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『再び消されかけた男』(フリーマントル/新潮文庫)

*具体的内容結末まで触れています。


『再び消されかけた男』(フリーマントル/新潮文庫)

あれから二年。スイスでひっそり暮らしていたチャーリー・マフィンと
妻のイーディス。ただそれは人目を避け怯えながらの暮らしだった。
ついに、英国情報部、CIAともにチャーリーをおびき出し捕まえる
作戦が動き出す。
英国へ戻ったチャーリーは、なんとか、双方の裏をついて生き延びよう
とするが、イーディスは一人不安に戦いていた。

ほんと、続き、でした。
そうだよね。あれで終わるならともかく、続くとなったら続き、で、
がっつり書いてもらわないと気がすまない。
英国も米国も敵にして、チャーリーどうするのどうなるの。ドキドキ。
始めは無理だろうダメだろうと思っていたけど、英国米国の足並み
そろわなくて、やりかたがまたなんだか作戦たてすぎてまどろっこしくて
あー、なんか、もっと情報部のみなさんちゃんとしようよ!と、そういう
とこでもドキドキハラハラ。
面白かった~。

チャーリーを罠にかけるためです、とはいえ、ロシアの企画展示品の
宝石盗むだとか銀行強盗だとか。荒っぽいな~。それで警察ともめて、
とか。そういう組織のごちゃごちゃ面白い。
それで身軽で巧妙なチャーリーにやられちゃうのね。
無理だろーと思われた状況から見事チャーリーが生き延びるのにも
なんとか納得できて、うまいなーと思う。
でも、でもっ。
イーディスが犠牲になってしまうなんてあんまりだー。
イーディス、あんなに不安がって怯えて、それでも健気にチャーリーを
愛して、やっと、というところで。なんでイーディスがー。可哀相。。。
といって、チャーリーがいきなり報復で飛行機爆破とかって、これまた
凄い荒っぽい。うわー。
こんなことになるなんて、と、ほんとにラストわずかのところからの
急展開派手な結末にびっくりした。

シリーズって、チャーリーはこの後どうするの?と前作読んだあとに
不思議だったけど、こうなるのね。まあそりゃどっちからも追われる
よね。KGBなら歓迎されただろうけど、そっちには行かないのね。
このあとは、一匹狼としてのなんか活躍が続くのだろうか。スパイ小説
って感じではなくなっていくのか。
続きも借ります読みます楽しみです。

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