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映画 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

*ネタバレあります。
考察的なことはできません。自分用感想メモ。


『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』見に行ってきた。
 
いや。えっと。
テレビで、序、と、破 をやってたのを見て、一応の予習はできてた。
冒頭6分の放送も見ていた。ので、始まった時には、おおっ宇宙での
作戦遂行かっこいいー!とワクワク!
アスカかっこいい!マリといつのまにやら共同作戦なのね。目標って
何なんだー。
と。楽しく見始めたのだけれども、えーとー。
シンジくんがまた目覚めて、ここはどこ状態。見ている私も、さてあれから
どうなってんだ。シンジくんと同じくきょろきょろ。
で、ミサトさんみたいな人いるけど艦長とかいってるし、あれはリツコさん
だろうけどベリーショートになってて、えーとー、とか思う。
戦いになるのに、シンジくんはエヴァに乗るな。なにもしないで。と冷たく
言われるだけ。
なんでなの。
なんなの。
誰か説明してよ。シンジくんに説明してあげて!てか、私にも説明して!
 
そんなこんなで、一切の説明は最小限というかほんっと断片で、14年後
らしいなーとか、ネルフとミサトさんたちは今敵対組織らしいなーとか、
アスカの姿は変わってないけど、それはエヴァの呪縛だとかで、実際は28
なわけ?とか。
綾波は?
綾波はいない、っていったのに、綾波の声が!
ってんで、シンジくんに誰も説明しないのでやっぱり怒って綾波のほうへ
行っちゃうのでした。
話し合おうよ!大人のみなさん、話そうよもっとちゃんと!(笑

 
綾波はすっかり三人目。三人目か四人目か知らないけど、あの綾波じゃない。
ピアノをひく少年、カヲルくんとの出会い。
相変わらずなんの説明も優しさもない碇父さん。謎のゴーグル的なもんかけて
ました。まっとうに老けてる冬月さん。冬月さんはもう碇父さんについていく、
って諦めてるようだ。清盛についてく盛国か。ユイと自分の計画のことしか考
えてないらしい碇父さん。止めてよ冬月じーさん~。
 
暇すぎるシンジくんはカヲルくんの誘いのままに、ピアノを弾き、二人はいいね
とか、君に出会うために生まれてきたのかもしれないとか、もうメロメロにされ
てしまいます。あんな状況であんなふうに微笑んであんな風に言われて、あんな
に好意全開にされて、メロメロになるしかないよねー。
サードインパクト起きて大変なの、って世界見せられて。シンジくんのせいだよ。
ガーン。
でも大丈夫。世界をつくりなおせるよ、と、またカヲルくんに全面的によしよし
大丈夫されて、もう何も考えられず、ちょっとまて、あの槍なんか違う、って言
われても、もう聞く耳持たないシンジくん。きみのせいじゃないよ、ってカヲル
くんがまたしても首爆発で目の前で死んじゃう。
シンジくん、ガーン。
でも、どっちがいいのかなあ。TVの時みたいに、裏切ったな!と怒りと苦しみ
の中で、自身の手でカヲルくんの首千切るのと、目の前で自爆されんのと。
まあどっちもイヤだ。。。
今回もカヲルくんは超絶うつくしくてやさしくてメロメロ甘くてきれいで素晴ら
しかったー。 
 
アスカはそれでも最後シンジくんの手をとって立たせ歩かせた。
コピーの綾波もついて歩いた。
あれは、それでも、希望のある「つづく」かなあ。うーん。
 
ネットをようやくぐるぐる見て回る。みんな凄いいろいろ考察してるしよく
見ている。面白い。
あーエヴァってこんなだったよなあ。
わくわくさせる動きでひきこんでおいて、わけのわからない用語説明なしに
撒き散らして、物語の整合性とか丸投げ。考察し、意味を見出し、推理するの
は、見ているものが見つけだしたいだけ無限に可能、という感じ。
正解なんてないんだ。
 
3.11の影響はある、とのこと。
うん。
あの。
シンジくんの防護服姿は。
世界壊した時に、当然ながら原発は壊れ、おびただしい放射能は撒き散らされた
だろう。ま、それにしちゃ、ネルフ、ジオフロントなのに空が、とかいってて
地上へとむき出しにつながってるはずのネルフの中では防護服なんて着てなかった
けどさ。
まあ場所による濃度の違いとかあるのか。
まあ放射能がどうこうより単純に防塵ってことでいいのかもだけど。
 
世界が壊れた、という実感は、東京にいた自分にもあの時奇妙にあった。
ふつうに日常だ、というのと、世界が壊れてSFになった、っていうのと、両方の
実感があった。
公園でただ散歩してるかのような人の手に、放射線計量の機械みたいなの、
持ってたり。天気予報見ながら私、放射線分布予測みたいなのこまめにやって
くれないかなと思ってた。(しばらく計測値出してた気がするな)
薄暗い明かりの、モノがなくなったスーパーの棚とかね。
自分の今いる世界が、あの日の前とあとでずれて違う平行世界へいっちゃった気が、
ものすごくした。
今日あの人の気配のないくらいガランとした廃墟のネルフを見て、でもなんか、
アニメが現実の後追いしてるかのよーな気分を味わう。
 
旧劇場版のあとなのだ、とか、(not)があるかなしかの世界だとか、ループだ
とか、またくり返すとか、いろんな考察があって面白い。
でもこれ、はっきりくっきり「つづく」だから。
つづき、ちゃんと完成させるんだろうな。。。つづき、いつになるんだよ。。。
でもこの続きが出来たとしても終わらないかもの予感も、エヴァだよなーー。
でも、終わらせてこその作品ですよ。。。終わらせて欲しいなー。
 
破 の時には、面白い凄い!と燃えて終わったけど、Q は見事に投げ出されて
終わったー。面白かった気はするけど、それ以上に、あーまたこの放り出される
感じ、懐かしいわ。。。と、こんな時どんな顔していいかわからないの、という
感じで帰った。
つづき、待ってます。
 
で、同時上映「巨神兵東京に現る」、巨神兵だけどあれ、エヴァだろ。。。
サードインパクト、ニアサードインパクトなのか?
かっこよかったし面白かった。ミニチュア特撮なんだよね。
そしてナレーションというかモノローグというか、詩?言葉?が、舞城王太郎
だった。(と思う)
痺れるーっ。
そうか。舞城かあ。
 
ナウシカまでつなげて終わりになるといいね。

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