« 2006年8月 | Main | 2006年10月 »

2006年9月

TITLE: 映画 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
AUTHOR: シキ
DATE: 09/30/2006 23:27:14
STATUS: Publish
-----
BODY:
見に行ったのは少し前なのだけども、ここしばらく、京極夏彦の
邪魅の雫 に溺れています。読み終わってからもまだもどってこれませんっ。
ああ~。
榎木津さんかっこいい。素敵。かっこいいいいい~。好きです。大好きです。
榎木津さんのことしか考えられない。。。

ま、それはともかく。
映画「ロード オブ ザ リング 二つの塔」

バラバラになった旅の仲間たち。
オークにさらわれたメリーとピピンは、エントのいる古い深い森に逃げ込む。
メリーとピピンを追っていたアラゴルン、レゴラス、ギムリは走り続け、森で
白の魔法使いとなったガンダルフに再会。
ローハンへゆき、戦いにそなえる。
フロドとサムは滅びの山を目指すが、道に迷う。あとをつけてきていたゴラム
を、道案内役として同行する。指輪の重み、影響力は増すばかりだった。

わたしは三部作のうち、これが一番好きです。
も~かっこいいったらありゃしなーい。アラゴルンが。レゴラスがーっ!!!
戦いのシーンがものすごい迫力で、ぞくぞく。凄い。凄い。すっごい。
エルフの軍勢のなんと華麗なことか。最初に見た時には、話の展開とか全然
知らずにみていたので、エルフの軍勢が来てくれた時に涙がでるほど嬉しかったよー。
うつくしいし。
ガンダルフが朝日とともにやってきたとことかさ。
ああ。助かった、と。
感情移入しまくり。
今回は二回目だし、展開はわかっているので、最初ほどハラハラドキドキはしなくて
すんで、くはーかっこいい~~!!と、堪能。
アラゴルンは87歳なのかー。とびっくりしたり。うーん。惚れる。それはあれは
惚れる~。と、いちいちかっこよさにめろもえになってしまいました。
スペシャルエクステンデットエディション。長かったよ。上映時間223分、だそうで。
たっぷり満足しました。

なにもかもに萌~エロい~と悶絶しちゃう素晴らしい指輪物語なわけだけど、
やっぱり指輪が。サウロンと引き裂かれた指輪が、まさに世界を敵にまわしても、
なんとしてもまたひとつになろうとする指輪とサウロンが。激愛でしょう。
ああもうたまりません。指輪萌え~。
さ。王の帰還 も、楽しみです!
-----
--------
TITLE: 魔王
AUTHOR: シキ
DATE: 09/25/2006 22:34:36
STATUS: Publish
-----
BODY:
『魔王』(伊坂幸太郎/講談社)

安藤は、電車の中で気がついた。
どうやら他人の中に入り込んで、自分が思ったことをその他人に喋らせることが
できる、らしい。
超能力?
とりあえず腹話術と名付けた能力だったが、だからといってどうしていいものやら
わからない。

世の中は、どこか不安に満ちている。一気に人々が同じ方向を向きはじめている
ようで、安藤は自分一人がこの状況に戸惑っているのではないかと、思う。
考えろ。考えろマクガイバー。
幼いころからの口癖を心の中でつぶやきながら、世界を変える可能性を見い出そうと
していた。

「呼吸」
は、その後。
あれから五年。鳥を眺める閏也は兄が亡くなってからなんだかついている。
じゃんけんに負けない。
思いつきが外れない。
ほんとうに、何かをやるのは、潤也なのだろうか。

近未来、の日本、かな。2010年くらいとか2015年くらい、といっていいんだろうか。
まあなんとなく。
ちょっとなんか、すごくリアルにこんなになっちゃったりして、というのが凄く怖い。
駄目だ。宮澤賢治を引用する政治家が表れたら警戒しよう。。。
しかし「呼吸」のほうは、なんだかこわいし不安だけどもちょっとおだやかなところに
着地した感じ。いいのかこれで。んー。でもこの先へ、となると、村上龍になる、
かなあ。これはまだこの先続きがあるのかな?読みたいような。もういいような。。。

そんなこんなを読んでるところで、TVタックルで小沢さんがぽっくりいっちゃったら
困るんだよ!てな暴言を聞いたと思ったら、報道ステーションで、小沢さん緊急入院、
だそうで。検査入院だから2、3日で退院だそうだけども。明日の安倍総理誕生の国会
欠席は確実、なのね?
をー。なんだよなんだよ。ドーチェのマスターがいるのか!?なんて思ってみたり。。。
安倍さんは確かに若い総理だしなあ。とはいえ50代。んー。
まあそんなの怖がってもしょうがないんだった。
考えろ考えろ。
考えなくちゃ。自分で。
-----
--------
TITLE: 怪奇な話
AUTHOR: シキ
DATE: 09/24/2006 23:44:47
STATUS: Publish
-----
BODY:
『怪奇な話』(吉田健一/中公文庫)

短編集。

山運び
お化け
酒の精

幽霊
老人
流転
化けもの屋敷
瀬戸内海

タイトル並べてみても、淡々として素敵。ちょっと昔の本なので、文庫の
文字が小さくて、しかも改行とかあんまりなくてページを開いてみた時の
みっしり感がかっこいいです。文章がそっけないけど冷たくはない。
山運び が萌え萌え、というおすすめがあって読んでみたのです。
いきなりリラダン~。ま、それはほんの枕なだけなんだけど。
山雀が小悪魔になっちゃうってラブリーでいいです!か、可愛い~。
魔法使いで小悪魔が召し使いで、ってな道具立てなのに、この淡々と
なんでもないことのように話しがすすむ感じはすごいなあ。
こういう温度の低さというか、距離感の感じはとても好きです。
怪奇な話 という一冊で、実際怪奇な話ばかりなんだけども、不思議だ
こわいおそろしい、って、ちっとも騒いでないの。素敵だ。

美味しくお酒を飲みながらきもちよく話しをきいているようにひきこまれる。
小説なんだかエッセイなんだか?という始まりで。
ひとつひとつのお話は短いし薄い本なのに、すごーく時間かかって読みました。
時間かけて読みたいなあという気にさせる本。
吉田茂の長男なんだってー。全然知りませんでした。ん~。そんで政治には
いかずに文芸家ですか。なんかますますかっこいい。
またなんか読んでみたいなと思います。
-----
--------
TITLE: 陰摩羅鬼の瑕 文庫版
AUTHOR: シキ
DATE: 09/23/2006 23:35:50
STATUS: Publish
-----
BODY:
『陰摩羅鬼の瑕』(京極夏彦/講談社文庫)

鳥が。
鳥が。鳥が。
ガラスの目をした、鳥が。

文庫買いました~。分冊じゃなくて一冊。今回は分冊と一冊のと
同時発売でしたね。
。。。講談社さん。そんなこと画策しなくていいからさくさくちゃんと
本を出してください。。。いい加減な出版情報流して惑わせないように。。。
んで、ネットで書いてあったのを見てわたしも自分の本見てがっくり(^^;
栞が~。「陰摩羅鬼の暇」になってますー。暇。ヒマ。暇なんかい陰摩羅鬼っ。
パロディマンガにありそうなタイトルです。
いいんですか講談社。
そんなことでいいんですかー。
狂骨の愛蔵版も、予定ではもうとっくに出てるはずなのに、まだ、だよね?
まだ発売されてないよね?どうして?どうしてー?
どうしてなんでしょう。。。
なんていうか。。。この日に本だします、と言っておいて出さない、出せない、
というのを何度もくり返してるのがわからない。。。シゴトだよね?ビジネス
だよね?そんなデマばかり流すカイシャって、どうなの??いいの?
本当に出版できる日がちゃんとはっきりするまで発売日を発表しなければいいのに。
どういう見切りで発売日発表するんだろう?期待ばかり煽られて、待ってるほうと
してはツライ。
ジャミは今度こそついに発売になるのね。
待ってたよおお。
しかも地方限定特装版があるそうで。むむ~。また煽る。。。もーそれはいいや。
本が読めれば。
本を読ませてくれ。

長々と愚痴ばかりになってしまいました。。
文庫になって、また随分分厚いです。新書のときは、ひさしぶりにちょっと薄いなあと
思っていたような気がするんだけども。加筆とか多かったのかしら?あんまりわから
なかった。。ま。そんなもんだよね自分。
-----
--------
TITLE: 砂漠で溺れるわけにはいかない
AUTHOR: シキ
DATE: 09/22/2006 23:28:30
STATUS: Publish
-----
BODY:
『砂漠で溺れるわけにはいかない』(ドン・ウィンズロウ/創元推理文庫)

簡単な任務、だと。
ラスヴェガスへふらりと出かけていってしまった老人をうちまでつれもどす
だけだ。
泊まっているホテルの部屋番号もわかっている。
ちょっといってすぐ帰ってこられる。ちょっとした小遣いかせぎになる。
そういう任務のはずだった。

ストリードキッズのニール・ケアリーシリーズ最終巻。
翻訳しおわるのに13年半かかったそうで。本来はとっくに終わってるはず
だったのねー。まあたしかに、間、忘れてたくらいです。でも終わって
よかった。
よかった、といっていいのかな。
今回、んとやはり後日談的、といっていいのかもしれない。
でもカレンと別れちゃったの??愛しあってるよね?やりなおすのかなあ。ん~。
もうちょっとすっきり幸せになってほしかったよニール。
でも、ちゃんと前向きな感じだったので、よかった、かなー。
グレアム父さんとのコンビは最高だったな。
シリーズの最初のころのほうが好きだったかも。
ともあれ。
読み終わって満足。

訳者のあとがきに、フロストシリーズの訳者への励まし(?)があったけど。
そーだそーだ。
フロストも早く読ませろー。
-----
--------
TITLE: 映画 RENT
AUTHOR: シキ
DATE: 09/20/2006 20:08:38
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「RENT」

スポットライトの舞台。
歌が始まる。
52万5600分。一年を何ではかればいいのだろう。
たとえば、愛で。

去年の家賃も払っていない。退去命令の張り紙を無視して、ロジャーとマークは
ロウソクをともす。久しぶりに帰って来たトムは路上で襲われる。出会ったのは、
天使。エンジェル、と名乗るストリートドラマーでドラッグクイーン。
ミミはSMクラブのダンサー。
モーリーンは弁護士のジョアンナとつきあっているのに奔放さはまったく変わらない。
芸術家たち。
エイズのもたらす死がいつもそばに。
今を生きる。今。今。

ミュージカルで、舞台が人気なのはなんとなく知っていたけれども、実際に見たことは
ありません。
始まって最初から涙がこぼれるような名曲だなあ。
音楽をたっぷり楽しみ、今を生きる、という彼等に泣かされる。
私はもう若くはないなーと思う。ベニーたちのほうの言い分も十分納得しちゃう。
芸術家たち!はしゃぐ時、祭りの時は必ず終わる。かならず通り過ぎてゆく。
でもあの情熱も激しさも、なくしたくない。

エイズやゲイ、ビアンであることをリアルにあつかった作品として知ったわけです。
エンジェルはほんとうに、天使だった。
美形、ってわけじゃいのよねー。でもどんどんきれいになってく。

いっぱい泣いちゃった。
やはりすごい音楽。すごい歌。かっこいい。

もともとの舞台をつくったジョナサン・ラーソンは、6年かけてつくりあげ、
初日の前日、リハーサルを見たあとに、死去。キャストスタッフ動揺の中、しかし
初日の舞台の幕は開いた。歌だけの舞台だったそうです。
ジョナサン・ラーソン。35歳。大動脈瘤の病気?あまりにも早すぎる死というほかない。

映画のクレジットの最後にもやはりこうありました。
「ありがとう ジョナサン・ラーソン」
-----
--------
TITLE: 映画 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間
AUTHOR: シキ
DATE: 09/20/2006 01:46:01
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「ロード・オブ・ザ・リング」旅の仲間

スペシャル・エクステンデッド・エディション。
映画祭なのでたっぷり208分、大スクリーンで見て来ました♪わーい♪
でも夜、8時半からの上映で、映画館出たら12時すぎてました。。。
さすがにシゴト帰りでこのコースはキツイ。。。あと二つはなるべく
昼間に行けるときに行こうー。

ホビット庄の様子とかビルボのこと、ガンダルフが来るまでのシーンとかが
公開当時にカットされてたりしたところなのかな?アラゴルンとボロミアの
関わりとか、サルマンとガンダルフとか。少しずつ関係が前より長い、のか
なあ。まあ、公開の時に見たのをちゃんとは覚えていないし(^^;二回目
に見るから自分がよくわかるようになったってことなのかもしれないし。
(テレビでやってたのも見たから一応三回目かな)

ともあれ!
やっぱりすっごくすっごくすっごく凄くて面白いっ。
レゴラスやっぱりかっこよすぎるでしょうう~~~。きゃ~。なんでそんなに
かっこいいのー。うつくしいのー。さすがさすがエルフ~。素敵~。
アラゴルンもまだ最初のとこはかっこよくないんだよね。。。でもだんだん
どんどんかっこよくなるから不思議。メロメロになっちゃう~。
ドワーフとかオークとか、ナズグル(?)とかはめちゃめちゃ醜悪に怖いし。
映像音楽迫力大満足!
面白いよー。
三時間半くらいでまったく退屈させないなんて凄い。なんて素敵なんだ。

原作も読んだからやはり公開の時に見た時よりいっそう楽しめるのかも
しれないかなあ。
ああもう。あーなっちゃうのに、こーなっちゃうのに、ああ~とか先のことを
思って今のシーンを見るといっそうぐぐぐとせまるものがあるなあ。
うっとり。
どうなるのどうなっちゃうのっ、とハラハラドキドキも前回味わってて、
満足が二倍かも。幸せです。
来週は 二つの塔 だっ。楽しみっ。
-----
--------
TITLE: 映画 アマデウス
AUTHOR: シキ
DATE: 09/18/2006 23:38:23
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「アマデウス」

映画祭はじまりー。
アマデウスをスクリーンで見られるなんて幸せ~。
ディレクターズカット版。3時間ほど。長い。初めて見たシーンもけっこうあったような。
サリエリとモーツァルト。
二人の、というか、サリエリのほうの、わなわなとやりきれぬ思いがよくわかって
もーーーー。
たまりませんね。
モーツァルトのほうがあのキャラクタなので、萌~というにはちょっときついなー
と思うものの。
たいへんに素敵すぎます。くー。

衣装とか建物なんかのゴージャスさとかぐちゃごちゃな感じとか、面白い~
素敵~。うっとり。
お菓子をむしゃむしゃ食べてるのがなんか美味しそうでうらやましい~。
なんで最初、サリエリは自殺しようとしていたの、か。モーツァルトのことを
思い続け、苦しみ続けた揚げ句のところ、だったのか。
凡庸なるものの王だ、と、最後狂気の人々に笑顔と赦しを投げかける老醜の
サリエリ。数多の人は。どうしたってサリエリにしかなれない。
サリエリのところさえ、凡庸なるわたしには素晴らしい高みだと思うけど。

モーツァルトの音楽は完璧で神のものだった。

人が、神に愛されるとは、こういうことなのだろうか。
音楽。
音楽。
音楽。
モーツァルトは不滅だろう。
-----
--------
TITLE: SEのフシギな生態
AUTHOR: シキ
DATE: 09/17/2006 00:37:49
STATUS: Publish
-----
BODY:
テレビで、映画の「電車男」を見ました。
さすが展開が早っ。ドラマのほうをけっこう見ていたので、ささっと進んで
快適でした。エルメスがやはり中谷美紀であるほうがぴったりだなあ。
んでもあのラストを見て、んん~~?これはやはり全部妄想じゃんか、という
ことなのか。。。えーと前からすでに出会う可能性があった運命の赤い糸だよ
とかいうことなのか。。。でもどっちかというと、全部つくりごと妄想、
オタキモイんだよっ、という悪意のほうが強めな感じ~と思った。
そういうほうに自分が敏感になりすぎているというかまさに被害妄想か?
という自分がイタイ感じだけども。まーそれはそれでいいか。
かなり感動もしちゃった。感動ものとして見たい!という欲求強い
と、ちゃんとそれはそれで満足できる。うまい映像化だったのではないかなあ。
ドラマは。。。まあまたスペシャルやるみたいだけど。もうええやろ。。。

で。
読了。
『SEのフシギな生態』(技術評論社/きたみりゅうじ)

失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条
SEに今から転職したいとかできるとか思ってるわけではないのだけれども
これ面白そうだなあと思っていて、図書館にて発見。
なんか大変なんだなあSE。今でもこんななのかなあ???と、面白く読みました。
開発の話しなんかはまったく縁遠いけれども、基本的ビジネスマナー、
ビジネス本として、どんなシゴトであっても仕事は仕事、というところは
一応社会人である我が身にも共通なわけで。
今さらとかあたりまえやんとか思いながらも、改めてうむうむと納得したり。
計画をたてるとか、メモをとる記録をとる時間を守る体調を整える。とかね。
そ、そんなこと言ってもいいのか!?という、悪い見本として、言ってみたい。。。
とか妄想してみたり。。。
「こんなんやるの、イヤです」
イヤです。
イヤです。
やー。いってみたいねえ。。。
ま、たまに言うけどねワタシ。。。あ、もちろん相手が理不尽な場合。ははは。
-----
--------
TITLE: λに歯がない
AUTHOR: シキ
DATE: 09/14/2006 21:03:19
STATUS: Publish
-----
BODY:
きのう、コカ・コーラのスペシャルドラマ、見ましたよー。森博嗣原作。
カクレカラクリ。ドラマのために書き下ろしたもの、かな。本は読んでません。
えーと。。。
ベタドラマ??(^^;
栗山千明はやっぱきれいというか雰囲気が凄いなあ。
まあ。えーと。面白かった、のかな。。。ベタドラマ??原作はそのうち
図書館とかでみかけたら読んでみようかなあ。うーん。どうでしょう。

『λに歯がない』(森博嗣/講談社ノベルズ)

山吹たちが実験をしている施設の敷地内。別棟で、密室殺人事件が起こった。
4人の被害者の身元が不明。
そして4人とも、歯が取り去られていた。

相変わらず、これ一話のものというよりは、もっと大きな、というか、長い
物語の中の一エピソードという感じ。
事件も、謎ときも、粗筋、みたいな感じ。
海月くんとか山吹くんとか完全に脇役って感じ。。。このシリーズ、西之園
もえもえちゃんとかのほうが脇役ってことじゃなかったのかよー最初は。
ま、やっぱSMコンビのほうが人気なのかな?
いろいろちょこちょこ出て来る思わせぶりな人物たちが、誰がだれなのか
わたしには全然わかんないなあ。あんまり今まで話しも人物もちゃんと覚えて
ない。。うーん。やはりミステリ向きの読者ではないかなあ。うーんー。
えーと、保呂草さんとかは何してんだろう。ちゃんと最後まで読めばわかる
のかなあ。。。わかんないままでまた次のシリーズとかにひっぱられるの
だろうか。まあいっか。
順調にさくさく本出してくださいね。
-----
--------
TITLE: ウェブ進化論
AUTHOR: シキ
DATE: 09/13/2006 20:15:48
STATUS: Publish
-----
BODY:
『ウェブ進化論』(梅田望夫/ちくま新書)

本当の大変化はこれから始まる

ということだそうで、今さらですがやっと読みました。
なんか、グーグルって凄いんだなとか、あんまり目に見えてないとこで
変化は確実に起こっていて、あうあう気がつけばその変化の末端で踊らされてる
ことになってるんだなー。
うーん。うまく言えません。
インターネットのあちら側、の話しメインで、すばらしい可能性の世界だ、という
インフォメーション。
ネガティブなところ、悪いところ危険なところは、今までのフツウのメディアで
たっぷり宣伝されているから。この本を読むかぎりでは、あちら側って
オープンで問題はどんどん解決されていって今までと全然違う考え方ですすんで
いって、すっごい!です。
でももちろん、清濁あり玉石混合であり、ということ。
当然ながらこの本一冊をまるごと鵜呑みにするわけないもんね。
どうやってあちら側で、玉を見い出していくかがこれからの鍵です。
欲しい情報をもっと素早くもっと最適に見つけだし、差し出していこう、という
ほうにいくのかなあ。
でも、やっぱりそれはちょっと気持ち悪く居心地悪く感じる。。。私が古いからな。
あちら側でのブリリアントな天才秀才の頭脳たちの世界中の情報収集整理の恩恵を
受け取るだけ、なワタシ、という感じで。。。どう考えても自分がその頭いい集団
のほうにいけるとは思えないので、今はかすかながらも能動的にやってるネットで
さえも、ひたすら差し出される情報を受動していくよーになるのかと思うのがイヤ(^^;
これからベンチャーやるでーとか、ネットのあちら側の可能性を使ってやるぜーと
いう希望もてる人には素晴らしい啓示の本かもしれないけど、そーでない私は
なんかヤダなあという印象のほうが強かった。。。
根本的に自分ネガティブマイナス思考だなー。

実例としてもっとも自分に身近なのはアマゾンの話しだったりするけれども、
あの、おすすめされたり、新商品の案内されたりするのが、うっとおしーと感じること
のほうが多いので。。。便利~♪と素直に喜べない。。。これがこの先、もっと最適化
されたとしても、どうかな。便利便利、と思うようになるかな。
うーーん。

これからのネットの大変化、どうなるのかどう
くるのか、ぼーっとしてるうちに溺れて見えなくなるようにはなりたくないなあ。
なるべくなら、ネットを、使う、人でありたいわ。
-----
--------
TITLE: 憲法九条を世界遺産に
AUTHOR: シキ
DATE: 09/12/2006 00:37:47
STATUS: Publish
-----
BODY:
『憲法九条を世界遺産に』(太田光 中沢新一/集英社新書)

憲法九条は、あの時のアメリカと日本だからこそつくりえた奇蹟的な
夢でありドン・キホーテの理想である。
その九条を、あれこれのトリッキーな解釈でやりくりしつつ、現在まで
維持してきた日本。
それこそが、世界遺産たりえる価値なのだ。
改憲の動きが強まる今、ほんとうにこのまま九条を消してしまっていいのか。
後世、あの当時(つまり現在の)日本人は何やってたんだよ、と言われる
ことになり悔やむことにならないのか。
矛盾をはらみ、国家としてやっていけない非戦の誓い。
それでも、その夢と理想を、簡単になくしてしまって、ほんとうにいいのか?

そんなこんなな感じの対談。
この二人の対談かあ。どんななんだろう?と思ったけれども。
最初の手がかりは宮沢賢治の思想、というあたりからで。賢治がそんな政治活動
していたとは知りませんでした。
矛盾をはらんだ思想。
太田光がこんなにも本気で真面目に取り組もう、考えよう、ちゃんと呼び掛けよう
としているのも知りませんでした。
お笑いだからなあ、という思いがあり、だけれども、笑いの力を使う、という
はっきりとした自覚のもとに、芸になりきれてないなあというもどかしさを
抱えながら、こうもきっぱりストレートに憲法九条を世界遺産にしましょう!と
言ってるんだなあ。
中沢さんとメル友なんてうらましすぎるぅ~。いいな~。
中沢さんがまた、このまま太田さんを一人にはしておけない、と、賛同して
いくのもなんか素敵。
中沢さんかっこいー。やっぱ好きだー。

対談と、初めと終わりに中沢さんの文章。間に太田さんの文章もあり、という
本。なのでとても読みやすくわかりやすい。これはのせられちゃうなあ。でも
のっかる、のではなくて、ちゃんと考えよう、ってことだよね。考えなくちゃ。
自分で。私は戦争はほんとうにいやで絶対参加したくないよ。九条維持して
ほしいと思う。じゃあ国をどう守るのか?という問題なわけだけども。国を守り
たいという気持ちはある。んー。どうしたらいいのだ。
この苦しみ矛盾悩みを抱え続けていくしかない。抱え続けていけばいい。
考えることをやめるな、と思う。
-----
--------
TITLE: こんなもんじゃ 山崎方代歌集
AUTHOR: シキ
DATE: 09/10/2006 21:23:12
STATUS: Publish
-----
BODY:
『こんなもんじゃ 山崎方代歌集』(山崎方代/文藝春秋)

山崎方代という歌人のことを読んだ時に、天使なのかなあと思った。
こういうおっさんのほうが、天使率が高いような気がする。
中島らもに感じたのと同じような。このおっさん、天使なんじゃないのかな、
という切なさがこみ上げる。
ベルリン天使の詩を見て以来、おっさんに天使を感じることが多い。
うまく人間になったものの、どこかうまく人間になりきれないままのところ
があって、飲んだくれたり、石ころや土瓶や湯のみとしかよく話せなくなって
しまったりするのじゃないだろうか。
ほろりほろりとこぼすことばが、詩に歌になってしまうのではないだろうか。
笑っちゃう素朴さと、胸をつかれる切なさうつくしさに満ちている。
たぶん孤独で、たぶん寂しくて、たぶん哀しくて、たぶん辛い。でも愛されて
いた人生だったのではないのかな。
間違いなく、うたは私に届くちからをもっている。
さりげないのに、なんともたまらぬ味わいの口調で素敵。

夢枕獏さんの小説に出て来る人物みたいだなあと思ったよ。獏さんに、この
歌人の物語を書いてもらいたいなあ。

この本は、全歌集から413首を任意に選びだしたもの。
山崎方代。1941年生まれ。大正3年。戦争に行ったのは1941年。27歳。
帰ってきたのは1946年。32歳。第一歌集『方代』出したのが1955年。41歳。
1985年、70歳死去。

好きだった歌。もー付箋だらけでいっぱいなんだけど。

 こぬ人を待ちくらしているこの吾の背後と云えどのぞき給うな
 皿の上にぬぐいし皿をかさねゆくこんちくしょうの夜の長さよ
 いつまでも転んでいるといつまでもそもまま転んで暮らしたくなる
 約束があって生まれて来たような気持ちになって火を吹き起こす
 こんなにも湯呑茶碗はあたたかくしどろもどろに吾はおるなり
 どうしても思い出せないもどかしさ桃から桃の種が出てくる
 こんなにも赤いものかと昇る日を両手に受けて嗅いでみた
 両の手を空へかかげて川べりの石から石へはばたいていた
 男五十にして立たねばならぬめんめんと辞書をひきひき恋文を書く
 夜の深々と更けている耳が片っ方おちている
 地上に夜が降りくればどうしても酒は飲まずにいられなくなる
 一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております
 なるようになってしもうたようである穴がせまくて引き返せない
 私に早く帰ろう水楢の落葉の下に早く帰ろう
-----
--------
TITLE: 映画 スーパーマン リターンズ
AUTHOR: シキ
DATE: 09/10/2006 00:50:05
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「スーパーマン リターンズ」

スーパーマンが帰ってきた。
五年の間、宇宙を旅してきたが、やはりふるさとはなかった。
クラーク・ケントとして、もとの新聞社へもどってきたものの、ロイス・レインは
子どもを産み他の男と同棲中。
スーパーマンは必要ない、と、いう記事でピュリッツアー賞を受賞していた。
しかし。
飛行機からのシャトル打ち上げの途中、突然の事故で危機に陥るロイスを
助けたのはスーパーマン。
墜落する飛行機を支え、ゆっくりと球場におろした。

私は以前のスーパーマンシリーズをちゃんと見た覚えがなくて。なんとなく
空飛んでるなあとか力持ちだなあとか、そーゆーのしかわかんないわけでした(^^;
なので、今回、これはかなり純粋に続編、としてつくられているようで。
あれから五年、てな感じなんだけども、「あれから」がわかんないので、
えー?ロイスって誰?とか、レックス・ルーサーって誰?(悪役です)って
疑問いっぱいのまま見始めました。
ま、そういうのよくわかんなくてもまあ大体はわかってくるので、楽しめない
というほどではなく。前作も知っていたほうがもっと楽しいのかもなあという感じ。

スーパーマンは、ほんっとにスーパーマンで、力持ちだしあっというまに
どこでも飛んでいっちゃうし、親切、紳士、で、まさに完璧、ですね~。
スーパーマンの、あの青い衣装Sマーク、赤いパンツ、マントって、かなり滑稽。。
と思うんだけども~。でもすごーいいい身体~。そしてくっきりハンサム!!!
なので、を~かっこいい~!と、見ている最中はかなりうっとりもの。
きゃーん私もいっしょにつれて飛んでほしい~(^^)
んでも、どっちかというと、クラーク・ケントの時の、眼鏡でスーツでもっさり
してるときのほうが好き好き~と思う。眼鏡男子スーツ男子ですよ。
そんなに間近で見てるんだから、ロイス、気づけよ!?つか、クラークでもいいじゃん!
なんって思ったり。

お話はまあ。スーパーマンだなあという。父と息子、というのがテーマなのかな?
スーパーマン、たしかに、強すぎるし品行方正すぎて魅力としては好みではないかも。
まあ、ヒーローは基本的に品行方正だもんね。かといって、レックス・ルーサーも
かっこいい悪役ではなく。ハゲなのがネタなのか???
いろいろ迫力ありで、映画館で見てよかったなというのは満足でした☆
-----
--------
TITLE: 敦
AUTHOR: シキ
DATE: 09/05/2006 23:27:24
STATUS: Publish
-----
BODY:
「敦」山月記 名人伝

世田谷パブリックシアター、9月3日(日)18時開演。

山月記。名人伝。ふたつの物語を中島敦本人、という大枠で囲み、見せる
舞台でした。
まだ実際に原作出してきて読み返してはいないけれど、ほとんどテキスト
まるごと、だったのではないのかな?演じている。朗読している。群読している。
あの名文あの文章の完成度の高さを改めて思い知る、と、感激。
萬斎さまの声で。姿で。読まれる聞ける幸福を噛み締めました。
素敵だ。

客入れのときから舞台には高い位地にスクリーンがあり、中島敦の写真。
柩のような黒い匣。緑。御霊(?)
静かに埋まってゆく客席の前にくっきりと中島敦が。
舞台両端に鼓と尺八の人があらわれる。
そして、萬斎さまの声。中島敦の略歴。
敦が、あらわれる。
敦たちが。
李徴が。彼もまた、敦。虎へ化身する、敦。

きりりとうつくしい姿。動き。さすが見事。なんてかっこいいの~。

休憩後の 名人伝 は、すごく笑わせてもらった♪
スクリーンに漢字が動き出したりするのは、これはにほんごであそぼ、だな~
と、とても面白かった。シンプルかつうつくしく、この舞台に相応しい。

音は、尺八と鼓だけで、あとは声。舞台装置は斜半月のような高さをつけた
回るヤツと、匣だけ。衣装は、劇中に入り込めば少し派手目に、虎とか
昔の中国風であるわけだけれども、敦たちはグレーの背広。
とてもシンプルなのに、とっっってもゴージャス。贅沢を感じる~。うつくしい。
いいものを見た、という満足いっぱいでした。

終わってから、ポストトーク、というコーナーがあり。萬斎さまのお話~。
会場からの質問に答えてくれたりで、演じている時とはまた違う声、お話で
もうもう、メロメロにかっこよかったですっ。素敵~。かっこいい~。きれい~。
演出するにあたっての舞台裏のお話を聞けたりで、これにも大満足!
見に行くことができて、ほんっとーに良かった(^^)
-----
--------
TITLE: 東京行き
AUTHOR: シキ
DATE: 09/04/2006 22:22:56
STATUS: Publish
-----
BODY:
東京行って帰ってきました。

結社の大会のために行ったのだけども、せっかくの東京~♪というわけで
友達に会うぜ!とか、萬斎さまの「敦」を見るぜ!とかよくばってきました。
めっちゃめちゃ楽しい休日を過ごしました(^^)

二日の朝飛行機。
えーとまずは荷物をホテルに預けないと重いよ動けないよ~というわけで
ホテルをめざす。
乗り換えも迷わずできて、順調に到着。ホテルの場所も駅に近くて迷わず
到着~。よかったよかった。
楽しくランチをして、大会会場へ。

三枝昂之氏と岡井隆氏の対談「戦後短歌史の再検討」
 対談というよりインタンビューのような。三枝氏からの質問状に岡井隆が
 答える、という感じで話が進み、とてもとても面白くて凄くて素敵だった。
若手歌人によるシンポジウム「短歌における修辞の現在」
 時間がもっとほしいですねもっと聞きたいです、という五名の発表と対話。 
 面白かった~。自分ももっと考えたいと思った。

そして懇親会。いろいろな方に御挨拶とか初めましてとかお話できて楽しいひととき。
さらに二次会にもお邪魔~。終電を気にしてホテルにもどり、さらに近くで飲む。

二日目。朝から。
工房月旦ライブ版。
 をを~。歌を一首とっていただいていて、うれしい。有り難く集中して聞く。
 歌の読み、ということを学ばせてもらう。

昼食は吉野屋~。早い。午後の準備のお手伝いを、と思ったものの、結局なんの
お役にもたてないまま。申し訳ないです。
会場三つに分かれて歌評会。
自分の歌を自分で読み上げ、というのにいきなり緊張してしまいました。
そして、コメントを思いがけずたくさんいただいて、すごくうれしかった。
それだけつまりダメ出しをしていただいたわけで、ヘコむーとも思うけれども
ほんとうに有り難く、心から感謝です。がんばる。

二日間圧倒されまくり。自分の勉強不足とかバカさとか改めて実感です。勉強しなくちゃ
やはり話しにならないのですよね。ぱくぱくしてしまうばかりでした。
うぐぐ。がんばる。
-----
--------
TITLE: エデン
AUTHOR: シキ
DATE: 09/01/2006 21:23:47
STATUS: Publish
-----
BODY:
『エデン』(五條瑛/文藝春秋)

暑い夏。熱い、夏。
燃え上がる日比谷の街で、男の言葉は悪魔の誘惑だった。
闘い続けろ。

楽園なんてどこにもない。

近未来ミステリ。
ということらしい。ミステリなのか??
K七号施設に送られた亞宮は刑務所らしからぬ奇妙な施設にとまどうばかり
だった。ここはあきれるほど自由だ。「生徒」といわれる囚人たちは
政治犯、思想犯ばかり。何故、ストリートギャングの自分が場違いにこんな
場所へ放り込まれたのか?

亞宮がかっこいい(^^)
21年前のカリスマ、宇賀神もかなりかっこいい。
革命シリーズの少し先の未来、はこんな感じなのかなーと思う。
実際の日本の、東京の未来も、こんな感じになるのかも。。。と思うって
みたり。。そんなわけはないのかな。

閉ざされた施設。刑務所。インテリでやさしげな人物たち。
怪しくうさん臭いヤツももちろんいるが、自主的自制的に規律を維持する
小さな世界に、突如現れたタフなワイルドな若者。うーん。萌える。
カウンセラー宇津木とかイイ。これはこれで終わりなのかなあ。
もっとこの世界を読みたい気はする。もっとドロドロしたこともいっぱい
描けそう。素敵だ。

どう決着をつけるのか、とドキドキで読んだけども、そう落ち着くのか、と
がっくりな気もするー。もっとカタルシスがほしい~。
世界の平和について考えてみる気は?

どっちかというと、ないね。
-----
--------

|

« 2006年8月 | Main | 2006年10月 »

さるさる日記より」カテゴリの記事