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英田サキ、遠野春日

*具体的内容に触れています。
 
『いつわりの薔薇に抱かれ』(英田サキ/ビーボーイノベルズ)

八重澤高峰(やえざわたかね)は公安の刑事。表向きは若き実業家、
だが中国マフィアとの疑いがあるアレックス・ウォンを監視し、情報収集
するため、彼の泊まるホテルのバトラー・サービスの一員として潜入した。

ってことで、まずは信頼を得るためにバトラーとして無理難題に応え
サービスをつくすうちに、強引ながらも情熱的な口説きに押し倒されて
深く愛し合ってしまうー。と、ステキなBLファンタジー(笑)楽しい。
刑事とマフィアだけど、執事とご主人様、っていう二重のコスプレ感覚。
当然ながら二人とも美形。当然ながら出会って10日くらいでもうかけがえ
のない愛しあう関係。昼間は執事と客。夜は激しく求め合う二人。って。
刑事の仕事しろ(笑)いやまあ刑事の仕事も多少はやってたけど。
初めての時には挿入なしで、だんだん、っていうのよかった。別に挿入
なしでもせっくすっていっていいと思うんだけど、なんかいれないとほんと
のせっくすじゃない、みたいな感じみたい。なんでだろう。
最後にはアレックスは香港へ。ちゃんと刑事の仕事しようと思った
高峰くんえらいねよしよし。でもまた会うかもだし、というふんわりと
した余韻はよかった。
2007年刊。

『この愛で縛りたい』(英田サキ/ビーボーイスラッシュノベルズ)
 
大学の時に出会ってから8年。阿木は、いつも明るく人付き合いのいい
永瀬に片思いしていた。はじめは友情のはずだった。だが、つのる恋心を
どうしても消せず、旅行に誘い、眠らせ、縛りつけ監禁し、一方的に体を
重ねる。ロスへ転勤になる前に、この想いに決着をつけたかった。
一方、親友だとばかり思っていた阿木の気持ちをぶつけられた永瀬は、
初めは怒りをもったものの、考えた末にやはり阿木を失いたくないと決意。
空港で阿木をつかまえた。
 
ってことで、始まりは監禁(笑)そしてハッピーエンド。
受けくんのほうが監禁して無理矢理やっちゃうっていうのが私には新鮮な
感じだったー。たたせてやれるものなのか。ふーん。
最初のは2006年頃に雑誌発表。で、書き下ろし加えて、2009年刊行。
書き下ろしも加わって、二人の気持ちがほんとに本気、ってところを強調
したのはステキかも。特に永瀬。いい人キャラなのはうざいけれども、
そーゆーバカいい人なのが阿木くんみたいなのには救いになるなーと。
私の好みから言えばちょっとバカいい人がすぎるけどな。
2009年。

『覇帝激愛』(遠野春日/ビーボーイノベルズ)
 
秋菫は若き皇帝。朝廷の腐敗を一掃し、国を建て直し、勇猛果敢ながら
人々に慕われていた。
ある日、狩りの最中見慣れぬうつくしい湖のところへ迷い込んだ。見事な
金の簪を拾う。その持ち主は、天界の公子。一目見て秋菫は彼を手にいれ
ようと決めてしまった。簪がなくては天へ帰れない公子。強引に後宮へ
連れ帰り、連日責めさいなみあらゆる行為で快楽を教え込む。
 
古代中国ファンタジー?
後宮に新しく入れた女(これは男だけど)に入れ込んで日ごと夜ごと
やってばっかり、ってこれ確実に国滅びるパターンですが(笑)
そういう危機も訪れるけど、まあ大丈夫だった。さすがファンタジー。
天帝とか、天界人とか。そういうのわたしは苦手なんだけどまああまり
気にしないで読んだ。
あとがきに書かれていたように発想もとは羽衣伝説ですねー。
まあとにかくいろいろいっぱいやってるので楽しかった。
2008年。

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