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『天神のとなり』(五條瑛/光文社文庫)

『天神のとなり』(五條瑛/光文社文庫)

鏑木は、かつて大学の先生をしていたが、ちょっとした事件から
職を代わり、今はヤクザの会社での名目だけの社員になっている。
使われるのはもっぱら小さなトラブルの解決。探偵まがいに働いて
事件の真相を探る。

シリーズな短編集、というのかな。
単行本でももってるけど文庫になったのね、というのを知ってまた
買う。これはそんなに大好きじゃないから買わなくても。。。と
思いつつ買った。軽めだよね。さらっと読む。
鏑木と、手伝いする京二くんと。ヤクザ。その女たち。
舞台が錦糸町。この文庫の表紙には路地から見えるスカイツリーの
写真だった。単行本出たのは2008年。まだこの本の舞台の中
ではスカイツリーの話は全然ない。
今はどんなふうだろうね鏑木。京二。スカイツリーがらみで街の様子
や、景気も変わってきてるだろう。そんな中で彼らがどうしてるだろう
と想像するのも楽しい。

最後、まだきっちり解決、という風に終わったわけじゃないので
続くのかなあと思うけど、その後続いている風でもない。残念。
見つけたブツをどうするんだよ。どう使うんだよ鏑木さーん。

微妙にキャラが地味で、錦糸町っていうのも微妙にローカルで、
親しみはわくけど、人気はいまいちなのかなあ。んでも、そう、
スカイツリーがらみでなんか壮大な長編書いたりしないかな。
気長に待とう。

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