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2001年2月

TITLE: 映画「狗神」
AUTHOR: シキ
DATE: 02/28/2001 22:19:53
STATUS: Publish
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BODY:
映画「狗神」

友人から映画のタダ券を頂いた。わーい(^^)うれしい。素晴らしい
友人だ~。持つべき者は優しい友達だ。心が広いと思う。私だったらたとえ
自分が使わないだろうタダ券ではあっても人にあげたりしないかもしれない。。。
(いや、あげるかなあ^^;)自分の根性の悪さを改めて感じた一瞬だったり
した(^^;

で。
そのチケットで行ける映画の中では、やっぱこれに行こう!と思った。
天海ユウキさんが主演である。天海さん結構好きだったりして。でも女優に
なられてからは、実はあんまり良い感じだとは思ってなかったりして(^^;
んでもともかく結構すきであることには違いない。
そして渡部篤朗だ~(^^)
最近かなり好きかも、と、ハマりつつある俳優さん。
最初に登場したときも感動したね。足細い~長い~お尻小さい~腰細い~。
ひょろり、という感じに長細い。背、高いんだよな、たぶん。素敵~。

しかし。
見終わっての印象は、なんとなく。。。なんというか、特にこれといった
感動もなく恐怖もなく、って感じかなあ(^^;。フツウ。。。
なんとなく、雰囲気は出てたよーに思うけど。
こわい、というほどの恐怖もなく、びっくり、も、あんまりはなく。。。
私がモノに感じない人間なだけか?んー。でもなあ。
昔、原作を私は読んだことがあるんだけども。こんな話しだっけ???と
思い出せない、細かいこととか。。。話しの結末さえなんか忘れてるなあ。
そもそも忘れちゃうような話しってことで。。。ツマラナイ原作をツマラナイ
映画にしたってことかな。いや、私の記憶力に問題が、ってこともあるとは思う
けども(^^;。ともあれ私の好みからは外れた感じだった。。。
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TITLE: 人獣怪婚
AUTHOR: シキ
DATE: 02/27/2001 22:37:25
STATUS: Publish
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BODY:
「人獣怪婚」(ちくま文庫 猟奇文学館2)

ちくまって、真面目そうなんだけども、なんか凄くヘンだったり
いかがわしかったりするテーマのアンソロジーとか出すよね。ブンガクなん
だけど。やはりそういうのもあってこそブンガクなんだよなあ。

人獣怪婚。人と、人ならぬもの、獣、などが結ばれる話。
12の短編が集められている。赤江瀑や眉村卓、宇能コウ一郎、渋澤龍彦
中カン助、勝目梓、皆川博子なんて名前が並んでる。あとは知らないなあ。
なんか凄いとりあわせだなあと思った。

短編なので、ものたりないよう~という気分もする。
やはり私は、これでもかというくらいたっぷり物語りが欲しい性格みたい。
でも短編なられは、というべきなのかもしれない。
よーく考えると、おぞましくグロテスクな交わりばかり。延々1000ページ
とかそういうの並べられてもげんなりするだけだろう。
まさに文学。
短編のなかに凝縮された、おぞましさ、汚らしさ嫌らしさと、神聖なほどに
あやういうつくしさが同時にそこにある。

やっぱ一番印象に残るのは、皆川博子「獣舎のスキャット」
イヤーっいやだあーーっ。ラストは悲痛なものを感じてしまった。私女だからさ。。。
コワイわ。。。

文学ってやっぱり素敵。
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TITLE: ナンシー関、かあ。
AUTHOR: シキ
DATE: 02/26/2001 22:27:22
STATUS: Publish
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BODY:
日曜日はのんびり。座椅子と新しいクッションが届いたのでとても
御満悦気分で座りまくっていた。うーん。やっぱいいわ~座椅子。
と、そんなのんびり気分で、図書館から借りてきた本を読了。
コムズカシイことを考えなくてもいいような、どーでもいい本を読んだ。

「小耳にはさもう」(朝日新聞社)「隣家全焼」(文藝春秋)
ともに、ナンシー関著。あ、隣家-のほうは、ナンシー関と町山広美。

消しゴム版画家、なのか?コラムニスト、ってことなのかなあ?
ナンシー関って。ナニモノなんだかわからないよなあ。。。
週刊誌だとか女性誌だとかの連載してたエッセイつーのかコラムっつーのかを
まとめた本ですね。
それぞれ時事ネタの芸能人だとか、テレビに出てる人だとかについて、
辛口???な感じで語る、っていう、エッセイつーかコラムっつーか。。。
まあ。
面白いし、さくさく読んで、二冊なんてあっというまに読み終わるよなあ。
昔の本だったりして、なつかしい感じがしたりもする。

しかし、なんだか、ナンシー関って面白い!と、調子にのりたくはない感じ(^^;
自分だってマスコミの一員で、マスコミだとかテレビだとかをネタに仕事して
るわけじゃん。その独断エラソウぶりが、好きな人はすきなのかなあ。
まあ、いいけど。
まさに、まあ、なんでもいいけど、なんてお気楽おバカでのどかな日曜日を
すごした。
夜はトモダチがきていてデュエル。私は今回はやってないけど。「版図」は結構
強いデッキらしい。よかったよかった。
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TITLE: 闇の貴公子 OSK公演
AUTHOR: シキ
DATE: 02/24/2001 22:43:46
STATUS: Publish
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BODY:
「闇の貴公子」OSK公演

清明と博雅 とかいう感じのサブタイトルつき。夢枕獏さんの「陰陽師」
原作である。
昨日初日だったの。見にいってきた。
OSKの舞台は初めて~。もともと宝塚ファンである私としてはとっっても
楽しみだった。実際見てみると、近鉄劇場がそもそも宝塚大舞台よりも
小さいじゃん。。。ってこともあって、タカラヅカ縮小版?て感じした。
ロビーにはたくさんの花。スターさんの華麗なブロマイド。おお~さすがあ。
くっきりメイク。きらびやかな笑顔。素敵~(^^)

階段や板で高低差をつけた舞台。神社鳥居をモチーフにしたと思われる柱が
二本、奥行きをつけて立っている。そのセットを縦横無尽に駆け回り、入れ代わり、
踊りもたっぷり、歌もたっぷり(^^)楽しい~。
一幕目は、ともかく陰陽師とか舞台設定とかを説明するというか、紹介するという
ことなんだろう。あれもこれもいろいろに出てくる(^^;うーん。
原作ファンである自分としては、なんだかなあ、という気がしないでもないけども。
二幕目は、鬼の身でありながら、博雅と恋におち、愛しく思いつつ、人間を激しく
憎む二つの心に引き裂かれる茨木(こんな字か?)の切なく苦しい想いがひしひしと
感じられた。とってもよかった~。感動だな。
道満との闘いなんかもあって、季節はめぐり。なかなかの余韻を残して終幕。
とおもったら、いきなりレビューの始まり~!
ビートルズメドレーだった。なかなか楽しい(^^)やっぱ新人さんは初々しく
可愛い(^^)あ。二幕目の始まる時に、口上があったりしたのだった。
どのへんまでがお約束なのか、やっぱ初めてでよくわからない。お客さんも、
宝塚みたいに、何もかも心得てます!って人ばかりじゃないのかなあって感じだし。
ともあれ、とても楽しかった。(^^)

で。
オフ会参加(^^)初めて獏さんの小説を読んで好きになってから18年くらいかなあ。
ずーっとずーっと大好きで憧れの御本人にお会いできて、幸せ絶頂!
サインも頂いた。お話も少し聞けた。ああー。生きていてよかった。。。ホント(^^)
これでもう死んでも悔いはない。。。ああ、いや、キマイラ完結までは死ねないね!
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TITLE: 黒祠の島
AUTHOR: シキ
DATE: 02/22/2001 22:43:43
STATUS: Publish
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BODY:
「黒祠の島」(小野不由美/祥伝社ノベルズ)

調査事務所、という看板で仕事をしている式部のところに、葛木が
訪ねてきた。ルポライターで、何度か一緒に仕事をしたことのある彼女の
頼みは、部屋のカギを預かって欲しいというもの。三日後にとりにくる。
三日後にとりに戻れなかったら。部屋を始末して欲しい、という頼み。
ヤバいことになるのか。その答えは曖昧に濁したまま、葛木は消えた。
彼女を探すために、故郷であるらしい夜叉島へと向かう式部。
閉鎖的で余所者を嫌うというその島で、葛木と、そのつれであったらしい
女性の足取りはふっつりと消えた。
そして。
式部を排除しようと島の住民の視線は冷たくなっていくのだった。

そんなこんなで事件が起こり、式部は渦中にはまっていく。

トリックにはやっぱり私は気付きませんでした(^^;まあねえ。
面白かった!と声を大にしていいきれるほど面白いわけじゃないんだけど
も。最初の方とかはタルイ感じする。でも読んで行くうちにはまっていく
感じだなあ。
そんで結局後味の悪い感じが残る~。
すっきりさっぱり事件解決、ってわけじゃないんだよねえ。
それが小野不由美の味わいというものだろうかねえ。
やっぱでも私はすごく好きな作家ではないなあ。。。それなりに、と
いうあたりかな。。。
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TITLE: 映画「溺れる魚」
AUTHOR: シキ
DATE: 02/21/2001 21:43:31
STATUS: Publish
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BODY:
「溺れる魚」映画

ケイゾク だの トリック だのにはまった私としては当然見に行くぜ!
と気合いの入っていた映画。
そのわりにはもう公開から二週間くらいたってんのかな(^^;気合いは
あっても行動するのは遅いんだよ、自分。

期待をまったく裏切らない映像!やっぱ凄いなー。もう、堤カントク作品!!!
とくっきり主張してるよなー。
そんでやっぱりなんかヘン!!!という感触満載(^^)
なんだよー。なんなんだよー。なんであの警視庁の人たちこう微妙に背中丸めて
直立不動してんだよー。ヘンなのー。窪塚くん(秋吉くん)はなんであんな
走りかたなんだよー。まあ、ヒールじゃ走りにくいんだろうけど、男の格好の
ときもヘンだよー。しゃべりかたも可笑しいよー。椎名詰平(白州さん)もヘン
だよー。そんなにジョーが好きなんだあ。ジョーもヘンだったよー。野際陽子も
さすがヘンだったよー。渡辺謙さん(御代田、だっけ)も超渋いかっこいい!のに、
あのラストはヘンだろーっ。もーっ(^^)
エンドロールのとこも、役名とかもすごくヘン!小細工してるしっ!
面白かった。

イザム(岡部)が唯一ずーっとシリアス系だったかなあ。かっこよかった
かなあ。窪塚くんと絡んでるとこはよかったなあ(^^)!素敵~。妖し気。
いかがわしい~。いいなあ。

窪塚くんは女装きれいだった(^^)可愛かった(^^)すごい足とかきれい
だし。やたら椎名詰平とキスシーンが多かったと思う。うれしい~。楽しい~。
なんかたどたどしい感じとか初々しい。演技なのか?すごく上手いのか?
うーん。
仲間由紀恵がまたとてもきれいだった。可愛かった。好き~(^^)あの
ファミレス(?)でのヘンタイさん相手のシーンはとても素晴らしい!うっとり。
凄いわ。
満足満足。楽しんだ。
さてー。原作のほうも読もうかなあ。んー。
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TITLE: 全部無料でつくるはじめてのホームページ
AUTHOR: シキ
DATE: 02/20/2001 20:21:59
STATUS: Publish
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BODY:
「全部無料でつくるはじめてのホームページ」((株)ユニゾン著/翔泳社)

今日は天気もいいし、お休みだしのんびり~。
というわりにはお出かけもせず。一日中家の中にいた。もったいないよな。

たまたま連休になってしまっているので、ホームページ作りたいなあと
思うだけ思っていたのをちょっとだけ実行しよーかなああとかしていた。
この本、買ってからもうしばらくたってるんだけど(^^;
ちなみに私がもってるのはマック用。ウインドウズ用ももちろんある。つーか
窓用のほうが先。マック用が出たら欲しいなあ~ホームページタダで作りたい
なあ~と思っていた。
で。マック用も出て、張り切って買ったわりには実行していないワタシ。。。
ちょこっと読むだけ読んだりしていたの。
でもなんか難しいんじゃないかとかわかんないよとか思っていたの。
で、今日は、実際CD-ROM使って、試しながらやってみよう!という所をやって
みていた。HTMLタグ、とか、そういうのがちょっとわかったような気分。
タグを書くというのはこういうことなんだあーへーほーふーん、とか。
ホームページビルダーとかだとタグを書いたりしなくてもいいのだっけ?でもまあ、
ともかく自分タダがいいとか思ってるんで(^^;作成ソフトとか買わないだろう
しなあ。
んーでも、ジオシティーズ?だとか、ニフティなんかも簡単にさくさくホームページ
作成みたいなツールなんかあるんだよなあ。無理しなければまさに三十分で自分の
ページは作れるんだろう~。
でも多少はこだわったりもしてみたい気持ちもある。
でも難しいことはイヤ。。。勉強もイヤ。。。なら作るな!って感じだ(^^;

いずれそのうち作りあげる日がくるかなあ。
あーでもまた更新とかどうやるんだよう~とか悩むんだろうなあ。
でも、多少なりともこの本読んで、ちょっとわかった気になるというのは結構
楽しい。なんとかがんばってみようかなーと、思う。
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TITLE: 妖怪馬鹿
AUTHOR: シキ
DATE: 02/19/2001 20:19:40
STATUS: Publish
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BODY:
「妖怪馬鹿」(京極夏彦/多田克己/村上健司 新潮OH文庫)

なんというかまあ、タイトルどおり、妖怪馬鹿たちの対談の本だ。
可笑しい。面白い。マニアだ(^^)

京極夏彦は好きーっ、なんだけども、あとの二人のことは私は
知らないなあ。
残念ながらというか、私はあんまり妖怪大好き!!!というわけじゃ
ないんだよなあ(^^;。だからこの人たちの話しにはあんまりは
ついていけない。
それでもまあ、コドモのころから獏さんファンだったりしたことも
あって、小松和彦なんかもそこそこは読んできた。
荒俣さんの「帝都物語」なんかも当然読んできた。途中で飽きてやめて
しまったけど(^^;
鬼とか、妖怪、とかについて、まあ、すこーし、ホントにすこーしだけは
知ってる、というか。。。好きだったかも、というか。
しかし水木しげるには行かなかったんだよなあ。
そんで、この人たちみたいにとうとうといくらでも語り出す、ってほど
詳しくもなれなかったし情熱も持てないんだよなあ(^^;
やっぱ私は、マニアというほど極めることもないし、コレクターっていう
ほど蒐集僻もないし、オタクっていうほど熱中もできないんだよなあ。
中途半端。。。根性無しのミーハーってあたりだな。

ともかくこの本は、「へー」「ほー」「ふーん」と語りを聞き、(読み)
可笑しい~面白い~なんかすごーい~、と、楽しんで満足だった。
京極夏彦がマンガを描いてるんだけども。これがまたいろんな人風な真似で、
すごい。どこまで器用な人なんだ、京極夏彦よ。。。うーん。
しかし私はエノキヅさんが出てくる新刊が早く読みたいです。
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TITLE: 泥棒はボガートを夢見る
AUTHOR: シキ
DATE: 02/17/2001 22:29:49
STATUS: Publish
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BODY:
「泥棒はボガートを夢見る」(ローレンス・ブロック/ハヤカワポケットミステリ)

泥棒バーニィくんのシリーズ。
バーニィくんはまたしても泥棒に入った先でクロゼットに閉じこもることに
なり、何も盗みだせないまま部屋をでるはめに陥る。
そしてまたしてもかかわり合いになってしまう殺人事件。
謎めいた、ハンフリー・ボガードが大好きなんだという絶世の美女と共に
ボガードの映画を見続ける夜と、偶然(?)巻き込まれたかのような
泥棒未遂(?)事件、殺人事件との関わりは一体どういうことなのか?
金で買える最高の警官、レイも一枚かんで、事件の解決に至ることができる
のか?

という感じ。
事件の謎とかトリック(?トリックとかってないんだっけ。あ、一応
謎のダイイングメッセージがあったかな)とかは、まあ、それなりというか。
やっぱ物語りはバーニィくんの魅力あってこそ、だと思う(^^)
残念ながら、私はボガートファンってわけじゃないので、映画も、名セリフも、
ほとんどピンとこない(^^;。それでもとっても面白かった。楽しかった~。
バーニィくん素敵だなあ。
キャロリンも相変わらず。
レイも相変わらず(^^;
とてもとてもロマンチックで素敵な物語だった。最高~(^^)
やっぱ大好きだなあ。バーニィくんシリーズ。
続々と新刊が向こうでは出てるそうなので、翻訳されるのをとーっても
楽しみに待つしかないねえ(^^)はやく続きがまた読みたいなっ!
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TITLE: ジュリエットの卵 3巻
AUTHOR: シキ
DATE: 02/16/2001 22:36:06
STATUS: Publish
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BODY:
「ジュリエットの卵」3巻(吉野朔実/小学館文庫 コミック)

これで完結。
うつくしいうつくしい双子の運命の物語り。
かつて読んだことはあるので知っているはずなのに衝撃は重い。
痛い。
ずるいよ、と、水(ミナト)は言うけども。水もずるいよ。
でも、それでも生きていく強さが、水にはなかったんだよね。
それはそれで正しい。
はじめから生きていなかった、ただ水のためだけに抜け殻のように
生きてきた母親の真実を、ただ独り抱えていける少年がいるだろうか。
きえゆく命だからこそ。
水はかぎりなくうつくしくて。完璧だった。

螢は女だから。
女だから、という螢はまた強くてうつくしい。
知らないから、強くなれるのか。下田さんがいるから、強くなれる
のか。小夏や友達がいるから、強くなれるのか。
螢なら、知ってしまったあとでも。強くなれるかもしれないと、思う。
水を愛することも、下田さんも出会ったことも、螢の心は正しい。
世界を、生命をだたそれだけで美しいと思えるようになりたいと、思う。
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TITLE: メッセージ
AUTHOR: シキ
DATE: 02/15/2001 22:37:51
STATUS: Publish
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BODY:
「メッセージ」(榎田尤利/成美堂 クリスタル文庫)

魚住くんシリーズの三巻目。
買ったのは三日くらい前で、もったいなくて眺め、愛おしんで、それから
しっかり読んだ。
さちのちゃんのお話の、後編を私は雑誌で読んでいて、それで
すっかりやられちゃったのだった。よかった。
今回まともに最初から読んで、やはりというかなんというか。
涙。
泣く。
どんな言葉も紡ぐことはできず。ただ読んで、読んで、読むしかない。
感動した、なんて言葉ではうすっぺらすぎてダメなんだけども、情け
なくも私には語彙がない。
この物語りと人物たちを抱きしめて眠りたい。
愛しいと思う。
せつないと思う。
哀しいし、幸せのことも思う。
そして、生きようと思う。
不思議。
言葉もなにもなくすほどに痛くなるのに、この物語りを読むと、また、
生きてるんだなあと、暖かく思わせてくれる。
榎田さんの本は凄いわ。
人として、生きることを大切に思わせてくれる。
そんなことを声高に説いているお話ではないのに。
幸せを。
みんなの幸せを、やっぱり心から、本当に、祈るよ。幸せになってね。
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TITLE: チューリップ
AUTHOR: シキ
DATE: 02/14/2001 22:09:20
STATUS: Publish
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BODY:
バレンタインだ。
とはいってもあんまり激しくは気合い入っていない(^^;
もっともっとラブラブしなくちゃなあともちょっと思いつつ、やはり
今日は休みだ~というほうでだらだらと気を抜いている。

それでも生チョコを作った。
しばらく前からスーパーなんかに買い物に行くたびに、チョコレート
のお菓子とか嬉し気に買い込んで。結局自分で食べている。。。だって
まだバレンタインじゃないしー。
なんて言い訳にもならないだろう。。。日付けを知らないわけじゃない
んだから。
まあそんなこんなでスイートな毎日ではあった(^^)
で、当然というか、吹き出物ができたりして情けない。ダメダメだ。
今日作った生チョコも、結局大部分は自分で食べる為だったりする(^^)
柔らかくて甘い。幸せだ。

掃除、洗濯。片付け。家事はいつものことだったりして。食事も別に
ごくふつう。ほうれん草とかだったり。
安いワインを買ったのも自分の為(^^;同居人は別にチョコレートも
ワインもすごく好きなわけじゃなくて、半分こしよーといっても私のほうが
飲むのも多かったりするんだなあ。我ながら可愛げがないが。まあ。
単純にチョコ好き、飲み好きな私にうれしいバレンタインになるよな。
それでも。
花を買って飾るのを、可愛いね、好きだなあといっていた、オーソドックス
なピンクのチューリップにしてみたところが、可愛気だと思ってもらいたい。
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TITLE: サーチエンジン・システムクラッシュ
AUTHOR: シキ
DATE: 02/13/2001 22:21:33
STATUS: Publish
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BODY:
「サーチエンジン・システムクラッシュ」(宮沢章夫/文藝春秋)

あの宮沢さんの小説だ。「牛への道」とか「わからなくなってきました」
には、何度読んでも笑わされ続けている(^^;たまんないなあ。
で。
小説ってどんなだろうと思って図書館にてゲット。

物語りというか、お話は。。。なんだろう。なんともいいようがない
感じだ。
大学のころ、同じゼミだったはずの男、首藤が、殺人事件を起こしたらしい。
その殺人事件の供述の話しをきいた僕。その供述を語る首藤の声が気に
なってたまらなくなる。
どんな声だったのか。
ゼミの教授だったウネニシの声ではなかったのか。

そんなこんなであれこれ探し続けていくうちに、ああもうやっぱり、
なんだかだんだんわからなくなってきちゃうよ。

マトモな、というのか。。。真面目な小説、かなあ。もちろんそう
なんだろうなあ。掲載「文学界」だもんなあ。でもなあ。
トーンは暗い。混乱し、何が確かなことなのかはっきりしなくて。
こわいような。エッセイの軽さとはだいぶイメージが違う。でもやっぱり
わからなくなって。
すごく不思議だ。
なんか。面白い、ということもできず。でもつまらないわけでもなく。
不思議だあー。
ああ。なんか。やっぱりわからなくなってしまうよな。。。
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TITLE: 猫に時間の流れる
AUTHOR: シキ
DATE: 02/12/2001 21:58:07
STATUS: Publish
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BODY:
「猫に時間の流れる」(保坂和志/新潮社)

「猫に時間の流れる」と、「キャットナップ」という二つのお話の
入った本。
中編、というのかなあ。
猫に- のほうは、猫が中心の物語りで、キャット- のほうは、人間
中心のお話、と、あとがきに書いてあった。
どっちもどうというか、相変わらずというか。
猫に- のほうは、アパートの両隣りさんが猫を飼っていて、自分も
なんとなく猫に情がうつってて。そんで、近所で野良猫のボスになり
そうなクロシロがいて。
という話し。クロシロがやってくることとの攻防とか、猫と遊んだり
とか、ともかく、猫の観察記録みたいな感じかもしれない。
でもなんか読ませる。不思議だ。

キャット- のほうも、猫がらみではある。御近所さんにやはり
猫をかってる美人さんがいて、なんとなくその世話を手伝ったりして。
そんで、病院にいついてる猫の去勢、避妊手術をしようと思うの、と
いうのを手伝うことになったりする話し。
猫に手術するっていうのってどうなんだろう、とか、野良猫に餌を
あげて居着くようにしちゃうことってどうだろう、とか。そんなことを
考えたりした。
簡単にこっちが正解!と決められる問題ではないんだよなあ。
ねことつきあう、っていうのも、やっぱそれは自分自身の生き方と
いうか、信念というか。。。そうまで言うと言葉がきついかもしれない
けども、そういうことを考えることになるんだよなあ。

で。
この本、表紙がクロシロみたいな感じの猫の、振り返ってるところの
写真なんだけど。単純に可愛い~(^^)っていう感じの写真ではない
けども、良い感じの写真なんだよー。そんで、これって、前作のアキラ
くんのモデルの人が撮った写真なんだってー。すごい~。
つーかアキラくん、かなり困ったやつな実在の人物なんだなあ。わりと
保坂さんの作品の登場人物って現実にモデルがいることが多いらしい。
不思議な人間関係なんだなあ。。。。 
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TITLE: 悪意
AUTHOR: シキ
DATE: 02/11/2001 19:46:45
STATUS: Publish
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BODY:
「悪意」(東野圭吾/講談社文庫)

手記によって語られる事件。
刑事によって語られる覚え書き。
交互に読みすすめるのだが、一体どこがどう嘘なのか。仕掛けられ、
仕組まれたことは何なのか。
最後を読むまでぐいぐい引き付けられて一気に読んでしまった。

幼馴染みであり、過去には何事か因縁のあるらしい二人の男。
殺人事件に潜むのは、タイトル通り、悪意。
特別はっきり、合理的な理由があげられるわけじゃない、心にわだかまる
悪意というものが、重く残った。

いじめ。
私、小学生んときやられたなあ。
そのことはもうすっかりいい大人になったいまでも、思い出すだけで
じわりとイヤな味が体中にしみ込むような、息苦しさでトラウマのよーに
なっている。
自分で自分を哀れむ、というのも嫌なことだけども、あの頃私は可哀想
だった、と、せめて自分で慰めておかないとどうしようもない。自分にしか
慰めようもないことだし。時間の巻き戻しはできなくて、どうしたって
すくいようのない嫌な過去、である。
かといって、私が、人の痛みのわかるやさしい良い人間になったりも
できてない。その辺はかなり情けないところだけども。
理不尽な悪意というものはあるのだ。と。こういう作品を読んで実感する。
そしていじめ問題の解決など、そう簡単にできることではないよなと実感
する。見て見ぬふりをしとおしてしまいたい、と。悪意におびえたことの
ある私としては、弱く卑屈な自分の性格だけをまざまざと実感する。
人の悪意、って、こわいなあと。
いつか、強く正しく正義の行われることを、なんとなく願った。
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TITLE: プレーンソング
AUTHOR: シキ
DATE: 02/10/2001 22:34:05
STATUS: Publish
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BODY:
「プレーンソング」(保坂和志/講談社)

以前、「草の上の朝食」だったかを読んだことがあって、その
前の作品であるこれ、保坂さんのデビュー作のこれを、読んで
みないとなあと思っていたやつ。

女の子と一緒に住もうかと思っていてでもふられたぼく、と、
そこに転がり込んできたアキラとかよう子ちゃんとか島田とか
の日常生活、という感じ。
子猫を探す、とか、競馬の話し、とか、海へ行こう、とかいう
何気ない話で。ものすごくドラマチックでもないけど、なんだか
面白い。
やっぱセンテンスがすごく長いんじゃないかー?
でもそういう文体の人なんだと納得するしかないよなあ。
だらだらと続く地の文とは対照的に、「」の中のセリフは短くて。
キャラクタはなんかちょっとヘンで個性的。でも嫌味じゃなくて
不思議な感触が残る。
透明感というか。淡々としていて。真夏だったりするのに、
ひんやりした感じ。へえ、って、思うなあ。

特別あくせく働かなくてものほほんとなんとか食べていけるやって
いけるという、とてもうらやましい生活。いいなーと思う。
自分が男だったらこういう生活したいかも。でも今の自分だと
ちょっとイヤかなあ。
でもアキラくんとかすごく好きだなあ。島田くんも。なんかすごく
いい。ゆみ子ちゃん(さん、かな。イメージ)も素敵~。
そしてやっぱりとっても猫がいい。
茶トラちゃんはとっても可愛いんじゃないだろうか。いいなーいいな。
私も猫すきーとか欲しいーとかいう前に、身近にいるであろうハズ
の、野良ちゃんとか、お散歩中の飼い猫ちゃんとか、街の猫を
発見するべきかもしれない。でも目線がダメなのか、御近所で猫を
見かけたことないような気がする。うーん。ねこねこ。猫と仲良く
なりたいものだ。
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TITLE: クリムゾン・リバー(本)
AUTHOR: シキ
DATE: 02/09/2001 22:15:42
STATUS: Publish
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BODY:
「クリムゾン・リバー」(ジャン=クリストフ・グランジェ/創元推理文庫)

映画を見てすごーい面白かったという満足はあり。
でも物語りはなんかやっぱきっといっぱいもっと深くあるんじゃないかと
思って、原作もやはり読んでみた。

うーむ。マックスはすっかり別人だった(^^;
アラブ系の人だったんだー。街の不良(^^;で、自動車泥棒で身をたて
つつ(!^^;)成績優秀で学校を卒業し、行き場を警察に決めた男。
ニエマンスのほうは映画と大体同じ。つーかジャン・レノぴったりだよ~。
でも映画よりもっと暴力的で刹那的。うむ~。こわいぞ。そんでちょっと
やっぱフランス人、かな~(^^)女好きなんだな~。

物語はやはり映画よりも複雑。犯人に至る道のりは入り組んでいて、
まどろっこしく焦燥感が煽られる。登場人物たちの重く複雑な過去が
いっそうやりきれない感じで息苦しいような感じ。
いっそう残酷でもある。
寒々として、陽のあたらない感じ。冷たい。凍りつく物語りだと思う。

そーれーでー。結末は映画とはすごく違う(^^;
うーん。
これ原作先に読んでいたら、凄い違うじゃーん!あれもこれもなし~!?
そんでそういう結末なのかー!?と、映画をけなしたりしちゃったりした
かもしれない。まあ、私は幸い映画を見て。気に入って楽しんで原作
だったので。どっちもたっぷり楽しんだな~。満足。

この作者はこれがデビュー二作目らしい。前のも読んでみたいかも。
翻訳はされてるのかなあ。探してみよ。
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TITLE: うた
AUTHOR: シキ
DATE: 02/08/2001 22:24:14
STATUS: Publish
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BODY:
短歌とか。俳句とか。
詩、も、かな。
最近はやってるんだろうか?
今月のダ・ヴィンチでも特集になってたし、本上まなみの万葉の歌の
番組が(たぶん五分たらずのつなぎ番組だけど)今流れてる。
本上まなみが短歌もやってるってのは知ってたけど。

俵万智(こんな字だっけ)がはやったのはもうひと昔前って感じ
だけども、やはりあれ以来、気取らない、等身大とかいう感じの
うたとかがすっかり広まったのかなあ。
あいにく私は、とことん散文な人間で、詩とか短歌の味わいをちゃんと
理解できないような気がする。。。つーかそもそも理解とかいう問題じゃ
ないのかな。感じるもの、かなあ。
なんか好きかも、とかは思うことはあるけど。
どうしでも自分では詩人になれないーと思う。あー詩人って「なる」
ものじゃないし。詩人に生まれなかった自分。。。哀しいことに。
鮮烈な言葉も愛してるけれども、私はやはり饒舌な言葉が欲しい、かな。
しかししかし。
自分じゃとっっても無理だなあって思うだけに、ものすごく詩人に憧れる~。
短歌とか俳句とかもやってみたいなーと思う。
どうかなあ。
サークルみたいなのをネットで探すとかしてみるのもいいかもしれない。
うーん。

関係ないけど今日も「カバチタレ」を見つつ。
深津絵里すっっごいわー。なんだあのカツゼツの良さは!かっこい~!!!
素敵~可愛い~きれい~(^^)
面白すぎるわ。(^^)楽しい。
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TITLE: 何もなし
AUTHOR: シキ
DATE: 02/07/2001 22:11:07
STATUS: Publish
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BODY:
休みのはずだったけれども、バイトを代わったので、
今日も働いた。今週は五連勤。まあ、ふつうの人にとっては
フツウのことなんだろうけども。私としては結構疲れる。。。
うーん、あと二日がんばろー。

そんなこんなで、余裕がない。気持ち的に。
ぼーっとして、何にも考えられずに黙々と日常作業をこなすのみ。
バカになりそうだ。。。
いかん。。。
やれやれ。。。
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TITLE: スイートポテト
AUTHOR: シキ
DATE: 02/06/2001 22:06:26
STATUS: Publish
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BODY:
久しぶりにスイートポテトを食べた。
コンビニで買った、お昼のかわり、ってな感じのおやつだった
んだけど。
久しぶりだったからかなあ。でもすごく美味しかったよー。
どっちにしろ甘いものは大好きなわけだけども、特別スイートポテト
が好き!好き!ってほどでもないけど。

女の子はポテト、焼き芋とか、お芋さんすきだったりするけども、
男の子はあんまり好きじゃなかったりするとか聞いたことがある。
あとカボチャね。
パンプキンのお菓子~も、おかずでもいいんだけども。女の子は
わりと好きなひとが多いけども、男のは別に好きではないらしい。
まあもちろん人それぞれだろうと思うけど。
うちの同居人さんもそーいえば別に好きじゃないなあってことを
言っていた。私が嬉し気に、ポテトアップルパイだよう~!と
お土産(といってもまあ自分のため)を買って帰っても、あんまり
うれしがるわけじゃなかった。むしろ正直いうと、わざわざ食べたく
はない、てなことを言われたなあ。いやまあ一応一緒に食べたけど。
でも私が嬉し気にいっぱい食べられたのでまいっかと思う。

近くの喫茶店で、スイートポテトセット、というメニューがおすすめ
らしい。前を通るとどーんと宣伝中みたいに書いてあるので、かなり
気になる。スイートポテトと、コーヒーか紅茶でセットだってー。
ああ食べたい。気になる。
ま。行けばいいんだけど(^^;
今度時間ある時に行ってみよ。あー今週はバイトいっぱいだから行けない
か。ん~。今このスイートポテトに盛り上がってる気分のときに行けたら
いいんだけどな。
お楽しみにとっとこう。
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TITLE: ブルーローズ
AUTHOR: シキ
DATE: 02/05/2001 22:55:29
STATUS: Publish
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BODY:
昨日はまたデュエルの日だったー。
はりきって早起きして仮面ライダーアギトをみた。それからまた寝た。
お昼に起きだしてごはん。それから友達がきてゲーム。うむ~。怠惰で
素敵な日曜日だった。晩御飯にほか弁をとる。うむ~。自堕落だ。友人
を手料理で迎えもてなすということをしないのか、自分!
ま、するわけないさ。料理自慢でもないからさ。ははは。

「ブルーローズ」(榎田尤利/雄飛 アイノベルズ)

選ばれた客のみしか利用できない、秘密めいた薔薇を売る店。
その店でもっとも高価なのは青薔薇だという。
愛を売るという男娼、青薔薇といわれる、百瀬青。
幼い少年のようでもあり、優しくも、このうえなく淫らにもなる青と、
彼を買うことによってどこか癒される男達の物語り。

うーん。などどいうと大仰な話みたいだけれども。
なかなか素直に読めてしまうから不思議だ。こんな設定なのにィ。
青には幼馴染みのトオルがいて、幼いころの幸せの思い出もあり、その後の
不幸、も、あり。
誰もが許されたいと思い、だれもが少し、愛を得る物語、といえるかも。
面白かったし、切なくもあり。
笑おうとして----
失敗した、シーンにはぐさっときたな。痛い。
榎田さんの小説を読むといつも思うんだけども。
ツライこと、キツイこと、いっぱいだったりするんだけれども、きっと
なんとかのりこえて。生きて行ってくれるだろうと希望が、ある。そして、
物語の登場人物たち。みんなみんな、本当に、幸せになってほしいと、
心から願わずにはいられない感じがする。
みんな。みんな、幸せになってね。
祈ってるよ。
私も幸せになろうって思うよ。うん。
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TITLE: 略奪
AUTHOR: シキ
DATE: 02/03/2001 22:39:14
STATUS: Publish
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BODY:
今日は朝からのバイトだった。
いつもより4時間くらい早起きした。なのに、荷物がこない日で、
あと一時間遅くてもいい、という日だった。。。なんだよそれ。。。
というわけでフラフラしていた(^^;。とりあえず帰ってから
寝た。三時間くらい。だいたいこれでつじつまはあったかな。

「略奪」(アーロン・エルキンズ/講談社文庫)

美術探偵リヴィア登場!
という帯びがかかってる。エルキンズにはこれまでにも美術探偵の
シリーズがあるみたいで。私はスケルトン探偵のしか読んだことない
んだけども、それも面白いらしい。
しかしこのリヴィアくんはまた全くの新シリーズになるらしい。

40代、かな。教授だったり、学芸員だったり起業家だったりした
美術鑑定家、ベン・リヴィア。しかしバツイチ。そして今は特に仕事を
するでもなく、はりのない日々を送っていた。
ある日、なじみの質屋の老人から連絡を受ける。失われたベラスケスの
絵を、手に入れたらしい。鑑定してもらいたいと。

そして、殺人あり、アクションあり、なんだかんだで失われた名画の
発見にいたるお話。面白かったなあ。
ナチスの美術品強奪、の歴史やなんかも詳しく書かれている。なんというか。
ことさら悲劇をあげつらうでもなく、淡々と語る老人の話し、とかいうのは
胸にせまるものがある。。。
これは小説で。と、わかっていても。戦争もナチスも、絶対に繰り返しては
ならない歴史だ、なんてことを、思ってしまったりする。

といっても重苦しいストーリーなばかりでもなく、とても読みやすいし、
ユーモアもあり。あちこちヨーロッパを旅行気分もあり。貴族気分もあり。
とても満足な読みごたえだった(^^)
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TITLE: 脳男
AUTHOR: シキ
DATE: 02/02/2001 21:04:28
STATUS: Publish
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BODY:
「脳男」(首藤瓜於/講談社)

乱歩賞受賞作。
タイトルのインパクトがあるよなー。脳男だよー。
期待としては、アタマだけになった男かなーと、安直な想像をしていた
んだけども。

連続爆弾魔(?)を逮捕しようとしたその時、犯人と思われる男が
二人、もめているらしい現場に、刑事茶屋は踏み込んだ。
主犯と思われた緑川のほうは取り逃がしたものの、共犯らしい鈴木という
男は取り押さえた。
その男の精神鑑定を始めた真梨子は、鈴木のいたってまっとうに見える態度
の中に、何かおかしい、と、ひっかかりを感じた。
過去の経歴をもたない男。鈴木という男は一体何者なのか。

で。その鈴木の正体を追い求め、緑川との対決、感情をなくした人間、という
話しだった。かな。まあ、大体。
面白かったなあ、さすが。読みはじめるとどんどん進む。話しの展開がかなり
早く感じる。緊張感もあり。
もっともっと、深く読みたい!という欲求もあり(^^;どーも私の好みというか、
欲求として、もっと深く!というのがあるみたい。京極夏彦あたりにはまりすぎ
てるかなあ(^^;。
なんというか、これもシリーズとなってもう2、3作ひっぱっていけたりする
のかもなあという終わりになっていて、もし続編が出るとしたらまた読んでみたい
かも、と思った。

舞台が名古屋、つーか愛知県、か。鈴木一郎って偽名、それイチローの本名じゃ
ないっけ?と思ったり(^^;余計なことを考えてしまった。
微妙な問題、精神の問題、善悪の問題を描きつつ。どっちともいえないんだよなあ。
でもしょうがないよなあ。どっちとも言えないわ、私。
真梨子の言い分もわかるけど、子供を殺された両親の心情はどーなんだああ、と
思うね。。。。まあ。世の中は不幸と不公平に満ちているんだろうと、思う。
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TITLE: われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
AUTHOR: シキ
DATE: 02/01/2001 22:33:33
STATUS: Publish
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BODY:
「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」(土屋賢二/文春文庫)

この前、「われ笑う、ゆえにわれあり」を読んで面白かったので。
その続編、の、こっちものほほんと読んでみた。

日常のささいな事柄をひねくり倒して複雑怪奇に理屈をこねまくり、
自分に都合のいいようにばっかりもっていこうとして失敗してる
エッセイ。
てな感じ、かなあ。って。そうでもないか。。。
なんか可笑しいなあ。
へんなのー。
わはは~てな感じで、やっぱり面白かったな。

今日はバイト先で叱られてブルー気分だった。
まあ自分が悪いので、八つ当たりするわけにもいかず。
ここで素直に反省して殊勝に心を入れ替えたりするべきなんだろうか。。。
いやー。まー。それは無理だな。ハハハ。
やれやれ。
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