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映画『ゴーストライター』

*ネタバレがあるかも。


映画『ゴーストライター』

巨匠ロマン・ポランスキー監督。
元英国首相の自伝のためのゴーストライターとして採用された男。
あまり気乗りしないながら、ギャラはよく、代理人に促されるまま
仕事をすることになる。政治に興味なんてない。だが、前任者の死
に疑問を持ち、残された写真やメモを見つけたことから、思わぬ事態
に巻き込まれてゆく。

ユアン・マクレガー演じる、ゴーストライター。超人でもヒーロー
でもなくて、あんまり冴えないただの男。ちょっとしたジョークで
笑わせてくれたりする。平凡な好青年なユアンくんがよかったー。
好き。シャツにセーター、全然おしゃれでもなんでもないただの
セーター着てるのが多くて、そういうふつーな感じ、なんかつい、
手がかりを見つけてしまったので好奇心疑問をちょっと追及してみて
しまったらなんだか大変なことに、ってのがすごいよかった。
元英国首相、ラングをやってるのはピアース・ブロスナン。007じゃん、
と思う~。でもここでは、ちょっとハンサムだけどあんまり賢くはない
引退して怒りっぽかったりして情けないダメ男な感じ。私はブレア首相
についてまったく詳しいわけじゃないけど、ええまあブレアなんだねと
いうのはモロわかり。まだそんなに古い人でもないと思うんだけど
こーゆー映画のモデル(元ネタ?)になっちゃったりするのねえ。
まー、ブレアだけがモデルってわけじゃないんだろうけど。

アメリカとかイギリスとか有名人の自伝ってよくあるよね。みんなやっぱ
ゴーストライターなのか。あの本の装丁なんかも、いかにも、ああ、ああ
いうのあるある、みたいな感じ面白かった。コネタっいぱいあるみたい。
イギリスやアメリカに詳しくて見るともっと楽しいのかも。英語の聞き分け
とか。出版のこととか。私にはあんまりわかんないけど。
ストーリーとしてはサスペンス、なんだと思うけど、ちょこちょこクスっ
と笑わせてくれたりするので、ハラハラドキドキで苦しい!というような
スピード感ではない。雨だったり寒そうだったりの閉塞感が強い。

なんでそう、ユアンくんはあっちいったりこっちいったりよくわかんない
のに喋っちゃうかね、と、見てるこっちが心配してしまう。
好奇心猫を殺す、だねえと思う。あぶないでしょ。慎重になれよー。
そんでCIAなのかすべての黒幕は?仕事がめっちゃめちゃ早いじゃないか~?
原作を読もうかなあ。もうちょっと細々書かれていたりするだろうか。
見にいって満足。結末知ってからもう一度見返したくなった。

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