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『死者にかかってきた電話』(ジョン・ル・カレ/ハヤカワ文庫)

『死者にかかってきた電話』(ジョン・ル・カレ/ハヤカワ文庫)

ジョージ・スマイリーは秘密諜報部員だった。
だが大戦後、年をとりすぎた彼はすでに重要な任務に就くことはない。
ある夜、二日前に尋問した相手が自殺したと知らされる。
調査はたいしたものではなく、ごく友好的に尋問は終わり何の問題も
ないはずだった。
外務省の事務官だったフェナン。何故自殺したのか。
最後の様子を確認しにフェナンの妻に話を聞きに行ったスマイリーは
偶然時間を知らせる電話を受ける。
誰が、なんのために頼んだ電話だったのか。
自殺に疑問を抱いたスマイリーは調べを進めた。

映画「裏切りのサーカス」が好きな感じだったのによくわからなく
終わってしまったので、本を読んでみようーと思い図書館でいくつ
か借りた。映画の原作はしばらく順番待ちだったので、どうやら
スマイリーもの、って感じで何作かあるようなので、まずはこれから。
処女作だって。
時代的には第二次世界大戦直後、といったところかな。
これが発表されたのは1961年。

私が慣れないせいか、読むのにすごく時間がかかった。
場面転換なリズムというか、変わり方にいちいち、ん?え?とひっか
かってしまった。わかりにくい。。。
まだ映画の原作読んでないけど、評判的にもそもそも原作がわかり
やすいものじゃないから映画もちょっとわかりにくいかも、という
感じみたいで。そーなのかーという感じがこれを読んでもしたなあ。
映画でなんか謎だった、元妻、レディ・アンとのことがわかったり
ピーター・ギラムくんのほうがなんか偉そう、とか、映画のことを
ちらほら思いながら読んだ。ゲイリー・オールドマンは確かによく
もっさり感は出してたかな、とか。
そもそもスパイものなのに、主人公がもっさりとした年を取った
小太りの小男、っていうのが凄い。
すごくやられちゃうし。ご無事でなにより。大丈夫ですか、と、
なんだかハラハラじゃなくて心配しちゃう。
文章も派手さはなくてそっけない感じ。最後の報告書読むまで
ちゃんとわからないよーな。まあわかるけど。
ディーター・フライ氏はこっちからあっちのスパイになったのね。
スパイって複雑。。。
この文章と雰囲気に私ははまっていけるかな。続けて読む。楽しみ。

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