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『四つの署名』(コナン・ドイル/新潮文庫)

*具体的内容に触れています。


『四つの署名』(コナン・ドイル/新潮文庫)
 
退屈をもてあましていたホームズのところへやってきた依頼人は
魅力的な若い婦人、モースタン嬢だった。
十年前、消息不明となった父。それから数年後、送り主のわからない
高価な真珠が届くようになったこと。
そして今届いた手紙。ライシアム劇場への呼び出しのその手紙に、
どうしたらいいかという相談だった。
つきそっていくことになったホームズとワトソン。恐ろしい殺人事件
を発見することになった。
 
ホームズの長編第二作だそうです。『緋色の研究』がさっぱり売れない
でいたところへ、二年後にアメリカから依頼がきて書き下ろしたのが
この作品とのこと。
ワトソンくん一目惚れの挙句結婚とか、ホームズが退屈だからって
コカインやってるとか、ワトソンくんの結婚に「だが僕はおめでとうとは
いわないよ」って悲しそうなホームズとか。ベイカー街の子ども使っての
情報集め大活躍とか。キャラがたってきた、って感じなのかも。
犬つれて臭いを追うとか、船でのおっかけっことか、アクション的にも
面白い。借りてきた犬、トビイが一度臭いの追跡を間違えて、二人で
大笑い、とか、すごい可愛いシーンがあったりしてもえるしかない。きゅん。

最後の謎解きというか、犯人のどうしてこうなったか、という告白の
部分は、長いなーと思った。内容的には激しいことなんだけど、読んでる
と退屈。犯人の話し方が上手くないってことなのか(^^;
インド王族の秘宝をかっぱらうとか、まー大英帝国様はどっかの植民地で
なにかと一財産儲けて金持ちになって、っていうのが、そういえばホームズ
の依頼人とか事件の中で多いなあと思う。時代背景的にそーゆー実例とか
けっこうありましたよ、ってことなのかしら。さすが。
 
解説によると、ワトソンくんの結婚ってこの一回だけじゃなくて、三回
くらいしてるらしいとか、怪我したところが肩だったのが脚になってる
とか、まあこまごまとシャーロキアンのいろんな研究があるのね、という
のが少し紹介されてて面白かった。
これは次のBBCでの現代シャーロックのネタになるのかなあどうかなあ。
ワトソンくんが惚れっぽいってのはもうわかってるけどなー。んー。
ま。
楽しく読みました。ホームズ可愛いなあ。

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