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映画『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』

映画『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』

初演が1986年だそう。25周年記念で、2011年、10月1日、2日と
ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールで記念公演が行われた。
その舞台をスクリーンで!

ってことを知ったけれども、私、映画版がとにかく好きで大好きでめっちゃ好き
なので、舞台を見なくてもいいかなあ、と思っていた。
四季の舞台は1回見に行って、それはそれで感動して満足したのですが。
去年の暮、期間限定上映みたいで、でもうーん。と見逃し続けていたのだけれども、
近くの映画館にきて、それを知ったのが水曜日。金曜日までだ。うーん、まあ
せっかくだし近いし見に行こうか。劇場であの音楽また聴きたいな。
ってわけで今日行った。

行ってよかった!
よかった!!!!!
見逃していいなんて思ってた自分のバカ!こんなにも素晴らしいのを見逃さなくて
本当によかったっ!!!

映画との違いはあるなあ、とか、舞台なのに場面転換凄いなあとか、そういうこと
も思ったりだけれども、ほんっとーーーーーーーに、とにかく音楽が素晴らしくて
素晴らしくて。キャストの歌も演技も素晴らしくて素晴らしくて。
圧倒されっぱなし。
凄い。
うまい、とか、そんなレベルじゃない。
本場のミュージカルってこういうことなのですか。完全に別世界。歌声にうたれて
涙がとまらない。死んじゃう。凄い。
毎度ながら、あの完璧なオープニング。音楽が鳴り響き、シャンデリアの覆いが
取り払われて煌き、一気にオペラ座の華麗な世界に引き込まれるところから涙が
溢れて仕方ない。

曲はさんざん聴いてて覚えてるし展開も知り尽くしているのに、まったく
目が離せない。うまい。すごい。うつくしい。うつくしい。うつくしい!
舞台ならではのセット使いも華麗だー。背景にはスクリーンをうまく使ってて
面白い。舞台上での早変わりもステキ。オケが上にいるのがまずびっくりした。
マスカレードのシーンの華やかさ最高!

舞台だと、ラウルはいまいちヘタレおぼっちゃま、という感じがしちゃうわ。
映画のラウルはとにかくハンサムで、墓場シーンでは実際ファントムと闘って
強かったりしてかっこいーんだけど。
クリスティーヌはもちろん素晴らしくきれいだし歌うまいうまいほんっとに
上手いんだけど、個人的好みとしては、映画のが好き。映画ならでは。まだ幼さの
残る少女のあやうさ、脆さ、無防備さ、無自覚であるがゆえのエロス、音楽に
囚われてゆく夢見がちな感じとか、そういうのがすごくよくって、映画のが好き。
実際舞台やるとなると、キャリアも実力もある女優さんじゃないとできないだろう
から、幼いあどけなさ、的なところは少なくなるよねー。
そして、嗚呼ファントム。
ミュージック・オブ・ザ・ナイトが至高すぎる。うっとり。死ぬ。そっちにつれて
いって。歌声で殺されるー。素晴らしい~。
映画の、ポインドオブノーリターンのシーンの方が好きだなあと思うけれど、
真っ黒の中マントの中のファントムを思うのもきゅんとくる。どんな切ない顔して
歌ってるのかと思うとたまらないです。はー。
素晴らしかった。もうほんとうに、何もかもが凄かった。感 動 っ。

カーテンコールがあって、みんなの挨拶。
そして、アンドリュー・ロイド・ウェーバーも登場。サラ・ブライトマンもサプライズ
登場。そして歌がー。
歴代ファントムな人たちも登場で、ミュージックオブザナイトが。も~~~~~~
たまらないっ!
私は舞台のこととか知らないから、だれが誰なのかとかすらわからずにただ聴いた
だけなのに、かっこよすぎて歌声だけでもう死ぬもう失神しちゃう~悶絶しちゃう~
うわあああ、と涙止まらず。凄い。
音楽の力って凄いですね。
音楽の天使が、この作品を書かせたのだと思う。この完璧な作品に出会って幸せです。
大好き。
カーテンコールでは制作に関わったたくさんの人がいて、アンドリュー・ロイド・
ウェーバーも感涙、という感じで頬が濡れてて、確かに、この舞台、セットも衣装も
プロデュースも一人じゃできなくてどれか一つでもダメだったらダメで、奇跡のような
素晴らしい舞台の完成を見て、感動しないわけないです。
自分も劇場の観客になった気分になれるし、でもスクリーンならでは、キャストの表情
までよく見えるしで、面白かったなあ。
三時間の上演時間。堪能しました。見に行ってよかった。幸せだった。大好きだ。

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