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未来60周年記念大会。ニューウェーブって。

16日、17日に未来の夏の大会。
今回は60周年記念大会ということで 大々的にありました。
以下あくまで私個人視点の個人の日記、です。

16日の最初は「対談「岡井隆に聞く」」 岡井隆、穂村弘。

受付係りだったので、最初の方は聞けず、最中にも多少のシゴトしながら、
だったけれども、すごく面白く聞く。
下準備のお手伝いで岡井年譜を作ったのが私としてはすごくよかった。
なんなのこの超人。。。この人生5人分みたいなあれこれ。と思ったのでした。
やっぱり女性歌人についてはライバルとは全然思わないんだなあとか、
自分はそれなりにたいしたものですよ、とかすんなり自分で言う感じとかね。
ライバルは塚本、とか。もっともっと聞きたかった。さすがです。素敵です。

休憩後のシンポジウム「ニューウェーブ徹底検証」
パネリスト:川野里子、斉藤斎藤、石川美南、加藤治郎、田中槐、
       荻原裕幸(司会、コーディネーター)

シンポジウムも最初の少しは受付のバタバタで聞けなかったけれども。
ニューウェーブとかの当事者がまさにそこにいて、の話なのが面白い。
ぼんやりとは知っているけれども、もちろん私が短歌をやるよりずっとずっと
前の話なので、ふーむ、と聞く。(シゴトしながらだけど)
実際の当事者の感じ、というのと、それを後世から評価、というのがまだ
未分化な感じかなあ。80年代終わりのほうから、というと三〇年程度昔、か。
まだ当事者にあの頃どうだったの、ときいても、微妙に、うーん、今そういわれて
も、という感じなのかなあと勝手に想像。

私のイメージするところの、バブルの空気吸ってた人たち、っていうのはやはり、
自己の肯定とか、今ここ、というのを前提とすることに迷いがない、少ない、という
感じがする。
ニューウェーブのポエジーとか詩的飛躍、って、現実のここから、宇宙の彼方へ
何万光年も飛躍するような華やかさとか鮮やかさとか志向していくように思う。
現実のいまここ、に関してはあんまり疑いがないような気がするんだよな。
でも、もっと不景気な世代、というか。
世代的なことは私はいえないか。
私個人の思うところ、だと、今、って「現実の今ここ」「現実の今の私」という
ものを肯定している感じってしない。もちろん例外はいつもあると思うけど。
私の感じ、だと、百万光年の宇宙への詩的飛躍、ではなくて、5センチだけずれた
リアルから平行世界への詩的飛躍、という気がする。
ポエジーの志向が全然違ってるんじゃないのかなあ。

シンポジウムももっと話を聞きたい感じだった。ほむらさんもいたのに発言なかったのが
残念だったし。おおつじさんも。会場からの発言なしっていうのは残念だったなあ。

そして祝賀会。
たくさんのえらいひとのスピーチを聞いたり、素敵なお琴演奏をきいたり。
おかいせんせいの朗読をかぶりつきで聞いて幸せだった。

慣れない女装のせいでへろへろ、明日も朝早い、というわけで、祝賀会のあとは
早々に帰宅。つーかーれーたー。

二日目は歌会。
朝からみっしりと。
司会の方、評者の方、お疲れ様でした。あの人数なのに全部やっちゃったのは
ほんっとーに凄い。
毎度ながらあの数の歌を見て、評を聞いて、うんうん、とかいやそれは、とか
集中して考えるのはすごく面白い。疲れもするけど。
打ち上げに少し参加。
ちょっとだけ泣いちゃったりもありつつ、ビール飲んでワイン飲んで美味しく食べて
土曜日絶食状態で痩せたぶんはがっつり取り戻しました(笑
お疲れ様でした。

今回スタッフの一人としてお手伝い。 ほんとにほんとに皆様お疲れ様です。
ありがとうございました。会えた方、お話させていただいた方、
みなさまほんとうに、ありがとうございました。

やっぱり記念大会って大変だった。でもすごく華やかでよかったなあ。面白かった。

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