« 2007年1月 | Main | 2007年3月 »

2007年2月

TITLE: 映画『エコール』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/28/2007 21:17:16
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「エコール」

森の中。
柩のベットで運ばれて来る幼い少女。
少女達だけの世界。閉ざされた世界。白い服。バレエ。リボンの色で
区別される少女達。
森の外へ出てはダメ。
知りたがりやになってはダメ。
たぶんたくさんの秘密。明かされることのない秘密。

この映画を人形にした写真集をパラパラめくったことがあり。どんな
映画なのか見てみたかった。
アニエスbが協力、って衣装は全部アニエスってことかな。フランス語たち。
少女たち。12禁の作品だったようだけども、こんなのっ、18禁じゃないのっ??
と、ロリィタ好きにはえろえろすぎてたまらぬ映画なのではないでしょうかっ。
って、えーと、ロリではない筈の自分、あまりのエロさに身悶えしちゃいそう
でした。。。私だけ??(^^;別に、せっくすしてるとかそんなのは全然
ないんだけどもー、もうね、なにこれ。なんでもないことのように少女たちだけ
の世界を、うつくしい自然の中、不自然な電燈とかの中において、映画とるって。
人形でしょう。
人形で写真集つくったのが正解。生身の少女使ってる映画のほうが冒涜的だと
思った。凄い。
というか、ロリィタでエロ、にしか思わない私がヘンタイなんでしょうか。。。
ヘンタイかも。それでもいい。素敵すぎる。
アリスもビアンカもたまらなく可愛かった。きれいだった。残酷だった。
イリスの女の子が、なんかいまいち。。。可愛くないんじゃないの。。。と
思ったけれども。夜。眠れなくてベットで、親指を吸いながらビアンカをまっている
シーンの大きな目の感じなんかはひきこまれた。

お話は、なんなんだか全然はっきり明かされないのでよくわかんないことだらけ。。
ビアンカたち。外にほうり出されてどうなるの。どうすんの。ってとこで終わって
しまった。。。でもあの噴水にさわって、濡れて。あああああれはもろにペニスに
無邪気にたわむれてみせる少女、って感じで信じられないほど。と、としか、思えない
私がヘンタイなんでしょうかー。わー。
きれいでした。可愛かった。なにもかも。そしてすべてがエロスでした。
映画だなあ。
-----
--------
TITLE: オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
AUTHOR: シキ
DATE: 02/28/2007 02:12:46
STATUS: Publish
-----
BODY:
オランダ・アーネム・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行きました。
 ベルリオーズ 序曲「宗教裁判官」作品3
 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ソリスト千住真里子
 ベルリオーズ 幻想交響曲
 指揮 小林研一郎

今回は貧しさに負けてB席。三階で。三階だとやっぱ遠いなあとは思いつつ。音を聞くには
問題なし。俯瞰して眺められて、後ろの方、ティンパニーとかの動きまでよく見えて
すごく面白かった。
炎の指揮者小林研一郎、と書かれてましたがー。炎。さすが炎の指揮者。
エネルギッシュでしたー。情熱的アクション!おもしろーい。弾むようでした。
あの、のだめの、ジャンプする指揮者。カタヒラだっけ?それを連想。
実際、アンコールのときにはジャンプしてましたよ~♪ステキ。

ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン好きの私としてはこれ楽しみに行きました♪
千住真里子さん、可愛いかった~。遠目にも。ヴァイオリン堪能。いいですねえ。
当たり前ですが、うまい。よくあんなに鳴るよなあと感激。

幻想交響曲、3楽章のときかなあ。オーボエ?オーボエでしょうか。たぶん(^^;
ひとり五階席からこだまのように、呼びかけあうように、演奏するという演出が。
演出、だよね?どこでもこういうのやる曲なのかな??指揮者が高い遠い客席に
振り向いて指揮してるの、面白かった。
四楽章は派手~。鳴らすなあ。ああー一階にいれば、これはもう耳で聞くのではなく
びしびし体で感じる音楽だったよなあと、ちょっと後悔。3階にいても気持ちよかった
です。

アンコールも楽しかった。さすが日本人指揮者。しゃべる(^^)
んでもよく聞き取れませんでした。。。遠いから。。。二曲ほどやったあと、
スタンディング・オベーションの練習~というか、要求~されたぜー。面白い。
では、と、交響曲の最後の一分だけ、と、ラストのところをガツンと演奏。
おお~~~。なんかこう。たぶん練習なんかで、じゃあここ、とかやる感じ?
いきなり途中からドッとくる感じが、凄い~と感動。面白いものみた気分。
もちろん演奏は素敵で、スタンディング・オベーションで終了。楽しかった。

なんかみんなすごくスタイルよくてかっこよくって、後片付けしてるおにーさん
(たぶん。遠目にしか見えなかったのだけど)も素晴らしく足長くてかっこいい!
やーん西洋人~~、とか、そういうのも堪能して満足しました♪
-----
--------
TITLE: 「脳にとって美とは何か」
AUTHOR: シキ
DATE: 02/26/2007 22:23:54
STATUS: Publish
-----
BODY:
特別展「青山二郎の眼」記念講演
「脳にとって美とは何か」講演者 茂木健一郎

仕事終わりが6時。開演は6時半。急ぎましたー。でも一応10分前には会場入り。
自由席なのでかなり後ろ(というか、上のほう)にしか座れませんでした。
一番前で聞きたかったなあ。

茂木さんの講演。テレビでは何度か見たことがある、くらいなんですが、その
テレビで見たことがあるよりもずっとなんかこう、熱い!テンション高い!感じ
でした。なんか弾むようなエネルギーあふれてる感じ。すごい。
お話は軽く笑わせてくれながら、面白く、わかりやすく、脱線ありつつも整然と
クリアになっていく感じがさすがー。
青山二郎はマルセル・デュシャンだ!という発見。わかった、と思ったそうです。
青山二郎の眼 展の会場に一歩足を踏み入れた瞬間に。をを。かっこいい。
20世紀の美、とは、何か絶対的なものではなく、ある文脈の中において見い出さ
れるものだ。レディメイド、すでにあるもの、を使って美を。別の文脈の中において
美を生み出すのだ。
骨董に美を見い出す、のも、そういうこと。あまたある骨董、あまたある器から
壷から、これだ、という美を見い出すのは、自分の眼で見つけるしかない。
レディメイドはお手軽な方法なんかではなく、どこにでもあるそのあまたの世界
から、自分の眼で自分の美を見つけだす、必死の新たな価値の創造であり、生きる
ことそのものでもある。

というような感じのこと。かなー。なんか面白くて思わずメモとってしまった
けれども、私のこのちゃんとわかってんだかなんなんだかのいい加減なまとめよりも、もちろんもっとずっと魅力的お話でした。
自分を信じるしかない。美は個人的なもの。美は世界と自分との出会い。
そっかー。やっぱりそうかー。そうなんだー。
かたくなに、自分だけの美、となってしまうのではなく。相対化も必要。とか。
でもやっぱり自分を信じるしかない、って、不安だし孤独だよねえ。そこは
耐えるしかないのか。自分を自分で信じられるようにがんばるしかないんだなあ。

友人の天才、シオヤケンくんのお話も素敵だった~。第二部です、と、白洲信哉さん
を読んで対談風。その仲よさそうな照れくさそうな感じもよかったな~~。
モエモエでしたよっ。楽しい。
では会場から質問など、というのもあり。楽しい雰囲気でおしまい。
行ってよかったなあ。すごく。がんばろー。
-----
--------
TITLE: 『純棘』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/25/2007 23:51:50
STATUS: Publish
-----
BODY:
『純棘』(五條瑛/双葉社)

ねえサーシャ。
そうだろうサーシャ。

日本にいる外国人たちの人権を守る活動に足場をつくろうとする若手議員の
松任。日本から外国人を追い出す、日本を守ることに純粋な思いを捧げる田沼。
日本という国家に起こる小さなさざ波の種。
やがて、もっと大きな動きになる。もっと激しい波になる。それぞれの思惑が
大きく育ち始める。

今回はサーシャがわりとたくさん登場していて、もうもうもうもう~
たまりませんっ。
そして少しずつ、ちょっとだけ、サーシャが何者であるのか語られていて、
あうう~。それもっと読みたいような、でも神秘のベールに包まれたままで
いてほしいような、複雑な心境。
かっこいい。かっこよすぎる。素敵~。ひたすらうっとり。

物語は、シリーズも後半。うねりが大きくなって激しくなって、ラストへ
向かっているんだなと感じる。面白い。面白すぎる。まちわびていたので
ゆっくり読みたいところだけども、面白すぎて一気読み。く~。そしてまた
今までのを読み返して、また読んで、ああ早く続きを読ませてっっって待つ
日々になるんだあー。早く続きが読みたい。でも完結しちゃうのはヤダとも
思う。どうすればいいんだ。
どう収束へむけて絡みあっていくのか、すごく楽しみ。
早く続きを読ませてください。
-----
--------
TITLE: 『死神の精度』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/22/2007 22:50:45
STATUS: Publish
-----
BODY:
『死神の精度』(伊坂幸太郎/文藝春秋)

連作短編集、かな。
 死神の精度
 死神と藤田
 吹雪に死神
 恋愛で死神
 旅路を死神
 死神対老女

6つのお話。どれも視点は死神。人間の死について調査するのが仕事の死神。
映画の「ベルリン・天使の詩」の天使と似ている。人間の側にいる。話しを聞く。
でも死神は人間の目に見える。調査対象に近付きやすい姿をしている。別に人間
を怖がらせるわけではない。ただその人間の死について「可」の報告をするだけ。
人間に興味があるわけではなく。仕事だからだ。ただ、人間のミュージックが
大好きである。

死神、という、人間じゃないものからみた、人間たちのちょっといい話たち、
という感じ。。。もちろん、いい話しだろ、と死神が思っているわけでも
言ってるわけでもないけれども、読んで、いいなあ。素敵だなあ。くっ。感動。
と、ほろりとそうなってしまうようなお話。
うまい。
最初の彼女がやがて歌手になりいつか死神はそのミュージックを聞くのだろう、
というのはすぐ予想つきますが、最後の老女のことはほんと最後までわかんなくて
ああこうくるか、と、かなり素直に感動しちゃったー。
眩しいのと嬉しいのとどう似ているのかわかんないんだけど。
そうかあ。でもよかったね。
いろいろどの話しも厳密さはない、というか、ええー??とあんまり納得できない
こともありつつ。ま、でもいいか。と思える。

淡々とクールさを保っている。さすが、さくさく読みやすいし面白いし
そしていい話しだし、と、そのいい話しっぷりがちょっと私の好みにはそぐわない
んだけど。どーして私はこう、いい話し的要素がヤなんだろう。。。とことん性格
悪いつーか暗いつーかもうダメダメなのか、と、我が身を反省してしまう。うーん。
でもほんとうまいなあと思う。面白かったです。
-----
--------
TITLE: 映画「マリー・アントワネット」
AUTHOR: シキ
DATE: 02/21/2007 23:59:59
STATUS: Publish
-----
BODY:
映画「マリー・アントワネット」

ソフィア・コッポラ監督。
お話は大体ベルばらで知っているとおり。基本的には歴史、ってことか。
とにかく!!
わ~☆ドレス♪
わ~☆お城♪
わ~☆お菓子♪
わ~☆ワンコ♪
わ~☆舞踏会♪
きらきらきらきらふわふわふわふわ☆まさにお姫さま☆乙女☆ああ☆うっとり☆
素敵でした。

王様って、あんなにも見せ物になるものなのか?たいへんです。
王妃って、まさに子ども、世継ぎを産むための機械、道具であるしかないのね。
弟んち(かな?)に子どもが産まれたのを祝ったあとに、独りで部屋のすみっこ
にうずくまって泣くシーンが一番印象的でした。うー。王妃さまは何も悪くない。
でも、彼女の立場にとって、なによりも必要なのは世継ぎ、なんだよねえ。それも
またひとつの絶対的な価値として成り立っている時代。
運命、としか、これは言い様がないかなあ。

ド・バリュー夫人とのあれこれ、とか、フェルゼン伯爵が、とか、まさにベルばら
な世界なのに、何故オスカルがいないの。と物足りなく思う(^^;
いろいろストーリーの中に、勝手に脳内でベルばら補完して見ました。
フェルゼンはすげープレイボーイだったが。。そんなもんかな?
あまり激しく劇的な盛り上がり!という感じではなくて、とてもきれいだった。
んー。
私のイメージが、ベルばら!宝塚!だから余計にそう感じたのかもしれない(^^;
そこで終わりか?というところでエンドロールになり、拍子抜け。
パリへ移動させられる、というところで。やっと一緒に朝日を見られたのね。と、
やはりそれはそれで、余韻の残るきれいな終わりだったかな。
アントワネットさま。
やはり憧れのお姫さまでした。
-----
--------
TITLE: 『きれいな猟奇』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/20/2007 15:07:10
STATUS: Publish
-----
BODY:
『きれいな猟奇』(滝本誠/平凡社)

映画のアウドサイド

ツイン・ピークスなどなど。
映画、小説の評論集?うーん。いろいろな雑誌などの短文を集めたもの、かな。
デイヴィッド・リンチのことが著者はとにかく大好き!らしく、そのことを
何度もどこでもくり返している。ま、そういうものを集めたのでしょうが。
美術の雑誌に書いているものが多いのかな。絵についてのことが私にはあんまり
わからなくってちょっとクヤシイところ。ミステリについても。うう。教養不足。

リンチ大好き!なのは私もなので、面白く読んだ。
でも大好き、とはいえ、ビデオやらDVDやらくり返し見たわけでもないので
(テレビとか映画館で見たっきりだ)あんまり細部については覚えてない、そも
そも自分は記憶力悪いので、読みながらなんとなくぼんやりと、思い出す。
好きだったなあ。ツイン・ピークス。イレイザーヘッドもなんかともかくあのムード
とかノイズとかは残ってる。デューンはリンチを意識するより前になんかいきなり
テレビで見た気がする。こわかったなあ。ロスト・ハイウェイは見たと思うけど
あんまり覚えてない。なんかわかんないとばかり思ったんじゃないかなあ。
あーまたリンチをひたすらまとめて見続けたいよー。

『羊たちの沈黙』についてもいくつか。『セヴン』とか。著者はデイヴィッド・ボウイ
のこともかなり好きらしく、何度か出て来る。私もボウイのことは死ぬ程好き!!!
なので単純に嬉しい。へーとか思う。好きなわりに、『バスキア』は見てないけど。
見たい。

J・エルロイのこともいくつか。『ブラック・ダリア』を見た記憶は新しい。本を読もう
と思いつつまだだ。やっぱ強烈そう。
ヒッチ・コックを実はほとんどまともに見たことがないので、見たいと、思いつつ。
気になるなあ。でもなんか余計なこと思い入れ持ち過ぎになっちゃってる気がする。
そんなこんなで知らないやつで読みたい、見たい、と思ったりする
ものがたくさん見つかった本でした。

ただ、なんか妙にフレンドリーというか、最初からこっち(読んでいるワタシ、読者?)
を共犯つーか同じ趣味共有してるよねっ、という口調があって、なかなかどうも、
ついていけない(^^;どういうノリなんだ??脚注とかもっとなれなれしい。む~。
著者のこと好きな人にはたまらんのでしょうか。私は著者のことはまっっっったく知らない
ので、ちょっと無理でした。。。
-----
--------
TITLE: 「青山二郎の眼」
AUTHOR: シキ
DATE: 02/17/2007 19:38:00
STATUS: Publish
-----
BODY:
「青山二郎の眼」特別展 愛媛県美術館

白洲正子の物語も 小林秀雄の骨董も この男から始まった

というコピー。青山二郎本人について、よく知らないままに
見に行きました。ま、白洲正子についても小林秀雄についても知っているって
ほどじゃない。個人的に白洲次郎ブームの流れで、楽しみでした。

正直いって、陶磁器とか骨董とか、全然わからん。いろいろ見るのは好き
だけども、なにがどういいかとか、わからんー。
青山二郎の眼が選んだ逸品ばかり、ってことなんでしょうが。それはやっぱり
いいんだろうなあと、思うしかないなー。見ていて面白いなあとか素敵だーとか
これはなんかひきこまれるとかあるけども、かといって、ではこれが美術館から
持ち出されてどっかのお土産物屋さんにまぎれてて見つけだせ、とかいわれたら、
見つけだせるかどうかっていう自信はまったくないです。なんとなくわかるかも
という気もするけどどーだろー。私は自分の眼に自信はない。

しかし、二郎がいいっていったから、といってありがたがるものじゃないんだなという
のはわかった。美は、見るひとが決める、ってことでいいみたい。だから私に
とっての美は私が決める。いいんだー。そっかー。と。思う。
なんか、ヒドイ悪口もあったりして(獅子のやつ)可笑しい。
原稿、筆で書いているのかな?楷書でとても読みやすい。美術館に展示してある
生原稿がすらすら読めるなんてなかなかないな。

私は俗物ですからー。白磁とか青磁とかより呉州赤絵のシリーズが好きだった~。
黒織部の「夕だすき」はいいなーと思った。欲しい~。(無理無理)黒い角型石器と
いうのもなんか好きだった。中が見たいと思う。シュレディンガーの猫が入ってたり
して。と妄想。

で、装丁の仕事のコーナーが私としてはとても面白かった。素敵な本ばかり。うっとり。
図柄、陶器からとってるのが多いんですね。
吉田健一訳の『シェイクスピア』とかあって、中身読みたい~~と思った。
新潮文庫や岩波文庫のドストエフスキーの文庫の表紙に(カバーとった本体の本)二郎が
さらに装丁してるのとかあった。ら、落書きなのではっ。でも素敵だった。
上巻しかおいてなくて、それ、下巻にも同じように書いたのかなあ?と気になった。。。

そしてやはり、小林秀雄が気になる。そろそろ読むべきかなあ。何があったんだ。
あのへんのサロンというかつながり関係。すごく面白そうだ。
-----
--------
TITLE: 『のだめカンタービレ』17巻
AUTHOR: シキ
DATE: 02/17/2007 00:10:40
STATUS: Publish
-----
BODY:
『のだめカンタービレ』17巻(二ノ宮知子/講談社コミックKiss)

千秋と、父、雅之。
千秋の指揮するコンサートを見にきていた父の姿に気がついて、動揺を
制御しきれず、大事なベートーベン4番でミスしてしまう。

って。ま。父との確執~~~~!ぐはー。これは萌える~~~~~♪(←ダメ人間)
のだめとはすれ違いが多く。
うっかりユンロンとデートで惚れられそうになったり!!
荒れる千秋さま。
ああ~なんって素敵なの~☆
若いよー。あー。息子なんだあ~。

すっごく楽しみました!
続き、待ち遠しい~。楽しみっ(^^)

ランチにさそってみた の、ユンロンの1ページ。
不機嫌な日の千秋はとことんヒドイ、ってやつ。もーーー最高!!ヒドイ!
ヒドイよー千秋さま~~~!!!
たまりません。

のだめオーケストラのCD、第二弾が出るみたい。
ま、また!?
わーんでも欲しいかも。。。買う、かなあ。うううう~ん。
おなら体操を収録!って。って。上野樹里が歌ってるのか???歌はなし??
気になる。。。
-----
--------
TITLE: 『香水』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/14/2007 22:09:15
STATUS: Publish
-----
BODY:
『香水』(パトリック・ジュースキント/文春文庫)

ある人殺しの物語

十八世紀のフランス。
ジャン=バティスト・グルヌイユ。匂いの天才。おぞましいほどの、天才。

グルヌイユの生まれてから死ぬまで、の物語。
映画化の記事を読んでから気になって、それにたぶん出たときにかなり評判
だった気がする、と思って読んでみた。
映画化の表紙に変わる前の分を買っちゃったー。まいっか。

舞台はフランスだけれども、著者はドイツ人?
勝手な私の思い込みだけれども、なんか硬質な感じの文章でそっけなく思う。
よく考えると凄まじいシーンあるけれども、それが当然に思えてしまう。
共感しすぎか?
悪臭にあふれるパリ。悲惨な徒弟時代とか。リアルに感じる。ぐっと
ひきこまれて同化しちゃって、すべて納得してしまう。
凄い。
さまざまにあふれかえる匂いの描写数々にひきこまれるー。実際にはわからない
匂いなのに。魅惑される。
いい匂い、というよりは、悪臭のほうが多いのに、なんかうっとりになってしまう。
こわい。
物凄く面白い小説を読んだ。という満足いっぱいです。

これを、映画化。どーするんだ。どーなるんだ。
予告をちらっとみたところ、やっぱ小説とはだいぶイメージが違いそう(^^;
ノリも違いそう。なんかすごくドラマチックに盛り上がったりしていそう。
もちろんものすごい激しい小説、かなあ。なんか文章のイメージとして
淡々と感じるんだけども。グルヌイユもさほど感情の起伏あるわけじゃなし。
ま。
映画は映画。あんまり期待をもってはいけないー。でも楽しみだ。
-----
--------
TITLE: 山吹明日香『夜音の遠音』批評会
AUTHOR: シキ
DATE: 02/11/2007 21:56:00
STATUS: Publish
-----
BODY:
山吹明日香『夜音の遠音』批評会

2月10日(土曜日)大坂市中央公会堂にて。
パネリスト 魚村晋太郎 島田幸典 江戸雪 紺野万里

大坂は日帰り圏内って気分になってきました。

最初にパネリストからレジュメに基づいての発言。
相互の意見交換。休憩後に会場からの発言。しめくくり、でした。
魚村さん、島田さんの注目点は少年少女の歌。江戸さんは作者の不思議な
存在感、浮遊感。紺野さんは縫う女としての立ち位地、という点からの歌集
の読みのお話が最初にありました。って、ものすごーーーく大雑把にいうと、
ですが。あくまで。どんな話しだったかはとても私がまとめきれるもんじゃ
ないっす。

9日の日記に書いたのは、批評会に行く前の自分の読み、感想。
会でのお話をききながら、うむうむ、私もそう思った、とか、私がなんとなく
ぼんやり思っていたことがクリアに言葉になって発言されて、おお!と感動
したり。とても面白かった。
中でも、紺野さんの読みは、私がまったく気がつけていなかったことばかりで、
わ~、と、感激でした。視野が広がる。視界が広がる。クリアになる感じを
味わわせてくださって、面白い。もちろんいろんな人のいろんな発言がどんどん
重なって、読みが広がった深まったりする感じの面白さも味わえて。

桜花葬 は、女が亡くなる、女が弔う、という。女の系譜につらなる我、という
読みは、鮮やか。私がなんか、苦手、とかヤだ、と逃避しているところだから
読めないのかも、と、自分のことも改めて考えてしまう。
社会詠とかについての意見もいろいろ。うーん。

この一冊の歌集に、たくさんの、ほんとうにたくさんのテーマがある歌があり、
その多面性ゆえに読みづらいのだ。とか、とても歌がうまくて、うますぎるが
ゆえに、物足りないのだ、とか。ああなんて、読者はわがままなでしょう~。
でも、読者はわがままなものだから。期待できそうなことには際限なく期待を
持つものだから。
歌集は、読者へのサービス、というか、基調、主題音を示してあげるべきという
きっぱりした御意見もあり、作り手としての意識も確固としてもってなくちゃ
いけないんだなあと思う。

懇親会への参加は残念ながらパスだったのだけども、行ってよかった、と、満足
の一日でした。いろんな方に御会いできたのもうれしく。
素敵な会をありがとうございました。
-----
--------
TITLE: 夜音の遠音
AUTHOR: シキ
DATE: 02/09/2007 21:23:06
STATUS: Publish
-----
BODY:
『夜音の遠音』(山吹明日香/北冬舎)

著者第二歌集。
まさに夜のイメージ。しんと静かに読み続けてしまう歌集です。
少年、少女のことを歌った歌が多く、何度も出て来る、「少年」「少女」たち。
受験を控え、迎える少年たち。大人を拒みリストカットする少女たち。
「少年」や、「少女」は、私はどちらかというと嫌いなんだけど、この歌たちの
の中で読むと、そのひりひりとした痛みを、やさしく感じ取れる気がします。
それは著者の力なのでしょう。
ちゃんと相手と向き合っている、というか。相手に、ひらかれている感じが
凄いと思う。少年少女が題材で、ひとりよがりの歌だったらとても読めないー。

おお~ギエムを見たのですか、とか、NHK杯を見たのですか!とか、自分も興味
あることの歌があってわくわくしました。
「桜花葬」は、葬儀のシーンをありありと思い描いてしまってじわじわときて
しまいました。

ちゃんとした視線、というのを信じられる歌集だと思います。
少年少女たちをちゃんと見ている。ベタつかない距離のとりかたが私はとても
好きです。やさしいけれどちゃんと距離がある。そのバランスのよさが
素敵です。もちろん言葉がとてもうつくしいので心地よい。

歌集をいただいてから、ちゃんと読まなくては。読まなくては、と開いて
読んでみては、ん~まだまだ私にはちゃんと読めないっ、と、ぐずぐずして
しまいました。見習うべき方なのだ、と言われたのでいっそう。うー。
でも私が「僕」って使うのは目新しさを狙っているわけでなくて
実際「僕」な話しなんで。うう。んまあでも、とてもまだまだ足下にも及ばない
ので、こういううつくしさを少しでも学んでいきたいです。

好きな歌いくつか。

 さびしいと言わせてみたい死にたいと言ふより少し難しいだけ
 自分だけ特別とどの少年も思へるやうにうなづきてやる
 体温が言語であれば触れあへる指がすべてを伝ふるものを
 月面に電波の届きかへるさまおもひて長き沈黙を聴く
 立ちくらみしやすきは春 血と樹液交換しつつ少女は眠る
 身ぬちにて人魚がむせぶかうかうと哭く声共に食ひてしまへり
 まだ誰の妻でもないと風の日は風蒐めたる博物館へ
 こはくない怖くないはず沼の主は人の姿で訪ひくるといふ
 体内で孵化する月の銀色の温もりに一夜身をゆだねゆく
 好きなものなべてを好きとやはらかく言へますやうに舌冷ゆる日も

ああもう。うっとりです。
-----
--------
TITLE: 『赤い羊は肉を喰う』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/04/2007 21:14:31
STATUS: Publish
-----
BODY:
『赤い羊は肉を喰う』(五條瑛/幻冬舎)

昔ながらのよさを残している町。八丁堀。
そこで小さな調査会社に勤めている内田偲。なじみの店。なじみの御近所つきあい。
しかし、この町に、新しく人気ファッションブティックが出来て以来、少しずつ
変化が起こりはじめる。
このごろぶっそうになってきたな。
よくあるそんな話しだけではすまない、何か。

五條さんの新刊だー。わーい。というわけでもったいない~と思いながらも
やはり読みはじめるとやめられない面白さ。
極東ジャーナルがちらーっと登場。葉山くん、いじらしくがんばってるようだ。
野口さんはなんかますます凄い人みたいだ。何者なんだって感じ。。。
内田くんも、高さんもすごくかっこいい。
内田社長も、実はかなりかっこいいんじゃないか。太郎くんもいいなあ。
笙くんもいい男に育ちそうじゃないか。
ん~。かっこいい男達ばかりでうっとり。

悪いほうが魅力的であるほど面白いわけで、今回、ワタナベ・グループのほうの
話しをもっと読ませてくれ、と思ったなあ。
エスターと渡辺。もーっ。たまりません。西さんのマンガで読みたいような
イメージだなあ。
駄天使の少年。天才。くらくらする。

これは単発で終わりなのかなあ?でもまだ続きをやってほしいし、やれる感じ。
サーシャと絡まないだろうかっ、と、勝手に熱望。
わくわくするー。
五條さんの世界。大好きだー!!!
-----
--------
TITLE: 『放課後の国』
AUTHOR: シキ
DATE: 02/02/2007 20:26:07
STATUS: Publish
-----
BODY:
『放課後の国』(西炯子/小学館 フラワーズコミックス)

1時限目 数学の鬼
2時限目 理科の瞬き
3時限目 保健体育と♂と♀(オトコとオンナ)
4時限目 妄想の国語
5時限目 プリーズプリーズ英語
6時限目 社会の窓

高校生たちのお話。三年生。最後ということで、好きな人同士でクラスで班を
つくった。ら。微妙、な五人が残され集まった。
微妙、な彼等。それぞれマニアック?というか。際立つ個性、ですね。
本人たちにとっては極普通にしているはずの態度がなんかヘン、とみなされるような。
そんなそれぞれの、お話。

メガネ男子が多く、とってもステキ☆きゃ~☆やっぱ西さんの絵は魅力的~。
どのお話も、やーん、という若さバカさ青春と、さすが西さんならではのぎゅっと
くる切なさでおさめられていて、すうっと、泣いちゃいそうです。
泣かないけどね。

あとがきがまた、ぐっときます。
気がつけばいつも1人です。という。親密な人間関係をつくるのをうまくできない。
わたしもそうです、なんて軽々しくは言いたくないねー。でもこんなあとがきを書く
人のマンガだから、私はいつまでも西さんを追いかけつづけるだろうと確信する。
いつか。
いつか。
いつか、白馬の王子様はやってくるのかもしれない。
でもそんな人はいない。そんな人はこない。もし現れても、私は素直にその胸に
飛び込んでいったりできない。しない。そういう人間なんだなーと。

気持ちが、通じ合うことがあるのかもしれない。
そんな奇蹟の瞬間のマンガたち。声が、届くのかもしれない。そんな希望の
あるマンガたち。
六人目、にも、出会うことができる。

いいねー。
-----
--------

|

« 2007年1月 | Main | 2007年3月 »

さるさる日記より」カテゴリの記事