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『十七音の海』(堀本裕樹/カンゼン)

『十七音の海』(堀本裕樹/カンゼン)

俳句という詩にめぐり逢う
という副題。
第一章 「共感力」を養う
第二章 「季語」の豊かさに触れる
第三章 言葉の「技」を身につける
第四章 覚えておきたい俳句

という章立てで、初心者への俳句入門、俳句鑑賞入門という一冊。
私でも、お、知ってる、というような句もあれば、今現在な句もとりあげ
てあって、バラエティ豊かな感じ。なにより丁寧でとても読みやすい。
見開きで一句につき2ページ。最後の章だけ1ページ一句になってたけど、
その読みの丁寧さ読みやすさが親切だなあと思う。
俳人の紹介もあり。ほんと初心者にはありがたいです。

俳句って、そのものはとても短いのに、こんなに鑑賞文が書けるのかー。
まあそこはもちろん、俳人、プロなのねということなのでしょうが。
もちろん著者が好きというか認めている句をとりあげているのだろうから
当然かと思うけれど、ほんとに心から大事に句に向き合って読んでいるのね、
というのがよく伝わってくる。なので、読んでいるうちに私もその句を好き
になってくるし、いいなあと思う。
時々、そこまで読むのか?とか、私はそうは思わない、とか、多少反発
してみたりしながら読むのも面白い。

俳句は季語だなあとか、切字かっこいいとか、実例にそってのお話なので
よくわかる気がする。
気がする、というだけかなー。まあでもとりあえずでも、気がするように
させてくれるのは嬉しい。俳句も読めるようになりたいな。
特に三章の「技」の解説が面白かった。そういういろんな技があるんですね。

なんとなくじわじわとぼちぼちとゆっくりと、俳句にも親しむようになりたいな。

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