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「短歌とあそぼう in SPBS」

2月17日金曜日。
「短歌とあそぼう in SPBS」というトークイベントに行ってきました。

『ひとりの夜を短歌とあそぼう』という、角川ソフィア文庫の発売記念
のイベント。穂村弘、東直子、沢田康彦の3名勢ぞろいということで
すごく楽しみに行ってきた。

会場、書店なのかな、ちょっと早めについても本を見てよう~と思ったら、
えーと、書店スペースを片付けて会場にしているようで、中に入れない。
しまった。寒い。雪?小雨?少し歩いてコンビニでホットな紅茶を買って
少し並んだ。

猫又、という、沢田さん主催の短歌サークル、のような感じのものを、
短歌のプロな二人のコメントで紹介。紙上ミニ歌会のような感じ。
『短歌はプロに訊け!』のライブバージョンだ~というのに感激です。

私が初めて短歌に興味もってあれこれ読み漁った最初の頃の本のうちで、
最高に面白かったのが『短歌パラダイス』と、『短歌はプロに訊け!』
だよなあと、やや感慨にふける。
本の中のことだったのに、今、生身の人たちを見てるーというのが
不思議。面白い。

お題「二人称を入れ込んで詠む」。猫又のプリントと、申し込みの時に
参加者からも短歌募集、としたもののプリントが配られていた。
あれ、短歌募集してたのか、というのを私は気づいていなくて、歌出さ
なかったー。しかしきっと出してもだめだったろうな、と思う。。。

で、沢田さん司会。
穂村さん、東さんのそれぞれの歌の読みのお話。
二人の読みの違いがすごく面白い。性差かなあとか好みとか、性格の違い、
みたいなことかなーとお互い話合いながら。そう違う二人の会話、間合いを
眺めるのが感激だった。

お題の「二人称」、あなたとか君とかいうのを入れる、となると、ほぼ100%
に恋の歌になっていて、ずらーっと人それぞれの恋の思いを読むのはなかなか。
すごいかも。
そしてやっぱり短歌として面白い、いい、ってなるのは、ちょっと変態的な(笑
格別な個人的な思い入れが強く出ているようなのがいいんですねえ。
穂村「優先順位がくるってるのがいい」「こんなこと書いたら変かなあ、という
ようなのが歌の種になる」とか、東「こんな素敵じゃない私、が出てきたらいい。
無意識が出ちゃうようなの」とか、うんうんというお話もあり。
何度も聞いてるしそーだと思うのに、なかなかうまくはいかない。
余白、とか。全部言わなきゃ、という気になってしまうんだけど、どこまでで
切るか、っていうことが大事なんだよなあ。むずかしー。
難しいーけど、やっぱりお二人のお話、沢田さんの司会も、親切で面白くて
みなさんプロですね。見に行けてよかったです。

終わってから、お買い上げの方にサイン、というわけでずらーっとみんな並ぶ。
さすが。
東さんのサインは小鳥のミニイラストつきでとても可愛い。
穂村さんが書いてくれた短歌断片は「永遠的なものの例として」で、
ああこれはうなぎのタレ。

楽しかったです。ありがとうございました。

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