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2009年7月

TITLE: 『ゲイの市長と呼ばれた男』上下
AUTHOR: シキ
DATE: 07/30/2009 21:55:18
STATUS: Publish
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BODY:
『ゲイの市長と呼ばれた男』上下 (ランディ・シルツ/草思社)

ハーヴェイ・ミルクとその時代

映画「ミルク」を見て、もっと知りたくて図書館で借りた。順番待ち
だったのでようやく。
基本的には、映画がすごく丁寧に素敵に作られていたんだなあと思う。
映画で知ったとおり、といえる。

ミルクは、かつてはクローゼットの中に隠れていた。軍隊にも入っていた。
明るく親しみやすく、たくさんの友達にいつもかこまれているのに、孤独に
見えた。
二十歳くらいの男の子が好み。
情熱的にロマンチックに、ラブレターや花束やオペラや食事で口説き落とし
愛をささげる。
政治という舞台を得て、いくつかの職業をふらふらしてきたのも落ち着いた。
政治に、ゲイとしての活動に、熱中した。
声をあげなくては。権利を勝ち取らなくては。だまって隠れているだけなんて
おかしい。ゲイだという理由だけで虐げられ仕事を奪われるなんて間違ってる。
希望を。
ゲイとして生きることに希望を。
マイノリティであることに怯えなくてもいい希望を。

1977年。そのころのゲイへの差別の不当さ激しさにぞっとする。
30年。すごく大昔というわけではないはずだ。どうしてそんなことが
まかりとおっていたのか。
そのことに、怒り、声をあげた、ミルクのような人たちがいたから、今が
あるのか。今、たぶんカミングアウトのハードルはミルクの頃よりずっと
下がっていると思う。でも、おおっぴらに激しく差別されることは減ったと
しても、たぶん差別も偏見も消えてはいない。

希望を。
それでも、希望を。
政治家には、実行力も判断力も、いろいろ必須だろうけど。やっぱり人の心を
動かすのは希望なんだと思える。
希望が欲しいよ。
誰も、差別や偏見で、権利を、命を奪われるなんてあってはならない。
許せない。絶対に。
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TITLE: 日本近代文学館 夏の文学教室
AUTHOR: シキ
DATE: 07/28/2009 19:34:55
STATUS: Publish
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BODY:
第46回日本近代文学館 夏の文学教室「旅のかたち、旅する心」
というのに行ってきました。
6日間連続であるようですが、私は今日だけ。作家さんが、テーマに
そったお話を一時間する、という感じ。対談もあるみたいです。
で。
今日は、藤田宜永さん、島田雅彦さん、吉増剛造さん。
もちろん目当ては島田さん~~♪そして吉増さん。二人が同じ日で幸せ!

申し訳ないけど藤田さんはあまり興味なく。えーと、取材旅行の余談とか
編集者はつきあうのが大変だ、みたいな話。
で、島田さんは、相変わらずとっても素敵素敵かっこいいかっこいい声~
とうっとり聞きました。「旅の日本史」というタイトル。

挨拶も前置きもなしに、いきなり、「なんか見返りがないと旅をする気がしない」
って感じで話スタート。
縄文人のDNAが、とか、塩の道、製鉄と権力、刀のうつくしさとかつくったことある
とか。ヴェルディのオペラの話もちらっと。お伊勢参りで旅の恥はかきすて、とか
巡礼の旅、東京もんはみんな流れ者なんだ、とか。通勤だって短い旅だ。
あえて家とは反対方向の下町へいってみるのも、発見につながる。
旅には発見がともなっていなくては。それが旅の見返りといえるでしょう。
と、あちこち壮大に話が広がり飛びつつも、きれいにまとまって終わる。これから
下町に飲みにいってきます、って。いいな~~。あ~かっこい~~。素敵です。

次は、吉増剛造さん。「旅のアイルランド―新作シネと」
新作のシネを見せてくれるようで、その準備。そして、プリントも。あの
マジックメモ、現在は裸のメモ、ネイキッド・ライティングなどど呼んでいるらしい、
あのびっしりとくねくねとしたメモのコピーが配られる。
アイルランドの旅、猫町、イエイツ、もろもろ、お話がうねうねと続き、メモの
読み上げの時間がなくなる。シネも、やっぱりすごくすごく不思議。
凄い。すごくすごい。ずっと圧倒されっぱなし。絶対あの人だけなんか違う回路が
ひらいてるんだ。凄い。詩人って。すごい。
メモのカラーのコピーは申し込んだら送ってくれるそうで。どうしよう~~。
ともかくやっぱりすっごく圧倒される。感激でした。

ただ、なんかマナーの悪い人とかがうるさくてイラっともした。。もううう~。
暇つぶしにきてんのかなんなのか。せめてうるさくしないで黙ってて欲しいよ。。。
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TITLE: 『ポケットの中のレワニワ』上下
AUTHOR: シキ
DATE: 07/21/2009 17:12:26
STATUS: Publish
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BODY:
『ポケットの中のレワニワ』上下(伊井直行/講談社)

俺 は、コールセンターに勤める派遣社員。
その上司にあたる町村さん、ティアンは、小学生のころの同級生。
徳永さんは、親会社にあたるところとのつなぎ役的な気さくな人。
ある日曜日。
野球の応援に行く、という行き先が、たまたま俺とティアンとが
住んでいた団地の近くだったので、一緒に出かけた。
そこで再会したかつての同級生。
それから、ティアンの様子が、どこかおかしくなる。

上下巻だけどそれほど分厚くもなく、読み始めるとさくさく進む。
なんだろうどうなってるんだろう、と。
俺、こと、安賀多ことガタ、は、派遣社員で未来もねーし、家庭の
事情は複雑だったりもする。
ティアンは、日本人だけども、ベトナム人とのハーフ、ということで
それなりに苦労や複雑な事情やらを抱えている。
アガタはティアンが好き。でもどうにもなってない。
ふわふわと居心地のいいままでいられたらいいのに、そうもいかない。
一方的になつかれている義理の弟はひきこもりの2ちゃんねら。
なにかわからないことにはまりこんで、消えちゃう女の子と、それを
なんとかとりもどしたいと願う男の子。
というと、なんか村上春樹みたいだなあという感じはするんだけれども。
なんかいろいろディティールでも、そう思ったりもするけど。

派遣でどーしよーもねー感じとか、ネット廃人とか、なかなかどよーんと
した状況のはずなんだけれども、明るく希望がある感じに読み終える。
外国人と日本人の確執、みたいなのも。さらっと描かれてますが。
そんなにさらっとしてていいのかなあと思わなくもない、けど。
文学の希望だなあ。
結局ティアンのトラブルがなんだったのか、曖昧なままなんだけど、
それはもういいのかなあ。

子供のころの話。今の話。現実の話。夢の中みたいな話。夢なのか現実なのか
わかんない話。すんなりと読んで、おおっとこれはどうなんだ、とやや混乱。
その混乱もいい感じ。

そして勝手ながら、レワニワのイメージが、山崎先生。。。と思っちゃった。。。
吉田戦車の 伝染るんです のね。あああ。笑っちゃうというか。シュール。
ま。そんなこんなで、引き込まれて読みました。
がんばろー。
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TITLE: 『ナイン・テイラーズ』
AUTHOR: シキ
DATE: 07/18/2009 13:10:59
STATUS: Publish
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BODY:
『ナイン・テイラーズ』(ドロシー・L・セイヤーズ/創元推理文庫)

ピーター・ウィムジイ卿は旅の途中、車を溝にはめてしまう。
助けを求めたのは近くの村。
フェンチャーチ・セント・ポール。
小さな村だが、立派な教会がある。立派な鐘も。
迷い込んだ新年の珍客としてもてなされ、風邪で寝込んだ鐘のつき手の
かわりに、真夜中から朝の9時まで鐘を鳴らすことになる。

というわけで、前に読んだのからだいぶ飛ばして。長編第9作目、みたい。
一応別にこれだけを読んでもなにがなんだかわからないってことはない。
わからないのは、鳴鐘術とかだよなー。かなり丁寧にたっぷり説明が
あるけど、全然わからない。イギリスの教会って、そういうことやってんの???
まーそこはさらっと読みながしてしまいました。

最初が冬で、ということもあってなのか、全体的にいつも寒いというか、
湿っぽくて暗くて陰鬱たる雰囲気と思う。
最後には大洪水になったりして。なかなか壮大。
死体の様子もかなり悲惨な感じ。でもあんまり猟奇的とか残虐とかの
印象はないのは、ウィムジイ卿とかの飄々とした魅力でしょうか。
まーでも、面白いかどうかというと。私の好みとしては、そんなには。。。と
いう感じ。
ヒラリーという少女の後見人っぽくなるみたいだけど、この女の子と
今後どーにかなるのか?うーん。まあ、そういうのもほんとどうでもい。。。
従僕のバンターくんの出番も少ないしー。物足りない。。。

解説が巽昌章という人で、この話、京極夏彦の『魍魎の匣』と似た手ごたえ、
と書いてましたが。(他にもいろんなたくさんの推理小説をあげてつらつら
と解説書いてくれてますが)
そ、そうなんだ~~。
んんんんー。
なかなか納得はできませんが。

ところで、なんでこんなところに京極?とびっくり。かなり昔の小説を読んでる
つもりだったんだけど。この本の発表は1934年みたい。この文庫の発売は1998年。
50年もたってから翻訳されたのか?再版的なものなのかよく知らないけど。。。
ま、ミステリの歴史そのものが19世紀半ばくらいから、って感じかなあと思うと、
百年二百年ほどの歴史か。古い小説っていってもそんなでもないんだっけ、と思う。
それでも、高等遊民なお貴族様がいて、とっても素敵。
また他のも、のんびり読んでみようかなあというところだ。
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TITLE: 『黄石公の犬』
AUTHOR: シキ
DATE: 07/13/2009 10:54:51
STATUS: Publish
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BODY:
『黄石公の犬』(夢枕獏/徳間ノベルズ)

闇狩り師のシリーズ。ひっさびさの新刊。

老人が犬をつれている。
その老人と、犬には、なにやら不思議な力があるらしい。
なくしたものを見つけてくれたりする。厭なヤツをいやな目にあわせる
ことができたりする。
“お犬さま”。
彼らはそういうものなのではないか。

話しは二つで、この「黄石公の犬」と「媼」。黄石公のほうが、中篇、
といった長さ。
どっちも、ああ闇狩り師だーという作品で、ああ久しぶりに乱蔵を見た読んだ、
という満足感はあり。
しかし、乱蔵が、30代半ばくらい、ってことで、あーそういやそうだっけ、
ああああわたし、乱蔵よりも年上になってる感じか???と、混乱。昔は
当然ながら、乱蔵って自分よりずっと年上な大人だったのに。。。
あとがきよると、15年ぶりだか20年ぶりだかの、闇狩り師新刊。って作者も
わかんないくらいの久々さ。
初出を見ると、黄石公が2000年から2008年にかけてのSFJapnで連載。
8年がかりの連載なんて、誰がフォローできんだよ。。
媼 は、1986年のSFアドベンチャーに載ったやつだそうで。

はるばときてしまった。

と、感慨にふけるしかないじゃないか。

ま、好きですけどね。
闇狩り師の新装版がこれから出るらしい。でも昔のもちゃんと私持ってるよ。
買ってるよ。ずっといつもいつも、獏さんの新刊楽しみに待ってるよ。
新装版とかももちろんいいけど、(でもさすがにもう買わねーぞ~~~)
物語の続きを出してよ。
サボってないよ、って獏さんはあとがきに書いてるけど、私の手元に届かなくちゃ
意味がないんだよ。私にとっては。読者が読んでこそ。でしょう?獏さんはそう
言ってくれる作家でしょう?「絶対におもしろい」から、読め!って、そうやって
ずっと物語をうみだして読者に読ませてきたでしょう?
読ませてくれ。
もっともっともっともっと読ませてくれー。
キマイラを。あの物語を、途中にしてしまわないでくれ。
読ませてくれー!
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TITLE: 「東京アートダイバー」
AUTHOR: シキ
DATE: 07/12/2009 00:30:20
STATUS: Publish
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BODY:
中沢新一の、「東京アートダイバー」という講座へ行ってきた。
コレ↓
http://www.culture.aoyamabc.co.jp/nakazawashinithitokyoartdiver_contents.html

第一回ゲストは伊藤豊雄さん。建築家。
知らなかったのですが、お話、とっても面白かった!
ちゃんと理解できたという自信はないけれども、自分のためにまとめ。
あくまで私個人的理解の範疇での覚書です。

講座のタイトル「東京アートダイバー」は、もちろん「アースダイバー」をふまえて。
東京の無意識。人間の外にあるもの、自然の理法とでもいうものが、影響して
いる、決定してきている部分が確かにあるのではないか。そういうところを
話し合えるゲストをお迎えして、とのことです。
建築、というのは、反自然なものではないか。
土地の、自然のうねり、渦巻き、螺旋を押さえつけちゃうもの。しかし、伊藤さんの
建築は、自然を設計にとりこもうとしているみたい。
今までの作品のいくつかの写真を見る。
すごく不思議。
壁で仕切り、地上なのに地下空間。しかし中は流動的。まる。うずまき。
諏訪湖のそばの美術館は、船みたいといわれるけれど、もっと自然現象的なものを
イメージしている。水平虹。
スペインの湖のそばには、大きな貝のようなスパイラルな建築。
建築というよりは、オブジェのようだった。まだ未完成。そして、建築構想中なのが
台湾のオペラハウス。今建築会社待ち、みたい。
とっても有機的に見える。今まで見たことない、どことなく内臓みたいな建築。
すごい不思議。完成するのかなあ。凄い。
座・高円寺 も。これは見に行こうと思った。テントみたいな建築だそうで。
原っぱにテントをたてる。
サーカスのように。アングラ演劇のように。それは、建築以前の、まだ未分化な、
生まれたばかりのものが膜につつまれている感じ。
重農主義。フィシス。自然。カラダ。自然は、非線形。人工的なものは線形。思考、言語。
農も建築も、土地と深く結びついているものなのに。伊藤さんの建築はそれを
忘れてない感じ。
抽象、には二つのレベルがある。普通に言うところの抽象、と、さらにそれをつきぬけた
ことばにできない感じの「抽象」。コルビジェとかは感じていたのかも。

二時間あっという間。
お二人がかなり盛り上がって楽しそうに話してくれてるのが伝わってきて、
まったく退屈しなかった。行ってよかった!
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TITLE: 映画 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』
AUTHOR: シキ
DATE: 07/10/2009 17:09:48
STATUS: Publish
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BODY:
映画 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』

やっと見に行けました。

というわけで、ネタバレあるよー。

始まると、もう、ものすごく違うのにびっくり。
序 の時は、確かにテレビとかと違うところもありつつも、
まあ総集編的なつくりだったけれども、破 は、ホントに 破!だ。
新キャラ、マリが出てるってこともあるし、アスカの名前も変わってる
し、(式波さん~)違ってるんだろうなあとは思ってたけど
すごい違う。
テレビ版のシーンもなくはないけれど。
そして勢いも。
キャラの性格なんかもかなり変化ありで。
端的にいえば、前向きなわかりやすいキャラたち。
で、昔からのファンにすると、何でこんな風に変化してるんだ、と
考え込むことになり、初めて見ましたー、って場合には、わかりやすくて
いいんじゃないかと。

ここんとこ私は立て続けに、ロボットとかマシーンとか大迫力の
どっかんどっかん実写(CG)の大作、ターミネーター4とか
トランスフォーマーリベンジ とか見てきてるだけど。
やっぱアニメも最高~~!
やっぱエヴァ凄い。かっこいい。疾走!戦闘かっこいいいいい!!
使徒もすっごいかっこいい。
使徒強い~~~。
戦いの衝撃も凄くて。

「綾波を返せ」
のあとからはずっと涙がぽろぽろぽろぽろ。
凄すぎて。
ウテナとアンシーみたいだった。
その手を、早く。

カヲルくんはやっぱり、出番少ないのに、一番の意味深キャラで
素敵すぎて死んじゃう。かっこいー。

そして、続く、わけで。
どうなるのどうするの。
どう結末が、つくの。

エヴァの物語に、ついに結末がつくんだろうか。早く次が、見たい。

アスカがどうなったのか、とか。
今回、レイよりアスカの孤独が辛くて、哀しかった。
マリはなんか飄々としてて、にゃーとかいってて可愛いけど、どんな
企みがあるんだろう。
なんにせよ、萌えキャラとしてのサービスは満点。
アスカもレイもミサトさんもだけど。
リツコとかの出番は減って、重要度も減ってる感じ。いっそう
ヲタ男子へのサービスサービス~、って感じ。
加持さんとか、カヲルくんもで、腐な方面にもサービスサービス~、
て感じです。

たぶんもう一回くらいは見に行きそうなワタシ。。。
衝撃衝撃衝撃!ではなく、ちょっと落ち着いてよく見たいです。

次回にも期待!!!
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TITLE: 『アンダーグラウンド』
AUTHOR: シキ
DATE: 07/09/2009 23:53:53
STATUS: Publish
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BODY:
『アンダーグラウンド』(村上春樹/講談社)

『1Q84』を読んだんだけど(日記にはまだ書いてないけど)
やっぱり『アンダーグラウンド』を読んでおこうか、と、思った。

オウムが東京の地下鉄にサリンを撒いた。
1995年3月30日。連休のはざまの月曜日。よく晴れた日だった。
あの日、あの場所にいた人に。
インタビューをし、それを文章にした本。
本として、文章にして、まとめたのは村上春樹だけれども、それぞれの
人の語ったことをできるかぎり忠実に文章化したものだそうです。

小説ではなく、それは事件だったこと。
そのことを、私は体験はしていないけれども、リアルタイムとして
テレビのニュースで知った。
その後の騒動も知ってる。あくまで、テレビのニュース、新聞の記事、
などとして、だけれども。
それでも、あの、非日常な感じ、そのことを思うと暗澹たる気分になる
感じは、今でも消えない。

村上春樹、目をそむけずに、それを知りたいと、ほんとうに話を聞きたいと
思い、実行したのは凄いと思う。

それぞれの人の話は、ほんとうに、それぞれなんだけれども。
悪夢のようなものを見る。とか。
それは、すごく、村上春樹の小説に近いものを感じる。もちろん、村上春樹が
文章化したことだから、そうなるのはある程度仕方ないのかもしれないとしても。

やみくろだ。
と、私もいつのまにか思っていた。いたような気がする。

阪神大震災と、オウムの事件と。あれからどこかずれてしまったのではないか。
どこか違う場所にきてしまったのではないか。
そう感じているような気がする。
たぶん、ひきずられてるけど。

どうすればいいのかわからない。

でも考えることを放棄はしないようにしたい。
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TITLE: 映画「トランスフォーマー リベンジ」
AUTHOR: シキ
DATE: 07/08/2009 14:53:34
STATUS: Publish
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BODY:
映画 「トランスフォーマー リベンジ」

地球に残り、ディセプティコンの残党と、軍と協同して闘うオプティマス・プライムたち。
サムは大学へ行くために、家を出るところ。
ミカエラとは遠距離恋愛になるけれど。
バンブルビーもつれていけないよ、と、別れるけれど。
しかし、あの時の服に、オールスパークのかけらが残っていた。
再び狙われるサム。
メガトロンの復活。
宇宙から、ザ・フォールンも地球を狙っていた。

前作にも増して、トランスフォーマーがじゃんじゃん出てきてぎゅいんぎゅいん変形
して、激しく戦います!!!!!
すっごい!

人間の登場人物はほぼ前作を引き継いでいて、サムもミカエラもがんばってるし、
セクター7解散になり肉屋やってるあの彼も、今回大活躍。
レノックス少佐、前より昇進してるみたい。
も~~~かっこいい!!

トランスフォーマー同士の戦いも、空軍もろもろの戦いも、すっごい!
どっかんどっかん派手!派手!派手!
トランスフォームしまくり!
ロボット~~!メカ~!ごつごつのメカメカ~!かっこいい~!
くはー!戦闘機!戦闘ヘリ!空母!潜水艦!かっこいいかっこいいかっこいい~!

随所にはさまる笑いは、まあ、アメリカンな感じなんでしょうか、ほどほど
馬鹿馬鹿しく。
みんなものすごいよく喋る喋る。早口やなあと関心。
みんなタフだなあと感心。死ぬってー。
バンブルビーがサム大好きで可愛いかったり。ビーとの別れ話はまるっきり
女との別れ話だったよ。可愛いなあもう。

ストーリーのほうもそれなりに楽しめたし。
おわーすげーかっけー!とスカッと満喫しました。
映画館で見ないとつまんないですよ。
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TITLE: 『乱鴉の島』
AUTHOR: シキ
DATE: 07/07/2009 10:33:52
STATUS: Publish
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BODY:
『乱鴉の島』(有栖川有栖/講談社ノベルズ)

火村は休暇にでもいったら、とすすめられるままに、熊野灘のはずれの
島へ小旅行にでかける。ちょうど一休みしたいと思っていた有栖と一緒に。
烏島。
そこは烏が乱れ飛び、謎めいた人々の集う孤島だった。

というわけで、絶海の孤島ものですね。
久しぶりに読んでみたありす。最初に単行本出たのが2006年みたい。この
ノベルズが2008年ですね。
クローン問題だったり、たぶんホリエモンがモデルなのかな~という人物が
いたりと、時事ネタもりこんでいる感じ。

「こんな奇妙な事件は聞いたことがない」

とのことですが。
奇妙、かなあ。
うーん。
すみません私はそんなに驚きもせず奇妙とも感じなくて。。。
うーん。
たぶんこういうのには、ありすは似合わない。イメージするのは森博嗣だなあ。

これ、「本格ミステリベスト10」の堂々一位に輝いた、そうです。
そ、そうなんだ。
私があんまり新本格とかミステリとかを面白がれなくなってるのか単に
相性が悪いのか。まあもともと有栖川有栖は好きでもなんでもないので。
なら読むなよ、という気もするけどー、それなりにひととおり読みつくして
きたので。。。図書館であったとき、そういえばなんかで一位だった気がする
と思い、面白いのかなと思い。。。
一気読みはしました。
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TITLE: マンガと本、3冊分
AUTHOR: シキ
DATE: 07/06/2009 10:00:44
STATUS: Publish
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BODY:
このごろ読んだもの、いくつかまとめて。

『瓦礫の矜持』(五條瑛/中公文庫)

市民の権利を守るために、公職の不正を許さないために、活動する団体
コモン・フューチャー。
かつて妹をストーカーに殺された神楽は、警察を許せないでいた。
コモン・フューチャーに転職してきたところで出会う人々によって、
正義とは何か、考えがゆらぐことになる。

と、単行本も買ったなあ読んだなあと思いつつ、やっぱ文庫になってるのを
見ると、うれしくてまた買っちゃった。
双子の歌川兄弟とか、黒羽さんとか、神楽くんも、いいキャラだと思う。
事件を起こすまでが非常に丁寧、なのに、事件そのもの、その結末はごく
あっさりと終わってて、もうちょっと長くてもいいんじゃないのかーと思う。
うーん、ちょっといろいろ弱いかなとも思うので、この一冊読みきりくらいが
妥当なんだろうか。でもまた別の話、とかで、読めるとうれしいかもしれない。

『黒執事』7巻(枢やな/Gファンタジーコミックス)

サーカス編の佳境、かな。前巻よりはちょっと面白かった、ので、一応続きも
読もうかな、ってところか。
でもこれ弱いなー。お父さん、である伯爵。うつくしいものに激しく憧れ
狂気に陥る、ってのはステキなんだけど、その描写が。あとがきなんかでがんばって
議論してつめたみたいだけど、それでも甘いなーと思うよ。
たしかに、印象としては、シエルパパステキ☆ってなるわなー。

『プルートウ』8巻(浦沢直樹×手塚治虫/ビックコミックス)

完結。
悲しみを。
憎しみではなく哀しみを。
愛と平和。
ことばにすればなんて陳腐な。なんてうすっぺらく響くようになってしまったことか。
それでも。
愛を。
憎しみのない世界を。
哀しみのない世界を。
願う作品ですね。

読み終わってから、手塚治虫の原作を読みました。(愛蔵版の付録の)
あの作品をよくこんな作品に仕上げたものだなあと感動。
もちろん、手塚治虫の原作も、ここまでのマンガを描かせるほどの力のあるもの
だったからこそだ、というのがわかって。
ロボットに心がやどる。
ひとよりも優しい純粋な愛だ。
アトムたちに、涙を流させたくはないね。
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TITLE: 映画 「ターミネーター 4」
AUTHOR: シキ
DATE: 07/01/2009 15:30:36
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ターミネーター4」

見に行ってきました~。すっごく楽しみにしていったんだけど、
すっごく、というほど面白くてたまんねえ!ってわけじゃない、かなあ。
これはやはり、期待をふくらませすぎてたかなあ、と。

お話は、予告なんかでばんばんやってるとおり。
スカイネット、マシーンと、ジョン・コナーたち抵抗軍との戦い。
最初から最後までドンパチやってました。
なので、おお~~~機械~~~~!!!
おお~~~~どっかんどっかーん!!!
と満喫するには、やっぱり映画館で見てよかった~、と満足です。

んが、なんでそんなにスカイネットがカイル・リースや
ジョン・コナーをマークしてるんだよ、とかなにかと細々疑問。。。
ジョンはこの映画の最初でまだ抵抗軍の一員、優秀な兵士ではあるものの
部隊長くらいな感じ。
カイルなんてまだ10代で抵抗軍の一員ですらない。
カイルが重要だ、ってのはジョンしか知らないことなのでは。
んー。
マシンが過去のデータとか調べ上げて、ってことなのか。。。
最初の時に、一応警察につかまってそれなりに調書とったり
サラは精神病院にいる間になにかと治療ってことで記録とられたり
してから、かなあ。
でもなあ。
まあでも、細かいことは気にしないのが一番か。

マーカスもまあそこそこかなあ。

今回この映画では、今までのシリーズの(3はわりとなかったことに。。。)
いいとこどりな名シーンの再現みたいのがあったりして
シリーズなんだ、続編なんだ、って強調してる感じ。
テレビで1~3やってたのを見て十分復習していけたので
それなりにニヤリとかもしました。
ま、それも別に気にしなくてもいいと思うけど。

クリスチャン・ベイルはやっぱりかっこよくって素敵☆
3の時のジョンはほんとなかったことにして。。。
ひどかったと思う。。。
ターミネーターのT-600がこの映画ではメインで。800が
開発されたばかり、ってところ。
シュワの顔も出ててまたニヤリ。すぐ骨格だけになるけど。

しかしやっぱり。1と2が完璧で最高。
私にとっては特に2が完璧で最高。

ドンパチやってますとか兵器盛りだくさんとかマシーンいっぱい!とか
十分わくっとしたけれども。
4は、ええ、まあ、なかったことにしなくてもいいと思う。
まだ続編作るのかしらね。
あれば見るかなあ。
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