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2007年1月

TITLE: 『時間』
AUTHOR: シキ
DATE: 01/28/2007 15:31:30
STATUS: Publish
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BODY:
『時間』
吉田健一 (新潮社/『吉田健一集成』3 より)

批評?

時間というのは私が今生きているということ、かな。

時間についての考察ですが、詩論でもあり、という感じ。正直なにがどうなのか
とか、とてもとても私にはまとめられません~。
でも読んでいていろんなことを考えていく源になるような文章。
時間のなかに凡てはある。
時間は動いていること。
うーん。
歴史も生きていること。過去とか未来とかいっても、生きていることすべてが
現在、なのかなあ。いつでも今しかないのかなあ。
認識。精神。それも時間のはたらきか。
時間がない、というのはすべてがないことになる。

時間というとまっさきに時計を思いますが、時計の時間が時間ではない。
うーん。
そういうぐねぐねも淡々と冷静に書きつらねられていてすごく不思議です。
この冷静さというか、距離感というか、バランス感覚の絶妙さって、凄い。

短編集の『怪奇な話』を思い出しました。
時間を経て、家とか、親しみを持つ、という感じ。「化けもの屋敷」とかの
感じだなあ。と。

詩の引用なんかで原文が出て来るわけですが。。。読めねーよー。
うう。
なんで。
なんかこう。日本語以外全然無理、な自分を反省。。。
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TITLE: 集中講義!日本の現代思想
AUTHOR: シキ
DATE: 01/26/2007 00:31:18
STATUS: Publish
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BODY:
『集中講義!日本の現代思想』(仲正昌樹/NHKブックス1072)

ポストモダンとは何だったのか
というサブタイトル。
何だったんですか。気になります。教えてください。
というわけで読みました。
序 が、「かつて「現代思想」というものがあった」とあります。「現代思想」
なのに、もう過去の思想なんだなあ。そういえばもうこのごろは現代思想とは
言わない感じ。このごろの流行りは社会学、かな。それも通り過ぎたかなあ。
脳科学か?『喪男の哲学史』にも最後の方にちらっと触れられていましたが。
時代の流れとしては、『喪男****』のあとにこっち、ですが、読んだのは
こっちが先でした。日記に書いてなかった。
マルクス主義って、根強いんだなあというのが印象。

正直、マルクス主義はよくわかりません。。。実際自分でそのものを読んで
ない。マルクス主義について誰かが何かを書いているものしか知らない。
まーマルクス読んでも私がそう簡単にわかるものではないんだろうなあと。
80年代とか、ニューアカの話しになると、ちょっとはわかる。というか、
少~~~しは知っているのでふむふむ、と読む。ニューアカばりばりのころには
まにあってないんだけれども、そのへんの人のは多少は自分で読み漁ったので。
その解説は、ふむふむと、すんなり読み、そっからさらに左回転して、また
マルクスなんですか??というのが、よくわからない(^^;
もーあんまりついていってないからなあ。

とにかく、著者が、今の現状になんだか疲れている。なんだかやってられん、と
ぐったりしているのはわかった。
二項対立かあ。
ポストモダンは不安で痛い、というのもわかった。というか、ほんと不安ですから。
今の日本がなんだか気持ち悪い感じ。ニッポンが、だけじゃなくて、なんとなく
世界が、気持ち悪い感じ。んーと、あんまり世界なんて知らないし、ものすごく
限定ごくごく狭い私の視野の範囲の中でのことだけども。
グーグルやアマゾンがこわい感じというか。
かといって、バブリ~でニューアカ~とかのがよかったんじゃないのとも思わないけど。
やっぱりインターネットがなんか世界を変えるんじゃないのかなー。
変わりつつあるんじゃないのかなあ。
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TITLE: 映画「キンキーブーツ」
AUTHOR: シキ
DATE: 01/25/2007 01:40:35
STATUS: Publish
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BODY:
映画「キンキーブーツ」

世界一美しいもの。靴だよ。

チャーリーは父の突然の死によって、四代目の靴工場社長となる。
プライス社の靴は一生ものだ。とはいえ、問屋が潰れていたことを知り、
売れない紳士靴をかかえて途方にくれる。
従業員に首を言い渡す。そんなこと、したくはない。でも、どうしたらいい?
僕に何ができる?

ドラッグァ・クィーンの、ローラとの出会いによって、アイデアがひらめく。
そう、特別にアレンジした、男性のための、ブーツを、作って。ニッチ産業への
転換だ。
しかし、試しにつくってみたブーツはまったくローラの気に入らない。
欲しいのは、ただのブーツじゃない。あくまでも高い高いピンヒール。75センチの
筒状の、セックスなの!

イギリス映画かな。素敵でした☆
事実に基づいた映画、だそうで。ミラノの見本市に、実際こういうのがどーんと
出されたりしたんだろうか。すごく面白い。もちろんおおいに演出脚色されてる
んだろうとは思うけれども、新しいことにのりだす、って、ドラマティックなんだろう
なあ。人生、がむしゃらにむちゃくちゃに、賭けにでなきゃいけないときがあるんだね。
でも、たいていはその賭けに負ける気がする。。。
でも、ときにこんなに鮮やかに素晴らしく勝つことも、あるわけで。
そんな希望を見せてくれる映画だった。
ベテラン職人たちも素敵だし、偏見あふれるドンが偏見捨てるのも。ベタですが
そのベタさはやっぱりよかった、と思う。
ローラの安っぽいゴージャスさがステキ☆
ローラはローラなりに、変わるぞ、とカツラを外し、地味なセーターにジーンズなんか
着ていったりするんだよね。その勇気。素晴らしい~!
ホテルに泊まってたのかなあ?ハウスキーパー?なおばあさまに、「あなた男?」と
聞かれるシーンが印象に残った。じゃあ便座をあげておくわね、ってさらりと。
偏見でも差別でもなく素朴な疑問と仕事。過剰に自分を演出しなくても、警戒しなくても
いいんじゃないか、と、ふっと力が抜ける感じがした。
チャーリーの八つ当たりの暴言はひどいじゃないかーと思ったけれども、それでも信頼
できるという関係を築いていけていたのか、と思ったり。愛されてるねチャーリーボーイ。
なんか、あんまり若くも見えないショボイチャーリーだったけれども、それが
なんかリアルな感じで素敵に思えるー。ああ。映画の魔力。
見てよかった、と、満足の作品でした♪
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TITLE: 『3日で運がよくなる「そうじ力」』
AUTHOR: シキ
DATE: 01/19/2007 21:54:46
STATUS: Publish
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BODY:
『3日で運がよくなる「そうじ力」』(舛田光洋/三笠書房 王様文庫)

人生ガラリと好転します!

だそうです。
やー。ついに本も買ってしまいました。文庫にしましたが。そうじ力。
年末の大掃除の勢いが、意外とまだ続いています。
ちょっとずつでも掃除してきれいになってプラスパワーがつくと、それでまた
やる気が出てくる。とかいう。
そうかなー。そうかも。
と。
なんかこう、これで幸運!とかうさんくさいと思う方なんですけど(^^;
私、マイナス思考だから(^^;まず疑うし、まず実行しないし(メンドクサガリ
だから)どうせ、とかすぐ思っちゃうし。
でも、そうじしよう、というのは、幸運開運にならなくてもダメもとで、
部屋がきれいになったりすっきりしたりするだけマシだしいいことだよなーと、
思えるので。
正直、わたしの部屋、スペースあるので、なんとなくすっきりはしてますし、
いらないものためてても、生活に支障なく、いつまででもずるずるしていられる
んだよね。。。収納とか工夫しなくても大丈夫。という、ちょっと贅沢なのかも
しれないけど。
でも、やっぱ、もう着ない、着られない服とか置いててもね?もうはきつぶした
靴とか放置しておいてもね?
大体の掃除なら大体はしてるから暮らしていて不自由はないけど、でもやっぱり
年末、窓を拭いたら、めちゃくちゃ汚れてて、あああ、と、我ながら反省したよ。
人生ガラリと、好転するといいなあ、と、すこーしずつでも、掃除続けていくよう
心がけます(^^;

☆換気する
☆捨てる
☆汚れを取る
☆整理整頓
☆炒り塩

この5つのステップで!ということみたいです。炒り塩?というのだけなんかちょっと
自分では不思議だけど、上四つはまったくもって基本というか正論というかですね。
はい。
ちゃんとしようと。自分なりにできる範囲から、ちゃんと暮らす、とか、大事にしよー
と、思います。3日坊主なら3日坊主でもいいんだって。ほ。
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TITLE: ηなのに夢のよう
AUTHOR: シキ
DATE: 01/17/2007 21:46:30
STATUS: Publish
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BODY:
『ηなのに夢のよう』(森博嗣/講談社ノベルズ)

高い所で首をつっている死体。
その近くに残されたメッセージは、「ηなのに夢のよう」
これは、一連の、なにごとかの、メッセージなのか?

萌絵をめぐる事件、なのかなあ。
GシリーズらしいけれどもSMシリーズじゃん。。。Vも、か。紅子さんも
やはりとっても重要人物なままなんでしょうか。んー。
いろいろ豪華登場人物?なのかも。今までのお話の登場人物たちを思い出さ
なくちゃいけない、みたいな。でも、かなりすっかり忘れているので(^^;
ぼんやりともやもや思いながら読む。
さくっと二時間足らずで読了。
まーこれ、一段なわけだし、フツウの新書の本と考えれば厚みが半分だよねえと
思うと。二時間ほどなんて読むのに時間かかりすぎでしょうか。

そんな昔から萌絵をめぐる陰謀(???)があったとはー。というか、
萌絵が後から参加してきた登場人物、ということか。すべては四季博士が生まれた
時から始まっている、と思うと。
いろいろ話しが大きく動くところ、かな。帯にも「転換点」とありましたし。
でもGシリーズはこれで終わりとかなんとか見るけど、どーなの?萌絵が東京へ
行くみたいなので、シリーズ名が変わるの?やっぱどこまでも萌絵?なんだかなあ。
まあ、シリーズ名とかはいいんですけど。。。
早く終わらないかな。。。もう次は買うのやめようかー。むー。どうせ文庫になる
しなあ。文庫待ちにしよっかな。多少は安くなるだろうし。んー。でもこれ、Gシリーズ
は、たとえば今までのぶん合わせて文庫一冊、とかになったりしないかな。京極本くらい
の厚みになるかなあ。ならないかもなあ。。。

トーマが死んじゃうシーンはやっぱりぐっときてしまう。それはさー。そうだよなー。
うちのわんこも、年をとって死んだから。
にゃんこも、いつかは。
しくしく。

ともあれ、いろいろ謎はひっぱりまくりですね。どーなるんでしょうね。
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TITLE: 『喪男の哲学史』
AUTHOR: シキ
DATE: 01/16/2007 23:23:23
STATUS: Publish
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BODY:
『喪男の哲学史』(本田透/講談社)

モダンの哲学史。モダンって読むのか。モオトコと読んでいたよ。。。
世界を動かしてきた哲学は、喪男のモテないルサンチマンだー。
と、ま、そんな単純明快なことばかりではないんですけども。ブッタ、プラトン
から、マルクス、ポストモダン、その後、まで。哲学は死んだんだなあ。
たしかに。
今流行りは宇宙論、から脳科学、か。脳にいってますねー。でもそれも必然、かー。

文章こそおもしろおかしく読みやすく書いているけれども、すごくまっとうに
真面目に哲学史だと思います。
そもそも私自身が哲学に詳しいわけではないので、ごく少ない自分の知識から見て、
という、きわめて乏しい根拠しかないわけですが。
見方は偏ってると思うけど。でもとても説得力あり。哲学は喪なんだ。喪だ。
うわー。
でも、喪男喪男、って。やっぱ男の世界ですね。。。女は不浄ですか。女は魔ですかー。
(喪女もそうかもしれませんが、)的なちらっっっっっとだけ触れてたところもあった
ような気がするけども、喪女はやはり二重に虐げられている感じ。。。モテない女は
存在そのものがもう、見ないことにされてるんだねえ。女という属性があるだけで
結局さらに貶められてるー。別に私が選んだわけじゃなくて生まれた時から女だった
んだもんー。好きで女やってるわけじゃないのにー。とか思うのは私の被害妄想というか
なんというか。。。
まーいいや。

インターネットが、社会を変えるはずだ、という希望はなんかいいかも。
インターネットは人間がもつことになった二次元の現実です、というのは納得して
しまった。できればネットの中だけで生きたい私。。。うーむ。

著者と年齢が近いせいか(二つ違いだ)、いろいろ引用してきてるオタ的要素が
なんかわかるーと思うのが多くて読みやすかった。注もいっぱいでまた面白いし。
ゲームとか青年系のマンガとかはほとんどわかんないけども、タイトルくらいは
知っている感じ。なんかいろいろ読み直したくなったりする。
読んでない気になるやつは読みたくなる。気になるー。面白そうなのがやっぱり
まだまだいっぱいだ。
読まなくちゃ。
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TITLE: 平成よっぱらい研究所 完全版
AUTHOR: シキ
DATE: 01/13/2007 23:45:40
STATUS: Publish
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BODY:
『平成よっぱらい研究所 完全版』(二ノ宮知子/祥伝社コミック文庫)

のだめの勢いあまって、こっちも買ってしまいました。
最初に単行本出たのが1996年なんですね。
なんというか、丸10年ほど前かー。
私はこれすごい面白い~というのを、懐かしのパソコン通信のころにきいた
ことがあり、のだめが流行ってきたころ(ドラマより前)二ノ宮知子って
たしか、平成よっぱらい研究所が面白いってきいたことがある人だっけーと
思ってました。
マンガ読んだことなくて、そんな印象ばかりもっていてごめんなさい(^^;
んで、面白いのね、と思いつつ、今にいたるまで読んでなかった。
やっぱりね、絵があまり好きじゃないから、買うほどでもないしとか思って
たんだよう。
「飲みに行こうぜ!!」という、なんかすごいOLの話し??も入ってたり
して、ふぉーやはりのだめとは全然絵がちがーうねーと感心したり。
でもなんか、その、こういうマンガは私はあまり。。。(^^;

よっぱらい研究所は、面白かった(^^)
飲んでますね。
よっぱらってますね。
やー。
こんな酒飲みしちゃダメ(^^;
でも二十代ですねー。楽しい。
。。。もー、三十代なワタシは、もー、こんな飲み方は無理。。。(誰も飲めと
はいってない)
二ノ宮さん胃とか大丈夫だったんでしょうか。(と、いらぬ心配をしてみたり)

猫のはなしもありました♪
うちの猫も引き戸だとあけるねー。紙は食べません。

面白かった♪
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TITLE: 映画「王の男」
AUTHOR: シキ
DATE: 01/11/2007 00:53:05
STATUS: Publish
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BODY:
映画「王の男」

チャンセンとコンギル。
貧しい旅芸人の中の二人。喜劇的仮面劇で女性役を演じるコンギルは、その
美貌ゆえに、身売りをさせられそうになる。飯を食うためだ、と説得されるも、
それを許せないチャンセン。二人で、一座を抜け出した。

王の都へ逃げてきた二人は、そこで芸人仲間と出会う。
王の下世話なうわさ話をからかう劇をはじめ、人気となるが、それが宮殿の
重臣の目にとまり、捕らえられる。
王が笑えば、侮辱ではない!
チャンセンは、王の前で演じてみせることに賭けた。

という感じで、ガチガチに緊張したなかで演じる舞台は散々になってもー駄目だ、
というところで、コンギルの機転で王を笑わせることに成功!宮殿に住まわせて
これからも王を楽しませろ、ということになるけれども、それは激しい軋轢をひき
おこすことになり。
王はコンギルが気に入り、コンギルも、なんだか心ひかれてしまうのかも、てな
展開にもなったり。
コンギルはたしかにきれいでしたー。
でもまわりの旅芸人とかきちゃない(^^;
王ともっとどろどろどうにかなっちゃうのかと期待していたのだけども、
キスシーンはあったかな、程度でした。ま、いろいろ脳内補完、変換して見る。
チャンセンがー。コンギルをほんとうにちゃんとしっかりつかまえておけないから
駄目なんじゃんかー。
王も、なんか。ともかくマザコンなのか。王はわがままでさみしい子どもの
ままなのだ、って感じかー。でもそれでどんどん人が死ぬことになっちゃうんだから愚かな権力者というのはほんと害悪。。。こわい。
チャンセンが、コンギル大好き!なのに、ガチガチのヘテロなのがつらいところですねー。
コンギルもどうにもにえきらず。どうにもこうにも、みんなが中途半端に物足りなくて、
私が期待を持ちすぎだったかな。

レディスデーの午前中、ということもあり、なんか、韓流大好き!て感じのおばさま
二人連れ三人連れ、という客層だった。。。すみません私は、腐女子、って感じでー。で

やはり個人的好みの問題なんだけど。たしかに美貌で王に寵愛受けるって、わかる
けども、やっぱ私はあんまりこう、アジア系の美形とかいうのがピンとこない。
やっぱり私は金髪碧眼が好きさー。彫りは深い方がいい~。韓流はやっぱダメなんだなー。
こんなにも私がもえもえするはずの設定の映画なのに、駄目だったってことは。。。
韓流映画はやっぱ合わないかなあ。
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TITLE: 彩墨画の華・下村為山展
AUTHOR: シキ
DATE: 01/05/2007 20:16:00
STATUS: Publish
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子規記念博物館へ行ってきました~。

平成19年新春特別展  彩墨画の華 下村為山展

彩墨画というだけあって、とても色鮮やか。きれいで面白かったです。
さすが新春~というところでしょうか。おめでたい(^^)
柿の絵は 可喜 とかで、へーそういう感じにおめでたく描いたりするんだ~と
思ったり。あ、猫。可愛い!ねこねこ。雀がまたとっても可愛らしい♪
為山は雀が好きなのかなあ。と勝手に想像したり。
さらさらっと描いていますが、もうこれしかない、という線の決まり方と思う。
うまいなー。って、ま、うまいにきまってるというか、うまいからこう残って
るわけですが。
西洋画の手法を学んで後の日本画、だそうで。そういうのも納得な感じです。
んー。わたしではうまく説明はできないけど。
日本画だけどただ日本画じゃない。みたいな。なので、むしろ私には見やすい
と感じる。おもしろいな~きれいだな~。可愛い~。と、じっくり見倒してきました。

子規への手紙、絵つきだったりして(^^)なんかそれがまたマンガみたいで面白かった。
このアングルなんですかー、という描きかたしてる。これは萩尾望都がすごいとか
いわれてたアングルと似てる感じ。でも手足のまるっこさは手塚治虫みたい、とか。
ミーハーなことを思いつつ(^^;
子規への葉書もあって、それはまたとてもとてもちまちまとした字で、こんなの
読めるの~と思いつつ、読めるとこだけ読んでみる。「なんとも云へずいい感じでした」
とか書いてあったような。いい感じーとか言うのか、と感心。
絵はもちろん葉書サイズでもおもしろくて、はじっこに、東西南北示す+印描いてて
へ~と思う。ただ絵葉書にしてるんじゃなくて、こんなだったの、というのを子規さんに
報告してるんだなあ。ステキ。
筆のままに、と、なんかいろいろな形の囲みに俳句を書いたりしている手紙もあって、
あー。筆で絵で書き送る手紙としては、レイアウト俳句つーか、こういうのもとっくの
昔にありだったんだなあと。
面白い。

書は、六朝体、というものだそうで。それは私はわかんない。。。
でも 風竹 とかのふたつはかなり好きだった。かっこいい。

碧梧桐が画賛(?)書いてる絵もあって、それすごく好き。欲しい。
彼岸桜のもとてもよかった。欲しいー。
そんなこんなで、楽しく満足して帰ってきました。一時間以上粘ったかな。200円で
こんなに楽しませてくれてありがとうです。
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TITLE: 映画 犬神家の一族
AUTHOR: シキ
DATE: 01/04/2007 19:08:10
STATUS: Publish
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BODY:
映画「犬神家の一族」

三日に見て来ました。
リメイク。同じ監督、同じ主人公を同じ俳優で。
という、何故なんだ?という作りですが。でも見に行ってやっぱりすごく
面白かった~!と、満足してきました。

旧作のほうも見たのだけれども、あんまり詳しく全部のシーンを覚えているわけ
ではなく。でも、今回見ながら、ああ同じ同じ、と何度も思いました。
なので、旧作を見たときほどの衝撃!すっごい!!!というのはないね。
でもやっぱり面白い、と、満足できた。
すごいなー。

音楽とか、タイトルの漢字のかっこよさとか、変わらずにいてくれてうれしい。
そして女優たち!
女優ねー。凄いよねー。素敵。
松子さん竹子さん梅子さん。特に松子、富司純子は素敵だった~~!
女優の演技というものを堪能っ。

石坂さんの金田一さんはやっぱり好き~。フケでもしゃもしゃで、結局手後れ
でみんな死なせてしまうくせに、憎めない、上品さとか感じるのはどうしてなんでしょう。
あの人は、天からきたのかも、てな最後のセリフをうけられるのは石坂さんならではかと。
さすがにお年を召してらして、顔とかゆるんでるかも~と思うけどそれはまあ仕方ないー。
ちゃんと頑張って走ってたー。

深きょんも、そんなきれいな女中さんありですか!?という可愛さ(^^)
「あたしそこの女中よ」
というセリフひとつできゅーんとしてしまう~。女中さんですね。女中さん。おつかい
頼まれてください女中さん(^^)

時代としては、京極堂のシリーズと同じころなんだよねえ。
京極堂の映画。。。。ハコが映画化になるようですが。。。
ねえ。
これくらいのクオリティ、このくらいの本格的っぷりで、映画化してほしいです。
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TITLE: 『新・餓狼伝』巻ノ一
AUTHOR: シキ
DATE: 01/02/2007 23:41:11
STATUS: Publish
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BODY:
ふはは。明日から休みとるよ♪

『新・餓狼伝』巻ノ一 (夢枕獏/双葉社 フタバノベルズ)

新、ってついてますが。続きだ。なんで新になったのでしょう。
これが出る時に今までのが合本で出てたりしましたが。

んま。ともあれ。
秘伝菊式編。
毒?
毒が出て来た。なんか突然です。このあとどう展開していくんだろう。
ガチで格闘技バリバリでいくのかと思っていたけれども。
で、本は三年半ぶりの新刊だったようで。なかなか誰がだれなんだか
忘れてます(^^;
姫川さんは覚えてるけど。出番が少なくてざんねーん。おやじのほうが
重要キャラになりつつあるんだろうか。むー。

今回。
斑牛のおっさん。伊達と、マカコの試合が凄かった。
泣いた。
プロレスも格闘技も全然詳しくない、知らないのに私。なんでこの
試合読みながら泣いちゃうんだよ、と自分でもおかしいと思うけど。
それほど凄い。
凄い。
凄い。
これは。
いかん。今思い出しながらこーやって日記書いてるだけでじわじわ涙出る(^^;
川辺がさ、延長の前のインターバルで、伊達に言うの。
「おまえ、ここで死ね」

もう、涙なしにこれ読めるか!?
やっぱ獏さんの小説読み続けてきてよかった。
凄いよ。

で、あとがきのあとに、獏さんがうっかり同じシーンの原稿を二回書いて
しまったよ、というのも入っていました。へーー。
そんなこんなも、面白い(^^)
早くー。早くいろいろ。続きを書いてくださいー。
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TITLE: 『坂口安吾と中上健次』
AUTHOR: シキ
DATE: 01/01/2007 22:21:47
STATUS: Publish
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BODY:
あけましておめでとうございます。
今年もいい一年になりますように☆
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

で。
なんか新年らしい本とか紹介できるといいのかもしれないけども、ま。
そんな余裕もないし、シゴトの日々なんであんまり個人的には新年らしさとか
関係ないので。。。
あ、でも、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。最後のとこは間に合った
ので、ラデツキー行進曲を聞いて満足はしました。
んま、それだけかなあ。。。お年玉あげて懐が寂しくなったとか(^^;

『坂口安吾と中上健次』(柄谷行人/講談社文文芸文庫)

闘う知性が読み解く事件としての安吾と中上。
という帯です。ど、どういう意味?

坂口安吾も中上健次も、ちょっぴりしか読んだことないので、これを読んじゃう
のはなんかどうだかなあと思ったものの、やはり気になって読みました。
読んでいないのでもちろんあんまりピンとくるわけじゃなく、駄目な読者で
すみません、という気分になる(^^;
でもすごく面白かった。

なんかもう、これは、何?

とても太刀打ち出来ないなあと、くじけそうになりながら読みました。
安吾にも中上にも柄谷にも。
ま、そもそも太刀打ちできるわけないんだからくじけなくてもいいんだけどー。
すごく面白いしかっこいいです。

で、柄谷と中上が、漱石と子規のよう。な。
中上健次が亡くなることで柄谷がこんなふうに書いていたんだなあというのを、
恥ずかしながら私はこれ読むまで知りませんでした。
ものすごく素敵でした。

中上健次は読まなきゃいけないなあ。。。
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