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『シャーロック・ホームズの復活』(コナン・ドイル/創元推理文庫)

『シャーロック・ホームズの復活』(コナン・ドイル/創元推理文庫)

シリーズ第三短編集、だそうです。ライヘンバッハの滝に落ちて死んだ、
と思われていたホームズの復活~。ワトソンくんよかったねっ。

「空屋(くうおく)の冒険」「ノーウッドの建築業者」「踊る人形」
「ひとりきりの自転車乗り」「プライアリー・スクール」「ブラック・
ピーター」「恐喝王ミルヴァートン」「六つのナポレオン像」「三人の
学生」「金縁の鼻眼鏡」「スリークォーターの失踪」「アビー荘園」
「第二の血痕」

の、13編。
なんといっても、ホームズが変装してやってきて、ホームズだとわかった
時にワトソンくん失神!きゃ。乙女か!可愛い!よかったねっ。
というわけで、お話よりもホームズとワトソンくんのいちゃいちゃっぷり
にときめきまくってすごく楽しかったー。
ワトソンくんは、妻に先立たれたということなのね。
そんでもってまた二人でベーカー街で暮らそうよ、ってホームズが手を回して
ワトソンくんのうちの買い手あつらえたりしてさー。しかもこっそりと。
うんうん。二人で暮らしたいんだよねーねーねー。
捜査に出かけた先で暇だから美しい森を一緒に散歩しよう、ってワトソンくん
を誘うホームズ。
ホームズが下準備のためにメイドと仲良くなって婚約したよーってのを聞いて
やきもきするワトソンとかもう。仲良しだね君たちとっても仲良しだね!
よかったねっ!
ライヘンバッハの悲しみのあと、3年後、ということみたいだけど、もとは
復活が書かれるまでに8年待たなくちゃいけなかったみたいで、もうー。
ファン泣かせだよなあ。
そしてBBCドラマが待ち遠しくて仕方ないけど、でも復活があるとわかってる
だけましなんだろうか。早くみたいなー。絶対空屋の冒険からやってくれる
だろうと信じてるけど、どーんな風にするのかなあ。どんなトリックだった
ことになるのかなあ。ジョンは失神するのかなー。楽しみすぎる。待ち遠しい。
シーズン2の終わりはほんとうに衝撃で悲しくてジョンが可哀相で。

「踊る人形」の暗号はともかく、人形の感じがとても可愛い。こういう絵を
ドイルが描いたのかなーと思うとなんか和む気がする。

「恐喝王ミルヴァートン」では、ホームズとワトソンで泥棒になる(笑
可愛いなあもう。どんな素晴らしい犯罪者になるのですかと思ったけど、全然
ふつーじゃないの。覆面とかしちゃって可愛い~。結局のところはタイミング
よく鉢合わせになった他の襲撃者に乗っかる感じで恐喝の種を燃やして逃げた。
このへんは警察じゃないもんね、というのを生かしてて面白いか。
この時にも、ホームズひとりを行かせるもんか、ってついてくワトソンくんが
すごい可愛い。こなくていいよ、ってホームズ一応は言うけど、こんなに
あれこれ話しておいて、絶対ワトソンくんが来るって言ってくれるって信じてる
よねーホームズ。素直じゃないふりして可愛いなー。

「金縁の鼻眼鏡」は、ロシアからきた女性がロシアの同志がどーのこーので
裏切りものの卑怯な夫から書類を取り戻す、みたいなことが動機で。
ちょっとスパイものっぽいのがときめく。
ヨーロッパとロシアって昔っからいろいろあるんだよねー。ときめく~。

これも最後の話のところあたりでは、ホームズがなかなか書くのを許して
くれないから、っていう前置きがいっぱいになってきて、ホームズは今は引退
して推理学研究と養蜂してるって言ってたりして、もう終わりにするみたいに
なってるんだけど。まだ続くんだよね。
人気がありすぎてなかなか連載をやめさせてもらえないジャンプ漫画的な感じ?
でもまだまだホームズとワトソンのいちゃいちゃが読めると思うと嬉しい。
ありがとうドイル先生!

この本は2012年6月初版。新しい。解題、解説あたりが新しいのかな?
ともあれ、今もこうして新しく本が出るホームズ、凄いなあと思います。

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