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2006年10月

TITLE: グロテスクな教養
AUTHOR: シキ
DATE: 10/31/2006 22:43:08
STATUS: Publish
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BODY:
『グロテスクな教養』(高田里恵子/ちくま新書)

教養主義。
教養とはなんであるか。

教養とは。いかに生きるべきか。いかによりよく、生きるか。
君たちはいかに生きるか。
男の子、いかに生きるか。

男の子なんだねえ。
男の子同志の世界です。うーん。
女の子は、よりよく生きるすべとして、よりよい世界にひきあげてくれる
男を見つけて結婚するべく、教養が必要、だった。
てなそんなこんな。
うーんと。
でもなんか、とても読みにくくて、期待したほど面白くはなかったし
なんかすっきりよくわかったわけでもなく。
でも、まあ、そういうすっきりしない、いやな感じも著者のある程度の狙い
だったみたいなので、こういうもんなのかな?と。

ただ受験の勉強ができるだけじゃだめ。
教養が必要だ、という気分はわたしもあって、教養がない自分がはずかしー
とか思っているけれど。(いや私は受験の勉強もできないのでそもそもダメダメ
なんだけどー)
そういうのもなんかもうダメなのか?
駄目は駄目でいいけどー。うーん。
結婚とかにがんばる気力がもうないなあ。そういう競争はもう駄目かも。
教養つけようというのももう無理かも。
教養って、なんだ。
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TITLE: 愛なら売るほど
AUTHOR: シキ
DATE: 10/28/2006 22:30:12
STATUS: Publish
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BODY:
『愛なら売るほど』(榎田尤利/リブレ ビーボーイノベルズ)

大人気マンガ『愛なら売るほど』の作者。立花キャンディ先生は
正体を隠している。が。
名前は藤野泉。男だ。高校時代から10年もの片思いをかかえている。
片思いの相手は飴屋弘紀。
同窓会で久しぶりに、一目だけ、その姿を見られれば、それでいいと
思っていた。それだけで。
しかし、引っ越したマンションは偶然にも同じ。

というわけで、漫画家シリーズ。ん~。ありえな~い(^^)
まあ、実際のマンガ家さんがどんな方々なのか全然まったく知らないので、
ありえるのかもしれない、けど。
雑誌に最初のだけ掲載、だったのでしょうか。
一冊にお話3つ、で、ぽんぽんと短くラブラブで面白く楽しく読了。
えろいシーンもそれなりに♪
二つ目の、「愛ならいらない」は切ない系で、もっとじっくりたっぷり
読みたかったかも。もったいない。。。うーん。どうだろう。

えーと、これの前に出た、漫画家シリーズ、『ごめんなさいと言ってみろ』
も、もちろん買ってます。読んでます。日記書いてなかったかな。
それは、一冊でひとつ、で、小説家とコラボします、てやつで、まあ、
無茶もありつつ、じっくり読めてよかったかなあ。

あとまだ出るみたいで、楽しみです。
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TITLE: 優勝おめでとう!
AUTHOR: シキ
DATE: 10/26/2006 22:23:09
STATUS: Publish
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BODY:
日頃野球にはあまり興味のない私ですが。
今年の日本シリーズはさすがに注目しました。

新庄ファンなんだもん。

阪神にいたころから。アメリカ行くとか、なんだかんだ。
決して熱心なファンではなかったので(^^;結局生観戦で新庄を
見たことはなかったかなあ。
でも新庄ステキじゃーん。かっこいい~。と思ってました。

で。
今年引退、なんていっても、やっぱり引退するのやめた、とか
になるのでは、とか、笑って優勝できたらいいなとか、思ってたり
しました。

でも今日、最後の打席に立つときから涙の新庄を見ると。
ああ。
彼はあんなに明るく楽しく。でもどれほどの思いや根性こめて
野球選手でありつづけたんだろうか。
と、もらい泣き。
日本シリーズで泣くとは予想外です。
いい試合だったね。

ダルビッシュくんかっこい~し。
監督のシンジラレナーイ、もよかった。
昨日、金村が謝ったのも。
北海道で優勝するぞ!というのも。
なにもかもがドラマのように素晴らしかった。こういうものすごい
舞台を整えて最後の試合優勝日本一で引退してゆく新庄。
もちろん、優勝はチームのもの。ファンみんなのもの。
でも、チームもファンみんなも、新庄に惜しみない拍手だったよね。
いい試合見られてよかった。
ありがとう。
おめでとう!
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TITLE: ROMES 06
AUTHOR: シキ
DATE: 10/23/2006 22:23:08
STATUS: Publish
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BODY:
『ROMES 06』(五條瑛/徳間書店)

世界最先端の警備システムをそなえた空港。
ただのいたずらでは片付けられない手紙が届きはじめる。
テロリストからの挑戦。
目的は?
チームとは?

五條さんの新刊だー、とわくわくで購入。
読みはじめて、こ、これは、面白い。
めちゃくちゃ面白いっ!
うわーん。と、ドキドキわくわくのはらはらで、ぎゅんぎゅんもえもえに
なって一気読み、の勢いなんだけれども、読み終わってしまうのがもったい
ないーっっと思ってあえて勢いをセーブしつつ。
読みました。
すごくいい。
チームの正体、とか。誰がだれなんだろう?と、そのへんのところも最後まで
飽きずに読ませられました。ひさしぶりに読み終わって大満足!で、何度も
すぐにめくり直してじっくりです。
面白いねー。

そして。
もー。激萌!
システムしか信じない。犬しか可愛がらない。人間が一番信用ならない。
そんな非情な上司のくせに、のほほん系って!成嶋ーっ。
たまりません~。
そんなエリート上司をつい面倒みてしまう同い年の部下砂村。
信頼されたい、一人前に認められたい、と願い、ついおいしい珈琲をいれる
ことを心がけてしまう砂村ーっ。
も~~~。いいよねーっ。素敵すぎる~。
さらに若い桜井くんとか。さらに上司の閑野。そりのあわない叩き上げの
警備の人々。すべての人物が素敵だ。
あー。女のほうはヤだったけど。まあ仕方ありません(^^;

テロリストと呼ぶにはあまりにも切ないあどけない犯人たち。
正論を言うのは簡単だ。
でも。
でも。

大好きになりました。このコンビでまたお話書いてくれないかなあ。
気長に待ちましょうか。
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TITLE: 文壇アイドル論
AUTHOR: シキ
DATE: 10/20/2006 23:59:50
STATUS: Publish
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BODY:
『文壇アイドル論』(斎藤美奈子/文藝春秋文庫)

80年代~90年代、文壇論壇のアイドルだった8人をとりあげての、
作家論論。
だそうで。文庫になったーと思って買いました。

文学バブルの風景 村上春樹 俵万智 吉本ばなな
オンナの時代の選択 林真里子 上野千鶴子
知と教養のコンビニ化 立花隆 村上龍 田中康夫

出たのは2002年なんですね。雑誌の連載だったようで、なるほどー
とてもコンパクトに面白くまとまっていて、読みやすーい。
それに大体は知ってることだから、かなあ。
ふむふむ。

立花隆は読んだことないし、田中康夫も実際には読んだことがありませんが。
作家論論を一冊にまとめちゃうほど、そのころは作家論とか盛んに夢中に
なっていたものだったのかなあ。
今は?
今はどうなんだろう。みんながいっせいに熱中するアイドルがいないだけで
それなりに作家論とか盛んなんでしょうか。
いるのかなあ?文壇のアイドル。綿谷りさとか金原ひとみとか?
アイドルの好みも今は極限まで細分化されてるのかもしれないかなあ。
村上春樹ほどの論をわきださせるような状況ってない、のかなあ。
ケータイ小説とかおそろしく売れてるけど、論壇は相手にしてなさそうだし。
してるのかな?
(論が出てもわたしあまり興味持って読まないだろーし気付かないわからない
世界になってるんだろうし)
セカチューとかか?リリーさんの東京タワーとかか?
バカの壁 やら 国家の品格、か?
鏡の法則 とか? そうじ力?
もー。。。全然ついていけない。ついていく気もないけど。
京極夏彦はわりと最近では論がわいてでたほうかも。うーん。自分が興味あるから
読みあさっただけか。
やっぱりバブリーだったころの現象なんだろうか。なんか。
世の中変わっていくんだなあ。
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TITLE: 普通の恋
AUTHOR: シキ
DATE: 10/19/2006 23:07:36
STATUS: Publish
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BODY:
『普通の恋』(榎田尤利/成美堂出版 クリスタル文庫)

的場と花島。
同性に恋するとは思ってもみなかった二人。
しなくてもいい誤解がとりかえしのつかない亀裂に、なる。

『普通の男』から、三年ぶりの続編。
やー。とってもよかった~。
普通ってなんなんだよ、という前回に続き、恋ってなんなんだよ。普通の恋って、
なんなんだよ、というお話。
同性でするセックスはどーやるのか、と悩むところからしっかり丁寧にやりかた
レクチャーなので、なんかお勉強になるかもです。
ま残念ながらわたしは男同士を自分でためすわけにはいかないなあ。
残念だ。
見事な勘違いすれ違いで、はらはらします。
もうもうー。
でもそれが恋なのね。
それが好きということなのね。
好きだから、冷静でもいられない簡単なことがわからないできない。
ああ。
恋ってせつなくてくるしくてはらはらどきどきかなしいけれども素敵だねえ。

ヘテロな思い込み、とか。ちょっと気付かないようなところをちゃんと
指摘していて、それをこんなにすんなり面白く大切なお話で読ませてくれる
のはやはりさすが榎田さんならでは。
やっぱ好きだなあ。
そしてもちろん色っぽく。素敵でした。
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TITLE: 映画 ブラック・ダリア
AUTHOR: シキ
DATE: 10/18/2006 23:13:10
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ブラック・ダリア」

ミスターファイアとアイスと呼ばれる、正反対なタイプの元ボクサー。
同じ警察にいる二人はコンビを組むことになった。
凶悪犯を追う日々。
二つに切断された女性の死体を目にした事件を、執拗に追うリーに、
バッキーは戸惑う。本来追うべきは別の事件の犯人。
しかし、事件は二人を次第に狂わせていく。

すごく面白かった。よかったー。
こわかったけれども、ぞくぞく興奮ものでした。でも、よくわからんー
というのが正直なところ。原作をやはり読まねば(^^;
ジェイムズ・エルロイ。
監督はブライアン・デ・パルマ。とはいえやはり、LAコンフィデンシャルを
すぐ連想しますねー。
ああいうちょっとレトロにみんながスーツでネクタイしてて帽子かぶってる
感じ、最高に素敵です。煙草吸いまくりー。仕草のひとつひとつがめちゃめちゃ
かっこいい。ジョジュくんがバッキーだったんだけども、おお~なんかちゃんと
すっごくかっこよかった。デクノボーって感じがあんまりしなかったぞ。
ケイも夢のようにきれいだし。
なんかすっごく集中して見たので、見終わってから疲れてましたが(^^;
よくつくってるなーと思ったんだけど。さてでもどうなんだろう。原作を
読むのがすごく楽しみ。
すごく凝縮された濃い映画だったと思う。
なんで、なんか簡単に感想も言えない感じ。。。
でも見にいってよかったと、満足です。
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TITLE: ネジ式ザゼツキー
AUTHOR: シキ
DATE: 10/18/2006 01:53:08
STATUS: Publish
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BODY:
『ネジ式ザゼツキー』(島田荘司/講談社文庫)

人間の脳についての研究所にいる、キヨシ・ミタライ。
ある日、エゴン・マーカットという人物の訪問を受ける。
彼の記憶は約30年前で途切れたきり、新しい記憶を形成することができない。
そんな彼の書いたひとつの童話。奇妙なファンタジー。
妖精が空を飛び、巨大な蜜柑の木に村がある。
そして、ネジでとまった頭が落下する衝撃的な結末。
これが、真実の物語りなのか。

久しぶりに読んだ島田荘司。久しぶりの御手洗潔。
出ていたのは知ってたけれども、文庫になるのを待ってました。
もーすっかり海外で、石岡くんの出番はなしかあ。石岡くんは日本で
里美ちゃんと仲良くやってるのかな。なんか里美ちゃんでシリーズ始める
みたいだよね。まあ。。。そっちはもう読まないだろう(^^;

記憶をなくした男。
奇妙な童話。
そこから引き出す衝撃の殺人事件の真相。
いろいろ昔の要素をふまえ、それでも十分面白かったー!
ネジ式だなんて~。
たまらなくグロテスクだけどすごくひきこまれて、まさに一気読み。
微妙に積極くさいなあといういっときのヤなところはあるものの(^^;でも
いっときほどうんざりはしないかなあ。
面白かった。

最後にマンハッタンの建築、のエッセイがついてて。
日本の新本格派その後の乱雑ぶりを嘆いているのだろうか?
あともどりはできないわけで。ではこれから、どうなるのだろう。
どうなるのだろう。
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TITLE: 酒肴酒
AUTHOR: シキ
DATE: 10/17/2006 01:16:05
STATUS: Publish
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BODY:
『酒肴酒』(吉田健一/光文社文庫)

酒やうまいものにまつわるエッセイ。エッセイというか、随筆、というべき
でしょうか。
じつにじつに、うまそう。
なんて素敵。
なんてうらやましい。

とはいえ、雑誌の仕事でうまいものを食べ歩くというのは、食べることに
専念できず、あれこれメモをとったり、値段をきいたり、これをどう書こうか
と心配したりで、あまりいいことばかりとも言えなかった、というようなこと
をまた書いてあったりして、そうなんですか、と思いつつも、でもそれでも
すごーくうらやましいです。

やっぱり庶民とは違います。。。と思うー。
ヨーロッパやら支那やらでうまいものを食べたり飲んだりしまくってる
思い出がさらさら出てくる~。ま、そりゃそうか。
それでも戦争中とか戦後は食べるのもままならず、という様子だったようで
海軍でご飯いっぱい食べさせてくれるのが信じられなかった、とか、定食屋が
あってなんだかわからないものだったけれどもともかく定食が食べられるのに
行列した、とか。
そういうのもあって、食通だのいうのは馬鹿馬鹿しい、という言葉も真実味が
あるのかもしれないなあと思う。
でもアナタ、食通でしょう、と思うけどね(^^;

お酒大好きで、でもお菓子もお好きなようで、お菓子の紹介もたくさんあって
それもまた美味しそう。いいなー。いいなー。
随筆かなーと思って読んでいると、なんだか夢かうつつかわからなくなる幻想的
物語りのようになったりして。
海坊主 って、いいなあ。素敵だ。ちょっと萌。素敵~。
そっけなく淡々としているようで、きゅんとくる可愛いとこもあったりして
文章に酔いますね。この文章そのものがうまい酒。

このくねくねの文章にも慣れてたっぷりじっくり味わいながらとてもうっとり
堪能しました。満足~。
ユリイカで、写真を見たので、ああいういい顔をして飲んでいるのかなあと
思い浮かんで楽しかった。これからまたゆっくりユリイカの特集も読もうか。
んー。
うまい酒とかうまいものとか欲しくなって困る。
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TITLE: 邪魅の雫
AUTHOR: シキ
DATE: 10/15/2006 23:26:19
STATUS: Publish
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BODY:
本日はのんびりの一日でした。
なんの予定もなくて、よく晴れていて暑すぎず、寒すぎず。
家事雑事をこなしたあと本を読む。だらだら。こんな毎日で飲んでくらしたい~。

で。
発売後すぐに読んでいたのですが。

『邪魅の雫』(京極夏彦/講談社ノベルズ)

人の一線を超えさせたのは、一滴の雫。
それは、邪なこころの影を深めた。

切なかったです。
読んだあとは、エノキヅさんかっこいいー。かっこいいい~~。かっこいいよ~~。
エノキヅさんーっ。かっこいいいいいいい~~~~。わーん。エノさーん。
メロメロ。
大好きだー。エノキヅさんが好きだー。大好きだー。好きだー。好きー。
と、ひたすらそれしか考えられず、エノキヅさんが好きだ大好きだ、という
それしか言うことないのです。
出番はすっごく少なかったし、いつもの高笑いもなくて、すっきりしないのですが。
でもでもでもでも。
やっぱりエノさんは神レベルでかっこいい。

今回、メインで動き回っていたのは、益田くんと関口。青木刑事もかなり
素敵だったなあ。
みんな、今までとなんか違う。今までのイメージと違うところが描かれていて
それが期待外れでもあり、せつなくもあり。
あんまり哀しかったので、 百器徒然袋 読み直して気晴らししてみたりした。

エノキヅさんが好きだ。大好きだ。

オマケの小冊子、事件はこのシリーズ内時間では三年足らずの間のことなんだねえ。
そりゃあこんなに大事件にごろごろ関わるなんて、無茶だ。
関口も壊れたり立ち直ったりたいしたもんかも。。。
さて。
読み終わると同時にはやくも飢餓状態。早く。早く京極堂、つぎの話しを読ませてくれ。
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TITLE: 映画 ゆれる
AUTHOR: シキ
DATE: 10/11/2006 22:25:28
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ゆれる」

兄は、家業のガソリンスタンドを継いで、真面目にがんばっている。
家を出た弟は、カメラマンとして独立してそこそこに成功している。
田舎の町。
ちいさな町。
母の葬儀には間に合わなかったものの、久しぶりに帰って来た弟と
折り合いの悪い父との間をとりなす兄。
幼馴染みの女性と、懐かしい渓谷へドライブに行こう、と、無邪気に
誘う兄。
ゆれる、危険な吊り橋から、女性は転落。
兄は呆然としていた。弟は、見ていた。
ほんとうに、そこで起こったことは。事実は。真実は、何だったのか。

オダギリジョーが弟。
かっこいい。素敵。うう~。そりゃあおにーさんよりそっちがいい、とか
そっちのほうに、夢を見ちゃうよなあと思う。
ひたすら真面目に。
ひたすら地道に。
気を使い、がんばってきたおにいさんは、あの時本当に、弟を憎んだのか。
何ができたのか。
どうすればよかったのか。
兄と弟。
ふたりのことをがっちり見せてくれた映画だけれども、答えは、こちらに
ゆだねられているのか、な。
すごく深く突き刺さってくる映画だった。

地元でひたすら真面目にやるしかない。地元で。小さな町で。その閉息感。
冒頭、法事のとき?あの御近所さんやら御近所の親戚やら?が座敷きに
集まってお膳を食べて、という、ああいう感じがまさに実感としてよくわかる
ので、たまらない気分になってきた。
おにいちゃんと、やりなおせるのかなあ。
おにいちゃんは、帰ってくるのかなあ。

哀しかったよ。
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TITLE: 腐女子化する世界
AUTHOR: シキ
DATE: 10/10/2006 00:57:39
STATUS: Publish
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BODY:
『腐女子化する世界』(杉浦由美子/中公新書ラクレ)

自分探しにはもう興味をなくし、自分を忘れ、自分のことを考えるより
妄想にふけるようになったのだ。女子は。

とゆー本。
かな?
世界が腐女子化、ですか。ん~。いかにも新書らしいタイトルです。
腐女子なんだろうなあワタシ、とか思っているので、さっそく読みました。
女のオタクはこのごろ腐女子という、とか。え、そうだったのですか。。。
やおい好きじゃない女オタクもいるのでは??いないのかなあ。。。まあ
あんまり他人のことはわからないので、そういうものかなあ。ふーん。へー。
と読みました。
ゲイでもネコとかタチとか言うの??それはビアンではなくて??んー。
それもあんまり他人のことはわかんないので、ふーん。へー。と読みました。
前半の、腐女子についてのところは、なんというか。。。なにこれ?ヌルイ。
と思ったり、まあでも私も他人のことに詳しいわけじゃないからなあ。この
人の認識にとやかく言うことはないか。
後半は、負け犬かどうか、よりも、格差は雇用そのものにある、競争は
いつまでも終わらない、とか、専業主婦して出産子育ては恵まれた特権階級の
贅沢だ、とか、自分の実感と近い感じもあって、ふーん、うんうん、へー。
くらいな感じで読みました。

腐女子として妄想にふけるのは賢い選択、なのか?
まいっか。

著者とはひとつしか年の差がなく、参考文献にあげられていたのも
読んだことあるとか、知ってる知ってるとかだったりして、じつにさらっと
読みやすい一冊でした。

いろいろ思うに、私にとって、ガチなヘテロの恋愛物語ほど興味のないものは
ないな。うーん。
なんか、私、腐女子で、おっさん、なのかなあ。。。なんか。。。すごくダメ人間
な気がする(^^;うーん。
ま。
いろいろがんばろ。
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TITLE: ネット関連本二冊
AUTHOR: シキ
DATE: 10/09/2006 01:14:43
STATUS: Publish
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BODY:
まとめて二冊。

『暴走するインターネット』(鈴木謙介/イーストプレス)

2002年9月刊の本ですね。ちょっと古いかなーと感じるところもありつつ。
インターネットはどうやってできたか、とか、インターネットのコミュニケーション
とは何か、とか、そういう前提というか、基本的な紹介から書かれていました。
ベンチャービジネスはどういうものかとか、2ちゃんねるとか。オンライン
ショッピングは危険か?とか。2002年ってそういう感じだっけ?
表紙は軽めな感じなんだけども、かなり固めの社会学の本、って印象が残る。
パブリック・コミュニティの可能性、ということが、今実際どうなってるのか。
速水由起子の本にあったように、結局はまた小さい島に閉じていくようになって
きてるよーな。しあわせの方向として、これでいいのか??

『ネット社会の未来像』(宮台真司 ほか/春秋社)

宮台真司、神保哲生のふたりがメインで、ビデオニュース・ドットコム という
ところでやった(?)対談を書籍化したもの。
対談は大体2005年。本の刊行は2006年一月、ですね。
けっこう最近。とはいえ、ライブドア騒動は事件になっちゃってるしホリエモンは
今裁判中、か。時事ネタってどんどん変化するんだな~。総理ももう変わったな。

東浩紀の対談につられて読んでみました。
ちょっとメインの二人とはテンションが違うのかなあという感じ。

マスコミ終わってる、っていう話しなのか。全体的に。。。
それはまあいうまでもないことね。
そんでメインの二人は、ほんとうに、世の中このままじゃ駄目だろう、なんとか
しよう、と、本気なんだな、というのが凄い。

ネットに依存してわたし、ぼーっとしてるばかりだなあ。流れの早さについてけないし、
ましてや流れの方向つけていくようなことはできない。無名の有象無象のただの個人だから。
どーなんだかなあ。世の中、どうなるのかしら。見ていきたい。
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TITLE: 映画 時をかける少女
AUTHOR: シキ
DATE: 10/07/2006 22:34:48
STATUS: Publish
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BODY:
映画「時をかける少女」

アニメ。
真琴はごく普通の女子高生。
妹にプリンを食べられちゃったことがクヤシイ。仲良しの千明と功介と
野球遊びをするのが楽しい。ちょっと不器用だったり寝坊したり。
夏休みが待ち遠しい。
でもある日。
理科準備室で転んだ時、自転車のブレーキが壊れて死にかけた時。
タイムリープできるようになったことに気付く!
食べ損ねたプリンを食べる。寝坊しないで余裕で登校する。カラオケの
時間、自分だけもどって延々歌い続ける。やりなおせる。リセットできる。
気の進まないことはなかったことにできる。
ずーーっと。
このまま楽しい時間が続くと思っていた。

夏の映画なのに今頃公開です。時差~。
原作とはずいぶん、いや、全然チガウ、と思ったけど、つまり昔の映画の続編的
アニメ映画なんだー。叔母さんが、原田知世がやってたあの原作の少女、って
ことですね?なるほど~。見たあとにいくつかネット見て、そうか姪なのか、と。
まあ知らずに見ていても気がつくね。
エヴァのキャラデザの貞本さんのキャラだけども、さほど萌ーでもなく。
(いや、私が感じないだけで萌~なんだろうか^^;)とてもいい青春映画だ。
ガチにSFとして見るわけにはいかないなあ~という感じだけども、ま、細かい
ことはどーでもいいか。
青春だもん。

あー。アニメって動くんだなあと、久々に実感でした。これはまさに、アニメ
じゃなくては、という作品。この勢い。アニメって動くんだよね。
飛ぶ、と、タイムリープを言ってましたが。ほんと。アニメは、飛べるんだ。
このまま三人で、ずーっといられると思ってた。その思い。
未来へ走っていく。
あんなに泣いた後、ちゃんとそう言える、うーんこれはもうすてきだと言うしか
ないなー。

東浩紀が傑作ですとかブログに書いてたり、ネットでの評判も上々だなあという
わけで、ポイントでタダで楽しく見て来た。ん~。好きではない、けど(^^;
でも見てよかった、と思った。
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TITLE: 映画 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
AUTHOR: シキ
DATE: 10/05/2006 22:58:35
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」スペシャル・エクステンデッド・エディション

ついに旅の終わりが。

上映時間250分。長かった~(^^;
でも大満足。
えーとどこが増えたシーンなのかよくわからず。。。まあ、公開当時から三年たってる
わけなので、細かいこと覚えてません。。。
エオウィンとファラミアのからみとかかな?まあ。いいか。
やはりアラゴルンがめちゃめちゃかっこいい~。
レゴラスもやっぱりとってもとってもとっっっっても華麗!キメキメ!かっこいー!
ギムリとの飲み比べとか前からあったっけ?ああとにかくうっとりさ。

フロドが、ほんと人間じゃなくてホビット族なんだなーという感じが。まあそりゃ
メイクとかしてるのでしょうが。人間ぽくないんだよなー。サムとかピピンとか
メリーはまだ人間ぽいんだけど。ピピンとメリーっておっさんだよね。。。なんか
王様にはやけに可愛がられてるんだけどー。

やっぱり、アラゴルン、レゴラス、ギムリ、が、三人で現れて、三人かよ、って
見くびられてるところで、ニヤっとして、わーっと、亡者の軍隊が見えて走り出す
シーンがすっごく好き!ぞくぞくくる~。

馬がうつくしいよね~。
平原で騎馬戦。かっこいいー。あの馬で突進していく心情はどんくらい高揚してんの
かなあと妄想。攻撃の前に、王が激をとばす、というか、いくぜーって演説するのが
またぞくぞくです。

ほんとは、アラゴルンが王座についたあととかがもうちょっと見たいなあと思う。
原作読んだので、もっとじっくりみんなが戦いのあとを楽しく過ごす感じが、見たい
な~と思う~。

映画祭、堪能!
来年はどんな企画があるのか、楽しみです。
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