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『罠にかけられた男』(フリーマントル/新潮文庫)

*具体的内容、結末まで触れています。


『罠にかけられた男』(フリーマントル/新潮文庫)

チャーリー・マフィンシリーズ、4作目。

ルウパートの依頼によって、また保険に関する仕事をすることに
なったチャーリー。ロシア皇帝の切手コレクションの保険契約が
あるが、その警備が気がかりだという。
そのコレクション展示があるのはアメリカ。フロリダ。
しかし、その企画自体が、FBIの作戦だった。
なかなか尻尾をつかめないマフィア、テリッリの弱点が、切手蒐集
だと目をつけたFBI。必ずコレクションを盗もうとするはずで、
それを捕らえ、窃盗からさらなる罪の追求をしようとしていた。
チャーリーは切手を守れるか。

って感じで、切手コレクションて、海外だとなんかすごいマニアとか
いるよねーと思う。日本にももちろんいるんだろうけど。
そういう趣味的な世界の話、ではなくて、とにかくコレクション展示
をめぐる警備確認と、盗み出そうとするテリッリの手下たちの働きと、
それを泳がせたいFBI、邪魔なチャーリーたちの駆け引き。
でも見てると、FBIの作戦どおりにさせてやれよー。マフィア捕まえる
ってのはいいじゃないのー、と思う。FBIの作戦だ、ってことで
保険の支払い拒否できるんじゃないの??と思うけど、そーもいかない
のかなあ。実際盗まれたら保障はしなくちゃいけないのか。そのへんが
私にはピンとこないまま適当に読み進めた。
KGBに知らせてやれ、とか、チャーリーがいらんことしてめちゃくちゃ
にしちゃって、もー。テリッリに有利に事が進む感じがおかしい。
最後にはFBIにKGBに、なんかCIA絡みみたいいもなったりして
大騒ぎ。
大変だ。
つくづく、チャーリーがいらんことしなければ、と、FBIの現場の人、
ペンドルベリーに同情した。可哀相。。。結局死んでしまった。うーん。
不幸の元凶はチャーリーじゃないか?チャーリーに関わったひとは死んで
いく。なんだかな。

KGB側のカレーニン将軍なんかは好き。大物な感じがかっこいい。
でも彼らがチャーリーを気に入ってるのは納得いかん(笑)まー最初の時
鮮やかな裏切りで味方になり。そうせざるをえなかった事情とか通じてて
愛せるのかもしれないけどさー。

それに、ルウパートの妻、クラリッサと寝るかね。もっと強く断れよー。
ルウパートが可哀相。まあ慣れてるだろうけど、それでも可哀相ー。
ちょっとだけ、ルウパートにスマイリーを重ねてしまうのかも。奔放な妻。
それでも断ち切れない関係とかね。私はルウパートのほうがチャーリーより
ずっと好きだからなー。もー。クラリッサってば。

シリーズはまだまだ続くらしい。
しかしこの解説の翻訳者の稲葉明雄さん、次の話のことをかなり解説で
紹介してくれてるんだけど、えっとー。そんなに書かないでもらいたい、
と、ちょっと思う。英国情報部に復帰すんの?ええー?って、それ、
バラさないで欲しかったわ。
続き、まだゆっくり読もうかな。KGB側の話がもっとあるといいな。

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