったー。相性悪かったー。

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