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「エル・グレコ展」

「エル・グレコ展」 東京都美術館
 
 1-1肖像画家エル・グレコ
 1-2肖像画としての聖人像
 1-3見えるものと見えないもの
 2  クレタからイタリア、そしてスペインへ
 3  トレドでの宗教画:説話と祈り
 4  近代芸術家エル・グレコの裁断画:画家、建築家として

>エル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス、1541~1614年)は16世紀から
>17世紀にかけてのスペイン美術の黄金時代に活躍し、ベラスケス、ゴヤとともに
>スペイン三大画家の一人に数えられます。

だそうです。没後400年だそうですね。ギリシア、クレタ島生まれで、ヴェネツィア、
スペインと移動したようです。へー。

私がエル・グレコの名前を覚えたのは漫画で。むかーしむかし、竹本泉の
『パイナップルみたい』ってゆー漫画でれーこが彼氏が出来るきっかけかな、エル・
グレコがすきーと盛り上がってた、んだと、思う。(ぐぐってみたよ。ウィキに
よると1982年の連載みたい。あのころは「なかよし」読んでたなあ。よく覚えて
るなあ自分。面白かったんだろうなあ。昔は好きなものへの集中力記憶力ばっちり
あったんだなー)
なんとなく、よいものステキなものとして記憶した名前。
それから多少は目にすることもあった気がするけど、こうまとめてたっぷり見られる
のは嬉しい。
 
聖人像もそこに生きている人間の肖像画のように描く、というの面白い。
受胎告知や、十字架のキリスト、キリストの復活、宗教画もなんかすごくかっこいい。
稲妻のような光のなかの神の象徴(?)な鳩とか。
キリストがかなりイケメン。かっこいい。
マリアとかキリストの赤い服青い布。服の感じはざっくりしている。人の輪郭が
ふわーっととける感じがしてずーっとじーーーーーっと見てしまう。
 
手が、とても素敵。すごくかっこいいよねー。好きだああいう手。
足の指の感じもすごくかっこいい。好きだー。

教会の祭壇や天井に飾る絵、としての、見上げる人に向けて、人物の縮尺を
ながーくしているとか、面白かった。確かに見上げるととても迫力。
最後のところの「無原罪のお宿り」は本当に凄い。迫力。天上へ螺旋描いて登って
ゆくエネルギーを確かに感じる。かっこい~!

聖家族 では、赤ん坊のキリストが光の源である、という表現がとっても素敵。

「十字架のキリスト」、ほぼ同じ絵で、西洋美術館所蔵のと、ゲッティ美術館所蔵
のと両方見られたのが面白かった。西洋美術館のほうが筆致がざっくりしてるのね。
ゲッティ美術館所蔵のは腰布なんか緻密に描かれてて白くて全体滑らか。でも私は
どっちかというと西洋美術館所蔵のが好きだなあ。
こんな風に同じような絵を何度も描いたのか。
教会を飾るもの、教会の建築や飾り方なんかもやっていたのね。職人的だったり
するのかあ、というのは全然知らなかったので、へー、と思いました。
 
人物の顔や体が緑ががっていたり黄色っぽくしていたり、色使いの感じが独特に
思った。ポストカード買ってみたけど、やっぱりあの色がポストカードの印刷
では全然ダメで、がっかり。まあ仕方ないか。
 
『聖☆おにいさん』を読んでいらい、どうしてもこう、イエスやその使徒たちは
なんとなく漫画な感じでちょっとにやけてみてしまうんだけど。でもそうして
見るのもすごく楽しかった。満喫満足しました。

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