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2007年12月

TITLE: 100冊
AUTHOR: シキ
DATE: 12/31/2007 22:04:59
STATUS: Publish
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BODY:
2007年も本日終了~。

今年を振り返る、ってことで、今手元で数えられるここの読書日記を
見てみると、今年の読了本、100冊、でした、
読んだけど感想書けてないのとかあるので、もうちょっとだけは多い
かな、というところ。
今年は読めてないなあ。
まあ、数が多ければいいってもんじゃないけれども。少ないわ。
さくっと一日で読み終わるとかいうのが減ったかなあ。

ちょっと読書日記書くのに自分で厭きてる感もあり(^^;でも
自分の記録のために書くべきー。来年はもうちょっと真面目に書こう。

映画もけっこう行ってました。
美術館とかコンサートとかも行ってけっこう満足かも。

夏の大会に燃え尽きた今年前半かなと。
夏、秋は転職で神経がすり減った(^^;

来年はもっともっと勉強せねば。(ってずっと言ってるけど実行できて
ないよね。。。えーとー。ボチボチすすめる、ということでー)
本ももっと読まねばー。
がんばろー。

ちらちらとでもここを見て下さってる方々、ありがとうございます。
何のお役にもたてませんが、来年もたぶんあんまり変わりなく、続けて
いくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。
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TITLE: 『ずっとお城で暮らしてる』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/30/2007 20:22:14
STATUS: Publish
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BODY:
今日、テレビで映画の「レインマン」をやってたのを見ました。
久しぶりー。トム・クルーズ、若いわ。すっばらしくハンサム・ボーイだ。
いい映画だ。
レイモンドがレインマン?ってわかったあのシーンで、チャーリーは
自分もほんとはちゃんと愛されて大事にされてた子供だったとわかる。
それはほんとうにぐっとくるー。
感動ものなんだけども、演技はかなり抑え目なんじゃないかな。チャーリー
がキレるとこはキレまくってたけど(^^)
二人で歩いてるシーン、いい絵だと思う。トムー。好きだ~。

で。
『ずっとお城で暮らしてる』(シャーリイ・ジャクソン/創元推理文庫)

あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。十八歳。

と始まる物語。
メアリ・キャサリン・ブラックウッド。愛称メリキャット。彼女の一人語り
の物語。ブラックウッド家は大きなお屋敷で立派なお家だった、らしい、
けれども、今では村びとたちから忌み嫌われている。家族は姉のコニーと
ジュリアンおじさんだけになっている。
それは。

信頼してる書評紹介のひとの記事を読んで、読みたくなりました。
なにがどうなのか、メリキャットの一人語りなのでなかなかクリアには
わからなくてもどかしい。どんどんひきこまれてやめられないとまらないです。
ホラー小説???ミステリ??
狂気。悪意。
なにが本当なのかわからない。
たぶんほんの半年くらいの間に起こった出来事たち、だよね。崩壊。

ずっと、お城で暮らさせてあげておけばよかったのに。

こわいよ。
ずっと幸せね。ふたり。ずっと。ずっと。
ずっと、って。いつまで?
こわいよ。

面白かった。
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TITLE: 『かわいい症候群』『萌え萌えジャパン』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/30/2007 00:10:57
STATUS: Publish
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BODY:
昨日、図書館がお休みに入る前に借りに行くことができた。
で、午後から三冊読了。ま、軽い本ばかりなので、だけど、今読むモードに
なってんのか自分。

『かわいい症候群』(増淵宗一/NHK出版)

出たのが1994年。13年前か。ちょっと古いかも。最後のほうに、かわいい文化
からいずれ訣別するのは30代女性だろう、的なことを書いてますが、終わんない
でしょう。働く30代が増えて、ということで予測してらっしゃるようですが、
働く30代でも、「かわいい」をいつまでもどこかに持ち続けるよね。
40代50代、もっと上でも。かわいいものがきらいなひとなんているのかしら。
ということになってると思うー。
この本が出たころには、リラックマとか、癒しブーム的なのはまだだったのかな。

リカちゃん人形にみる、日本は母子関係が強力、ってのは納得。
ざくっとおおざっぱに、って感じでしたが。「かわいい」はあまりにも幅広くて
この軽い本1冊では分析できないでしょう。
なかなか面白かったです。

『萌え萌えジャパン』(堀田純司/講談社)

出たのは2005年。もともとはウェブでの連載だったそうです。
二兆円市場の萌える構造
とミニタイトルがあり。オタク、萌え~!の現場取材というか。インタビューも
多くて面白かったです。
抱き枕、のとことかは。。。オトコはアホなのか。。。という感じがしたけども、
まあ、自分ちで抱き枕を大事にふかふかしてるくらいなら別に誰の迷惑でもないので
いーです。
美少女ゲームが、新しいクリエイトの場だ、とかいうのは。まあ。それはそうかも
しれないけれども、でもそうはいっても、美少女ゲームの大部分はエロでえろえろで
エロでしょ?それは言わなくてもわかってるから触れないお約束なんだろうか。
まあ。まったく触れてないわけではないけども、ちょっときれいごとのほうを
強調してるかんじだなあ。まあいーけど。
なんにせよ、たぶん私もオタク気味なので、ほっとけや、と思うんだろうね(^^;
世の中が、オタクで金もうけできる!と気づいてなんだかんだ騒ぐのはどーなの、と
疑問がある。でもまあ、オタクブーム(?か?)ももう下火という感じ。
世の中の移り変わりは早いですねえ。
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TITLE: 改訂版『わたしは可愛い三月兎』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/25/2007 23:26:49
STATUS: Publish
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BODY:
『わたしは可愛い三月兎』改訂版(仙波龍英/沖積舎)

改訂版、ということで、新かなにしているものと、旧かなのと
まざった歌集。
うーん。
あんまり好きではなかった。

新しい短歌、という感じらしいですけれども、出た当初は新しい
感じだったのかな?
最初の出版が1985年みたいです。この改訂版が1989年。
改訂版の時点で、旧かなが絶滅寸前である、とあとがきに書かれていますね。
今はまたそれから十年以上がたち、揺り戻しつーか、絶滅させちゃいけない
という気分はきてる感じですが。
でも自分は旧かなはまだ使えないしなあ。

で。
歌集ですが。
あんまり好きではなかった、と思った。
うーんと。たぶん自意識の過剰さとかの処理が私の好きな感じでは
ないんだと思う。都会っぽさも泥臭さも、両方バランスが私は好きじゃない
なあと思った。
注、とか、自己突っ込みとかが多いんだけども、それはなあ。あくまで私の
好みですが、それはちょっとあまりにもダメな感じがするんだけどなあ。

注が多いといえば田中康夫で『なんとなく、クリスタル』ですが、それが
1980年あたりの話題作、だったんだよね。そういう影響とか??と思う
けれども。そういうつもりでもないんだろうか。よくわからないけれども。。。
でもうーん。あんまり好きではなかった。

で。
でもやはり中でも好きな歌はあり。

 土饅頭のごとき双肩ゆらめかし牛屠るひと人は屠らず
 地の下に眠るものみな燐光をはなつ夜には吾もかがよはな
 このぼくはあくまで正気だっ! 桜木を蒼ざめし馬とみたて跨ぎて
 三和土にてぼそぼそ呟く存在はやはりそこにはゐない小人が
 <われら>とう薄気味悪き種族から逃れて潜む404に
 降りる駅まえ降りる駅まえおじさんが「小さく前へならえ」している

ルビがあるものもあるのですが、はぶいています。すみません。
こういうのは、好きだなあと思った。
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TITLE: オタク本、二冊。
AUTHOR: シキ
DATE: 12/24/2007 21:41:42
STATUS: Publish
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BODY:
図書館へ本の返却へ行き、また何か借りようかなあと見て回っていたら、
この二冊が並んでました。
お。
というわけで二冊一気読み。
クリスマスイブな連休だというのに。。。私ってもうダメですか(^^;
まーいっか。

『嫌オタク流』(中原昌也・高橋ヨシキ・海猫沢めろん・更科修一郎/太田出版)

出版が2006年2月、ですね。嫌韓流、にのっかった本で、出たときにちらっと
見てみたいかなあと思った覚えが。
しかし実際読んでみて、あまりのペラさにびっくり。イラっとくることすら
馬鹿馬鹿しいでしょうか。。。まあ。どーでもいいや。
これお金出して買った人っているのかなあ。お金分満足したのかなあ。1050円
ですよ定価。ふーん。

『オタク論!』(唐沢俊一×岡田斗司夫/創出版)

これは2007年4月が初版1刷。
創 という雑誌に載ってたものをまとめたものですね。
かなり最近の時事ネタありで、もちろん読んで面白いレベルです。
『テズカ・イズ・デッド』に触れていたり、『電波男』はいい、といってたり、
『嫌オタク流』も出たころに?話題になっていて、あまりにもIQが低い、との
こと。納得。
この二人とも、オタク第一世代とかいうことらしいですが。オタク間格差、
みたいな問題がそんなに大きくなってるのか?と不思議。ほんとうにほんとに、
若い世代の人たちはベタでバカなの??
どのくらいほんとにベタなのか、バカなのか、よくわらかない。
あんまり若い人と接点はないからなあ。
うーん。まあたしかに、ニッポン、急速にバカの天下になってるのでは、
という気はするけど。。。それはマスコミのバカさ、とかいうのでは
ないのか?ん~。そういうマスコミをささえてる大衆、とかいうのが
ほんとに実際のところ。。。いる、のかなあ。オタクもブームとかいってるけど
もう今はそんな感じではないよね。この本の出版から一年たたないうちに、
もう終わった感があるんだけど。萌~とかもう終わったよね。というか、好きな
人層には定着してブームとかいうもんじゃなくなった、のかな?
どーなんでしょうね。

あと岡田斗司夫がまだデブな写真ですねー。やー。ほんとすごい痩せたんだよねえ。
。。。痩せなくちゃなあ。。。
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TITLE: 父と子
AUTHOR: シキ
DATE: 12/23/2007 23:15:43
STATUS: Publish
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BODY:
不覚にも、感動してしまった。

中村屋のテレビを見てましたら。

日本の家族とは、とか、父と子、受け継ぐもの、とか、やたら
家族愛愛いってうるへーとか思ってたんだけども。

やっぱりあれは凄い。
勘三郎さんかっこいい!!!

あのエネルギーというかパワーは。凄い。

ニッポンの家族とか気軽にナレーションしてんじゃねーよ。
(や、別に軽いナレーションではなかったけどね。重々しい
ナレーションだったけどね)

あれは中村屋だからでしょう!

ニッポンのどこの親父があれだけの背中を息子に見せられると?

まーそりゃもちろんいろんなおとーさんがいると思うんで。
いっぱいいるのかもしれませんが。

歌舞伎ステキだなあ。
かっこいいなあ。

愛だ愛だと安易にあおってるよーな番組つくりはヤだったけど
いいもの見た。
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TITLE: 『赤き死の訪れ』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/23/2007 13:30:21
STATUS: Publish
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BODY:
図書館で借りていて。今日もう返しにいかなきゃ。というか延滞
してるくらいかも(^^;すみません。読み終わってたのに。
今日返却にいくからー。

『赤き死の訪れ』(ポール・ドハティー/創元推理文庫)

中世謎解きシリーズ、っていうんですか?(裏表紙みたところ)
『毒杯の囀り』に続く第2弾。
舞台は14世紀後半のイングランド。今回、ロンドン塔です。

検死官のジョン・クラストン卿。書記をつとめる托鉢修道士、アセルスタン。

ロンドン塔で、ラルフ・ホイットン卿が殺された。
なにかに怯えていた彼の過去。意味ありげな客たち。
連続殺人事件となったその過去の秘密とは。

とはいえ、なんかスリルとサスペンス!という感じではなくて(そういう
感じの道具立てであるんだけども)徒歩とか馬を歩かせるペース。
クラストンは奥さんの様子がおかしい、ってことに悩んでるし、アセルスタン
も、好きな星ばかりみてるわけにはいかない。墓泥棒の騒ぎに怒ってるし。
事件の捜査は?としばしば思う。
でも、検死官って、警官つーか、刑事と同じようなもんなの?この当時警察って
なかったの??
と、なんかそういう背景そのものがよくわからないですが。
それでもけっこう面白く読めました。

クリスマス前あたりの季節。とても寒そうです。冬に読むのがベストって
感じで、今読めてよかった、と思いました。

飲みたくなるよねー。
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TITLE: 『ゲッチョセンセのおもしろ博物学』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/20/2007 17:42:53
STATUS: Publish
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BODY:
『ゲッチョセンセのおもしろ博物学』(盛口満/ボーダーインク)

虫と骨編。

虫はキライー!大嫌い~。
だけど、たまについこういう本を読んでしまう。
見開きで、虫の丁寧な絵と、説明というか、エピソードというか
書いてあって。
面白かったけれども、やはり、心の中で、わ~ヤダ~ぐわ~
と思いながら読みました。

骨編のほうは、もうちょっと静かな気持ちで読める。

虫が好きな気持ちって、どうなんだ?
いろんな虫のいろんな形とか色とか生態とか面白い。ってこと
なのだろうか。。。と思うけれども。
モビルスーツっていうか、まあ、車とかメカっぽいのが好き、
という感じに通じていくものがあったりして、それでどっちかと
いうと男の子的趣味みたいな感じだけども。
でもどうして男の子的としては、そういうのが好きなんだろー。

虫の形とか色とか生態とか、すごく私にとってはイヤーっ、な
もので、怖いし無理だ。。。。
ほんとにメカなら平気、というか、むしろ興味はあるけど、
虫は生き物じゃん。。。こわい。

なので骨はわりと平気だなあ。
まー標本とかだって(絵だって)生きてはいないけれども、
生き物っぽさが強すぎる。
こわい。

文章がていねいで読みやすいし。スギモト君が、なんだかやっぱり
ステキなんだけど。
あなたたちは沖縄で一体なにをしてるのだ??

面白いです。
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TITLE: 『百器徒然袋-風』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/16/2007 23:58:43
STATUS: Publish
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BODY:
テレビドラマで、「信長の柩」(だっけ)を見ました。
完結編。って、前のほうはいつやったんだ?(^^;
信長さまを玉木宏がやっていてー!きゃー!かっこい~!きれいな顔~!
かっっっっこいい声~~~!きゃ~!
と、ヨロコんで見たっ。信長さまファッションも素敵でした。マント姿
もかっこいいし~。レースの襟でキラキラの着物もかっこいいし~。
お話は。ま。すべての黒幕は家康だった、ってことかな。ま、わりと。。。
そんなのどーでもいい。。。やっぱり光秀め!と怒りが(^^;今さら
怒ってもあまりにもしょーがないんだけど。
信長さまが上司だったら最悪だね。。。でも神だ!と遠くで崇めるには
最高の人物!日本史に信長さまがいてよかった。

で。
神だ!というわけで、これも随分前に買って読んでたぶん。
『百器徒然袋-風』(京極夏彦/講談社文庫)

五徳猫事件
雲外鏡事件
面霊気事件

の三つ。最後に本島くんがついに探偵に本名をゆってもらえる本ですね。
大磯の事件のあとかと思うと、切ない。
でもやっぱりエノキヅさんは探偵で神です!かっこいー(^^)
にゃんこだ!化け化けにゃんこ!

はじけてて好き~。
ちょっとほろっと感動しちゃったりして、それも程よくて好き~。

京極堂トリビュート、なんて本が出てるようで。
。。。なんなんだ。と思うけど買うつもりです。
でも京極堂のほんとの新刊が、早く読みたいです。
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TITLE: 『シェイクスピア シャイクスピア詩集』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/14/2007 23:00:29
STATUS: Publish
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BODY:
『シェイクスピア シェイクスピア詩集』(吉田健一/平凡社ライブラリー)

シェイクスピアの作品について吉田健一が書いたもの。
シェイクスピアの十四行詩を吉田健一が訳したもの。 です。

シェイクスピアはあまりにも有名で、いくつかは、テレビで舞台見たことも
あるけれども(日本人がやってるやつですが)戯曲をまともに読んだことは
ないです。ハズカシながら。。。
十四行詩、って、そういうのも読んだことがなかった、です。ハズカシながら。
うう。
でもなんだか読みにくいのではないか、とか敬遠しちゃってた。
で、この本も、こんな本が出たのか、と買ってみたものの、気軽に読める
わけもなく。
でもすごく面白かった!
俄然シェイクスピアが素敵に思えてきました。すごい。
ああー。自分が英語がわかる人でありたかった。と、こんなにも切実に
思ったことはないです。英語わかる人になりたかったなあ。。。今から
英語にまで手を出して勉強する気力も才覚もありません。。。うう。

 君を夏の一日に喩へようか

という、十八番のうつくしさを讃える文章のなんとまたうつくしいことか。
うっとり~。
素敵~。
で、何よりも、私は知りませんでした。シェイクスピアがこんなにも
うつくしい詩の数々を愛する青年に捧げてたことを。
そうだったのかあ。ああうっとり。
吉田健一が、この恋愛を、熱烈な友情としてしか認めないシェイクピア
研究者(?)たちを揶揄しているみたいに書いているのに、解説でまた
「熱い友情が」って書いてるのに笑った。認めない人は認めないのね。
いーけどべつに。いろんな説があっていいわけですから。

詩を英語のままで、原文のままで、うつくしいと味わえる人でありたかった
なあ。。。訳文ももちろんそれは素敵なのですが。

で、この十八番の詩、ツイン・ピークスで、ホーンがキャサリンに
言ってたよーな気がする。有名なのね。で、詩のひとつも暗唱して使いこなせる
ことが、必要なのね。
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TITLE: 『回転ドアは、順番に』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/11/2007 00:08:20
STATUS: Publish
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BODY:
『回転ドアは、順番に』(穂村弘×東直子/ちくま文庫)

短歌の交換で綴る愛の物語り。

文庫化されたのかあ。すぐ買って読みましたが、感想まだこっちに書いて
なかった。
単行本の時は、文字の色がちがっていたりして、凝った本だなと思いました。
すごくドキドキしていたのが、その時の読書日記に込められていて自分で今
読み返して照れますな。

文庫化されてみればそれはまたうすくちいさく表紙も可愛く、ああ、
いいサイズだなあとやっぱり大事な本になる感じ。
しかも自作解説がついてる!

それはでも、どうなのかなあと思うなー。どうなんだろう。
どう?
短歌と、詩と(詩、でいいのかなあ)で構成されてて。
なのにさらに自作解説つき。
その解説はいらないよう。と、ちょっと思う。
でも自作解説はやはり興味はあるけどね。でもなあ。解説しないで。とも
思うなあ。うーん。
短歌と詩なんだから、もう十分説明はされているんじゃないかなあ。
まあでも。。。文庫化のために何か特典を、ってことなんでしょうが。
微妙な心境です。

ともあれ、再読してもやっぱりすてきでうっとりでときめいて
せつなくて哀しい、短歌すごいなと、好きになれる本でした。
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TITLE: ツイン・ピークス の、文庫二冊分。
AUTHOR: シキ
DATE: 12/07/2007 23:54:54
STATUS: Publish
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BODY:
DVDBOXのツイン・ピークス、まだファーストシーズン(?)しか
見終わってませんが。ちょっとストップ中。なにかと慌ただしくて。
そーはいいながら、ちょっと気になった本、読みました。図書館で
借りた。一気読みに二冊~。まーそんな本読めるんならDVD見れば?
と自分でも思うけど、ま、本を読むのは気軽だからね。

『ツイン・ピークス ローラの日記』(ジェニファー・リンチ/扶桑社ミステリー文庫)

親愛なる日記さん。
12歳の誕生日に、日記帳をプレゼントされたローラ。
ローラの本当の声が、綴られていく。
親愛なる日記さん。って。これはアンネの日記もたしかこんなじゃなかったっけ。
でもローラのイメージは「悪い子」。小悪魔。悪を怖れ、怯え、しかし受け入れ
てゆく少女。受け入れたくなんかない、と、引き裂かれ苦しみ嘆いているのに。
麻薬とセックスに溺れる。
ローラ。
世界一うつくしい死体になった少女。

『ツインピークス クーパーは語る』(スコット・フロスト/扶桑社ミステリー文庫)

デイルが最初のテープレコーダーを手に入れたのは、13歳のクリスマス。
生真面目なデイル・クーパー少年。
彼にもまた、悪の影が頻繁に訪れてきていた。

どっちも、テレビシリーズが始まるより前の、二人の物語。
どちらも一人語りなので、なんだかはっきりよくわからなくてもどかしい。
ま、そもそもテレビ作品が。たぶん、いきあたりばったり??
どのくらいまで計算なんだか。。。それでもいい!んですが。
DVDじっくり見られるのはもうそろそろかなあ。ここしばらく出かけることばかり
で。楽しいことなんだけれども。そろそろこもらないとダメかも。
眠い。
ねー。
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TITLE: コミックふたつ
AUTHOR: シキ
DATE: 12/06/2007 23:53:30
STATUS: Publish
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BODY:
コミック。買ってすぐ読んでるけどなかなか感想メモできず。。。

『のだめカンタービレ』19(二ノ宮知子/KC Kiss 講談社)

久々に清良とか峰くんとか登場~。にぎやか。
千秋さまとのだめがとってもラブラブなのに妬ける。(自分アホや)

コンクールに必死になるターニャとかユンロンとかステキだったー。
ターニャの心の叫びが突き刺さってきて泣いちゃう~。
「わたしもこの人たちと同じ世界にいたいって」
うう。
その世界に私も行きたい。
そっちの世界に!!!

燃え尽きちゃったユンロンの道もまたよし。かなあ。うう。RSオケも
大変そうだったり。
楽しいことばかり続くわけはない。
でもできること精一杯やるしかないね。
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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』16(安彦良和/角川コミックス)

オデッサ編・後

マ・クベですよー。白磁の名品~。
ギャンってこんなだっけ。。。ま。モビルスーツのことはやはり
わかんねえ。
オデッサのあたりって、こんなだっけ。。かなり忘れてる。それとも
かなりオリジナルになってるのかな。
ホワイトベースも一軍の駒のひとつとして、戦争やってる感じが強い。

いつか、死ぬんだなあ。

次からまた、宇宙だ。
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TITLE: 『婦系図』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/04/2007 22:32:50
STATUS: Publish
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BODY:
『婦系図』(泉鏡花/慎重文庫)

お蔦は酸漿を鳴らす。
クウクウ。と、コロコロ、と、連弾をするものがある。
クウクウ、コロコロ。カタカタカタ!
「蛙だね」莞爾とした。

という感じの、この始まりのところを、吉増剛造がにっこり、
やってくれたので、まいってしまいました。
あとはたいしたことない話だ、ってことでしたが(^^;
読みましたー。

早瀬主税はドイツ語の翻訳家。師と仰いでいるのが酒井先生。
お蔦は芸者上がりで日陰の身。酒井先生のお嬢さんお妙。
早瀬の学問友達(?)河野が、お妙さんを嫁に、ということを
言い出したが、そのお嬢さんを調べる遣り口が気に入らない早瀬は、
河野の家をやがて破滅させるに至る。

と、うーんと、なんかまあそんな感じ。
ストーリーが追いにくい。。。私の読解力の問題でしょうか。すみません。
描写のディティールは細かくてうっとりものです。が。
話の展開はぽんぽん飛ぶので。えっ、いつのまにあんた病気に!?とか
びっくりさ。
面白かった。

別れろ切れろは、芸者の時に言う言葉。今のあたしには、いっそ死ねと
おっしゃってくださいっ。
てなセリフだけ、何故か知ってますねー。この話しなんだ。
でもほんと、解説読むまでわからなかった。作中には出てきませんよ。
劇化されるときにできたシーンらしい。
へー。
早瀬が一体どうしたいのか、最後のシーンまで、よくわからなかった。
そんな秘密があったのかー。
でも、あんまり納得はいかない(^^;時代の違いか??
ま。スト-リーよりはたぶん。文章、ことばのひとつひとつ、小さなシーン
のひとつひとつを味わって堪能、で満足でした。
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TITLE: 『対局する言葉』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/04/2007 00:00:51
STATUS: Publish
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BODY:
『対局する言葉』(羽生善治・柳瀬尚紀/河出文庫)

吉増さんと羽生さんの対談を読んだあと、やはり読みたくて。
わりと薄めの文庫ですが、やっぱりとっっっっても面白かった。凄い。
柳瀬さんは『フィネガンズ・ウェイク』を訳したすぐあとくらいなんで
しょうか。単行本化は1995年5月ですね。この文庫の初版が1996年11月
ですね。早い文庫化だなあ。
対談の時はまだ七冠王になってないときで、本が出る時にはなってた、と
いうタイミングみたい。
くー。
かっこいい!!!!!!!

私は将棋はまったくわからないんだけれども、やはりとてもミーハーに
羽生ファンで。昔からこうも大の男たちが羽生善治にメロメロにやられて
るのはやっぱりそんだけ凄いんだろうなあと思って。わくわくします。
いやもうほんと、言われるまでもなく。羽生の頭脳にこの性格のよさ
(って、会ったことあるわけでもないけど。でも対談とかしゃべるのを
読んでると感動的に丁寧で天才で凄いと思うので)この表現者としての
姿、言葉。羽生さんと同時代に生きてる人でよかった、と思いますよねー。
吉増さんも詩をささげてましたが。柳瀬さんはいろは歌をささげてる。
いいなあ。
言葉の天才たちに詩歌を捧げさせる男羽生善治。素敵~~~(^^)

最後とかの将棋、棋符の話しとかになってくると、さっぱりわからない
のですが。
言葉のこと、凄いレベルまでいくのはまだ躊躇してるとか、こころが能力に
ついていかないんじゃないかとか、そういうところはとてもうっとりで読み
ました。
とてつもなく本物だ。
ほんとの天才なんだと感じる。
凄い。
ああもう~。かっこいいなあああああ。
凄く素敵な本です。読めてよかった。本になっててよかった。ありがとうです。
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TITLE: 『文芸漫談』
AUTHOR: シキ
DATE: 12/03/2007 17:39:55
STATUS: Publish
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BODY:
『文芸漫談』(いとうせいこう×奥泉光+渡部直己 /集英社)

いとうせいこうと、奥泉光との対談。+渡部直己の脚注。
すごく面白かったー。いい本だなあ。

笑うブンガク入門 というサブタイトル。
笑えます。面白い。でも深い。というか、入門とかいうけど
なんかすごくいきなりハイレベルな話をしているように思う。
それともこのくらい入門レベルですか?
私がバカなだけか(^^;?

職業作家である以上、こういうものも書けなくてはいけないのでは、
と思って書いてみたり。
大事なのは二行目でしょう。とか、二作目でしょう。だったり。
泣かせるのなんか簡単だもん。そんなのはダメだ、だったり。
(世界の中心で が流行ってたころみたい。発行2005年ですね。
でもライブは2003年くらいから、みたい)
小説はノイズだ。
イロニーとユーモアとか。
文化のコードの違い、とか。言語のコードも、かな。
物語ではなく小説を。とか。
物語は癒しでいい、のね?小説はちがう。らしい。
外部が大事、というか、他者とか。そういう力っているんだな、とか。
なるべく笑おうとか。

書くことですでにずれていくのか。

なんか、すごくいい本だなあ。
たぶん私は理解できてないけれども、読んですごくよかった。

いとうせいこうが書けなくなってるみたい。でも書こうよ、って
奥泉光が言うの。凄いな。
奥泉光の本はなんだか難しそうで、ひるんでたけれども。やはり
がんばって読んでみるべきか。こんな面白い感じなのかな小説。うーん。
たぶん違うんだろうなあ。

楽しみ。
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