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2001年9月

TITLE: 淑女のルール
AUTHOR: シキ
DATE: 09/30/2001 21:32:17
STATUS: Publish
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BODY:
「淑女のルール」(加藤えみ子監修/ディスカバー21)

お嬢様講座の新刊ですね。
まあしかし、内容は、いままでのお嬢様講座とすごく違いがあるわけじゃ
ありませんね。基本的ルールをきれいにまとめました、というところでしょう。

「すいません」を多用しないこと。
「ありがとう存じます」とか、「ごめんなさい」とか、その場にふさわしい
言葉を選ぶこと。便利だからといって「すいません」ばかりではダメです。
「わたし」ではなくて「わたくし」とか。
動作は一度にひとつのことを。物をもつのならば両手で。

いろいろ気品あるように見せるテクニックが書いてあるわけですね。
とにかく、ゆっくり、とか、丁寧に、とかですね。うーん。
お嬢様に、淑女になるには、バイトなんかでせかせか働いていては駄目なの
ね、と思ってしまう(^^;そりゃそうか。お嬢様はバイトしないよな。。。
お友達とのおよばれ、とか、自分の持ち物とか自分自身にゆっくりと時間を
かけていけばいい、のがお嬢様なのよねえ。。。
う~~~ん。
なかなかわたくしには実践は難しいことが多いですわ。
ま~でも気分だけでも、やってみよ~と思うことだけでも、学ぶのはいい
ことだと思う。気品ある人になりたいわ。
もちろん、私は私だ。このレッスンどおりの人間になんてむしろなりたくない、
と思うのだけども(^^;
優雅さ、気品は身につけたい~という気持ちは持とう。心掛けよう。
マナーを、守るだけが全てではないけれども、知らないでいるよりは知って
いたいなあと思う。
淑女への道も、長く果てしない道ですわ。お嬢様な幼少時代をおくってこな
かった私がにわかに身につけられるものでもないよなあ。モノの考え方が
そもそも違うもの。。。
ま~でも乙女として、根性ですわ。負けないわ!
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TITLE: 過敏症
AUTHOR: シキ
DATE: 09/29/2001 22:20:16
STATUS: Publish
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BODY:
「過敏症」(榎田尤利/クリスタル文庫 成美堂出版)

今頃よーやく手に入れた~。久留米のドアップな表紙。かっこいい~!!!

「過敏症」と「マスカラの距離」と「スネイル・ラブ」。
よーやく久留米と魚住くんは心だけでなくカラダもラブラブになりました(^^)
幸せそうだあ。甘い甘い瞬間。素敵だ。素晴らしい。うっとり~。

人の気持ちを想像できるようになったんだよね。人にちゃんと怒ったりできる
ようになったんだよね。成長してきたんだよね。凄い。
久留米が魚住を可愛がる可愛がり方がたまらないよなあ。う~。甘くて乱暴で
優しくて意地悪で。いいないいな~。

そんなこんなだけども、この幸せが永遠ではないことを知っている。
ジュネではもう今度で最終回って予告があったし。
それはそれで待ち望んでいたところ。どういう結末が描かれるのかとても楽しみ。
待ち遠しいな。
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TITLE: 栗林かなえの犯罪
AUTHOR: シキ
DATE: 09/28/2001 22:21:28
STATUS: Publish
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BODY:
「栗林かなえの犯罪」(吉野朔実/小学館PFコミックス)

水族館で、しゃべらない少女と出会う。
筆談で話す彼女にどうしようもなくひかれた。いつもはしゃべらない
ようなことまで話してしまう。
病院へ祖母の見舞いに通う彼女。海月を見に行こうと誘った水族館が
休館中で、海へ出かけた時にキスをした。
そして。
彼女は現れなくなった。彼女の、秘密を、知った。

短編集で、他の作品もとても好きだったけれども、やっぱりタイトル
作が一番好きかなあ。うつくしい。
かっこいい。
線はちょっとキツくなってるのか?という気がしないでもないけど。
でもやっぱりキレイ。
言葉もきれい。
情景も綺麗。
いいなあ。
なんかこう、男と女の関係の深くて鋭い指摘もグサグサあるような
気がするわ。素敵だ。
おいしいご飯を好きな人につくってあげて、可愛いお嫁さんになって
かわいいおばあさんになるのもいいなあ。
何ものでもなくありたいっていうのも素敵。でも何者かになっちゃう
んだよなあ。だからうらやましい。だから憎らしい。
吉野さんのマンガを読んでいると透明になれるような気がする。
なれないんだけれども。
だから哀しいのだろうか。
せつないのだろうか。
残酷な思いさせられるのがたまらなくてやめられません。大好きです。
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TITLE: 群集の中のロビンソン
AUTHOR: シキ
DATE: 09/27/2001 22:15:27
STATUS: Publish
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BODY:
「群集の中のロビンソン」(江戸川乱歩/河出文庫 江戸川乱歩コレクション)

乱歩の同性愛に関する随筆や研究の小論文などを集めたコレクション、らしい。
そればかりではなく、他にも、好きなものだの嫌いなものだの、蒐集癖について
だとか、短い文章もいろいろ集められている。

乱歩は同性愛に関する文献、とゆーのをすごくたくさん集めていたようだ。
ギリシア時代と元禄文化に特に深く興味を持っていたらしい。
そしてイギリスだのドイツだのの同性愛に関する研究文献もあれこれ集め、
研究していたらしい。
好きなのね~。
「孤島の鬼」はモエモエな名作だよな。
ギリシアに遡ってまで研究しているとは、ちゃんと知らなかったなあ。
なんかこう、一生懸命同志を見つけようとしているように思えてしまう。
大正だの昭和初期だのの時代。同性愛に関心をもつ、というだけでもなんだか
大変だったのじゃないだろうか。
うーん。
なんか健気だ。
乱歩がいてくれてよかった。

ゆーべのドラマ、モックンの「ブラックジャック」、凄く面白かった~!
ピノコちゃんが双子だった~。モックンもかっこよかった~!
あの ケイゾク とかの堤監督?だったんだよね?
しかし森本レオのドクターキリコはいかがなものか(^^;
ブラックジャックの髪型はかっこよくキメられていたのに、あのカツラは
どーよ(^^;んまあカタキ役だからいいのか?(^^;
でもとってもよかった~。見てよかったなり~。
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TITLE: 映画「ウォーターボーイズ」
AUTHOR: シキ
DATE: 09/26/2001 21:48:30
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ウォーターボーイズ」

見に行きました~!(^^)

唯野男子高校。スズキくんはたった一人の水泳部員。三年生。ヨワヨワ
チームはほとんど廃部決定。しかし、新任の若くて可愛い女の先生が水泳部
顧問になって、わーっとイキナリ入部希望者殺到。
しかし、先生は、シンクロを、教えるのが夢だった。

てなことで始まって、しかしイキナリ先生は妊娠産休入り。残った部員は
スズキくん込みで5人。中途半端男アフロくんに泳げないガリ勉くん、体を
きたえたいヤセヤセくんになにやらナヨナヨくん。なんか勢いでともかく
文化祭にシンクロを発表するぞ~!ということで、謎のシーワールドのショーマン
に弟子入りしたりして。見事シンクロ演技を完成させることができるのか!?

も~ね~!(^^)
すっごくよかった!すっごく面白かった!笑える~。しょ~もな~。馬鹿ね~。
若いっていいね~。男の子っていいね~。
文化祭っていいよね~。
ケラケラ笑いながら、思わず感動して涙出そうになっちゃったよ。
んもう男子高校生なんてバカで、アホで、無意味に元気だったり。悩んだりも
あり、かっこばっか気にしたり。でも単純にノリでイケイケになっちゃったり。
楽しいよね。
いいなあ。
大好きだった。いい作品だった。これは監督の勝ちかなあ。
説教臭くもなく、感傷に流れることもなく、バランス最高~。なんじゃそりゃ!と
突っ込み所満載!
最後のシンクロシーンはほんとに見事だった。楽しかった。感動だった。笑った~。

純情乙女な感じの真面目女子高文化祭実行委員長たちとかも可愛かった(^^)
見終わって出て行く時、お客さんたちが口々に「面白かったね~楽しかったね~
もう一回見たいくらいだね~」と言っていた。私もそう思う~。
とっても満足満足!みんなも見よう!
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TITLE: 少し寒くなってきたので
AUTHOR: シキ
DATE: 09/25/2001 22:12:29
STATUS: Publish
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BODY:
猫を抱くとあったかい。
にゃんにゃんたちも結構大きく重くなってきた。
しかもあきらかに都のほうが重い(^^;体型もふくらみっつーか、厚みが
違うね~。いけないわ、都ちゃん、ワタシににてしまっては(^^;

寝ようとしてベットに入ると猫がじんわりよってくる。
枕元からのしのし私の体の上を踏み歩き、雅は手を求めて。手の先にちゅちゅ
ちゅちゅと吸い付いて座り込む。ごろごろごろごろ喉が鳴る~。
都はシャイなので(?)微妙に少し離れたりして、足下の布団の上に座り込む。
前足を折り込んで丸くなって座ったりして。うーん、猫だねえ。可愛い。
だっこだっこ~とだっこしてしばらく一緒に眠ることもあり。
雅はワタシノ腕枕でコトンと眠ったりして、か~わいい~。でへへ~。
これからだんだん寒くなって、でも猫と一緒に眠れるのかな~。
寒くなるのもちょっと楽しみだにゃ~(^^)
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TITLE: こんな映画が、
AUTHOR: シキ
DATE: 09/24/2001 22:28:40
STATUS: Publish
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BODY:
「こんな映画が、」(吉野朔実/パルコ出版)

こんな映画があるんだ。
吉野さんによる映画紹介。
とってもきれいキュート素敵素晴らしいイラストと紹介文章。うれしい。
どれもこれも見たい~と思ってしまう。
もちろん見ているものもあり。半分くらい、は、いかないか。まあそこそこ
は私も見た見た、と楽しめ、名前だけ聞いてた、見たいと思っていた、てな
映画もあって、うく~やっぱ見ればよかった、と思うね~。

吉野さんの感性というか、絵にも言葉にもすごくすごく憧れがある。
吉野さんが紹介してくれると、それはなんかとーっても素敵な作品に思える。
そういう見方もあるのか~。そういう楽しみをするのもありなのか~と、
私も好きだった映画を同じように好きだと書かれていたりすると凄く嬉しい。
いいよね~。そうそう!そうなの!たまんないよね~!と思います。

しかしこの人は映画もこーんなにたーくさん見ているし、本もうーんと
たくさん読んでいるし、すごい。しかもどれもこれも素敵そう。
ま、もちろんハズレもいっぱいひいて、素敵なアタリを見つけて紹介して
くれてるわけだ。スバラシイ。

しかしマンガ作品も楽しみにしてるのです。
新しいのって今なんか描いてるのかなあ?どーだろ。
イラストエッセイみたいなのもまた読みたいよな。貴方のファンです
大好きです。
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TITLE: 日曜日~
AUTHOR: シキ
DATE: 09/23/2001 19:56:12
STATUS: Publish
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BODY:
日曜日。
一日うちにいたものの、ほとんど閉じこもり状態。
とてもいい天気。洗濯もたくさんして布団も干して。さわかやな秋晴れ~。
しかしうちで昼寝ぐーぐーだった(^^;
うちはすっかりデュエル場と化してしまったよーで、お昼から夜7時くらい
まで、4人が延々ゲーム三昧だったらしい。。。。熱心だ。。。

私はどーもゲームに弱くて、見てるだけ~でも参る。
先を読む、とか、作戦をたてる、とかいうことをしないでいきあたり
ばったりにしかしないので。。。ダメダメなのよね。
もう少し思考をする、ということをしなくては。。。
でもそれもまたメンドクサイとか思ってしまうのでダメなのだった。。。
この究極のメンドクサガリな性格である限り、なにかにつけて人生ダメダメ
なような気がする。。。(^^;

世間では連休~らしいけれども、ワタシには縁のない話し。
明日もバイトにいくぞー。なんか仕事たまってるしちょっとウンザリだけども
しょーがないよなあ。。。
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TITLE: フランス人の贅沢な節約生活
AUTHOR: シキ
DATE: 09/22/2001 22:01:08
STATUS: Publish
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BODY:
節約生活、な本はいろいろあって、これはフランス人を母にもち、
東京とパリを行き来する著者による、フランス人の生活スタイルの
紹介、てなもの。お金はなくても心まで貧しくはならないように
優雅に頭を使って楽しく節約しましょう、と。

しかしマルシェに夕方行けばかなり値引きされているので
買い物はきちんと時間をつくっていきましょう、とか、教会の
リサイクルシステムとか、蚤の市を利用しよう、とか。。。
パリならでは、というもののような気がします~。
ワインが残ったら、煮込み料理やソース作りに利用しよう、とか。
うちはワインはあまりしょっちゅうは飲まないし、飲む時には
残りません~。
まあ考え方というか、楽しみ方を参考にしようかな~という程度に
さらっと読みました。

結局は自分のセンスを磨こう、ということなんだよね。
シンプルで着回しのきく自分に似合う服しか買わない、とか。
小物でセンスやアレンジを楽しむ、とか、お気に入りの生地で
カンタンなスカートとか作っちゃう、とか。それってセンスが
ないとできないことなのよ。
プレゼントにはつんできた花に自分でリボンをかけたりしてみる
のもいい、とか。それはそうだろうけど、自分でアレンジできる
センスが必要なのよ~。
家具は中古でもリフォームしてきれいに大事に使うといい、とか
それもねーセンスなのよ~。
んまあやっぱり、自分を磨かないとダメなのね。
フランス人は自分をよく知り、ユーモアのセンスや自分の中身を
磨くことに懸命です、ということを書いてあった。
やっぱそうなのね。
やっぱ自分に自信を持つとか、自分を高めることができれば、自然
と何もかもシャープにスマートにいく、のよね。
あー。それがすんなりできれば苦労はないよねえ。ハハハ~。
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TITLE: カルボナーラ
AUTHOR: シキ
DATE: 09/21/2001 22:25:48
STATUS: Publish
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BODY:
今日はバイト帰りにご飯を食べた。
同居人は会議で遅くなるというし一人分だけご飯つくるのもなんだなあ。。。
と思っていたところ。
ニューオープンのお店が、チラシを持って行けば、スパゲティ半額!ですよ。
いかねばなるまい、話していたところだったので。今日行こう~と。
カルボナーラに私はしたのだけれども、すこ~し塩カライかも。
それにワタシノ好みはもっとこってり卵たっぷり、な感じなのだけども。。
でも不味いわけではなく。ちゃんと美味しく満足してきた。
グラスワインも一杯。そして値段は1000円以下。うーん。やはりオトクだ
よなあ。
オマケというのかなんというか、マウスパッドもくれた。
うれしげにもらってしまったよ(^^;
ま。たまにはこんな楽しみが仕事のあとにあってもいいものだ~。
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TITLE: 猫背の王子
AUTHOR: シキ
DATE: 09/20/2001 22:18:38
STATUS: Publish
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BODY:
「猫背の王子」(中山可穂/集英社文庫)

王寺ミチルは演出家であり役者である。ひたむきに懸命に芝居を
愛し、舞台のために死んでもいいというくらいだ。
そして放蕩ものの顔も知らない父に似たのか、たいへんに女たらしである。
観客の女の子たちを泣かせ、友達の彼女だった女の子ともいつのまにか
寝る仲になり、セックスをたっぷり楽しむ相手もいる。寝床は三ケ所ほど
確保している。
そしてたまらなく片想いしている、家庭教師のバイトさきの由紀さん。
ミチルは本物の男以上に少年らしく、少年という幻想を体現するカリスマ
である。
死ぬ程大事な、大好きな芝居が、劇団が、崩壊しつつあるのを感じながら、
大輪の花を咲かせる最後の公演を、うつのだった。

あとがきにもかいてある、「ゲイはファッションでも文化でも変態性欲でも
ありません。」恋愛の、生き方の一形態でありだたの選択肢なのだという
「あたりまえ」なことであるというメッセージは素敵です。
そう、あたりまえなあり方の一つなのです。
レズビアン小説なのだ~ということからしか読まないのはなんか違うだろ
と思う。
ミチルさんは確かにパワフルでカリスマで、たらしでぞくぞくするかも。
いいなあ。
私もたらしこまれたいものだ。。。
めちゃくちゃだけどなあ。

自分も演劇にどっぷりと溺れてはまり込んでいた頃がある。
この熱さはわかる気がする。うーん。
どうなるのだろう。どうするのだろう。
続編として「天使の骨」があるそうなので。それも読まなくちゃと
思った。
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TITLE: 映画「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」
AUTHOR: シキ
DATE: 09/19/2001 21:03:37
STATUS: Publish
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BODY:
映画「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」

1921年。吸血鬼ノスフェラトゥ という映画が創られた。
その恐怖の静けさの映画。あまりの出来ばえに、主演俳優は本物の
吸血鬼だという噂が流れた。
報酬は主演女優の生き血。。。。。

てなあおり文句のこの映画、わくわくと見に行ってきた。
スタッフに手を出すな!映画をなんとしても完成させるんだよ!
と監督は必死。ヴァンパイア(?)な主演俳優は女優欲しさに
なんとか演技に従う。
まがまがしく長く伸びた爪。青白く痩せ筋張った顔。ギョロリと
無気味な目。こ、コワイ。吸血鬼だ~。
と、わりとコワイムードとかあるくせに、監督に怒られてちゃんと
指示に従ってみたりするのがなんか可愛かったりした。
映画をとにかく撮るのだ!カメラマンがやられても!女優をくれて
やるとしても!という監督がなんかまた可笑しいし。
なんとなーく中途半端、という気がするけれども、なかなか面白
かった。

昔昔のドイツって、映画業界って、退廃だわ~、ってな雰囲気が
あって、ちょっと素敵かも。クスリやってるなんて当たり前~だった
のですね。なんかいかがわしいバーなのかクラブなのかがヘンで
かっこいい。
俳優も凄い白塗りしてメイクもどぎつい。モノクロだから、かな。
光りが足りないんだよね。
そういう撮影風景みたいなのも面白かった。
映画のストーリーとかというよりも、なんか映画の夢と浪漫、な
作品なのかしら。
そもそもの元の ノスフェラトゥ を見てみたいなあ。見たことない。
名前だけは知ってるんだけどもな。ビデオとかあるのかなあ?うむむ。
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TITLE: ドングリの謎
AUTHOR: シキ
DATE: 09/18/2001 21:57:04
STATUS: Publish
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BODY:
「ドングリの謎」拾って、食べて、考えた(盛口満/どうぶつ社)

縁あって手にした一冊。
著者は学校の理科の先生で生物を教えていた、のかな。
なーんかともかくドングリ拾うのが大好きらしい。ドングリを拾いに
ボルネオまで出かけてしまう。(いや、ホントはなんか研究調査の
手伝いなんだけど)
生徒たちと、ドングリを食べる工夫をあれこれしたり。
ドングリを拾っていくことで、自然との関わりなんかについても
考えちゃいました、という感じかなあ。
ちっとも堅苦しくないし説教臭くもなくて凄く面白くて。

どんぐりも奥が深いね。
私もドングリ拾ったことはあるよなあ。コドモのころ。うんうん、
ムシが出てきてうぎゃあ~と思ったことあるなあ。割ってみて、
なんか食べられそうと思ったこともあるよなあ。
でも実際食べたことはないなあ。
マテバシイのクッキーってなんか美味しそうだなあ。
この生徒たち、うらやましい。いい先生に習ってるよなあ。
良い学校なのかな。
卒業生があちこちで拾ってきてくれたドングリ、なんかもあって、
「ゲッチョ(著者のあだ名らしい)ドングリ好きだもんなあ。これ
拾って持って帰ってあげよう~」なんて思われてたわけね、と、
勝手に想像してにこにこしちゃったりして。
丁寧に描かれた絵がまたなんかとってもいい。
真面目に生物学的に正確に、てな感じで描いてるんだろうけれども、
なーんかとぼけた味があるように思えてしまう。
特に気に入ったのが、吊り橋にねころぶオランウータンの子供の絵。
か、可愛い~。

今は沖縄にいるそーな著者。やっぱりなんだかにこにこわくわく
拾い物したり勉強したりしてるんだよねえ。素敵だ。他にも著作が
あるのでまた読んでみたいなあと思った。
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TITLE: 鉄鼠の檻
AUTHOR: シキ
DATE: 09/17/2001 20:12:56
STATUS: Publish
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BODY:
「鉄鼠の檻」(京極夏彦/講談社文庫)

箱根の山深く。
隠れ寺があった。
降り積もる雪の中。墨染めの衣。そして、死体が、現われた。

文庫版~。
相変わらず分厚い。厚すぎます。重いし。んむむ。
でもその読みごたえが嬉しい。。。あうう。

鉄鼠の一番の読み所は、エノキヅさんがあの土牢にのりこんで
「ぼくだ!」というシーンかなあ(^^)きゃ~素敵~!
狂骨 んときからエノキヅさんはすっかり神になってるんだよ
ね。かっこいい~。素敵~。きゃ~~~。
ヨコシマ人間としては、僧侶たちの痴情のもつれ(^^;なんか
をもっと読みたかったかも~。
健全だよなあ、基本的に。えらいね。

んでまあ今回はこの本読めば、禅の流れがそれなりにわかっちゃう!
てなわけで。なんか勉強した気分になる。んまあでも覚えないので
あまり意味なしか。(^^;うーんと。なんとなく残るけどね。
ノベルズんときにも読み返ししたことあるし、何回も読んでりゃ
それなりにな。。。

帯びに、今後の予定、とか書いてあって。ジョロウグモ は来年の
9月だそーで。。。。一年待つのね。。。
この秋に多々良先生と京極堂と会う話、が、ノベルズででるらしい。
ほー。へー。ふーん。
それにはエノキヅさんは出てくるのだろうか。。。
つーかオンモラキが先ではないのでしょうか。。。
あーうー。ともかく待ちますとも。。。秋っていつまでだろうなあ。
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TITLE: レイニーシーズン
AUTHOR: シキ
DATE: 09/16/2001 21:18:31
STATUS: Publish
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BODY:
「レイニーシーズン」(榎田尤利/大洋図書 シャイノベルズ)

吾妻と伊万里シリーズ2作目。
出たのは結構前なんだよね。よーやく手に入れました。読みました。

明るく元気でまっすぐな吾妻。エリートだけど無愛想な伊万里。
ラブラブな二人も入社2年目。
吾妻の部下(?)ってことで見習い(?)な新人、時任が波瀾を巻き起こす。
そして、伊万里の過去の恋人らしきダンサー。
ラブラブであるがゆえの苦悩~。

今回もやっぱりとっても面白く。そしてふかーく考えさせられるお話
でした。
いじめとか。仕事をすることとか。恋とか。
たぶん私も現実に吾妻のよーに一見八方美人的に要領よさそう、明るく
ひたむき、一生懸命、タイプがいたら、三歩くらいひいてしまって羨んで
勝手に嫉妬してひそかにムカついたりしてしまうと思う。ワタシ、ひねくれ
ものの陰湿人間だわ。
ほんとーは甘えてるのは自分のほうなんだよね、ってわかってるくせにさ~。

王子沢の今後の動向が気になる~。ほんとーは吾妻のこと好きなのかよう~。
吾妻もてまくりだ。。。いや~。
河川敷さんもやっぱもーとんでもなくて底知れぬスゴイ人。しかし御都合主義
っつーのか困った時の水戸黄門の印篭~みたいに、彼女の一言でなんか解決!
ってことにこれからもなるんだったら。。。ちょっといただけないかも(^^;
とても潔く凛々しくてきゃ~キワさま~!って私も思うのだけどもね。

仕事に対する姿勢とかもなんか真面目に読んでしまったりして。
サラリーマン小説として新人時代に読んで学びたい感じです。
おふたりさんは幸せにラブラブしててくれ(^^)今後も楽しみです。
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TITLE: 魔界都市ブルース 弧影の章
AUTHOR: シキ
DATE: 09/15/2001 22:26:46
STATUS: Publish
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BODY:
「魔界都市ブルース 弧影の章」(菊地秀行/祥伝社 ノンノベル)

せつらくんのシリーズ。魔界都市ブルースは結構読んできたつもりだけど、
でも久々に読んだ、かなあ。
暮葉って誰だー?。。。ここしばらく菊地さんから遠ざかっていたっけなあ。
ついになんだかわからない、ついていけないお話があるよーになってしまった。
凍らせ屋だとか夜香とか、わりと魔界都市の住人は知ってるつもりだった
けどなあ。。。

相変わらず、冷たく、切なく、優しい短編集。
メフィスト先生も少し出番あり(^^)
面白さ十分。
でも、何があってもおかしくない、どんなとんでもないことも起こりうる
魔界都市。それがもはや常識としてワタシの中にもしみ込んでしまったので、
びっくりだとかはなくなっちゃったなあ(^^;
どんな妖物がでてきても、どんな技や怪異が描かれても、ま、でも新宿
だし、ということで納得できるし、あたりまえ~と思ってしまう(^^;
そしてせつらくんに不可能はない!と信じているので、ハラハラもしない
んだよね。ある意味マンネリ(^^;
これはやはり、情緒というか、せつなさ、孤独と優しさを味わうものだよなあ。

結論。
やっぱ菊地さんってエロスとバイオレンスどころかロマンチストで癒し系、
ですね~(^^)

今日って祭日なのね。。。
ふつーに土曜日だとしか思っていなくて、バスがなくなる~ということに
気付かなかった(^^;途中までのヤツにのっててくてく帰ってきた。
うむむ(^^;
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TITLE: 桃色の背中 輝夜姫18巻
AUTHOR: シキ
DATE: 09/14/2001 22:00:39
STATUS: Publish
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BODY:
「桃色の背中」(西炯子/小学館 PFコミックス)

西さんのコミック~。短編集。
しかしなんがか絵が幼くなってきているよーな気がする~。まるっこい
ことないですか?もちろんとってもきれいで可愛いのだけども(^^)

やっぱ気になるのはタイトル作の「桃色の背中」。
美形!だけど性格はハンサムじゃない桜井くんは、失恋のショックから(?)
ブラジャーをする男の子になった。転校先でそんな彼を理解しよーとする
真面目委員長藤本くん。桜井に、理解できるもんならやってみな、と、
自らブラジャーをしてさらしものになるのだった~。。。
ってわけのわからない(^^;
ヘンナノ。ヘンなのー。可笑しいのーっ。
そして、西さんが描くと、きゅんと切なくもなったりする。
さすがだ。
どのお話もなんだかヘン。可笑しいし馬鹿らしいししょーがないなーもー、
なんだけども。ちゃんと優しさと哀しさが透けて見える。素敵だ。
大好きだ~。

もひとつ、コミック。
「輝夜姫」18巻(清水玲子/白泉社 花とゆめコミックス)

う~っ。
今回衝撃だった。。。
まゆが、まゆが、あんな目にあうなんて酷すぎる。痛い。怖い。
なんて苦しい。なんて辛い。
清水さん、凄いなあ。ここまで追い詰めていくのか。。。
どーなるんだよー。どーするんだよー。この先。。。
まだまだ続いていくのかな。すっごい長編になるのかなあ。
うう。めちゃめちゃ気になるよ。。。辛いわ。。。
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TITLE: 碧血剣 三
AUTHOR: シキ
DATE: 09/13/2001 21:45:49
STATUS: Publish
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BODY:
「碧血剣」三(金庸/徳間文庫)

北京落城。
碧血剣、完結、ですね。
ついに皇帝と相まみえ、李将軍の勝利~。
五毒教なんていうアヤシゲな敵も現われて、盛り上がる~!

袁、もてまくりやなあ。
しかしそれなのにそれなのに、青青がいいわけ?。。。なんでだ~。
あんな癇癪持ちでやきもちやきまくって回りに迷惑かけまくり、周りを
不幸にする娘だよ~。最初に出会った、っていうだけのことなのに。
阿九が可哀想だったなあ。
美女悪女毒をあやつるうえにすっごい使い手の何鉄手だ素敵(^^)
微笑みながら暗器を飛ばし毒虫をひそませ媚びて見せる。うーん。
かっこいいわ。
それにしても青青に騙されるのはダメダメじゃん~と思うけどね(^^;

大いに盛り上がって、民のために!と皇帝を倒したくせに~
結局世の中ちっともよくならないなんて。。。袁たちの闘いはまったく
無駄だったってことかよ(^^;
挙げ句に国を捨てて新天地を求めるのね。。。庶民たちはやっぱり可哀想
じゃんか(^^;
これでめでたしめでたしとは思えないよ~~(^^;
まいっか。。。
だいぶ読み慣れてきたのか、するするととても面白く読めた。満足~。
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TITLE: 映画 テルミン
AUTHOR: シキ
DATE: 09/12/2001 22:34:44
STATUS: Publish
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BODY:
今日は音楽三昧な日だった。
映画「テルミン」を見て、夜には弦楽合奏団の演奏会。すてきな一日(^^)

映画「テルミン」

何もない空間から不思議な音色の音楽を生み出す魔法のような楽器
テルミン。初めての電子楽器は、ロシアの天才テルミン博士によって
発明された。
テルミンを披露してニューヨークのカーネギーホールを満員にして
演奏会も行われた。
端正なすっとした立ち姿。スマートできちんとスーツを着こなし、
中空にかざした手をゆらして奇妙な音色で演奏する博士。素敵だった。
テルミンの絶妙の演奏家であるクララとの出会い。
突然の行方不明。死んだのだ、という噂。
しかし、博士は生きていた。
94歳の博士がニューヨークへやってきて、クララとの再会のシーンでは
思わず泣いてしまったなあ。なんか。人に歴史あり、というか。
博士は本当に数奇な運命をたどったのだと思う。
発明家でもあり科学者でもあり、演奏家でもあり、スパイでもあったのだ
という。なんてこと。なんてこと。。。ソ連ってなんだったのさ。。。
おじいさまになっても博士はスマートで素敵だった。寡黙な姿が孤独でも
あり毅然としていた。凄い。
魔法のような楽器テルミン。中空からうまれるその音色もまた不安定で
あやうい。それが不安を感じさせもして魅力的だ~。
ドキュメンタリー映画。でも、ラブストーリーでもあり、歴史ものでも
あるんだよね。
思っていたよりもとってもよかった。とてもとても良い映画を見たな。

演奏会は、弦楽のまろやかな音がまたテルミンとは違う素晴らしい
心地よさをもらたしてくれた(^^)バロック音楽か~。いいなあ。
バイオリンの練習、ちゃんとしよう、と、今日は殊勝に思ったね。
とてもああいうレベルにいけるとは思わないけど(^^;でもでも
がんばろう~。
ヴィバルディとバッハの違いを感じたり。華やかな色彩と、寒色系の
重み、というか。。。ま~わかんないけど。少しはやっぱ勉強したいと思った。。。
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TITLE: 六人の超音波科学者
AUTHOR: シキ
DATE: 09/11/2001 22:15:29
STATUS: Publish
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BODY:
「六人の超音波科学者」(森博嗣/講談社ノベルズ)

山奥の閉ざされた研究所。
6人の科学者たちの開いたパーティ。招待された紅子とれんちゃん。
送ってきたホロクサさんとしこさんもアクシデントで残ることになり。
研究所へ通じる道の橋が爆破され、たまたま先へ渡っていた七夏以外
の警官はなかなか研究所へはたどりつけない。
さて。
舞台はそろい。
死体が、発見される。

そんなこんなでシリーズ7作目だそーだ。結構になるなあ。これも
シリーズは10作で終わるのかしら?
紅子さんの見事な推理もあり、れんちゃんが大変な目にあったりで
怒る紅子さんが描かれたりして。また人をぶつし~紅子さんって
理性的感情をコントロールする、ってことだけども、衝動的でもある
よね。まあ、怒るのも無理ないけど。
今回ホロクサさんの出番は少なかったなあ。
つーか七夏さんがいっぱい出てきててちょっとイヤだなあ。
ま~紅子さんも勝手にしろ~とも思うし~。
れんちゃんが相変わらず可愛い格好をしていたようで素敵(^^)
紅子さんもドレスだったんだよね。いいなあ。
なんというか。
だんだんメインキャラクタたちって、みーんなみんなとっても美形
だったりかっこよかったりするよーになってきてるみたいだ。ふーん。。。
サービスサービスなのかしらね。
ホロクサさんの最後の語りなんかはちょっと素敵かも。
でもなあ。
あまり深く感銘を受けるきにはなりませんね。

お話はもちろん面白く。紅子さんしゃべりとか見習いた~い、と乙女
気分になったりして楽しかったし、思考のありようも素敵だったけれども。
きれいな言葉を使ってるだけじゃん。ん~、まあ、言葉の問題だからそれ
はそれでいいのよね。うーん。まあ、今後も楽しみにしておこう。
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TITLE: 泥棒はライ麦畑で追いかける
AUTHOR: シキ
DATE: 09/09/2001 20:13:17
STATUS: Publish
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BODY:
「泥棒はライ麦畑で追いかける」(ローレンス・ブロック/ハヤカワミステリ)

泥棒バーニィくんのシリーズ。(^^)
凄く面白かった~(^^)

バーニィくんの前になかなか魅力的な美女が現われる。
誰もの17歳の人生を変えてしまった名作『ノーボティズ・ベイビー』を
書いた作家、フェアボーンは世間から姿を隠していて謎の作家である。
それでも熱狂的ファンはたっぷり。コレクターももちろんいる。
その作家のエージェントへ送った手紙が、オークションにかけられると
いう。
かつて14歳のころ、フェアボーンとつきあっていた、というアリスが、
バーニィにその手紙を取り戻して欲しいと頼みに来たのだ。
善意と好意によってひきうけたバーニィだったが、またしても、死体に
遭遇してしまうことになる。

てなわけで、消えた手紙と殺人事件の犯人を探すことになった彼。
見事解決策をあみ出すわけだ(^ー^)
相変わらずとっても楽しい。面白い。会話とかぜーんぶ、楽しい。
面白い。レイも相変わらず。キャロリンも相変わらず。素敵だ~。
キャロリンもバーニィくんも、恋人ができたと思っては不幸な結果に(^^;
可哀想に~。しっかしヒドイ女とつきあっちゃったのね、キャロリン。
うーん。
そしてまたなかなか感動させられちゃった。バーニィくんいい男だ。
モデルとゆーサリンジャーってそんなに人気あるんだ。
そーいやちゃんと読んでないかも。。。も~年くっちゃったし今更
ライ麦畑読んでももうダメなのかなあ。。。えーと フラニートゾーイ 
を読んだことあるような気がするが。。。学生のころ。。。でも印象
残ってない(^^;読んでないんだっけ。。。えっと~。。。

バーニィくんものを読むと、他にもあれこれもっと本を読んでおかねば、
という気になる(^^;ダメだなあ。教養がたりね~。
ま、それでもなんでもとっても楽しめる名作。映画化の話は本当かなあ。
期待しないで待っておこう。。。
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TITLE: サボテンの災難
AUTHOR: シキ
DATE: 09/08/2001 21:27:39
STATUS: Publish
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BODY:
今朝起きてみたら、ああなんてこと。
ついに私の大事なサボテンちゃんの鉢が落とされ割れていた。。。
ショック~~~。
雅か都か、犯人がどちらかはわからない。
しかもゆーべのうちってことは朝叱ってみてもわからないから
ダメ。うぐぐ~ヒドイ~。
も~バカバカ!とにゃんこに一応うったえてはみておいたけれど。
ああショック。。。
まあにゃんこにも怪我はなく、サボテンも折れたりはしていなくて。
一応無事といえるのかもしれない。。。
これを機に、ふたつペアだったサボちゃんをちゃんと一つづつに
植え変えてみようかなあと思った。
一応秋だし、植え変えとしてベストとはいわないまでも、なんとか
なるハズだ!と、信じることにする。
小さいテラコッタの鉢をかってきた。
底石~という軽石も買ってみた。サボテンの土も買ったし。
お願いよ~枯れないでね~と、あとは祈るのみ~。サボテンくんたち
がんばってくれ~。

しかしつくづく。
猫と鉢植えは両立しない。。。まあうちにあるのがちびっこいやつ
だから簡単にていっとおっことされてしまうのだろうけれどもなあ。。。
うむ~。
植え変えたサボちゃんたちを守らねば。。。しっかしどーすりゃいいの
だろう(^^;また置き場所考えないとなあ。。。
やれやれ。
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TITLE: 仙人の壷
AUTHOR: シキ
DATE: 09/07/2001 22:07:33
STATUS: Publish
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BODY:
「仙人の壷」(南伸坊/新潮文庫)

中国の怪談は、志怪、伝奇というジャンルだそうだ。
ポンと放り出されたような奇妙な感覚が好きだ、てなことで、南氏が
マンガに描き、蛇足、と、説明解説をつけてくれている作品。
マンガはどれも10ページもないくらい。蛇足もほんの4、5ページと
いったところ。すごく面白かった。

絵もきわめてシンプル。お話もなんとも唐突に奇妙なことが起こって
オシマイ。ああほんと、なんだそりゃ、と、ずっこけるような気分。
なんかヘンなの。なんかコワイよ。なんか可笑しかったりもして。
あ~こういうお話にはこういう絵のマンガが合いますね~。蛇足の
語り口もとっても楽しい。いいね。

帯には「脱力トレーニング」と書いてある(^^)
脱力だよね~うんうん。のほほん。まったり。美味しいお茶とか
飲みたいです。うんうん。しみじみ読むとかなり怖いのもあるけど。
絵がいい塩梅で素敵です。
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TITLE: 頭蓋骨のマントラ
AUTHOR: シキ
DATE: 09/06/2001 22:09:00
STATUS: Publish
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BODY:
「頭蓋骨のマントラ」上下(エリオット・パティスン/ハヤカワ文庫)

現代チベットが舞台のミステリ。タイトルからして凄く興味をそそられ
てしまった。

単は、かつて優秀すぎたために、けむたがられて強制労働囚人とされて
道路をつくる毎日。そして出会ったチベット僧侶によって、仏教を深く
信じるようになっていた。
ある日、彼等の作業現場で死体が見つかる。頭のない死体が。
譚大佐に呼び出され、単は殺人事件の捜査を命じられる。報告書を
作成しなくてはならないと。
単は囚人になる前は、優秀な捜査官だったのだ。

事件の捜査をしていくうちに、関係者たちはそれぞれ変化していく。
心の、変化。
ラストシーンにはとても感動してしまった。

チベットの僧侶って、こんなふうなんだろうか。
信仰って、こんなにも深く潔く豊かなものなんだろうか。
ミステリであり、殺人事件の捜査であるけれども、仏教について、
虐げられた人々について、丁寧に描かれていて、凄く感動してしまった。
事件の真相も、酷いとも思うが切なくもある。どうして、そうなって
しまったんだ。どこかできちんと立ち止まることもできたはずなのに。
馬鹿だ。馬鹿バカ。

登場人物たち、主役たち以外って、えーと誰だっけ(^^;といつにも
まして思ってしまった(^^;チベットの名前なんて、まして僧侶の
位なんてなあ。上下2冊読む間も慣れなかった(^^;まあいいけど。
イェーシェーがとてもいい感じだった。救いを得ることができたのだろうか。
立ち直って欲しいなあ。
読みごたえたっぷりの充実の作品だと思う。満足~。
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TITLE: ものいふ髑髏
AUTHOR: シキ
DATE: 09/04/2001 22:06:24
STATUS: Publish
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BODY:
「ものいふ髑髏」(夢枕獏/集英社)

10年ぶりの短編集、だそうだ。
えーとそっか~。10年ぶりになるんだ。。。
はあ。時の流れを感じるなあ。。。昔は10年っていったら凄く長い
年月のように感じたけどなあ。えっと10年前って、うんうん、わかる、
て思うようになってしまったわ。覚えてないほど昔、じゃなくて、
ちゃんと覚えてるくらいになったのね~。年とったなあ。

で。
短編集である。
アンソロジーみたいのに入ったりしてたのもあるよーで。雑誌で
立ち読みしたりしたのもあるのかなあ。10のお話のうち、まるっきり
初めて読んだのは4つ。うーん。ワタシってちゃんとファンやってる
なあと思ったり(^^;
「びくいしとい」はなかなか感心した~。タイトルだけじゃなく本文
まで!凝ったことしてんだ~。
どの短編もさらりとした味わい。
ああこういうのってもう文章の呼吸というか、空気というかを一緒に
感じて味わって、ほう、とため息をついて。心にしみ入る、という
気持ち。しっくりくるなあ。
ぞくり、と、怖い気持ちもある。切なくもある。やっぱり面白いわ。
なんというかしかし、獏さんも年を重ねてきてるんだよねえ、なんて
勝手に愛着をもったり。上手い、というのがワタシにわかるかどーかは
ともかく。やっぱ昔とは味わい違うよね~。どんどんと変化していく
風情もやっぱり好き。この先もまたどうなっていくのか、楽しみ。
私もついていきます~。私もいい年を重ねて行きたいなあ。
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TITLE: お母さんは「赤毛のアン」が大好き
AUTHOR: シキ
DATE: 09/03/2001 21:14:37
STATUS: Publish
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BODY:
吉野朔実劇場「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」(吉野朔実/本の雑誌社)

吉野朔実さんの本だ~。わーい。
マンガによる本をめぐるエッセイ、という感じかなあ。
「お父さんは時代小説が大好き」というのもある。それは読んだんだっけ
かなあ。うーん。はっきり覚えてないなあ。。。こっちもなんか読んだこと
あるかもしれないなあとか思いつつ、まあここんとこ再燃焼中の吉野朔実
熱にうながされ、買ってしまったのだよ。

ポール・オースターをやはり読まねばならないだろうか?幽霊たち 以外
にももっとなんか。。。読み続けているとそのうちこーなんか感じるところ
あるのかもなあ、なんて思ったり。
ローレンス・ブロック、そうそう、そうなのよ、ハズレないよね!私も
そー思う~、エレイングラフも楽しい~うんうん。と納得したり。
二見からの真っ黒アヤシゲそそられる、バタイユ著作集、吉野さんも読んだ
のね!若かりし日に!おお~。感動~(^^;私もそうよ、あの頃若かった
わ~きゃ、ちょっちハズカシイっっ。
そんなこんなで、大好きなマンガ家さんと同じもの読んでるなあと感動したり
ミーハーに喜んだり、そっかもっとこーゆーのも読もうかなあ、と思ったり
で、とっても楽しめた(^^)
しかしやたら春日武彦氏がかっこよく思えてそそられてしまう。
これ本の雑誌に連載していたころにワタシ読んでいたんだっけかなあ。
先生の本もつられて読んだ(また興味深くそそるよーなタイトルの本多いし)
んだけども、きっと会ってお話きいたりするともっと楽しかったり面白かった
り、素敵だったりするんだろうなあ。いいな~。

本好き、大好き、というのが感じられてうれしい~。あ~私なんがまーだまだ
全然ダメだ~。もっともっと本読みたい。世界にはそーんなに面白そうな本が
まーだまだいっっぱいあるんだね。素敵だ。
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TITLE: 20世紀少女マンガ天国
AUTHOR: シキ
DATE: 09/02/2001 20:25:03
STATUS: Publish
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BODY:
今日は友人の結婚式でした。
結婚式に出席するのって久しぶり~。
ガムラン演奏がありお色直しでインドネシア?の民族衣装ありの
個性的かつ素晴らしい式、披露宴で、とても素敵でした。
お二人末永くお幸せに~(^^)

昨日まででバイト先の閉店時間延長も終わり、イベント事全て
終わった~。秋になってきたなあということでもあるし。少し
落ち着いてうちにいてのーんびりしたいなあ。

で、昨日読了の本。

「20世紀 少女マンガ天国」(エンターブレイン)

懐かしの名作から最新ヒットまでこれ一冊で完全網羅!
とかいう、ムックみたいな感じの本。まさに手塚治虫の「リボンの騎士」
から安野モモヨとか南Q太魚喃キリコ、なんてあたりまで網羅。
歴史からスタイル作家ごとの紹介などなどうまくまとめられていて
面白かった。逆に、60年代からこれまで、そっか~少女マンガの歴史、
ってこのくらいなのかあとも思った。
私が一番ハマッていたのは80年代、ってくらいかなあ。
んでも ベルばら とか ポーの一族 とか70年代のものもあとから
ハマった!というあたり。へーほーふーん、と、解説紹介読んで
納得したりチガウだろーと思ったり。とても楽しめた(^^)
そしてバリバリ最近のってついていけていないので、ふーんとこれまた
感心したり。
やっぱワタシノ好みってちょっとおたく系と分類されるのね~(^^;
まーでもすっかりそうでもないけど~。

吉野朔実さんの紹介があって、あ~も~全作品読みたい!!!と気分が
盛り上がってしまった。。。うむむ。双子かあ。そそられる。
でもなかなかもー見かけないし~。古本屋めぐりしよっかなあ。。。

昔の少女マンガってのもやっぱ素敵(^^)乙女って素晴らしいわ。
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