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2010年11月

TITLE: あの女、三冊。
AUTHOR: シキ
DATE: 11/25/2010 10:52:08
STATUS: Publish
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BODY:
あの女 http://ameblo.jp/ano-onna/

ゴマブッコさま。モテないゲイ日本代表。ブログはかなーり前から
はまって見てました。「あの女!」を使う会話講座とか、昼ドラのドロドロ
なんかにがんがんツッコミいれまくったりしてるのがすごく面白くて。
どんどん人気ブロガーになり、本が出る出る!
今回3冊目が出たーのを記念に(?)がっつり3冊まとめ買い。
勝手に自分のことのように喜ぶ前ノメリ痛い女だわ私っwww
 
『あの女』ゴマブッ子 青山出版社
これが最初。実録「あの女」で、ゴマさまが街でみかけたあの女、とか
友達がらみであの女、とか、読者からのタレコミあの女とか。おっかしい。
あの女にならないように気をつけないと。

『女のしくじり』ゴマブッ子 ヴィレッジブックス
これが二冊目。モテそうなのにモテない。というあなた!恋愛に悩む貴女!
あなたこんな「しくじり」やっちゃってるからダメなんじゃないの!?
という実用書(かな?)なんかすごく共感させられて面白い。
笑わせながらも、なんかわかるーと納得させられる~。前ノメリはダメだよね。
重い女なんていやだよね、と。こうして言われればわかるのにねー。
 
『お気は確か?』ゴマブッ子 宝島社
これが三冊目。新刊。
ブログはいまや読者からの恋愛相談場所。女のしくじり、の実例たっぷり
具体例たっぷり、ですね。てか、みんなほんとにこんな恋愛してるの。。。と、
恋愛経験ごくごくごくわずかでしかない私はあまりのドラマチックさに感心したり
笑ったり。すっげーな恋する乙女たち。で、ゴマさまのぶった斬りアドバイスが
笑えるけど優しさがあって、また感心する。よくこんな恋愛相談に、そんな素敵回答
できるなあと。
自分の恋愛の最中って、ほんと盲目になるんだね。しくじっても前ノメリでも
恋してるっていうのは羨ましいなあとも思う。
 
あとよく登場してくる、最初は負け犬の教祖!みたいにいってたリアル女子T子さま。
すっごいデキる女、でもモテナイ、ってことだったみたいだけれども、今は結婚出産と
すっかり勝ち組に!ゴマさままわりのお友達たちも素敵おもしろすぎる。
で、やっぱり、みんな賢く、金持ちであり、冗談ぽく言ってるけどきっとマジでセレブ。
なーんかいいなーっと、今日も憧れてブログチェックしてます。
そんだけ努力も才能も駆使してるってことなんだな。。。凄いわ。
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TITLE: 『照柿』
AUTHOR: シキ
DATE: 11/13/2010 14:17:01
STATUS: Publish
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BODY:
『照柿』上下(高村薫/講談社文庫)

真夏。
野田達夫と合田雄一郎の再会。

読み始めてから、あれ?読んだことあるかな。。。と気がついた。
再読でもたまらなく苦しくて。そうだった。気軽に手を出してはいけない
高村作品、と改めて思い知ったのでした。

事件そのものが、実はなんだったのか、ということがやっぱりわからない。
雄一郎はなんでそんな、美保子に執着していくのかわからない。
達夫とは昔いろいろ思うところがあったのだろう、と思うけれども、
それでも18年ぶりの再会で、何故そうも熱くなってしまうのか。
でも、わからない、という答えなんだろう。
狂っていた、と、雄一郎も口にするしかなかったように。
太陽が、とか、夏の暑さが、とかいうことのせい、という不条理。
こんなに緻密に深くしつこく描写を重ねているのにわからない。でもわからない
ことに納得させられるというか、もう圧倒されて飲み込まれるというか。
つらい。

達夫が魅力的。雄一郎も美形キャラだよなー。
妄想がとまりません。
こんだけ重厚な物語でこんだけ妄想しかけてくる高村薫。
やっぱり気軽に手をだしてはいけない。凄すぎるよ。
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TITLE: 『グレン・グールドは語る』
AUTHOR: シキ
DATE: 11/12/2010 22:04:25
STATUS: Publish
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BODY:
『グレン・グールドは語る』(グレン・グールド ジョナサン・コット/ちくま学芸文庫)
 
ローリング・ストーン誌に掲載されたロングインタビュー。
グールドの電話友達、として親しくなったというジョナサン・コット。
時にメロディを歌いながら質問に丁寧に答えているグールド。
とっても素敵だ。 
 
正直私には音楽的な話はわからないんだけれどもとても面白かった。
変人だが天才。もちろん記事にしているわけでしゃべってるそのまんまという
わけではないのだろうけれども、熱心に、丁寧に、音楽についてピアノについて
整然と答えてる。
いろんな人格があるよ、って、偏屈そうなヨーロッパの音楽批評家、とか、
タクシー運転手のざっくばらんな語り、とか、その扮装してる写真があったりして。
こ、コスプレ?と笑ってしまう。
写真はどれも素敵だなあ。
表紙はめずらしいというカラー写真。赤がきらい、だそうだけれども、本人が
用意してきた赤いセーター姿。目が青いなあ。髪はブラウン。指先の出る手袋してる。
基本的にいつも冬の格好してるよーな感じらしい。なんなんだろうなあ。素敵。
 
で。
語ってるのを読んでいるうちにやはりCDが欲しくなり、買ってしまった。
行ってみたCD屋でちょうどよくグールド特集やってて、モーツァルトの
ピアノ・ソナタ集。と、話には出てきてなかったけど、ついミーハーなもので、
カラヤン指揮、ベルリンフィルとのCD。「コンサート・イン・ベルリン1957」
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調と、シベリウスの交響曲第5番ホ長調
がはいってるやつ。
で、アマゾンで、「コンダクツ&プレイズ ワーグナー」を。指揮したのと、
ピアノに編曲したワーグナー。
聴くぞー。楽しみ~。
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TITLE: 『鷲の驕り』
AUTHOR: シキ
DATE: 11/11/2010 10:28:23
STATUS: Publish
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BODY:
『鷲の驕り』(服部真澄/祥伝社)

天才ハッカー少年、として、映画モデルにもなったケビン。
三年の禁固刑が終わり、出てきたところで、ファンなんだ、というヴィトーに
誘われる。アマチュアのハッカーではなく、金になる仕事をしよう。
 
知的所有権。特許権。
それを巡る国際的かけひき。情報を巡る戦い。
アメリカの特許権ってそういうふうなのか、とか、インターポールって
ほんとにそんなことを?とか、面白かった。
誰が味方なのか。誰がほんとうはどんな狙いで動いているのか。
次々にひっくりかえされていく。面白かったー。

ただ、誰が主人公って感じでもなくて。あえて言えば笹生かなあ。
でもまあ、その、いろんな組織や企業がいりくんで登場人物も多くて
キャラを掘り下げるって感じではなくて。
どんどん展開していく話だから物語おっていくだけで楽しいけれども、
私の好みとして、キャラ萌して熱中したいのにーと思うのでちょっと不満。
あんまり好き~ってなる人物がいない。

この本が出たのが平成8年だそうで。
14年前か。
技術戦争はやっぱり激しいんだろうなあ。しかし日本にはこの本に出て
くるような、情報戦を制していくようなまともな組織は、ないのかなあ。。。
と思ってみたり。ま、私が全然知らないだけで、ほんとは立派にこうして
日本の組織もがんばってますよ!であってほしいと思う。んだけど。
このごろの情報管理のぐだぐだな感じは。。。
これってどうなってるんだろうとすごくわからない。ほんとに日本はこんなに
ぐだぐだなのか。実は裏には凄い組織が。。。ないかな。。。
外事の名簿がもれるとか尖閣ビデオ流出とか。尖閣ビデオはまあ、流出そのものは
いいかなと思うんだけど。ホントに機密って感じの情報じゃないし。
企業はしっかりしてるのかな?官僚はしっかりしてるのかな?わかんないなあ。
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