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2001年4月

TITLE: 魔少年[χ]
AUTHOR: シキ
DATE: 04/30/2001 10:31:09
STATUS: Publish
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BODY:
「魔少年[χ]」(北村想/小峰書店)

[χ]は、「カイ」。
少女探偵夜明のシリーズ。時間、空間を自由に行き来するらしい、魔少年
との対決!
このうえなく厳重な警戒の地下金庫から、金塊が盗まれた!
謎のGG団と、ホムンクルスの魔少年と、夜明は対決することになる!

まあなんというか。
虚数世界だとか、クローンだとか、エントロピーのなんとかとか。
北村さんは科学がお好きなのでしょーか。
説明もいろいろされていて、別に難しくて悩む、ってことはない。
もちろん軽くさわりのことだけ、くらいしか説明してないわけだけども。
こういうの、ホントにコドモン時に読んで、面白いなーと科学少年、数学
少年になっていけるといいよなーと思った。

魔少年、なんてタイトルになってるけれども、なかなか切ない、
寂しい話で。その少年ってのはホムンクルス、つまり、博士によって
作られたクローン人間で、ってことで、それって科学実験だか研究だかで
そんな虚数世界だのクローン人間だの作った博士のエゴが一番悪いんじゃ
ないかー!ヒドイ。。。読みようによっては、マッドサイエンティストの
結果を顧みない凄いかもしれないけども愚かな研究によって、世界滅亡の
危機を招いた、ってことじゃないのか。ヒドイわ。ヒドイわっ。
まあでも、優しい、面白い作品でした。やっぱ説明とかそういうのが
物語りじゃないなあって感じがするんだけども(^^;物語りにまぜこんで、
科学とか数学とかを語りたいのだろうか。これ以上になるとそっちのほうが
メインで物語りはかすむかも。バランス、いっぱいかなあ。たぶん。。。

絵が、とり・みき さんですが。
黒の女王 のときも同じなんだけども、時間が三年たってます、というのが
すごく感じるよなー。別人じゃないですか。私の好みとしては、比較的
魔少年 のほうが好きだな。
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TITLE: 黒の女王との戦い
AUTHOR: シキ
DATE: 04/29/2001 21:03:15
STATUS: Publish
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BODY:
「黒の女王との戦い」(北村想/あかね書房)

少女探偵夜明けの痛快探偵物語り!
らしい。
北村想といえば、寿歌西へ を大学んとき演劇部でやったのだ~。
なんかなつかしい。うぐぐ。あれこれめちゃめちゃ読み込んで、ひとつ一つの
セリフに、言葉に、悩みぬいたものだ。。。
なんて回顧にはいってしまう。
小説も書くらしいとは知っていたけれども、児童文学のほうなんだーという
のは知らなかった。
探偵ものだったり、黒の女王だったり、なんか面白そうかも!という期待を
持って読んでみた。

小川夜明 という名前女の子、14歳は、学校にいくのをやめてしまって
おじいちゃんの探偵の助手、をしている。両親は事故で亡くしてしまった。
お父さんは凄い物理学者。お母さんは詩人。ふたりの優秀さを受け継いだ
彼女。そして少し特別な能力として、植物や動物と気持ちを通じ合わせる
ことができるのだった。
世紀末。人々の不安をあおり、少女を誘拐しては戻す、という、謎の
黒のスペードをシンボルマークに持つ一味がいた。
誘拐された少女は戻ってくるのだか、誘拐されていた記憶はない。そして
何故か一気に老婆のようになってしまう。
一体何故?黒の女王は夜明を狙って挑発をしかけてくるが、何故彼女が
狙われなくてはならないのか?

てな感じ。
しかしいくら児童文学だからって、やたらと説明過多なのが読むリズムを
崩すと思うんだけど(^^;もちろん難しい(?)概念つーか言葉とか
あるので説明もいるのかもしれないけれども、なんか、もうちょっとうまい
書き方はないんかい?と思う。
微妙に未来という感じの世界。なんかこういう世界の構築はそれらしい気が
しないでもないなあとなんとなく納得。
大円団でよかったねー。なかなか面白かった。満足です。
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TITLE: ひなびたごちそう
AUTHOR: シキ
DATE: 04/28/2001 22:04:52
STATUS: Publish
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BODY:
「ひなびたごちそう」(島田雅彦/朝日新聞社)

島田雅彦の料理。
というサブタイトルつき。
島田さんが料理する、得意、うまい、というのは知っていたけども。
料理に関してのエッセイとレシピの本。

んあー。まあー。しかし。
確かに簡単にできそうな料理もあるけど、カンタンには出来ないよう、
という料理もあり。。。
まさに世界中のあちこちであれこれ調味料を試したりいろんなもの
喰ったりしてるんだもんなあ。すごい。
塩だけで七種類そろってます、ってな人のレシピを参考に。。。って
ほど、私は料理にこだわれないし(^^;腕もない(^^;
それよりやっぱり料理したものを、食べさせてほしーーーい。
いいなあ。

どーでもいいが突然友人がくるかもしれない。こないかもしれないけど(^^;
ともかく掃除しなくちゃっ。焦るわっ。
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TITLE: 長靴をはいた猫
AUTHOR: シキ
DATE: 04/27/2001 22:20:50
STATUS: Publish
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BODY:
「長靴をはいた猫」(シャルル・ペロー/河出文庫)

渋澤龍彦 訳、だ。
お話はどれも良く知ってるもの。
長靴をはいた猫 だし、赤頭巾ちゃん だし、シンデレラ に
眠れる森の美女 などなど。んでも微妙にタイトルがちがったり、
中身も違ったりしている。親指太郎 とかって、最初のあたりって
ヘンゼルとグレーテル じゃないのかな?わかんない。。。
グリム童話、というのがやはり有名で、そっちになると、また多少
めでたしめでたしになるように変更されたりしてるそうで。
ぺローのは、でも、別に、ちょっと前はやっていた「本当はこわい
おとぎ話」みたいなわけでもない。
なんとなく、そっけない感じ、かなあ。

言葉は優しいし、なんだかいびつで可愛いきれいな挿画があって。
読みやすいし面白かった。
教訓、というのがお話のあとについていて、ふーん、と、それなりに
楽しかったりする。やれやれ、ですね。

初版あとがき、というのが入っていて、それによると、最初は
ananの創刊のときに連載を5回やって、それに追加して本にしたもの
だそうだ。昭和48年ですって。昔なんだ~。
でも絵もお話も今でもとても素敵じゃないか。
ananってなんかやっぱ思想のある雑誌としてあるんだなあ。面白い。
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TITLE: 読ませる技術
AUTHOR: シキ
DATE: 04/26/2001 21:59:11
STATUS: Publish
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BODY:
「読ませる技術」(山口文憲/マガジンハウス)

コラム、エッセイの王道、というサブタイトル。
1、うまく書けそうもないことは書いてはいけない
2、自分が書きたいことを書くな、ひとが読みたいことを書け
1、まずは設計図を作成せよ
2、詰め将棋の要領で構成を考える
3、ピンホールカメラの理論に学べ
4、七時のニュースをじっくり見てみよう
5、でもやっぱりディティールが大事
1、文章の入り口と出口
2、めざせ「スーパーマリオ」
3、カギ括弧を効果的に使うには
4、「私」の出し方が味の決め手
5、チェック・チェック・チェック
1、よけいな話しはみんないらない
2、話と話に関連をつける

とゆーよーな章立て。
うまい文章の書き方ではなくて、まずい文章を書かないようにする為の
注意書きの本。
なるほど納得、とか、それはそうだなあとかいうことで、勉強になるなあ
という感じ。んん~。自分の文章がどんどんダメダメだという気になる(^^;
いい加減に書き散らしてるよなあ。反省。。。
まあ、かといってこれで注意されてること全て守ったから良い文章になるかと
いうと、そうでもないんだよねえ。そつのない文章にはなるんだけども、
面白いかどーかはまた別なんだよね。
やっぱ面白いもの書けるかどうかは才能っつーしかないんだろーか。ないんだろう
なあ。。。何が面白いか、ってのも明確な規定があるものじゃないからなあ。
いろいろ心掛けることは学んで。
しかしやはりマイペースでいくしかないな、と、開き直る怠惰なワタシであった。
なんちゃって。。。
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TITLE: 蒼天航路 22巻
AUTHOR: シキ
DATE: 04/25/2001 22:47:01
STATUS: Publish
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BODY:
「蒼天航路」22巻 (王欣太/講談社モーニングKC コミックス)

孔明さまが、呉に行って、さあ説得だー!というシーンなわけだけど。
あんまり活躍してるって感じではない(^^;
孫権が実はとても大きく奥深い人物、って感じかな~。
周瑜かっっっこいー!
孔明さまは相変わらずクレイジー(^^)素敵~。実は糸ひいてるのは
孔明さまなんだろうな~と思わせる感じかなあ。
曽操が大ピンチ!ってとこで終わり。
あーーーーーー続きが読みたい~。読みたい読みたいっ!

曽操が結構しっかり年をとってきてるよなあと思う。
素敵(^^)
相変わらずすっごく熱い!燃える漫画だ!!!絵の感じとかやっぱ
かっこいい。今回は大きな闘い場面なしだったけれども。赤壁は
どーすんのか、楽しみだなあ(^^)ワクワク。

えーと。
今日は休みで、ホームページの更新もしたけれども、なんだか
ぼーーーーっとしてしまった。掃除とかさぼりすぎ。。。でも気力が
でない。天気が悪いせいかなあ。
明日はがんばろう。。。
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TITLE: 季節の記憶
AUTHOR: シキ
DATE: 04/24/2001 22:04:35
STATUS: Publish
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BODY:
「季節の記憶」(保坂和志/講談社)

息子がいて、御近所さんがいて、僕は離婚していて、ほどほどお金に
困る事のない程度のヒマ加減で本を作るまとめ役?的仕事をしている。
夜のうちに野菜スープを煮て。朝食べて。散歩にでかけて。山のほう
とか海のほうを歩いて。息子と話して、美沙ちゃんと遊んで、松井
さんと酒を飲んで、なんとなくとりとめもなく日々は過ぎて行く。
新しい御近所さんとか、時々かかってくる電話とか、訪ねてくる友人
とかと過ごす時間。考えることあれこれあれこれ。宇宙のことも
人間の事も、なんとなく距離感は同じなのかなあ。
なんだかやっぱりとても不思議で穏やかで面白くて深くて素敵な感じ。

今回ちょっと楽しかったのは、同性愛な人で、フラれて悩む二階堂君
のこと。「僕」は、別に同性愛に理解があるわけでもなく、むしろ
しっかり差別意識なんかもあったりするのだけど。だからって嫌悪感
まではないかなあというスタンス。好ましい描かれ方ってわけじゃない
けども、なるほどね~と思ったりする。
二階堂くんがなんか可愛いというか、同性愛だからどうこう、って
わけじゃなく、ちゃんと個性ある一人の人として素敵なのがいい感じ
だなーと思う。
保坂さんの作品に出てくる人物たちって、相変わらずなんかちょっと
一癖あって、すごくヘンな人ってわけじゃないんだけど、なんか
面白いな~と、ほのぼの味わってしまう。
なんかそういうほのぼの気分にさせる力っていうのが凄いと思う。
だらだらだらだらとセンテンスの長い文章にもずいぶん慣れて、気持ち
よく読めるし(^^)
そんでまた、なんていうこともなく、唐突にお話は終わり。
なんかいいよな~。
子育ても楽しいかも、ってな気分になったりもする。いや無理だけど(^^;
いろんなこといろんな風にいっぱい考えて、でも力抜けてて良い。
また読もうと思う。
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TITLE: 日傘を買う(^^)
AUTHOR: シキ
DATE: 04/23/2001 22:35:48
STATUS: Publish
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BODY:
ついに念願の日傘を買いました(^^)
紫外線対策しなくちゃね、という実用ももちろんながら。
白い日傘をさして歩く、ということ自体に憧れてたので。
野ばらさまにハマって、いっそう憧れは強くなり、もー今年は絶対に
日傘!と思ってしまった。
帽子もいいけど、やっぱ髪とかぺたんと形がついちゃうし。
レエスの日傘よね~という気分。

日傘を売ってるところではおばさまがたが(^^;あれこれ品定め
してらした。ブランドにこだわる余裕のないワタクシとしては、
おばさまに負けずにひとり黙々と比較検討。
といっても日曜日ほど混んでるわけでもなくて、気になった2、3本
ほどを広げてみたりしてみた。
晴雨兼用ってのはやっぱこのさい外す。
折り畳みにする。
実用を考えてしまう私はイマイチ優雅さに欠けるけれども(^^;
グレイッシュピンクで薔薇もようが可愛くシンプルに入ってるのにするが、
アイボリーな白でフチが透かし模様にレエスなのか、迷う。迷う~。
んでもやっぱり白、に決めた。
薔薇も可愛かったけどね。傘のてっぺん、先っぽ?が、金色なのがちょっと
好みに合わないし。イメージとしてやっぱりレエスが欲しい気分だったので。

店員さんに、上手な折り畳み傘のたたみ方、ってのも教わって、これで
明日から日傘な毎日だ~(^^)
ジーンズだったり、スニーカーだったり、全然お嬢様じゃない格好だけども、
スタイルは自己満足だ!

しかし明日は雨になりそうかも。。。まあ。これからこれから(^^;
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TITLE: 人間は笑う葦である
AUTHOR: シキ
DATE: 04/22/2001 22:31:57
STATUS: Publish
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BODY:
「人間は笑う葦である」(土屋賢二/文春文庫)

土屋せんせーのエッセイ。
相変わらず、馬鹿馬鹿しいんだか深遠なんだか下らないんだか味わい深い
んだか、微妙なところ(^^)
おもしろーい。
素直に笑って、素直に悩んで素直に感心したいところだ。
でもなんかどこまで真面目なんだか、どっこも真面目じゃないのか、
いろいろ懐疑的になったりもできる。
さすが哲学だ。

解説が森博嗣だった。
なるほど、こういうふざけ具合というか外し具合というかは、なかなか
共通しているかもしんない。互いの文庫に解説書きあうなかなのね。
「今はもうない」のほうの土屋せんせーの解説も読んでみようと思った。
仲良しなのかどーなんだかともかくちょっと嬉しい気分(^^)

哲学の論理っつーか、なんかこう、論理的にいく、ってのも、
筋の立てかたによってはこんなにヘンでおもしろ可笑しいのか~と
毎回感動かもしれない(^^)
なーんかいいな~。

で。
今日のバイトは疲れた。。。。
日曜日なので帰りのバスもなくなってしまった。
歩いて帰った。
疲れた。。。。
うぐ~。
明日は日傘を買ってしまおう。。。
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TITLE: マダム・エトワルダ
AUTHOR: シキ
DATE: 04/21/2001 22:34:07
STATUS: Publish
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BODY:
「マダム・エトワルダ」(ジョルジュ・バタイユ/角川文庫クラシックス)

「マダム・エトワルダ」「死者」「眼球譚」
「エロティシズムに関する逆説」「エロティシズムと死の魅惑」
が収められていた。
3つは小説。
読みたかったんだよなー。

淫ら。エロス。繰り返される排泄行為。羞恥と穢れ。冒涜。
圧倒的なその迫力。
凄い~~~~~~~~~~~~~。
そして同時に神聖でもある。
不思議。
ぎらつく太陽と月夜の冷たい闇。
なんとも言い様がない。ただただ凄い。

論考のほうは、やはり難しいんだよ(^^;
なんかうっとりするような高貴さと猥褻さが論じられているよーな感じ。

講演と、そのあと、何人か有名人らしい人々との質疑応答というか、
座談会みたいなのがあって面白かった(^^)猿の話しとかと比較する
のー。真面目なのかいい加減なのかわかんない~。いや、真面目なんだろう
と思うけど。
そんでやっぱり議論の内容はピンと来ないけど(^^;
でも面白い~。
これはやはり読み込んで考えていかないとダメだなあと思う。
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TITLE: ろくなことない休日
AUTHOR: シキ
DATE: 04/20/2001 21:24:50
STATUS: Publish
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BODY:
今日お休みになって、一日うちでぼんやりしていた。
お昼頃に誰かきて、ついうっかりドアを開けてしまった。
アルカリイオン水をつくる浄水器だかなんだかのセールスの人だった。
アンケートに答えてください、とか、なんかずるずるとつきあってしまって
目の前で水に薬液入れていかに水道水が薬ヅケかとか、アルカリイオン水は
健康にいいかとか、あれこれ実演とともに説明された。
しかしなんだかんだで玄関先で二十分余り。私は化粧もせず、ぼさーっと
したまま。トークに引き込まれるでもなく、うんざりしてしまった。
すると「一生懸命よさをわかってもらおうと思ってお話したんですけどね。
邪魔なだけですか?」と、急にテンション下がって、むしろこっちを責める
よーな言い方。
なんだよー!なんなんだよー!セールスなんだろー!私が頼んでもないのに
勝手にきて勝手に喋り出したんだろー!なんで私が悪いことしたみたいな
言い方するんだあーっ。
そして実演してくれていた水のコップを洗わせてください、ときた。
さあがに上がるのは止めて下さい、といって、私が洗ったさ。
なんで洗い物までさせられるんだよっ。む~~~~~~~~~~っ。
今まであんまりうちにセールスなんてきたことなかったので私がうかつだった
って思うけれども。。。ああっ。休みだというのにすっかり気分悪くなった。
もう二度と、決して、絶対にセールスマンなんかの相手するもんかっっっ!!

で。
出かける気力もないままに。
ホームページの模様替えとかアップとか、書評組合?へのリング仮登録とか
午後はパソコンで遊んだ。
今までの読書日記をホームページのほうにまとめて見やすくアップしたい
と思うのだけども、どーゆー形にしたらいいのかなあと思ったり。そもそも
今まで分をまとめるのがまずタイヘン。。。とりあえず手をつけてみたけれども
多すぎ。。。。いや、たいしたことないのか?んでもまあ、約一年分。月に
10~20册ぶんの本の感想。。。まーそのうちまとまるかなあ。。。ははは。

夕方にお昼寝(^^;
まあのーんびりできたのはよかったかな。
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TITLE: 溺れる魚
AUTHOR: シキ
DATE: 04/19/2001 22:02:44
STATUS: Publish
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BODY:
「溺れる魚」(戸梶圭太/新潮文庫)

映画面白かったよなーっ。
というわけでこちらが原作。

警察。警官は悪いことしちゃいけません。というルール違反をしたために、
特別任務を与えられた白州と秋吉。しかし秋吉くんの女装好きがそんなに
イケナイことでしょーか。まあ、万引きで女装の下着とかそろえちゃイケナイ
かな、やっぱ。
石巻、という公安の警部が、不審な行動をしているのでそれを探る、という任務。
企業を脅す「溺れる魚」という脅迫者。
芸術家の集まるあやしげな店。
金をめぐる争い。
それらが絡み合って二転三転。最後に金を手にするのは誰だ!

ってとこでしょうか。
馬鹿馬鹿しい脅迫者の要求とか、血みどろバイオレンスとか、いろいろ
盛り沢山。面白かったー。
御代田さんは原作では最後までかっこいい~。渋い~。素敵~。
秋吉くん、白州くんは地味。。。どちらかというと石巻さんが主役、って感じ
かもしんない。岡部とかなんか全然冴えない感じ(^^;
めちゃくちゃになり悲惨なラストだけれども、スコンと突き抜けた明るさというか
救いのようなのがあって、読後感爽快。うん。

どっちかというと、やっぱり私は映画が好きだった。
堤監督のが好きだった、というべきでしょうか。
好みとしても映画のほうがぴったり(^^)岡部とか秋吉くんとか素敵だった。
ドタバタなラストも壊れっぷりも好みだね。面白かった。
なかなか素晴らしく、映画も原作も幻滅なし、で。満足~(^^)
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TITLE: 月下の一群
AUTHOR: シキ
DATE: 04/18/2001 19:55:26
STATUS: Publish
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BODY:
「月下の一群」(全2巻)(吉野朔実/集英社文庫 コミック)

弟の慈雨に依存して、内気なばかりだった毬花。
慈雨は毬花と同じ大学に合格したのを機に、寮生活を始めるという。
おきざりにされるような気分で落ち込む毬花だったが、慈雨の寮仲間
や、アラビア語の講議でできた友人桐子、講師の坂本先生などなど、
新しい人々に囲まれて、少しずつ世界が変わって行く。。。

恋物語り。
じれったくもあり微笑ましくもあり。
やはり素晴らしく言葉が鋭くて切なくて凄い。詩だねえ。

毬花のよーな女の子。
私はすごくイヤかも。きれいで可愛くてトロくさくて、でもみんなに
愛されて恋人と喧嘩してもみんなに心配されて。一人悩んだり、緑の
なかで佇んだりして。
うう~。何もかもに恵まれてるんじゃねーかー!勝手に悩んでろ!
勝手に幸せになってろ!
それは、たまらなくそういう女の子でありたいのに、絶対にそうは
なれなかったワタシの醜い嫉妬心にほかならない。あーあ。
絵にかいたようなキャンパスライフ。まあ、絵にかいた漫画なわけだけど(^^;
桐子さんが素敵だなあ。心広いわ。優しいわ。かっこいいセリフ言う。
健気だったりするよなあ。
坂本先生もかっこいいわ~。私だったら絶対先生のほうが好き(^^)
年下に振り回されたり、可愛いと思える母性も余裕も私にはないからなあ。

主人公きらーい、なんて思いつつも。
やっぱりきれいだなあ。いいなあ。と、思わせられる。
1982年から描かれた作品なんだなあ。かなり昔ですよね(^^;
初めて読んだ。やっぱもう少しあとの作品のほうが私としては好きなのだろー
と思うけれども、やはり吉野さん好きだなあと思いました。
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TITLE: タイタス・クロウの事件簿
AUTHOR: シキ
DATE: 04/17/2001 21:59:24
STATUS: Publish
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BODY:
「タイタス・クロウの事件簿」(ブライアン・ラムレイ/創元推理文庫)

クトゥルー神話。
ラヴクラフトによって生み出された物語は今もあれこれ姿を変え、
語り続けられている。
日本のものもたくさんある。今まで私もあれこれそれなりに読んできた。
タイタス・クロウというのも、ラムレイというのも私は知らなかったけれ
ども、なかなかそそられる表紙と、オカルト探偵小説、という後ろの紹介
に惹かれて読んだ。

短編集。
タイタス・クロウは、長編でシリーズになっているらしい。
日本じゃ訳されてないのかな?これから訳されることになるのかも。
で、番外編というか、外伝というか、若き日のタイタス・クロウとか
誕生、とか、の短編を集めたものが本書ということ。

探偵小説???というのはちょっと違うんじゃないの~と思った(^^;
んでもまあ、一応、オカルティストとして名高いタイタス・クロウのもとへ、
依頼人というか、助けを求めてくる人がいたりする。
でも全然そーじゃないのもあり。
ムードはなかなかよかったなあ。
面白かったしかっこよかった(^^)
若き日のタイタス・クロウの大活躍、みたいなのをたくさん読みたいと
思う。
でも長編はべつに若き日の、というわけじゃないみたいな感じだけどなあ。
うーん。どんななんだろう。

クトゥルーものに私は熱狂してるわけじゃないし、くわしくもないんだけ
ども、これからも廃れることなくあれこれ出てくるんだろうなあ。
まあピンキリだと思うけども(^^;これは上等なもんだろーと思う。
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TITLE: 鱗姫
AUTHOR: シキ
DATE: 04/16/2001 22:31:15
STATUS: Publish
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BODY:
「鱗姫」(嶽本野ばら/小学館)

今度は赤い表紙。
黒の淡いストライプ。白抜きの文字でタイトルと作者名。
やはりとてもシンプルでうつくしい表紙。気になって手にとりたくなる
本になっていると思う。

日傘をどんなに注意されてもさして登校する楼子(たかこ)は、
優しくうつくしいお兄様と神秘的で素晴らしい叔母様、両親に
めぐまれたお嬢様。
ある日突然わけのわからない男に「売女」とののしられたりもする。
なんのことだかさっぱりわからない。
幼い頃から叔母様の美意識に影響をうけて、徹底的にうつくしいものに
こだわってきた楼子。
しかし彼女の身体には、恐ろしく醜い鱗が出来始めていた。

おぞましい遺伝病の鱗病。そのせいで起こる悲劇。
乙女のこだわりと高慢さ、残酷さに満ちて、また滑稽さ、チープな
甘さをあわせもっている長編小説。
面白い~(^^)
やはり日傘を常に愛用せねばなりませんね。
ああ、私の乙女への道は遠いかも~。
物語りそのものは、まあすっごいびっくりとかすっごく感動とかいう
ものではいけれども。やはり乙女のこだわり、ファッション、美意識
などなど、隅々まで味わって読むのがとても楽しい。素敵。

舞台は京都だった。
ああ~いいなあ~京都~。
ん~。
今度は野ばらちゃんをめぐる京都の旅とかをしてみたいかも~。
うん。いつかしよう~。
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TITLE: ミシン
AUTHOR: シキ
DATE: 04/15/2001 20:02:25
STATUS: Publish
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BODY:
「ミシン」(嶽本野ばら/小学館)

かねてハマりつつある嶽本野ばらさんの初小説。
ブルーの表紙。ミシン という小さめの白抜き文字。嶽本野ばら という
黒い文字。シンプルかつうつくしい表紙。
それいぬ とか読む以前にも、この表紙は気になる~とは思っていた。
しかしなかなか実際読むほどにはいたっていなかったんだけども。

二つのお話が入っている。
「世界の終わりという名の雑貨店」
利益もなにも度外視している、「僕」が始めた雑貨店。アンティークという
ほどのこともなく、ガラクタであるもののこだわりのひっそりとしたその店
に、一人の少女が通ってくるようになる。
Vibienne Westwood の洋服を着こなし、一言も口をきくこともない少女。
うつくしい姿とアンバランスな顔のあざ。
彼女とわけもなく逃避行をし、愛しあい、そして終わる旅。
世界の終わりではない、という現実と狡猾さが哀しい物語。

「ミシン」
吉屋信子の少女小説を愛し、自ら乙女であると気付いた「私」。
たったひとり、こころからプラトニックに愛する相手、「ミシン」と出会った
ことで、私の世界は救われる。必死の執念、妄執でミシンと近付くことが
できた私は、同じ心を持つものとして、ミシンの願いをかなえると誓う。
彼女をギターで殴り殺すと。

ファッションと美意識とこだわりの世界。
過剰な思い入れと愛情。そしてやるせなさ。
うーん。
ハマる。
滑稽さもありながら、馬鹿馬鹿しいと笑わせないだけの力もある。
これはやはり好き嫌いあるんだろうなあと思うけれども、私はやっぱりかなり
好きだなあ。憧れる。。。
こだわりのお洋服に身をつつみ、乙女になりたいっと思う。
うう~。
なんかそれが無理な自分が情けないわ。
自分の美意識だけは捨てないでいこうと思う。
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TITLE: 映画「ハンニバル」
AUTHOR: シキ
DATE: 04/14/2001 22:07:47
STATUS: Publish
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BODY:
映画「ハンニバル」

ちょっと実家に帰ってきた。
うーん。実家って、やっぱなんか空気というか時間の流れが違う~。
今回は急だったので友達とも会わず。大人しくご飯作ったりしてきた。
そんでもやはりヒマすぎる。。。ってんで、「ハンニバル」を見に行った。

原作とはラストが違うらしい、という評判を聞いてはいた。
うーん。なるほど。
全然違う(^^;続編作る気があるとかなんとか聞いたような気がするけど
もーそれはやめたほうがいいんじゃないかなあ。

メイスンがかなり無気味。。。うぐぐ。
それでも原作よりは意地悪じゃない感じ~。少年いたぶったりしてほしかった
よなあ。まあ、いろいろはしょっていかないと長くなりすぎちゃうってこと
だろうけど。でもなーっ。あくどい感じ半減じゃないだろーか。
スリルというかハラハラドキドキはやはり「羊たち*」より劣る、かなあ。
まあそれはしょうがないか。
ラストのディナーも、うぎゃぎゃ、って思ったけども。
まあこれくらいは当然だろーと思う私は人非人だろーか。。。

原作やら羊やらと比べるばかりじゃダメだよな。
「ハンニバル」単品として見た感じ。
やっぱオペラよね~。やっぱグロテスクと美と共存よね~。
しかしもっともっとじらして欲しかったかもしんない。それもしょうがないか?
レクター博士はまるでヒーロー。まあ、悪のヒーローだからいいけど。
ロマンチストなレクター博士。それはそうだと思うのだけども、ああいう見せ方
はワタシの好みからはちょっとズレる感じ。そんなにわかりやすすぎでいいの?
と思う。
クラリスは素敵だった。疲れた感じするし(^^;
ともあれ、見ている間は飽きないし、綺麗だし、ドラマチックだし、面白いのは
間違いないと思う。(^^)
やっぱ私のほうが欲張りになっちゃうんだよな~。「羊たちの沈黙」の衝撃が
すっごくあって、すっごく面白いっって思ってて、すっごくハマったから。
いずれまた原作を読み直したりしてたっぷり味わおうと思う。
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TITLE: おカルトお毒味定食
AUTHOR: シキ
DATE: 04/11/2001 20:59:39
STATUS: Publish
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BODY:
「おカルトお毒味定食」(松浦理英子・笙野頼子/河出書房新社)

1992年から1994年の間にあった四回の対談をまとめたもの。
この本出たの1994年だっけ。随分昔なんだなあ。なんとなく、いつも
読もうかどうしようかと思いつつ、読んでなかった本。
まあ、そもそも対談を読もう!というほど松浦理英子も笙野頼子も私は
熟読していきてはいないし。
まだ松浦さんのほうが読んでるかな。
「ナチュラル・ウーマン」とか「親指Pの修行時代」とか。「セバスチャン」
も読んだっけ。忘れた。。。(^^;
笙野頼子さんのほうは、「二百回忌」読んだっけ。。。なんか読みにくかった
というイメージが残ってる。
しかしともかく笙野さんってこういってはなんだけども、見た目が私は
好きになれないんで。。。見た目なんて関係ないんだろーけれども、でも
私は気にするんだよ。。。ナンシー関なんかでも一緒だけども、なんだかんだ
言ったってなあ、あんたに言われたくねーと思う。私、差別しまくりだ。
自分もデブでブスでイヤなヤツなだけに余計、同族嫌悪というか。まあ
同族ってのも思い上がりかー。

まあ、ともかく。
松浦理英子はちょうど「親指P-」を書いたあと、だったり、笙野頼子は
「レストレス・ドリーム」というのを書いたあとだったりした頃らしい。
レストレス・ドリーム 読んでみようかなあ。うーん。
いくらかはフェミニズムの話しもあったり、作品をめぐる話しもあったり。
あとしょうもない話しもあったり。
うーん。
ファンだったりするともっと面白いのかなあ。
なんかわりと二人とも、道歩いてて見ず知らずの人に話しかけられたり頼みごと
されたりすることがあるんだってー。へー。だとか。
ファンだったりするともっと楽しめる対談なのかもしれないなあ。

「女」ってことに何かしらひっかかりをもっていて、もっと言えば闘ったり
とかいうこともあったりして。そういうの私ももやもやと持ってるものなんだ
けども、だから余計そういうの言われても苛立ちがつのるだけ、というのが
私にあって、なんかイヤだーという気持ちがつきまとうのかも。女性作家って。
あー。
このことはやっぱまだまだ自分のなかで消化できてなくて話しができねー。。。
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TITLE: 宮沢賢治全集 6
AUTHOR: シキ
DATE: 04/10/2001 22:14:13
STATUS: Publish
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BODY:
「宮沢賢治全集 6」(宮沢賢治/ちくま文庫)

読みたーい、と、念願の「毒もみの好きな署長さん」とか「土神ときつね」
などなどが入っているもの。
なるほどーと思った。
「土神ときつね」は確かに燃えるような嫉妬の物語り。
「毒もみの好きな署長さん」は、悪でありながら悪びれたところのない物語り。
解説ではへんてこで可笑しいかも、なんて紹介されているけれども、
こーゆー悪を、ただ可笑しいなんて言ってていいのかー?と思うね。
これもやはり天沢退二郎。
もー宮沢賢治といえば天沢しかないのかなあ。ま、いいけど。

これは旧かなのままで、良い気持ちで読めた(^^)
別に新かなだって悪いと思ってるわけじゃないんだけども、やっぱ旧かなって
なんとなく素敵な気分になる。
やっぱりどの物語でも言葉がきれいで、リズムがあって、優しい。
心情のほうは激しいものがあるのかも、というのを感じることもあるけれども、
淡々としていて、透明に透き通る感触がある。
不思議だ。

いろいろと異稿があって、巻末にそれも収録されている。
校正のあととか、もーホントいろいろ研究されまくってんだなあ。
読んでも読んでも読みつくせない、宮沢賢治宇宙も果てしなく広がって
今も生きているんだなあと思う。
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TITLE: 新庄くんはアホじゃない!
AUTHOR: シキ
DATE: 04/09/2001 21:58:58
STATUS: Publish
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BODY:
「新庄くんはアホじゃない!」(中田潤/飛鳥新社)

阪神ファンってゆーのはもーホントに阪神が大好きらしい。
そんでもって選手のこともどーにも大好きでしょうがないらしい。
負けても、負けても、うおー連勝だ~!のあとに連敗連敗しても、
阪神ファンは阪神好きで、時に罵倒をあびせつつも結局応援をやめない。
好きなんだねえ。
と、私は遠くで見守りたいと思う。

新庄がメッツへ行ったとき、日本全国、あきれていたんだと思う。
新庄ファンであったとしても、なんで阪神から出て行くんだ~やめてくれ~
メッツって本気か~!???マジかよしんじょおおおお~!と思っていた
んだと思う。なんかすげー。なんかさすが新庄らしい~とも思っていたと
思うけど。
私は特別野球すきでもないし、阪神ファンでもないし、新庄ファンでもない。
でもこの本はすごーーーーーーーく面白く読んだ。
著者の愛があふれていた(^^)
こういう本ってホント素晴らしい(^^)やっぱ愛だろっ、愛、と思うよね。
やっぱそもそもネタとして新庄って面白すぎるし。
ホントのホント、新庄が何考えてるのかさっぱりわかんない。
わかんなくってもいーやと思う。それでも新庄が好きなんだから(^^)

日本全国、今や誰もが新庄をちょっと見直しつつあるんだと思う。
すげー。なんかすげー。イチローより活躍したりしちゃったりしてんじゃん。
なにかと比較される二人だけども、イチローは最初から期待が大きくて、
活躍するだろうきっと当然、と思われていたぶん、当然の活躍をやってくれました!
というあたりだけれども。新庄の場合、うそーーっ!?という驚きを伴うので、
インパクトが大きい(^^)
ああ、いつまで続くんだろう、新庄の活躍。すごーーーく楽しみ。

この本の最終章、「甲子園が僕のゆりかご」というところではなんか泣けた。
阪神よ、それでいいのかよ。
阪神ファンよ、阪神を愛し抜くんだね。

新庄の予言(?)。初打席で初ヒットだと思う、というのは実現した。
これからも活躍が、夢のように消えないことを、結構本気で、私も願ってる。
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TITLE: 早春の少年
AUTHOR: シキ
DATE: 04/08/2001 21:32:45
STATUS: Publish
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BODY:
「早春の少年」伊集院大介の誕生(栗本薫/講談社)

伊集院大介の、少年時代、初めての事件の話し。
かな。
14歳の少年、伊集院は平野という、どこにでもあるような、田舎町へ
転校してきた。
及川徹という、大介の隣の席になった少年のほうの主な視点で話しは進む。
何もない平凡な田舎と思っていた町に起こる残忍な殺人事件。
14歳であるということで大人に相手にされず、もどかしく口惜しい思いを
味わう伊集院大介。自分は完璧で、特別な存在にならなくてはならない!
事件の真相を、もしかしたら自分だけが気付いているというのに、救える
はずの人々を救えなかったもどかしさ。

平野に伝わる姫神の伝説とからみあうかのような事件。
少年の成長。郷愁。

伊集院大介ものはそれなりに読んできているんだけども、大ファンって
わけじゃないしなあ。
まあでもやはりそれなりに面白いっす。
最近少年ものばかり読んでる気がする(^^;
あと宮沢賢治のこともちらっと引用されてた。おー。今読んでまーす。

栗本薫も年をとった、ってことかなあ。
こういう話しをこんなに郷愁たっぷりに書くようになったんだなあと
思ったりした。
そしてやっぱり好きにはなれないなあ。。。伊集院少年の自負心とかって
きっと栗本少女の自負心でもあったのでしょうねえなんて勝手に思って
しまってもーダメダメだ。好きにしてくれ。
私もいいかげん読むの止めればいいんだけどなあ(^^;ま、目の前に
あれば読んでしまう。上手いのも面白いのもわかってる。
はあ。
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TITLE: マンガと小説
AUTHOR: シキ
DATE: 04/07/2001 22:12:55
STATUS: Publish
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BODY:
ダ・ヴィンチ の5月号で、「マンガ化してみたいこの小説」という特集だった。
わー、魔夜峰央だ~(^^)
二ページだけどもけっこういいっすね~。
魔夜さんはやっぱバリバリSF読んでいたんだなあ。

皇なつきさんが森博嗣のをマンガ化してるとゆー対談もあった。
私は作品は読んでいないんだけども、すごくきれいな絵でいい感じだと思った。
「黒猫の三角」を連載はじめるそーだ。
読みたいかも~。

森さんのはマンガ化されてるって、他のは知らなかった。「すべてがFになる」
と「女王の百年密室」がマンガになってるらしい。どんな絵なんだろう。ちょっと
気になる~。読んでみたいかも。絵が好みだったら。

でもなー。
森博嗣の作品は吉野朔実さんがマンガにしてほしかったなあ。
絵のイメージが私的にはかなりはまる。
冷たい感じとか、お嬢様とか、とぼけた味とか天然な感じとか。
森博嗣本人よりも吉野さんのマンガで作品読みたいくらいさ。

樹なつみさんが、描いてみたい作品に、司馬遼太郎さんの「梟の城」を
あげていた。これはなかなかいけるんじゃないのか~(^^)すごく読んで
みたいかも。

マンガの絵と小説と両方ぴたっと好みである、というのはなかなか難しいよな。
やっぱ結局は自分の好みであるわけで。好きなマンガ家さんだからって
描き手の好みが自分と一致するわけじゃないだろうからなあ。

そのへん、陰陽師 は、素晴らしく幸せな作品だなあと思うわ。うん。
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TITLE: スメルジャコフ対織田信長家臣軍団
AUTHOR: シキ
DATE: 04/06/2001 21:53:44
STATUS: Publish
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BODY:
「スメルジャコフ対織田信長家臣軍団」(村上春樹/朝日新聞社)

村上朝日堂の連載だった村上ラヂオと、読者との質問やらメールのやりとり
やらが入っている、CD-ROM付きの本。
本のほうが薄くて、ロムのほうがたっぷり、ということらしい。
うーん。
春樹ファンにはパソコン必需品なんだなあ。
まだロムのほうは全部は読み切ってない(^^;多いし。
しょうもなくてすごい面白いんだけど、そうそうじーーーっとパソコンで
読み続ける気にならない。インタネやってるのと同じとはいえ。
ときどき気が向いたら気に入ったとこだけ読み飛ばす、ってのが正しい
活用の仕方じゃないのかな。

本のほうは読んだ。
まあ、なんていうこともない、おしゃべりというか、近況報告だったり
気になったこととか書いてあったりする。まあ、ファンにはたまらなく
わくわくものかなあ。私も嫌いってわけじゃないので楽しくお風呂で
読んだ。やっぱ読みやすいしね。うまいし。面白いし。

どーでもいいけど、「カラマーゾフの兄弟」がすごく読みたくなった。
面白そうなんだもん。
私はどうかなあ。挫折するかもなあ。
でも読んでみたーい(^^)そのうちチャレンジしてみよーっと。

今日はとても暖かくて気持ちの良い日だった。
桜もきれい(^^)
すこーし散り始めたのもあるようで、ときどききらきらと花びらが
降ってくるのがまた気持ち良い。
春はいいなあ。
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TITLE: Pの密室
AUTHOR: シキ
DATE: 04/05/2001 22:14:16
STATUS: Publish
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BODY:
はりきってアップしたわりには、きのうのリンク、掲示板をお借りしている
とこの綴り間違ってました(^^;直しました。えーと。ミスとか発見したら
教えて下さいね。お願いします~。

「Pの密室」(島田荘司/講談社)

今頃ですがよーやく読んだ。
御手洗さんのコドモの頃のお話。
ほー。金持ちで名家のおぼっちゃまで両親ともずば抜けて頭よくて、んで奇人で
そんな両親から見捨てられたよーにイヤなおばさんに預けられて、なかなか
贅沢かつ不幸なコドモ時代を過ごしたんだあ。
。。。王子さまかい。
なんか美化しすぎ。。。という気がしないでもない(^^;いや、まあ好き
だしいいんだけど。
お話は「鈴蘭事件」と「Pの密室」の二つ。
最初のはキヨシちゃんが幼稚園のころ!解決した事件で、もう一つはキヨシくん
が小学生、二年生のときに解決した事件。
はあ。
天才ですから。コドモといえどもわかっちゃうんですね。んで、大人が話しを
きいてくれなくて、はがゆい思いをするわけですね。
。。。名探偵コナンかい。
面白かったのでいいんだけど。
この「Pの密室」って、何のPなんだろ?ってちょっと考えた。ピタゴラスかなあ。
まあ、天才ですから。かっこいいぞ~御手洗くん(^^)
そしてラスト。
とてもとても切なく哀しかった。
そういうの、やっぱ島田荘司、上手いんだよなあ。。。

しかし相変わらず里美ちゃんは私は好きになれねー(^^;そんで石岡くんの
オドオドぶりもうんざりだよう~。ああ、御手洗さん。やっぱ早く日本に帰って
きてくんないかなあ。コドモ時代でも青年時代でも、なんでもいいから御手洗さん
のお話を読みたいよなあ。
そーいや 季刊島田荘司 だったかでお話あるんだっけ。。。早く本にならない
かなあ。。。
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TITLE: ドラマ「陰陽師」
AUTHOR: シキ
DATE: 04/04/2001 21:59:38
STATUS: Publish
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BODY:
風はまだ冷たい。
肌寒さに震えもきつつ。風さえなければ日射しは暖か。

お花見~というほどのこともなく、今日は公園の桜の下のベンチで
しばらくボーっとして、しばらく本を読んだ。
宮沢賢治の、短い物語。
うーん。すごく良い感じだ。

ホームページのほうに今日はリンク集をアップ。
よーやく、だなあ。リンクしてくれていた人には遅くなってしまって
申し訳ないと思う。
なんか、初心者だもん、とか、わかんないもん、とか言い訳してる場合じゃ
ないよなあと思う(^^;とにかく始めてしまったのは自分なので、できる
だけ責任とって勉強つーか、更新つーか。しないとなあ。
未だに日記以外のコンテンツって読むとこなくてちょっとナサケナイわ。

昨日はNHKドラマ見た。
「陰陽師」
ドラマ化って一体どうなることやら、って思ったんだけども。
まあ、吾郎ちゃんのことは好きなんだけども、やっぱり晴明さまのイメージ
ってわけにはいかないか(^^;。貫禄不足かなあ。
蜜虫は。。。あの衣装はちょっと納得いかないわ~。まあ、しょうがないのか。
博雅は、いいかも(^^)。ちょっと馬鹿。ちょっと純情直情系。あれで
雅びに笛やら奏でてくれるよーなシーンをうまくやれればいいだろうなあと思う。
まあ。
やはりドラマはドラマだし。
そういうものだと思って見ることにしよう~。吾郎ちゃんだってこれからまた
よくなるかもしんないし。
自分が慣れないんだよね、新ドラマの一回目とかって。
今後に期待、ってことにしよう。
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TITLE: 肉食屋敷
AUTHOR: シキ
DATE: 04/03/2001 22:11:05
STATUS: Publish
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BODY:
昨日は急遽飲みに行くことになって。
帰りがちょっと遅くなったー。でも外で飲むのってすごーい久しぶり、かな。
しかし酔っ払うほどは飲めませんな。さすがに。
ああーでもまた帰りのことを忘れてたっぷり飲んで遊びたいよな~。

「肉食屋敷」(小林泰三/角川書店)

4つの短編が入っている。「肉食屋敷」「ジャンク」「妻への三通の告白」「獣の記憶」
それぞれに雰囲気の違う作品だった。
気持ち悪い。。。ってのもあり。(^^;
趣向をこらしてるなあってのも感じられてよかったんだけども。
そのへんにはふーんと、感心したけれども、まあ、悪く言えばそんだけ。。。という
気がする(^^;。まあ、ほどほど、かな。。。

「ジャンク」は、ちょっと未来風というか。SF風っていうのか?えーと。
ちょっとイメージとしては菊池さんのバンパイヤハンターDを連想した。
まあ、ちょっとボロボロになりつつ、ハンターがいたり、闘いがあったり、
村があったりその辺境を馬(人造馬だったりして)で移動したりするのって、今じゃ
共通イメージなのかもしんない。なんだろ。北斗の拳 かな(^^;?
えっとー。D とどっちが先なんだろ。あーそれより マッドマックス とか
かなあ。ん~。マッドマックス も 北斗の拳 の影響か?わかんね~。ま。いいけど。

今日も結構さむくなった。
明日の朝とかも冷えるらしい。
花冷えとかいうよなあと思ったり。
でも、早く暖かくてのほほんな春になって欲しい。
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TITLE: 魔法飛行
AUTHOR: シキ
DATE: 04/01/2001 20:23:07
STATUS: Publish
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BODY:
「魔法飛行」(加納朋子/創元推理文庫)

このまえ読んだ、「ななつのこ」の続編。
短大生である入江駒子。作家である瀬尾さんにお手紙を送り、自分の
日常の中で体験した不思議な話を、今回は自分で物語りに書いている、
という仕立て。
途中はさまれる「誰かから届いた手紙」という謎めいた手紙が挟まれ。
最後に全体がひとつにまとまる感じ。

やっぱり素直にいいなあ、可愛いなあ、健気だなあ、と読みすすめる
お話。
瀬尾さんによる解決、というか、こうなんじゃないの、という謎ときも
すっきりと読みやすくて、へーなるほど~、と。
相変わらず謎を自分で解明できないワタシは感心する。

そしてやっぱり。
ああ、みんな心優しく健気で明るく元気ひたむき、青春の切なさ、だねえ
ということで。ワタシ好みではないよな~と思う(^^;
読みやすいし、面白いし、いいんだと思う。ははは。

今日も結構寒い一日だったけれども。
お花見をせねば!とちょこっとだけ出かけた。
図書館に本を返しにいく道すがら、公園や道わきの桜を眺める。
満開、というにはもう少し。寒いのでのんびりもしてらんなかった(^^;
小鳥、ウグイスだかなんだかの小鳥が、どういうわけだか桜の花をちぎって
は捨てていた。
いや、なんか食べたりとかしてるのかもしんないんだけども。
桜の木の下に、花びらじゃなくて、花がちらばってるんだよね。小鳥が捨てる
花が、くるくる回りながら落ちてきた。
不思議ー。なんか面白かった。

帰りに、イタリア料理とお菓子の店、で、三品ケーキセットを食べた(^^)
りんこのタルトと苺のタルトとパンプキンムース。どれも手作りですごく
美味しかったー!大満足!
いい日曜日だった(^^)
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