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『催眠』(ラーシュ・ケプレル/ハヤカワ文庫)

『催眠』(ラーシュ・ケプレル/ハヤカワ文庫)

ストックホルム郊外で一家惨殺事件が起きた。
重傷ながら目撃者である15歳の長男。行方不明の姉もまた命を
狙われているかもしれない。一刻も早く犯人への手がかりが欲しい。
警察からの強い要請によって、エリック医師は催眠で少年から話を
引き出すことになった。

スウェーデンの小説かあ。読むの初めてかも。
匿名作家としてのデビューだそうで。でも今は夫婦作家だとバレて
いるそうです。そもそも知らないのでまあそれはどっちでもいい。
映画的サスペンス、というとおり、次々に事件が移り変わり駆け回り
過去の出来事も絡み、登場人物たちの思いをしっかり描きながらも
息つく暇もなくハラハラドキドキ!面白かった!
催眠治療、という胡散臭げなものを生真面目にやっていたエリック・
マリア・バルク医師。しかし、もうやらない、と誓いをたてていた、
という過去。夫婦。家族。
捜査をひっぱるヨーナ・リンナ警部。行動的で頼りになってかっこいい。
でも決して超人的なわけじゃなくていい。
犯人たちがサイコで理不尽でとても怖かった。
映画的、だと思うけど、これ二時間の映画じゃとても収まらない盛り沢山
だと思う。映画的スピード感、だけど、登場人物それぞれのこと、を、
映画にするとするとかなりすっとばす感じなになるんじゃないかなあ。
登場人物もけっこう多いしね。

ヨーナ・リンナ警部シリーズ、ということになるそうです。
第二弾をこないだ本屋で見かけて、面白そうなのかもと思ってこの一作目
図書館で借りた。面白ーい!と満足したので次のも予約した。早く読みたいな。
楽しみです。

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