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『狂血』(五條瑛/双葉文庫)

『狂血』(五條瑛/双葉文庫)

革命シリーズ7作目。

少しおかしいんだ。という少年。櫂。
絵が好きだ、という櫂に亮司は君の絵が見てみたいな、と言った。
絵を描きたい、という衝動。一番きれいな絵を。赤い季節を。

文庫も集めているので購入。
書下ろし掌編ついてた。根岸会長の話か。

この先のことまで知っていつつ。読むとよけいに切ない。
多国籍の勢い。血の高揚。過去の因縁。何もかもが複雑に絡み合い
大きな動きへつながっていく。
でもまだ完結はしてないので、この力がどうなっていくのかわからない。
どうなるんだろうー。

この革命シリーズの話に、3.11は関わってくるだろうか。
描かれるだろうか。どうなるんだろう。
舞台は東京。主に新宿。だから、あんまり関係あるわけじゃないけど。
何かの動きに利用するだろうか。できるだろうか。

大川が、実にしたたかでぞくぞくする。
亮司のことを、ほんとうに好きだと思うと同時に憎みもする。
呼吸するように裏切りの道をゆき、隙間に付け入られた人間を大事に
思う人間を挑発する。
愛され亮司が可愛い。
この本の中では、リャンに。櫂に。大川に。
亮司も最後にはどうなっちゃうんだろう。

やっぱりこのシリーズは読むとどっぷりはまってしまう。また一から
全部読みたい。完結が待ち遠しいけど終わってほしくもない。大好きだー。

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