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2010年3月

TITLE: 映画 『シャーロック・ホームズ』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/24/2010 17:37:00
STATUS: Publish
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BODY:
映画 『シャーロック・ホームズ』

オカルトとレトロ胡散臭い科学と肉弾戦!な映画だった。
推理もの、という感じはあまりしない。
ホームズもワトソンくんも強い!(笑)
ホームズが天才だけど、ちょっと可愛いじゃないのー。
アイリーンにはしてやられてばっかりだし。マッチョで変人で
可愛いホームズっていいな~。
ワトソンくんやってるジュード・ロウがっ。
かっこいいかっこいいかっこいい~~~!!!大好きー!!!
ブラックウッド卿もかっこよかった。

そして、モリアーティ教授。
正体不明で顔も出ない、まるっきりの黒幕としての登場だった。
これはこの映画が売れればシリーズになっちゃうよ、ってことかなあ。
すごく面白かったからぜひまた見たいな~。
3部作くらいはいけるんじゃないだろうか。期待したーい。

この映画、ミクシニュースとかであがってたことがあったと思うけど、
ホームズとワトソンが同性愛的に描写されるのは絶対ダメ!とか
いうちょっとだけ問題作?みたいな。
しかし、何をいまさら。
ずーっと前から二人はらぶらぶ、と当然のように思っていたの
だけれども、それはジュネ系だけのお約束だったんだろうか。。。
みんな思ってたんじゃないのー。

って、そういう小説読んだことあるーと思って検索したら
『わが愛しのホームズ』ですね。読んだ読んだ。

映画ではしっかり二人には女がいます!という話になってたけども、
ホームズくんが天才なのにだめだめくんで、ワトソンが結婚するのが
イヤでイヤで。ぼくには君が必要だ!君がいなくちゃダメなんだ!
というのを、言わないけど態度でありあり示してるのにモエ~だったり
なんだかんだいいつつ結局ホームズにつきあっちゃうワトソンくんが
素敵~~!だったり。
すっごい楽しかったっ!
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TITLE: 映画『フィリップ、きみを愛してる!』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/23/2010 15:45:47
STATUS: Publish
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BODY:
映画『フィリップ、きみを愛してる!』

ジム・キャリー演じる、スティーブンは、実は養子に出された子どもだった、
ということを幼いうちに知ります。
成長し、警官となった彼。よき夫としてよき父として暮らしていたけれども、
交通事故をきっかけに、自分に正直に生きる!と決意します。
ゲイであることをうちあけ、素敵な恋人ジミーと暮らす。
しかし、ゲイ・ライフには金がかかる。もっともっともっと、と、やがて
詐欺で荒稼ぎするようになる。罪はバレて刑務所へ。
そこで、運命の出会いをする。
金髪碧眼でシャイでピュアな、ユアン・マクレガー演じる、フィリップとの出会い。
詐欺、嘘を重ねて大金を手にし、捕まっても捕まっても脱獄してフィリップに
会おうとする。
愛してる。きみを愛してると伝えるために。

これは本当の話です。ほんとだってば!
という最初のテロップでいきなりちょっと笑っちゃう、基本コメディ。
テンポよくどんどん話は進む。面白い。可笑しい。切ない~。
ジム・キャリーの素晴らしいゲイっぷり。
ユアン・マクレガーの信じられないほどの可愛い子っぷり!
そりゃあ惚れるよね!可愛いよね!守ってやらなくちゃ!って思うよね!!!
という可愛さ。可愛いしえろいしもう愛を捧げるしかないよね!と納得。
ユアンくんいい~。可愛い~~。もう~!
詐欺っぷりとか脱獄とか、実話だそうで。ありえないだろーって思うけど、実際
それで懲役167年だかをくらって、スティーブンは現在も服役中だって。
巻き込まれたカタチのフィリップは今は刑務所出ていてユアンくんは実際に
会って話をしたようです。
スティーブンは天才で、真面目な仕事してる人たちがバカみたいで退屈しちゃって
詐欺しちゃって、みたいなことらしい。それでも、後半、すべてはフィリップと
素敵な暮らしをしてずっと愛し合いたい!ってことで。
詐欺なので暴力的なこととかなくて(むしろスティーブが自分を傷つけてるばかり
な気がして切ない)そのへんも明るく笑って見られる感じ。
さすがにこんな暮らしおかしい、って思ってスティーブンを心配するフィリップ。
ちょっとお馬鹿じゃん。でもすごい可愛いーの。もう~~~。
愛はクレイジー。スティーブンの愛し方はなんかダメなんだけど、でも、愛してる、
っていうその本当は、ほんとだと信じてる。
いい映画だった。とてもとても。いい映画だった。
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TITLE: 『元素生活』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/21/2010 13:44:56
STATUS: Publish
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BODY:
『元素生活』(寄藤文平/化学同人)

元素って、118個あるんだって。
少ないなーとも思う。118個でなんていうか、世界の構成してるわけでしょ?
まあ118個での組み合わせなわけで、私の想像からすると無限。。。なわけで
それはやっぱり凄い多い、のか、
よくわからん。
元素って何。水兵リーベボクノフネ、っての、或る程度覚えさせられたなあ、
てなくらいの知識しかない私が読んでも、面白かった~。

読む、というよりは見る本。
元素をキャラクター化して、その特徴をぱっと見でなんかわからせちゃう。
で、分かりやすくて面白い解説とイラスト。

宇宙で最初に生まれた神様元素はH。水素。気体だからふわふわユーレイ足で
発見も古いからじーさんな見た目で王冠ヘア。水素ってなんかすげー。
と、こんな程度で楽しんでいっか、と思っていいかな~。
イラストがゆるーくて可愛いというかヘンでいい。解説も親しみもてるように
してくれてて。
テクネチウム。「地球発生時にはいたけれど、はるか昔にぜんぶ崩壊して
しまった」けど、科学者たちがいろいろやってみて「なんか、つくれちゃった」
っていう元素なんだって。い、一体どんなドラマが繰り広げられて、その
なくなった元素見つけてつくれちゃったりしたんだろう~~~。面白そうで
不思議。
元素に興味を持つって、今までなかったのに。なんかすごい。

このイラストだと、ゆるーくてへへ、って笑って楽しめるけど、美形タイプの
イラストにしていくらでも萌え~っともイケルな。。。って思ったり。
結合とか反応とかえろいよね~~。

ともあれいい本でした。楽しかった。
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TITLE: 『極大射程』上下
AUTHOR: シキ
DATE: 03/19/2010 14:39:41
STATUS: Publish
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BODY:
『極大射程』上下(S・ハンター/新潮文庫)

ボブ・リー・スワガーは元米軍海兵隊。超一流の射撃の腕の持ち主。
ヴェトナムで戦い、射撃の腕を存分に発揮し、相棒を亡くし、自らも
重症を負った。
今は山奥で孤独と犬と狩りを愛してひっそり暮らしている。
ある時、非常に重要な任務に協力して欲しいと、男達がやってきた。
他の誰にもできない。超一流の射撃の力をもっていないとできない任務。
だがそれは、深く巧妙に練り上げられた罠への誘いだった。

映画をテレビでやってたのを見て、なんかあらすじみたいな映画だなーと
思い、本を読んでみた。
テレビでやってたわけで本来の映画よりももっとカットされてたのかも
しれないけども、まー映画は映画でかなりの別物感。。。
本は凄く面白かった。
緻密な緻密な銃の描写。私は銃に関してはなんの知識ももってないので
この描写がどうなのかってことはわからないにしても、銃を偏愛し人生
そのものになっている感じとかの迫力は堪能した。
で、映画だと、その罠とか、敵とかがなんだかよくわかんない感じになって
たんだけど、そのへんもじっくりたっぷり描かれていて面白い。
巻き込まれてくFBI捜査官のニック・メンフィスも、そういう風に巻き込まれ
てったのか、と、納得。
で、やっぱり、ボブが超人だ~。

図書館で借りたのだけど、下巻の最初のほうでページがなくなってた。。。
10ページ分くらい。うーん。ま、読み進めたら大体大丈夫だったので
決定的ななんかを読めなかったってわけじゃないかな。
映画のアレンジもそこそこ面白くて興味持てて本読んでよかった。
シリーズになってるみたい、だけど。んー。著者の名前を覚えておこう。
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TITLE: 舞台「マクベス」
AUTHOR: シキ
DATE: 03/18/2010 10:31:40
STATUS: Publish
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BODY:
「マクベス」 於:世田谷パブリックシアター

出演 野村萬斎 秋山菜津子 高田恵篤 福士恵二 小林桂太
構成・演出 野村萬斎

昨日見に行ってきました。
5人のキャストしかいなくて、どうするんだろう?と楽しみに。
マクベスが、萬斎さま。マクベス夫人が秋山さん。他はすべて
あと三人が、次々に演じていくのでした。
一枚の布を羽織ったり外したりで人物が入れ替わる。
凄い~。

三人の魔女、だけど、三人のおじさんじゃん。てな始まり
だったけれども、だんだんその三人が何者でもなくなっていって
セリフによって動きによって登場人物っていう架空の存在の
リアリティみたいなモノになっていくのを感じて引き込まれる。
マクベスと、マクベス夫人は、いる。んだけれども、他の人物が
いる、のに、いない、みたいな。
きれいは汚い 汚いはきれい のあの有名なセリフどおりに。
いるのにいない。いろいろ引き裂かれるマクベスとマクベス夫人の
心の世界みたいに。
少ないキャストだからこその幻想性かなあと思う。
面白い。

文庫読んで予習していってよかったと思った。
入れ替わり立ち代りの人物が一応は把握できたし、アレンジとか
構成とかそうしてるのか~とかいうのがわかって面白かったし。

セットは、半分丸いドームのような。
ごちゃごちゃと廃墟のような。
回ることを上手く使ってて動きが面白い。
宇宙で、スペースオペラのような印象だったー。スターウォーズかと。
マクベスとかの衣装の感じもちょっとそんな感じだったし。
シェイクスピアなのにスターウォーズ。面白い。
ラストのあたりはとってもきれいだった。
見蕩れた。。。

で!
萬斎さまが~もう当然ながらかっこいいことかっこいいこと!!!
きゃああー。惚れる。見栄えするする。素敵かっこいいぎゃああ~。
時々オペラグラスでアップを堪能。はー。どっからどう見ても
かっこいいかっこいいかっこいい~。
素敵な声。きれいな姿。きれいな手。なにもかも素敵素敵素敵。
だ~いすき~~~~。
一回セリフかんだな、ってのがあってにまっとしちゃった。
カーテンコールのときの最後にちょっとだけにっこりしてたのに
きゅんきゅん。マクベスんときは笑顔ってないからね。
あー。見にいけて良かった。幸せだった~。
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TITLE: ブギーポップ、4冊
AUTHOR: シキ
DATE: 03/16/2010 12:14:36
STATUS: Publish
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BODY:
『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター』
              Part1,Part2   (上遠野浩平/電撃文庫)

イマジネーター。人の死が見えるもの。
人の心の欠落が見える飛鳥井仁はその力を使ってあやつり人間を作り出す。
統和機構の末端である人造人間たち。
ブギーポップは、自動的に、現れる。
 
『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』(上遠野浩平/電撃文庫)

街の中にそびえる異形の建物。<ムーンテンプル>。
奇才、寺月恭一郎が最後に残した遺物を公開し、見物客が押しかけたその時、
建物の出入り口は開かなくなった。
その中で昏睡した人々は、歪曲王に出会う。

『夜明けのブギーポップ』(上遠野浩平/電撃文庫)

昔の話。
まだ中学生だった彼ら、彼女らの話。
炎の魔女はいかにして炎の魔女になったか。ブギーポップはいかにその衣装を
まとうようになったか。
彼ら彼女らは。進化のきざしなのか。

ブギーポップシリーズの、最初のほうをまとめ読み。もうひとつ、パンドラ
みたいのがあるけど、それは読んでない。
それぞれ話は完結してる。登場人物というか、舞台が同じ、で、主役はそれぞれ、
といったところ。現れる敵が毎回違う。敵は、統和機構ってやつか。人類の危機を
救おうとしているのはどっちも同じ、って感じ。
どれもこれも、あっというまに読める。つまらなくはないけど、私は面白い!と
熱中はしないなーというところ。。。
あとがきの著者の自意識の感じが。。。(最後に、(ま、まあいいじゃん)みたいに
書いてるとかね)自分にも見に覚えがあるというかで、読んでてこっぱずかしい。。。
んまあそういうもんかね。ブギーポップももうかなり古い、って感じになってる
だろうから。まだ言い訳めいた説明があってそれが古い感じかも。
西尾維新とかはもう言い訳も説明もなくなってるよーな感じで、それがなんか不思議
なんだけど、こう、微妙な半端な説明とかあるよりは、いっそそのほうが突き抜けてて
いいかもなと思った。

ブギーポップに関してはなんとなくなるほどこういう感じかなーと分かった気がする。
この先はたぶん読まない、かな。図書館にあれば読もうかな。
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TITLE: 『殺竜事件』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/08/2010 21:18:27
STATUS: Publish
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BODY:
『殺竜事件』(上遠野浩平/講談社ノベルズ)

ロミアザルスは山脈の谷間に位置する小さな町。
そこには竜がいた。
圧倒的魔力を持つ超越的存在。強力強大畏怖される生き物。
その竜が。殺されていた。

異世界ファンタジーでミステリーという感じでしょうか。
でも、殺人事件ならぬ殺竜事件、誰が何故どうやって竜を殺したのか?
というのがメインであるようで、でもそれはあんまりは重要じゃない感じ。
キャラ小説、というべきか。
カッタータからきたレーゼ・リスカッセ大尉。若い女性のでありながら
優秀な軍人。
七海連合の特使である、本来はリズレイ国の軍人、「風の騎士」として
勇名を馳せているヒースロゥ・クリストフ少佐。レーゼとは学生時代(?)
からの友人(知人?)である。
そして戦地調停士、仮面をつけたエドワーズ・シーズワークス・マークウィッスル。
ヒースロゥとは昔なじみ。
という、三人が旅をして犯人を捜す。
探偵役としてはエドワーズ。
しかし三人の冒険、旅の物語である。

って、もう、こういうネーミングとか魔法が科学的である異世界とかなんかもう
なにかと典型的ファンタジーなイメージとか、そういうのが私は苦手なのでかなり
ダメだった。。。あっというまに読み終わるので、読みやすく面白い、なーと
思うけれども。。。
訳ありげな凛々しく美しいお姫様はちょっとお転婆(死語かな)で
「わらわは---」「~じゃ!」とかいう言葉遣いだったりするんだよー。
無理ー。なんだそれー。あえての??あえてのベタベタ?こういうのが
わかりやすくていいだろう、っていうこと??うーーーん。
この著者さん、ブギーポップの時もちょっと気になったけど、セリフの言葉遣い
が、ものすごくステレオタイプ。
そういうのがゲーム的?そういうのがするっと読めていいのかなあ。。。
でも私にとっては好きにはなれないところ。
シリーズはまだ続いてゆくようだけれども、これはー。私にとっては。。。
まあまたいつか気が向いたらシリーズ他のものも読んでみるかもしれない。。。
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TITLE: 『ブギーポップは笑わない』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/05/2010 14:07:51
STATUS: Publish
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BODY:
『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平/電撃文庫)

深陽学園。
2年生の女子の間で奇妙な噂が流れている。
ブギーポップ。苦痛もなく一瞬で、その人が一番美しい時に殺してしまう
殺人者。
誰も本当のことは知らない。
一つの事件。それぞれに少しずつ関わった人たち、それぞれの物語。

イントロダクション。
一話~五話。間奏を挟んで。
それぞれの話の語り手、視点が変わる。一つの事件、だが、関わった人物に
わかるのはその人物の理解の範囲内。全体がわかるのは読者、だけかな。
宇宙人みたいのとか、奇怪な殺人者とか、普通に見えて歪んでるやつとか、
ひそかに学園の正義を守るような使命を勝手にしょってる子とか。
ちょっとした心の病かもしれない。
ほんとうに世界の危機かもしれない。
高校生の恋物語かもしれないし、学園で起こる超常現象な世界の危機とそれを
救うヒーローヒロインの物語かもしれない。
面白かったー。

『セカイ系とは何か』を読んでから、やっぱりラノベの基礎知識的なものも
読んでおこうかなー。。。と思い、読んでみた。これは1998年発行。
第4回ゲーム小説大賞受賞作品、かな。
これがセカイ系、ってわけでもなく、でも、自己言及的、というか、やや自虐的
というか。変身ヒーローなんてありえない、と作品中で書きながら、変身ヒーロー
が登場したりして、という感じ。ラノベとして大ヒット、このあともシリーズ
いっぱいになっていく注目作、かな。
なかなか大変な事件が起こっている、というかありえない事態が起こっている、
けども、登場人物たち、学園の生徒たちは戸惑いつつも冷静というか、とても静か。
そんなわけないじゃん、という諦めというかクールさというかが印象的。
まだこの頃は、ベタに熱血にはいってなかったのか、と思う。
アクションも最後のほうあるけど、派手なシーンのはずだけども、読んだ感触と
しては、静かだと感じた。
シリーズ、いくつか読んでみよっかなと思う。
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TITLE: 『新訳 マクベス』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/05/2010 13:35:41
STATUS: Publish
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BODY:
『新訳 マクベス』(シェイクスピア/角川文庫)

叛乱軍を制圧した、さながら軍神の申し子のごとき勇敢なマクベス。
三人の魔女に出会い、予言を受ける。

マクベス、グラームスの領主!
マクベス、コーダーの領主!
マクベス、やがて王となるお方!

その言葉と自らの野心、夫人からの強い要望。マクベスは、王を葬りさった。

って、あらすじは知ってるものの、まともにはたぶん読んだことないかな。
角川文庫のこれ、カバー表紙が金子國義で素敵。新訳シリーズ?はこんな感じ
だったりして、他のも欲しくなったりするなあ。
萬斎さまが舞台にするんだよね。萬斎さまの声で脳内舞台で読む。ああかっこいー。

セリフが、散文的なところもあるけれども、大部分は韻文というか、詩的な
形式らしく、翻訳は大変だろうなあと思う。韻を踏んでるところとかたくさん脚注
つけてくれているけれども。ほんとに味わうためには自分がバイリンガルになるしか
ないんだろう。。。うう。無理。。。
表記を、一行の途中で切れるとか前のセリフを受けての一行になるよう下げて
書いてあるとか、とても工夫してくれているんだと思う。だからセリフの間合いとか
が読みながらわかる気がする。

王の前で上演するために書かれた作品、ということとか、訳者あとがきで
知った。なんていうか、こう。勝手に、シェイクスピアって伝説的に思い込んで
しまってて、でも、そうか歴史的に実在しててそーか王様が芝居みてて、って。
そういうことを改めて実感。面白いなあ。
舞台が見たい見たい。
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TITLE: 『セカイ系とは何か』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/03/2010 14:01:48
STATUS: Publish
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BODY:
『セカイ系とは何か』(前島賢/ソフトバンク新書)

ポスト・エヴァのオタク史

セカイ系。
過剰な自意識の一人語り。
ぼくときみとの小さな関係性が世界の危機を救うような抽象的大問題に
直結しているような作品。
って感じかな?中盤においては。
そもそもセカイ系という言葉自体に明確な定義もないままにその言葉が
魅力的にひとりあるきし、さらにその言葉が曖昧なままに変遷してゆく。
それがいっそう「セカイ系」とは何か、見えにくくさせている。

この本では、ポスト・エヴァだ。というところから始まって、その言葉が
広まり始めたところから現在まで、を見渡している。
へー。
と、よくわからない「セカイ系」がちょっとすっきり見えて面白かった。
ゼロ年代がすぎ、「セカイ系」も終わりつつある。終わり、というか、
ジャンルのひとつとして落ち着き、メインストリームではなくなって
きている、ということらしい。
早っ。
まあでもそういうもんかなあ。
宇野さんの ゼロ年代 が、そんなに重要とも思えなかったけどもう
私に見えなくなってるだけかな。。。そんなにあれよかった?凄かった?んー。
オタクセカイのことはもうゲームとかネットとか細分化し広がりすぎてて
全然ついていけてない。こういう解説書みたいなのは面白いしよくわからせて
くれて好きだけど、もー自分が参加したいとは思わなくなったなあー。
年取ったかなーというか、まあ、通り過ぎてきたのかなと思うし、もうそれで
いいかなとも思うようになってきた。
でも面白そうなとこは見たい知りたい。次の面白いことはなんだろう。

セカイ。世界。
なんだかすべては世界の終わりとハードボイルドワンダーランドな感じがして
なんか村上春樹凄いんじゃねーのか、とか、改めて思う。それは私の安易な
結びつけかもしれないけど。こういうのを読んでさえ、やっぱり村上春樹は
出てきちゃうわけで。構造分析しちゃうと全部一緒に。。。まあ、構造分析
すると全部神話になっちゃうけど。
ゼロ年代が終わって、やっと少しまとまって少ーしは距離あけて見えるように
なってきたのかな。
10年代の混沌はどうなっていくだろう。楽しみ。
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TITLE: 『外事警察』
AUTHOR: シキ
DATE: 03/02/2010 16:21:26
STATUS: Publish
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BODY:
『外事警察』(麻生幾/NHK出版)

警視庁外事第3課作業班班長。警部補。住本健司。
そこはテロリストに対する特殊技能を持つものたちの寄せ集めだった。
寄せ集めとはいえ、全員がプロであった。
日本が国際テロリストの脅威にさらされることなどありえない。
その認識の中で地道に情報の裏をとり姿の見えない犯罪を追う。

NHKの土曜ドラマ「外事警察」の、原案、ということだそうで。
原作、ではないんですね。あとがきっぽいのに、NHKからの依頼で、
テロ対策をテーマにドラマを作りたいのえ、その原作小説を書いてみないか?
ということで書いたということらしい。
ドラマにどっぷりハマリまくって面白くてたまらなくって本も読んでみたけど
ドラマとはそーとーちがーうな、というのを確認。
ドラマが好きだ。好きすぎる。大好きだ。住本を演じる渡部篤郎が好きだ
大好きだかっこよすぎてたまらなかったよー!と心の叫び。

次々にシーンが変わり、何を追っていたのかよくわからなくなるほどに
めまぐるしい。
何を追っていたんだ。何が敵なんだ。誰もがなにかしらの思惑を抱いて動いて
いるけれども。その真意がわからず隠され全体像がはっきり見えなくて
混乱しつつ読む。
えーと。
最後まで読んでもちょっとよくわからない。。。と思ってしまったことも
あるけど、まあいっか。。。と、深く気にしないことにする。
思わせぶりなままで終わってるなー。

ドラマもなんか、ええーーどうしたの??何が?という終わり方してたしな。
ドラマのほうがもっとすっきりわかった感じはあったけれども。
でもほんっとかっこいい緊迫感あふれるドラマで大好きだった。渡部篤郎かっこいい。
なんのための原案小説だったんだろう。。。ドラマオリジナルってことじゃダメなの?
こんなに違うのに。よくわからん。まーそのへんも深く気にしないことにする。
読んでる最中は面白かったけど、なんかいろいろ混乱のまま終わっちゃった。
住本はでもやっぱ。ドラマの渡部篤郎がいいよー。好きだー。
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