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2005年10月

TITLE: 万葉秀歌 上巻
AUTHOR: シキ
DATE: 10/31/2005 23:43:39
STATUS: Publish
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BODY:
「万葉秀歌」上巻(斎藤茂吉/岩波新書)

万葉集入門~。
というわけで読んでみた。
少しは知っている歌もあり。
ん~。

正直、面白いかつーと、面白くはなーい。わかんなーい。
でも、時々はわかるなと思うこともあり。。。くらいで。えーと。
読むのにものすごく時間がかかる。
歌を読み、解説を読み、また歌を読み、言葉を見返す。
やっぱ短歌、和歌には向いてないのかワタシ、と思うな~。
く~。

やはり私は物語りが好きで、歌の背景みたいな、お話を、知ってるものは
うんうんと思う。
歌だけで物語りがたちあがってくるようなのも好き。
というわけで、やっぱり恋の歌が好き。
なんといっても恋ですねえ。
万葉の昔から、というか、つまり文学は恋でしょう、と。いうのは言い過ぎ
でしょうか。
でもやっぱ恋の歌が素敵だ。

茂吉の解説、時々、お、可愛いと思うところあり。
好みとかわかって面白いなと思った。
おおらかでよい、とか。声調とか調和とか大事みたい。たぶん。
使えるものは使いたい、と思う。
これはまた何度も再読しなくちゃだめだろうなあ。
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TITLE: 着物まわりの手づくり帖
AUTHOR: シキ
DATE: 10/30/2005 22:03:16
STATUS: Publish
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BODY:
「着物まわりの手づくり帖」(君野倫子 編/小学館)

着物乙女のための手づくり49
というわけで、着物の小物アレコレを手づくりしちゃいましょう、という
とってもとっても可愛い本でした。
帯まで自分でつくちゃったりしちゃったりできたりなんかするんだあ~。
なるほど。
着物そのものをつくるのはさすがにムズカシソーだけども、帯って結局
四角い長い布、というわけで。カジュアルに着るあこがれの普段キモノライフ
のためだったら、お気に入りの布をみつけてつくっちゃったりすると
すごーく楽しいだろうなあ。
帯留めとか根付とか、カワイイ。
半襟にステッチとか、ボタンで飾り、とか、すごくカワイイ。
バックもくたくたとつくったりするんだなあ。

でも。
私は手づくり乙女じゃないんだよね。あんまり。。。
こーゆーの見るのは大好き。本可愛いカワイイと思うんだけど~。
実際自分じゃやらないだろうな(^^;と思ふわけであります。
でも可愛い~。
着物らいふ憧れ~。

やっぱ乙女は手づくりちくちくできちゃわないとダメなのかしら。。。
嗚呼。
あこがれの乙女らいふ。。。
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TITLE: 映画「メゾン・ド・ヒミコ」
AUTHOR: シキ
DATE: 10/29/2005 00:11:48
STATUS: Publish
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BODY:
生きててよかった、と思うことがあり。
生きててよかったな~。

映画「メゾン・ド・ヒミコ」

小さな会社でさえない事務員をしているサオリのもとにしつこくたずねて
くるハルヒコ。
バイトだと思って。老人ホームの雑用して。悪い話じゃないでしょう。
と。
誘われて行った先には、母と自分を捨ててオカマになった(カリスマオカマだ)
死にそうな父。
「あんたの男が金払うっていうから来ただけよ」
それだけのハズだった。

ゲイの老人ホームが舞台ですよー。とそこに一番に興味をひかれていったのです。
オダギリ・ジョーかっこよさそうだし。
予想以上に深く深くしみ込んで来る映画でした。
いい映画、見たな。って、心からそう思って帰り道をたどる。
すごく丁寧に描かれていて。
余計な言葉がいっさいなくって。言い訳も。なにも。とても静かな映画。
ルビーとかはしゃいじゃってるのも可愛かったし。
コスプレ大会もクラブへ行くのもすごく可愛くて面白かった。
素敵だ。

やはり美意識が大事っ。
素敵なシャツを着て、レディをエスコートするときにはビシッと決めて。
それでも、「インチキじゃんこんなの!」と、サオリは叫ぶ。
インチキだよ。
精一杯、本気でインチキやってんだと思った。
せつない。

投げ付けたすいかが、おっ、黄色。とか。「次殺す」と言われて恋におちちゃう
中学生くんとか。もう、めろめろにオダギリジョーかっこよかったなあ。
お盆の灯籠、なすやきゅうりの牛、馬。ていねいにていねいに描かれるディティール。
ヒミコが読んでいるのはエド・マクベインか。
キスをしてもキスをしても。触りたいところなんてないの?
あやまれ!って叫んでも、あのクソオヤジには通じない。
乙女な山崎さんは素敵だったな。気絶しちゃうのね。乙女だ。
そして大人だ。ハルヒコも。クソオヤジなんかと関わることを諦めている。
せつない。

ずっと不機嫌なサオリ、素敵だった。
魔法がつうじるのも素敵だった。素直じゃないのが素敵だった。いい映画を見たよ。
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TITLE: 美輪明宏音楽会<愛>
AUTHOR: シキ
DATE: 10/27/2005 23:39:07
STATUS: Publish
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BODY:
美輪明宏音楽会<愛>

行ってきました。
凄く、凄い。
もう。
うつくしかった。

圧倒されっぱなしでした。
私のことばなんかじゃたちうちできるわけない。
愛。だ。

でもめげずに感想を書いておこう。。
最初は、黒いドレスでした。キラキラキラキラ。きらめきがまぶしい。
美輪さまの存在感が眩しい。
トークがけっこうたっぷりで、素敵だった。笑わせ、美の世界を説き、ぐいぐい
ひきこまれてゆく。
そして、歌。
歌を演じる、のね。
ゆったりおだやかで面白い話の時とはぐっとムードが一変して。
娼婦になり。片思いする乙女になり。
華やかな女王になり、うらぶれた老女になる。
一曲のドラマをくっきりと届けてくれる。

第二部~というわけで、今度はやわらかくあかるい星の舞台。ドレスも
クリーム色というか、淡い黄色というか?
やはりきらきら眩しくてやさしくてきれいで素敵。
エディット・ピアフのことを話してくださり、そして、愛の讃歌。
もう。信じられない。
その一曲のドラマにうたれて、涙がこぼれてしまった。
美輪さまの、ピアフの、愛にうたれた気がする。あの迫力は。あの力は。あのオーラは。

アンコールに、花 を歌ってくださいました。
輪廻転生の歌だと思うのね、ということでお話もたっぷり。
そして、歌。
これも、圧倒されるしかない。すばらしい力。すごい。こんな風に歌う歌があるんだ。

終わってからもかなりぼーっとしてしまったまま。まさに舞台は、この会場全部は、
美輪さまの支配下にありました。
たったひとりなのに。
歌が、一幕の芝居のよう。卒塔婆小町とか思い出したよ。
そしてなによりも、うつくしかった。
こんな人が、いるんだ。
ほんとうに、よかったです。ありがとう。
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TITLE: 俳諧の系譜
AUTHOR: シキ
DATE: 10/26/2005 20:55:18
STATUS: Publish
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BODY:
題詠マラソン、完走~。
ほっと一息。。。

子規記念博物館へ行きました。
特別企画展「俳諧の系譜-祈り・滑稽・風流-」

特別展示室は狭いよねー。しかしそこで一時間以上じっっくり堪能できるよーに
なったよ。面白い(^^)
展示は、連歌、から俳句までの道のり、かな。
鎌倉時代からですか。
菅原道真の絵をかかげてやる、ものだったそーで。さすが神様。。。
そのあと、貞門だの談林だの。。。ああなんとなく、文学史で習ったよーな。
で、芭蕉。蕪村。
このへんからのがやっぱ面白い、かな。すこーーしは知ってる感じがする。

御船屏風、がいいなーと思った。お殿さま~。お殿さまも文芸に親しんだりする
ものだったの?
作品を書いている書もそれぞれで、好きな字とか、これは下手なんじゃ。。。とか思う。
連歌の発句の事典みたいなの、に、(だったと思う、たぶん)恋の詞 で、
懐妊 とかがあったよーな。恋でいきなり懐妊ですが。タイヘンだな~。こいやみ とか
はうんうん、と思うけど、婿入りとかもあって。そーですかそれもこれも恋ですか。
言葉というか、恋の概念も当然変化してるわけでーと思う。昔は恋愛はなくて、色恋、
だったのだよとかきいたことがあるような。

子規の俳諧大要の最初のとこが読めてうれしかった。そっかー。文学は美術の一部、か。
美が大事です、ね。このへん、かなりうっとりものです。好きだな。

子規が俳諧の系譜、とかずらーと横長(だと思う)に書いているもののパネルがあって。
そんなにも俳諧の勉強をしたのか、と思う。ぐわーと広がってゆく感じがよくわかる。

ところで、特別企画展示展に行ってみよう!という、お子さま向けらしきチラシが
あって、うーん。これが一番わかりやすくてステキ、と思いました(^^;やはりワタシ
はお子さまレベルだな。
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TITLE: あれこれ
AUTHOR: シキ
DATE: 10/23/2005 21:29:00
STATUS: Publish
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BODY:
短歌研究11月号が発売になりました。
掲載されました。
写真も。
。。。
自分で歌つくって自分で写真送ったからどんなものが載るかわかって
いたものの。
それでもやっぱボツ、なんじゃないのか?とホントに載ってるのを見るまで
不安だったので、ちゃんと載っていてほっとしました。
でも載ったら載ったで非常にハズカシイ。いやもちろんすごく嬉しいんだけど
でもなー。
我ながら、ダイエット広告の、ダイエット前、で、あらら、そりゃダメでしょ、と
いうよーな写真だなーと。。。思う。
鏡はそりゃ毎日見ているけれども、やはり普段は現実から目をそむけているというか、
動いているから目をそむけやすいというか(^^;
写真ってがちっと固定した映像の顔だもんね。。。
ま。
写真もだけど、短歌の善し悪しについてもっと悩まねばならぬところです。。。
立ち読みしてみてくださいませ。108、109ページ、千坂です。

昨日から突然に寒くなり、10月も残り少なくなり、年末気分がもりあがって
きました。
今日はカレンダーを出しまくって手がボロボロ。。。まだ出せてない商品が予想より
いっぱいあった。カレンダー。たかが12、3枚の紙だけども、重い。。。やっぱいい紙
使ってるのでしょーか。写真のやつがとくに重い。
もーヤダ。
もー早く来年になってくれ。

ってでもまだいろいろお楽しみがあるのだった。
美輪さまのコンサートとか♪タカラヅカとか♪
愛にひたるのを楽しみにがんばろー。
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TITLE: 大学の話をしましょうか
AUTHOR: シキ
DATE: 10/22/2005 00:41:09
STATUS: Publish
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BODY:
「大学の話をしましょうか」(森博嗣/中公新書ラクレ195)

最高学府のデバイスとポテンシャル
というサブタイトルつき。
人気作家が真摯に、洒脱に語る「国立大学の内側」
という帯文句つき。

森博嗣って大学の助教授、やめたのですか??まあ、明言してるわけじゃない
みたいだけどやめたみたいな。。。へー。
まあ、どっちでもいいですが。

インタヴューでのQ、Aという構成で、うむむ。バカの壁 以来、流行りでしょうか。
ラクして儲けてる。。とか思う私は貧乏人のヒガミ根性ですよ。ええ。
ゲラのチェックはしてるわけで大変なんですとか言われそう(^^;まあ。
それでも読もうかなと思ったのは私の勝手ですから。はい。と。
なんか森博嗣の本を読んだ時って、こう、ヒガミつーか言い訳つーかしちゃって
(なんで?誰に?)我ながら屈折中だなあ。

大学の内側ってそんなんなんだ。と。ええもちろん森せんせいの見聞したごく一部
の世界ってことでしょうが。
面白かったです。
大学もいろいろ大変になってんのかねえ。少子化。
まあ。
でも根本的に大学は自分が学ぶところです、という当たり前なことであるわけで。
そーゆーの、ほんとにあんまりみんなは気がついてないの??そんなわけないと
思うけど。

私は全然いい大学にいったわけじゃないけれども、大学行ってすごく楽しかった。
こじんまり、のんびりしたところだったので、自分で学ぶとか、自分で信頼できる
先生を見つけて学ぶとかできてよかったなーと思う。
卒論を書く時、幸いにしてというか不幸にしてというか、専門の先生が留学(?)に
いっていたので、まさに自力でなんとかするしかなかったなあ。自分で自分の論を
たてる、という勉強したなあ、と思う。よかった。楽しかった。
また大学生になりたいなー。研究とか勉強とか(好きな、ね)ことばっかし考えて
いたいなー。あーあ。
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TITLE: 夢の中の魚(文庫)
AUTHOR: シキ
DATE: 10/20/2005 23:47:44
STATUS: Publish
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BODY:
「夢の中の魚」(五條瑛/双葉文庫)

暗号名(コードネーム)は<東京姫>
まるで場末の娼婦の源氏名だ。
スパイにふさわしい名前なのかどうか。
東京を泳ぐ洪はささやかな情報を、人脈の網を、少しずつ確実に得て、
広げていった。
無口なパクという男を、相棒に慎重にたらしこみながら。

一番面白いのは、やはり、人、か。

文庫化だー。
というわけでまた買ってしまいましたっ。
面白い~。面白い~~。すごくすごく面白い~~。
ぞくぞくします。
パクとか、決して美形とかいうわけでもなさそうなのに。洪も。とくに
美形とかいうすごい描写があるわけじゃないんだけどね。
このしたたるような色気はたまりません~。ああ。五條ワールド。ほんと
魔界だ。
好きだー。
好きだー。
大好きだー。

私は家族の情とか、愛国心とか実感があるわけじゃないのに。
五條さんのえがく世界にこんなにも魅せられてしまうのは何故だろう。
自分にないものだから余計に魅力的なのか。
もちろん、五條ワールドそのものの、強烈な熱と色気だからこそ、なの
だけども。
微妙に少しづつ重なりながら広がってゆく五條ワールド。
東京。日本。
どんな世界へ私をつれていってくれるんだろう。
いつか革命が起こる。起こってほしい。
世界を変えてほしい。
ガツガツ餓えながら本が出るのを待っています。
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TITLE: 森博嗣のTOOL BOX
AUTHOR: シキ
DATE: 10/19/2005 23:46:14
STATUS: Publish
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BODY:
風邪をひきかけていたものの、それなりにもちこたえている本日。
眠りすぎで頭が痛いのか、風邪なのか判別しかねるところ(^^;
どーなんだ自分。

「森博嗣のTOOL BOX」(森博嗣/日経BP社)

日経パソコン、という、書店売りのない雑誌に連載していたエッセイだそうです。
二年分。
森博嗣の本はもうなんだかなーと思っているわりには、新刊が出ると一応見ては
みる。小説はもうたいてい買う気がしないんだけども、これは、本の感じが
可愛かったのと、森博嗣自身がけっこう楽しんでいたのじゃないかな~という
感じで買おうかなあと思いました。
文庫にもなかなかならないかも。日経BPだし。とか思ったり。
図書館で借りる、という方向でもいいかなと思いつつ。でも、Macの光学マウスの
写真にちょっと惚れてしまった。
私が使ってるのも同じだ。うん。これが一番好き。ずーっとこれ使いたい。

森博嗣の小説は好きじゃない、とか思いつつ、なんとなくやっぱり気になるのは
思考とか嗜好とかにちょっと憧れがあるからですねー。
小説はビジネス、とわりきっている態度は全然好きじゃないですが、こういう工作
少年なエッセイなんかは本気で好きなんだなあ~というのがうらやましく楽しい。
むろん私は理系な感じにはまったくついていけないんだけども、全然別の嗜好が
思考があるのを読むのが面白い。
考え方に共感できるところもある。
でも小説は正直、ほんともー、つまんないよねー。
方向性を広げてゆくのだ、ということらしいですが、ま、その方向性に私は興味
ないです、というところ。
そのうち図書館で見つければ読むと思うけど。
四季博士のところはおっかけるかなと思うけど完全に惰性(^^;素敵なサプライズ
があるかもしれない、という、かすかな期待を期待しないで持ちつつ、ですね。
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TITLE: 映画「ルパン」
AUTHOR: シキ
DATE: 10/12/2005 23:23:12
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ルパン」

幼いアルセーヌはボクシングを教えている父とトレーニング中だった。
そこに踏み込んで来る警官。
父は泥棒だ、という。懸命に父をかばおうとするのだが。
深夜、現れた父は、誇りをもった泥棒になれ。金持ちや詐欺師を狙え、と
教えてくれた。
アルセーヌ・ルパンの初めての盗みは、父のために。王妃の首飾りであった。
それから15年。
殺人はしない、泥棒として成長したルパンは、カリオストロ伯爵夫人、ジョセフィーヌ
を助け、財宝をめぐる謎にいどむことになる。

『怪盗紳士』は、小学生のころ、私が初めて夢中!熱中!し、小説の登場人物に
めろめろもえもえー!と恋をした本でした。
最初はもちろんポプラ社の。その後、もうちょっと大人な文庫本とかも読んだと思う。
ルパン大好き!大大大好き!!!なのです。
ルパン生誕100周年だそーで。そういう記念イベント的な意味もあるらしい。
ルパンものの作品をエピソードに使いつつ、これはほとんどオリジナル映画、って感じ。
なんかすごく盛り沢山だなあと思った。。。
ま、でも、メインは愛憎、なのか。親子そろって同じ悪女にはまりまくりじゃないですか。
あうー。
これは私が大大大好き!なルパンじゃない~。
ルパンはもっとスマートで優雅でかっこよくって余裕で~。
映画ではなんか、うっかりさんとゆーかおっちょこちょいというか~。かなりやられてる
ばかりのよーな(^^;

しかし、これはオリジナル映画なのだ。ルパンっていってるけど気にしなーい、で。
かなり面白かったです。
予想外に血みどろだったりグロかったりもしたけど。
ああ素敵だフランス。フランス語。きらめくジュエリーにうっとり。コスチュームに
うっとり。貴族の遊びにうっとり~。
ルパンを演じているロマン・デュリスって、予告なんか見てる限りでは、なんか。。。
どーだろ、と思っていたけども、見てるうちにどんどんメロメロにされてしまったよ~。
ををー。すごい胸毛!うーん。私はその胸毛はヤダ。でもほっそりしたスタイル。モノクル。
シルクハット。ステッキ。マント。ブラックスーツ。ああもう。なにもかも素敵じゃないか。
ニヤリ、と笑ってマドモアゼルの手をとりキス。ん~。メロメロ~。
哀しかったけど、よかった。
大満足!でした。
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TITLE: 妄想人生
AUTHOR: シキ
DATE: 10/10/2005 23:09:22
STATUS: Publish
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BODY:
「妄想人生」(島田雅彦/毎日新聞社)

夢見るオジサマになるために

という帯がついている。草原(?)の中に白い牛。その背には「MOUOU」と
しるされています。牛の頭には王冠?
な、なんか、島田さんの本とはちょっと思えないよーなカワイサを演出している
よーな。。。気がする。
ええ、島田さんは夢見る素敵なオジサマですよね。かっこいい~~。大好き~~。

サンデー毎日に連載されたいたエッセイ、ですね。
短くて軽く読めて、でもちゃんと中身は濃ゆ~い感じもあってステキです。
島田さんの卒論を書くために、ゴンブローヴィッチを私も読んだなあ。スズメの
首のことしか覚えてないけど。。。『フェルディドゥルケ』やっぱ買おうかなあ。
うーん。買っておけばいつかは読むかなあ。。。んんーー。

島田さんに文学を習う学生さんがうらやましいぃ~。
ドストエフスキーは私もつい最近まで読んでませんでした(^^;
たしかに学生の頃にたっぷり時間はあった、かなあ。。。いや、あんまり
なかったよーな気がする。サークルとかけっこうハマっていたし、友達とも
密度の高い関係を築いていたと思う。
今のほうが、シゴト以外はひとりなので、時間はあるのかもしれない、かなあ。
いやでもシゴトに時間とられすぎ。。。まあ。もっとまともな社会人の人は
もっとシゴトしてらっしゃるのだろうとは思うんだけど。

オペラにクラシックに、音楽方面でも御活躍だ。
いいなー。どこまでもついてゆけるよーに私もがんばろー。
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TITLE: 映画「バッド・エデュケーション」
AUTHOR: シキ
DATE: 10/09/2005 21:47:40
STATUS: Publish
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BODY:
映画「バッド・エデュケーション」

2004年のスペイン映画。

映画監督として新作のネタを考えあぐねているところのエンリケ。
役者として仕事が欲しいんだ、と現れたのは、少年時代、同じ学校だったという
イグナシオ。
もちろん覚えている。初恋の相手だったのだから。
イグナシオが置いていった脚本を読み、これを撮ろう、と心が動いた。
しかし、イグナシオはイグナシオじゃないと、感じたエンリケ。彼の家を探し当て
母親に会うと、もうすでに亡くなっているということを知る。
役者だといって現れたあの男は誰なのか。
エンリケはオーディションだといって、その身体を試した。

イグナシオの少年時代、ほんとーに美少年だ~。
しかし辛い。
アルモドバル監督、の、半自伝的物語、とかチラシにあったけど。
そうなのですか。
謎があり、次々に真相が見えてくる。ミステリ、かな。
しかし、ゲイである、ということでいちいち悩んだりしてないのが素敵だった。
そっか。
ゲイであることの苦悩、なんてのはもう通り過ぎた時代の映画なのかなあ。
エンリケにやられちゃってるイグナシオ、のベッドシーンがぐっときましたー。
くー。
かっこいい。えろい。
しかし神父。(神父だっけ。。。)酷い。
そしてダメ親父になって。ああ~そんなおっさんと!!いちゃいちゃするのかよ!!
話しも面白かったし、ゲイムービーとしても堪能しましたっ。
ガエル・ガルシア・ベルナルという俳優さん、かっこよかったなあ。微妙にもっさり
してると思ったけど、それもなんか凄い良かった。『モーターサイクル・ダイアリーズ』
でブレイクしたそーで。あーあれ見逃したのだった。見ておけばよかった。

映画祭期間はこれで終了だな~。大満足!でした。
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TITLE: 榎田さんの本3冊分
AUTHOR: シキ
DATE: 10/06/2005 23:56:54
STATUS: Publish
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BODY:
いずれも読了はけっこう前ですが。感想書いてなかったかなという本三冊。

「無作法な紳士」(榎田尤利/ムービック ゲンキノベルズ)

17歳の桜彦は九重家の跡取り争いで、冬の山に放り出され、あやうく凍死
するところだった。
助けてくれたのは克郎。髭もじゃの山男、と思ったら、ヒゲをそってさっぱり
したらめちゃめちゃいい男!彼を利用して姉を篭絡しようとしたのだが。
恋に落ちたのは自分のほうだった。

という。
えろくてかわいくてよかった~。なんというかこう、いろいろお約束、みたいな
展開ですが。こういう単発ものってにはえろくて楽しいのが一番かなあ。

「歯科医の憂鬱」(榎田尤利/徳間書店 キャラ文庫)

診療室の中と、日常とでは性格がガラリと違う歯科医、三和。のほほんまったりな
三和に惚れてしまった板金屋、穂高。互いの気持ちのすれ違いを、やっと確かめる
ことが、できた。

という。
藤井沢商店街シリーズ、というのを展開してゆくようです。「ゆっくり走ろう」と
これで今ふたつ。次回作も楽しみ。
でも。ゲイカップルばっかしの街、になりそうだ。いいのか(^^;

「おまえが世界を変えたいならば」(榎田尤利/講談社ホワイトハートX文庫)

神話の子供たち シリーズ4作目。
サラとフェンリル、いよいよ対面、です。
エリアスとサラのらぶらぶが可愛いですね。あーサラが男の子だったらなあ~~~
というのが私の願いですがまあ、これはファンタジー。しょーがない。
やっと序盤の話しがつながってきた感じです。どのくらい長い話しになるのか
楽しみにしておこう。榎田さんのことだからきっちり結末つけてくれるはず。
待ってます。
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TITLE: 瀧夜叉姫 上下巻
AUTHOR: シキ
DATE: 10/05/2005 22:20:38
STATUS: Publish
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BODY:
「瀧夜叉姫」上下(夢枕獏/文藝春秋)

陰陽師シリーズ。
長編ですね。
今回は将門!
百鬼夜行の夜から始まって、長い、物語りであります。

花が花であるように。月が月であるように。博雅は博雅であるのです。

ああ。

面白かった。

って。これで感想終わり。ともあれ読んで味わって。
ほろりと泣いて、うまい酒を飲みましょう。素敵です。

ああ、今回。
ますます、晴明さまと博雅の愛が深まっていて(^^)このこの天然らぶらぶ
っぷりに勝手にジタバタして悶えてしまいました。
お前がいてよかった。て。
こんなラブシーンありですか!もー!!!
大好きです。

沙門もけっこう出番があったよーな(^^)可愛いくてちゃっかりだ。

獏さんの文章のリズムとかいい。馴染んでて、気持ちよくてうつくしくて
うっとりする。
長く続いているシリーズだから世界に厚みがしっかりあって安心できる。
これからも待ってます~。
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TITLE: 鉄輪
AUTHOR: シキ
DATE: 10/04/2005 21:44:30
STATUS: Publish
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BODY:
「鉄輪」(夢枕獏/文藝春秋)

「かなわ」夢枕獏=文 村上豊=絵
というわけで、陰陽師のフルカラー絵物語第三弾!
結構前に買って読んでいたけれども、感想アップしてなかった。

ま、お話しは、鉄輪ですから。

6月にル・テアトル銀座というところで「陰陽師 鉄輪恋鬼孔雀舞」
(かなわぬこいるのパヴァーヌ)という創作舞踊劇公演、があったのでしょうか。
そのための書き下ろし舞台脚本を特別収録~だって。
どんな舞踊劇になったのか、興味そそられますねー。でもそんなんそうそう
見れんやん。もー。
これを読んで勝手に舞台をあれこれ想像してうっとりしておきます。

村上さんの絵の鬼やら烏帽子姿やらが一番しっくりくるようになっています。
鬼でありながら愛しい感じが手触りとしてやってくるような本で、かなり好き。
しみじみ。

哀しい。

愛しい。

飲もう。
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TITLE: おことば
AUTHOR: シキ
DATE: 10/04/2005 00:18:46
STATUS: Publish
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BODY:
このごろ、本を読み終わってはいるものの、感想を書いてない。
映画にいったりしてるから。と。帰宅してからだらりだらりとしてべろーんと
なっているから。
いかん。もう10月なのに。そしてもう3日なのに。あうう~。

「おことば」(島田雅彦 編著/新潮社)

戦後皇室語録。
というわけで、昭和28年8月15日。万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス。
という玉音放送から始まっている、皇族方の「おことば」である。
おことばに、島田さんが解説、コメントをつけている本。
はじめに6ページほど、皇族のみなさまの写真もあったりして。表紙も
丸枠のなかにモノクロの、昭和天皇、明仁天皇、徳仁皇太子の、写真。
わー。
島田さん、どこへいっちゃうんだ~。
まあ、美しい魂あたりとかあったし。その前から、皇太子と一つ違いな
自分、ということについてのエッセイもけっこうあったし、まあ不思議では
ない、かなあ。うむむ。ついていくのに必死だぜ。
皇室のおことば、をたどることは戦後の日本をたどることで。
おことばはなるほどとても面白い。
そして、なんといっても昭和天皇がやっぱカリスマ、かなあと思う。
人々から寄せられる思いが、いいにしろ悪いにしろ苛烈でありすぎるだろう。
こんなにも生きる立場が激変して、なおも超然とありつづけるなんて、ね。
昭和天皇の口語が不自然であった、のは、そもそも口語で生きてはこなかった、
ということなんだ。
なるほどー。
やっぱ皇室、おそるべし。
森の中で国を鎮めていてほしいです。
正直、あんまり開かれた皇室なんて私はのぞんでいない。
御簾の向こうにぼんやりと鎮座ましていて欲しいなー。
そう、それは、皇族に人権を認めない、ということ。私も、朱鷺と同じなんじゃ?
と思っているんだけども。
それでももう皇族も人間である、というわけで。
難しいですね。
愛子さまはエリザベス女王になれるのか!?。。。タイヘンだなあ。
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