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『神曲 天国篇』(ダンテ/河出文庫)

『神曲 天国篇』(ダンテ/河出文庫)

ルネッサーンス☆

天国篇を書きはじめるにあたって、ダンテは、アポロンに助けを乞う。
天国を、ベアトリーチェを、書きしるすことができるように。
そして読者への警告。
小さな舟にいる人は、もう帰るがいい、きっと私を見失うから。と。

読めないでしょあんた達。と退けられてますよ。
私も読めなくて、というか、読んだけど、ものすっごく眠くなり
何度も寝てしまいました。天国は眩しすぎるよ。愛が燃えているよ。
光り輝いているよ。目をあけていられないよ。美しい強すぎる光だ。

トマス・アクイナスだとか、なんかこう、遥か昔、世界史を習っていた
頃に聞いたような名前だな、と思うような有名人(?)が出てきたり。
アダムが登場したり。
マリアが女王で光り輝いていたり。
ベアトリーチェはなにもかもお見通しでダンテの疑問を先取りして
どんどん聞きなさい、と許してくれる。微笑んだら眩しすぎるから
笑わないようにしていたり。
「私が微笑んだりしたら、アンタ眩しくて死んじゃうわよっ。べ、べつに
アンタの目の心配して冷たくしてるんじゃないんだからねっ」という
ツンツン女王様。って、こういうのは違うな。うーん。

現世へのダメ出しがあったり、なんかともかく、神学的教育があったり、
正直よくわかりません。キリスト教にもっと詳しかったらもっとわかる
のかしら。そうでもないのかしら。聖書くらいは読んだ上で読むべき
なのではないだろうか。うーん。聖書も読まないとな。。。
それにやっぱり、翻訳よりは、原語がわかって読んだほうがいいのだろう
なあ。あんまり、詩的な表現とかテクニックがどうもピンとこない。
詩の翻訳って難しいよなあ。

ダンテは政治家で。国務大臣クラスの要職についたりもしていたらしい。
でも政変で故郷フィレンツェを追われ、流浪の身だったりしたらしい。
なるほどーと思う。
そんなこんなでやさぐれて、幼馴染だった、叶わぬ想い人だった
若くして亡くなったベアトリーチェのことをこんなにも天上の佳人として
描いたのかなあ。なんでベアトリーチェがそんなにも聖人なのかよく
わからない。まあ、ダンテにとってはマリア様につぐほどの愛と美の人
だったのね、ということか。

天国篇終わったあと、「詩篇」というのもついていた。
ダンテ当時の詩。う~ん。これも。詩として素晴らしいのかどうかって
私には全然わからない。別によくないんじゃ。。。と思うけど、うーん。
ラテン語の文の世界に、俗語っぽくこういうのが出た、とかが
ルネッサーンスなんだっけ。うーん。まあ。

とにかくひとまず一応は、読んだっ。

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