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2008年4月

TITLE: 『上陸』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/30/2008 23:15:53
STATUS: Publish
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BODY:
『上陸』(五條瑛/講談社文庫)

勤めていた先の倒産によって、職を転々とすることとなった金満。
若くして前科ありの安二。
パキスタンからきた不法入国者のアキム。
肉体労働の現場でつるむことになった三人の共通点はあきれるほどに
金がないということ。三人でいるのが便利だから、というきっかけで
共同生活をおくるようになったものの、いつしかそれは大事な絆となった。
三人でかかえる秘密。
いつまでもその日暮らしで、けっこう楽しくやっていけるといいと、願っていた。
いつまでも続くわけはないと知っていた。

文庫化にあたり、最後にショートショートな書下ろしあり。
じーん、と、うれしかった。

あんまりいいことも、未来に希望らしい希望もないのに、こんなに
救いのある話しってのも凄いと思う。再読でもやっぱり面白かった。

金は金です。

どこからが、許されない一線なのか。

それは、やはり、命、かな。
貴いとか、かけがえのない、とか、まあそういうきれいごとだけの話しでは
なく。
それは、ほんとうに、取り返しのつかないことだから。

彼等に未来を。
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TITLE: 『自殺するなら、引きこもれ』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/29/2008 23:00:03
STATUS: Publish
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BODY:
『自殺するなら、引きこもれ』(本田透 堀田純司/光文社新書)

問題だらけの学校から身を守る法

というサブタイトル。いじめに苦しんで自殺するしかない、なんてことはない。
ほんとに死ぬ程苦しいのなら、学校にいくのをやめればいい。
学校にいかねばいけない、というのはごく近代にすりこまれた狂信。
社会が変化した今、学校に行くことをやめるという選択肢をおそれることはない。

てな主張。
あんまり目新しいとは思わない、んだけれども。
どうなんでしょう?
学校をやめる、というのはもうすでに選択肢としてそれなりに認知されている
んじゃないかなあと思うんだけども。でもまだいじめを苦に自殺、という
ニュースもあるわけなので、まだまだ訴えなくてはならない問題なのか。
教育すべきは親のほう、ですか。
学校をやめても人生が終わるわけじゃない。
学校だけが人生をきめる全てではない。世界は、道は他にもあるのだ。

正直言うと、私はひきこもりになりたいのになれない、なれなかった、という
うじうじした思いがあるので、この本みたいな主張に、素直にそうだよ、という
気はしないんだけどね。ああ私が子どもだった頃にこんなこと言って助けてくれる
人がいればよかったのに、と、つくづく思う。
自分が苦しかった分、今他の人に手をさしのべよう、というようなやさしさは
私はまったく持ち合わせていなくて、たいへんにダメ人間だな私は、と思う。
実際今の私が読んで何か役に立つとかいうことはない本なんですが。
なんで気になって買うのか自分、と、読み終わってからはよくわかんないけどね。
子どものころの自分を今も自分で可哀想がってるんだろうなあ。ハズカシながら。

だからってむやみに引きこもりをすすめてるわけじゃないよ、という本で。それは
もちろん、学校にいけるんなら行っておいたほうがいい。まだ現状、学校をやめて
自分でなんとか、というのは、すんなり学校卒業して、というよりは面倒だったり
することが多い。でも、もちろん面倒だったりするけれども、なんとかなる程度の
ことなんで。
もしも不登校だとか引きこもりだとか、こどもがいじめにあって苦しんでいるのかも、
という親ならば、今すぐ役に立つ実用書ですね。
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TITLE: 子規と為山
AUTHOR: シキ
DATE: 04/27/2008 22:25:45
STATUS: Publish
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BODY:
今日は晴れ。
午前中はすっきりそうじして、午後から自転車で出かけた。
お城山とか、道後公園とか。花のあとの桜の木たちも。今はほんとうに
新緑。みどりがきれい。自転車日和だー。

子規記念博物館の特別展、「子規と為山」

手紙とか。手紙にも、絵がささっと描いてある。
松風会の図、とか、これはきっと、似てるんだろうなあと思いながら見る。
ささっと描いてる線がさすが迷いがなくて、ちょっと可愛かったりしてすき。

掛け軸ですか。たくさんあって、とってもきれいだった~。
松と鯉の、すっきりきれいだった~。椿と雀とか可愛いし。
雀ちゃんがあちこちにいっぱいいて可愛いの。つんつんと枝に軽くとまってる。
可愛いし。
青梅もかなり好きだった。
上のほうから、ばさっと斜に松だとか芭蕉だとか描いてる構図、かなり好き。
赤が鮮やかで印象的~。

で、短冊をずらーーーっとひらいた「留華帖」というのがありまして、
それがとっっっってもきれい!わ~~と心の中で歓声あげちゃうねー。
とてもカラフルだし。やっぱりなんだかかわいい感じの絵だなあと思う。
短冊だからちいさきものだからかもなあ。
猫がいる絵もあったよ。あれ可愛い。この短冊で子規博のグッズつくればいいのに。
欲しい。
正直、本物が欲しいところですが、まもちろんそれは無理ですから~。

書も面白いですねー。

為山はもともと油絵のほうだそうですが。私はそれはほとんどみたことなくて
(見たことあったっけなあ。。。)こーゆーのが、俳画、なんでしょうかー。
すごくすてき~と思う。

子規へあてたハガキのとか、子規の南瓜の図とか、前の時にみたことあるある、と
思うものもあり、でもこれどれも大好きだから、また見られてうれしかった。
絵がいっぱい、というのは、落ち着いてるけど華やか~でいい空間になってて
楽しく見倒してきました。

いい休日すごした充実感だな。
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TITLE: 映画「クローバーフィールド」
AUTHOR: シキ
DATE: 04/26/2008 22:00:04
STATUS: Publish
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BODY:
映画「クローバーフィールド HAKAISYA」

NY。
日本へ栄転するロブの、お別れサプライズパーティが開かれていた夜。
突然の破壊音。
地震か?
外を見ると、爆発の炎。逃げようと外へ出たところへ、吹っ飛んできた
のは、自由の女神の頭部。高層ビルの隙間から、見えたのは、巨大な、何か。。。

いろいろ謎、謎、という評判だけきいていた映画。
すべて、その事件後に見つかったホームビデオの映像、というわけで、
めちゃめちゃ手ブレ。つかもうどわんどわん揺れまくり。気分悪くなった~。
臨場感はスゴイ。すごい。さっぱりわからない感も凄い。なんなんだ。
あれ、は。

最初は、そーはいっても、ゴジラみたいなもんでしょ?と思ってました~。
あのアメリカンゴジラね。でも、あれ、は、人に近すぎる。どちらかというと、
巨神兵みたいな。バイオノイド的なものかなーと思ったり。
帰りの夜道、あれ、が突然出てきたら怖い。こわすぎるっ。とびびりながら帰った。
謎は謎のまま。
続編があるんですかね?もう決まってるのかなあ。
三部作くらいやるのかなあ。
あのちびっこいのに噛まれると、あれどーなるってんだろう。ゾンビ的なもの??
なんかいろいろ気になることたっぷり。
でもこう、わかんない~~っていう感じの時が一番面白いのかもなあ。
あれ、は、エヴァの使徒っぽいのかも、とも思ったり。

ロブはかなりかっこいい。
しかし彼等が生き残ったのかどうかも謎のまま。まあ、続編があるなら
生き残ったのかな?
続きができればぜひ見たい。
でも、今度はホームビデオじゃないのがいい(^^;ほんと酔ったよ。。。
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TITLE: 『オタクはすでに死んでいる』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/25/2008 23:01:36
STATUS: Publish
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BODY:
『オタクはすでに死んでいる』(岡田斗司夫/新潮新書)

一億総コドモ社会はなぜ生まれたのか。
という帯。んで、まあ、またしても著者、痩せてますアピールの、デカイ
昔のズボンにすっぽり入ってる写真つき。その写真はいらんやん。。。
ま、ともかく。
「オタクは死んだ」という、2年前のトークイベントの内容に加筆修正の
書き下ろし、だそうです。

「オタクと昭和の死」についての本。
一読、ものすごく、あまりにも。すばらしくクリアにわかりやすくて
わかりすぎて感心。こんなにもわかりやすく、オタクの現状、日本社会の
現状を書けてしまうのは、ほんとうに凄いと思う。もちろん、なるほど!って
この本を鵜呑みにしてそうだそうだ、とかいう話しではなく。このわかりやす
さ。オタクキングは伊達じゃないな~と。オタクを語る芸歴(というか)は
他の追随をゆるさない感じ、と、感心。あうあう。面白かったし、キャッチー
なキーワード満載で、思わず付箋つけまくりました。これはこれをネタに
またいくらでも自分語りにはいってしまいそう。

オタクは死んだ。というここの「オタク」は、著者がイメージする、思う所の
「オタク」です。オタク第一世代、第二世代。第一世代はオタク貴族で、
第二世代はオタクエリート主義。今どきな感じはオタク第三世代。自分の気持ち
中心主義。もちろん安易な世代論は危険、という保留つき。
ものすごくわかる気がしてしまうのは、私が思う所の「オタク」の感じが、著者
と近いイメージだからだろう。
オタクは、頭よくて強い精神で、自分が好きなものを自分で決める貴族だ。エリート
だ、と思ってる。(だから、私なんてとてもオタクとは名乗れません~と思う)
自分があてはまるとしたら、第二世代。でも、女オタクなほうだから、アイデンティー
にふれるところがあるので、でもなんか違うし。と、延々答えのない世界に行く。

人は自分のOSをどんどん新しいもの、次のものにインストールしなおしていくという
たとえもなんか納得ー。相性のわるいものになるときがあるとか。
今は大人が大人になることに拒否感があるのだ。いつまでもみんなが子どもでいたいのだ。
高度消費社会の勤勉な昭和な日本人も死んだのだ。おれたちオタク、という共通認識も
消えたのだ。

荒野だ。と、思う。

そうだなあ。こうして。ちまちまネットに日記を、書き続けていこうか。
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TITLE: あれこれ
AUTHOR: シキ
DATE: 04/21/2008 21:58:33
STATUS: Publish
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BODY:
ひさしぶりにヒールで歩いたら、見事に足の裏に血豆。。。

日曜日はかなり動くのがイヤでした。でも今日はもうかなり平気です。
足の裏に親指の先くらいの紫があるけどね。

こういうのはどういうのなんだろう。やはり足に靴があってないって
ことなのか。靴の中で足が動くのがよくないのか?
ドラックストアを見ていたら、足のケアとか、靴の中敷に、とか
靴の中にいろいろサポート、な、ジェル的なパーツ(?)とか多々あり、
足と靴のトラブルに関する悩みは多いのだなと思う。
私もどれか買うか、と物色したけれども、買うには至らず。。。でも
今度なんか買おう。さしあたっての現在の私の足は、もう無理せず
直るのを待つしかないから。

土曜日はちょっと久しぶりになった歌会。
私が出した歌は、歌になってない~~~~~~でもこの情景をなんとか
歌にしたいんだけどなあ~~うう~~ん。というところの、まだあんまり
歌じゃないところのものを出してしまった。
なんとかしたい、ということで、みなさんの御意見を聞きたかったので。
しかし。
何故だか、私がなんとかうたにできないかなあと思ったそのまんま、
100%情景が伝わった人がひとりいて、驚愕!何故!?凄い!感動しました。
うれしかった。

でも他の人にはなんだかなあということだったので、もうちょっと考えて
こねくりまわしてみます。

選歌がかなり難しい。
そして何事かをしゃべるのが難しい。
しゃべれないなー私。がんばってしゃべらないといけないなあ。。。。
でも私なんてつまらなことしかいえないし気の効いたことも面白いことも
何も言えないし。。。と、すみませんすみませんすみません、な、加害妄想
なんですっ。すみませんすみませんっっ。

んでもやっぱりとっても楽しかったー。
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TITLE: 『萌えで読みとく名作文学案内』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/19/2008 12:03:25
STATUS: Publish
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BODY:
『萌えで読みとく名作文学案内』(牧野武文/インフォレスト)

『児を盗む話』志賀直哉。『伊豆の踊子』川端康成。『ロリータ』ナボコフ。
『ジェニーの肖像』ネイサン。『鍵のかかる部屋』三島由紀夫。
『林檎の樹』ゴールズワージー。『蜜のあわれ』室生犀星。『片恋』二葉亭四迷。
『愛と死』武者小路実篤。『お伽草紙』太宰治。『貴族の階段』武田泰淳。
『風立ちぬ』堀辰雄。『痴人の愛』谷崎潤一郎。『癇癪老人日記』谷崎潤一郎。
『田園交響曲』ジッド。『美女と野獣』ボーモン。『みずうみ』川端康成。
『少女病』田山花袋。『はつ恋』ツルゲーネフ。『幼児狩り』河野多恵子。
『地獄』バルビュス。『懲役人の告発』椎名麟三。『眼球譚』バタイユ。
『骨餓身峠死人葛』野坂昭如。

これみーーーんな、萌え文学!

「あの志賀先生もメイド萌えだった?」とか、「ロリ文学の旧約聖書」とか
「金魚とのエロチックな恋愛を描いたチャット小説」とか、として、名作文学(?)
の紹介たっぷりです。
そんなんあたりまえ、と、知ってる作品も多少はあり。でも海外のには私はうとくて、
(『ロリータ』とか『眼球譚』くらいはともかく)へ~、そうなんだ~と、かなり
面白かったです。読んでみたいー。

萌え~、というにはちょっと重いのでは。。。(^^;というのもあるけれども
ま、それは実際、誰がどう読もうと勝手だし、読んだ人が考えることですね。
最初タイトルだけ見てた時の予想よりも、読んでみるとずっとしっかりがっつり
した読書ガイド本だと思いました。面白かった~。

表紙とか、イラストが、ちょっと好きではない。。。です。
もっともーっと可愛く萌え~となるイラストがよかったよぅ~。
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TITLE: 映画 マイ・ブルーベリー・ナイツ
AUTHOR: シキ
DATE: 04/18/2008 21:32:34
STATUS: Publish
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BODY:
映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

ウォン・カーウァイ監督。
NY。
カフェのオーナー、ジェレミーは、忘れ去られたわけありの鍵を捨てられず
ボトルにあつめている。
失恋したエリザベス。
恋人の鍵をカフェにあずける。
失恋を受け入れられないエリザベス。いつも売れ残ってしまうブルーベリーパイ
を食べ、ジェレミーとの距離が近付いていく。
そしてある日、旅に出た。

ジュード・ロウ、素敵っっっっっっっ。
なんか小汚いカフェオーナーですが(笑)でもでもとっっっっっっっても
素敵~~~。睫毛が長いわ。素敵な横顔。笑顔。寂しくて疲れててでもちゃんと
仕事をしてて、優しい。
ほんっと素敵。あーもーそりゃあんな人が待っててくれれば、帰りがいも
あるというものです。うっとり。

メンフィス(?)での、酒場での、アーニーとのエピソード、よかったなあ。
脚本に、ローレンス・ブロックが絡んでるらしいんだけども、それってホント
にあのローレンス・ブロックなのか?と思いつつ。(だってウォン・カーワァイ監督
だからなあ)でも、あのアーニーの感じとかは、スカダーシリーズっぽい味わいかも、
と、思ったんだけども、どーなんでしょうね。

ナタリー・ポートマンも出てました。カードギャンブラー。
やっぱりとってもきれいで見るだけで満足しちゃう。ま、もちろん、見た目だけ
じゃなくて演技も話もなかなか素敵エピソードでした。

男の子のほうがずっと変わらず待ってる。女の子のほうがふらっと旅に出て
あちこち放浪してくる。
昔だったら逆パターンですかね。
それでも、少女マンガちっくなロマンだなあと思った。

なにはともあれ、ジュードくんがめちゃ素敵だからね。
見に行っておいてよかった。
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TITLE: 『笹公人の念力短歌トレーニング』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/17/2008 22:36:49
STATUS: Publish
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BODY:
『笹公人の念力短歌トレーニング』(笹公人/扶桑社)

笹短歌ドットコムの書籍化。
短歌入門書、でもあります。
笹さんの講評はかる~く読めて面白くてわかりやすい言葉で、でも
ちゃんと大事なことが書いてあると思う。
私も短歌やってみたーい、と思うよね、読んだら。
って、そんなこんなで、私も短歌やってますが、ほんと勉強になります。
つか、私もものすごい勢いで勉強しろよ、と、反省。。。すみません。

ブログに私も二回くらいか、投稿したことあり。
でも載ってないよ。。。そりゃあ私の歌は出来が悪いから。。。うう。
というか、投稿したのが少ないので、投稿したテーマは本から外れてた(^^;
収録されてる短歌はやっぱり面白くてすごいわと思う。

アニメ短歌とか、SF短歌とか大好きです。面白い。
お話とか思いつきの説明だけになってるのは、作品以前の問題です、
って、ものすごく耳に痛い。反省。。。
がんばろ。。。

縁語とかちゃんと意識しないとなあ。
って、そんなのも意識できてないのか、と、我ながら。。。うーん。

でも悩み過ぎても短歌できないしな。

負けねー。
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TITLE: 映画 亀は意外と速く泳ぐ
AUTHOR: シキ
DATE: 04/16/2008 22:39:11
STATUS: Publish
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BODY:
映画「亀は意外と速く泳ぐ」

上野樹里演じるところの、23歳、主婦、夫は海外赴任中のスズメ。
夫が可愛がっている(らしい)亀に餌をやること、近所の犬に吠えられること。
それだけがスズメの生きている証。
平凡な毎日。わたし、誰にも見えてないの?だんだん薄くなる。
と思っているところ、ちびちびのポスターを見つける。(指先にのるシール
のようなポスター。しかも階段の柵(?)の下の方にちまっとはってあった)
スパイ募集。
スパイ。
問い合わせの電話をかけてみたところから、世界は動く。

「転々」にすごくハマったので、地デジでやってたこれ、録画しました。見ました。
案の定、ものすごく可笑しかった~!
上野樹里、彼女はすごい女優なのかしら、と思った。のだめのときも、これも、
ものすごく素でやってるみたいに見える。セリフまわしとかなんかたまらんものが
ありますね。うわー。うんうん。みたいに、勝手ながらものすごく共感する。

舞台はなんかさびれたような、どっか奇妙な街で(でも東京だよね)出てくる人々
はやはり、ものすごーーくヘンで、ありえないけども、なんかアリ、と楽しめちゃう
ような。
カラフルなインテリアだったり、シーンごとのテーマカラーっぽい画面づくり(?)
とかしていて、すみずみまでこだわってるんだろうなあと思った。
ヘンだけど。。
なんで亀。あんな模様に甲羅塗られてるの??でも一切説明ナシ。うう~ん。でも
いっか。
スパイっていっても、なんかまったく馬鹿馬鹿しい感じだけど。でもいきなり
札束。五百万円。ずしっとピストル。馬鹿馬鹿しいけど、その淡々さがこわいよ。
なんか気分変えよっかなあ、と思うたびに、打ち消されて(海外旅行とか、パーマ
かけようかとか)、結局平凡な暮らしをして潜伏して、というだけで、同じことの
はずの毎日ががらりと変わる。世界が変わる。
平凡な主婦の平凡なスーパーでの買い物って、どんなの?
はちゃめちゃな幼馴染み、クジャクのほうが、つまらないんじゃないか、という
一瞬があったりして。

楽しかったなあ。面白かったなあ。
あ、嶋田久作が出てたよ!
私にとっては、嶋久は永遠に、帝都の加藤なので、か、加藤が、加藤があんなこと
やってる!!と、ものすごく楽しかった。
いい映画でした☆
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TITLE: 『恋愛できない男たち』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/15/2008 23:12:46
STATUS: Publish
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BODY:
『恋愛できない男たち』(速水由起子/大和書房)

恋愛できない男、五つのタイプ。
<自己愛性人格タイプ> 世界で自分しか大事じゃないタイプ。
<回避依存型タイプ> 恋愛の盛り上がりが怖くて逃げるタイプ。
<共依存タイプ> お互い依存。どっぷり。
<仮面恋愛タイプ> 自己愛性人格と回避依存の混合。モテる自分が大事。
<マザコン・ロリコン表裏一体タイプ> ママのいい子のボク。支配できる幼女好き。

この本が出たのが、2002年。
この分類はなんかどうなんだか?と思いつつ、それなりに、はっきりいって
ほとんどの男はたいていなにかしらにあてはまるもんなんじゃないのでしょうか?
何にもあてはまらず、恋愛バリバリ~という人、って、いるの?
あてはまらなければ恋愛上手、ってわけでもない、かなー。
で、男に限らず。
このタイプのいずれかには女もたいていなんかあてはまってるんじゃないの??
やっぱりそんなことはなくて、たいていの人はあてはまらなくて、恋愛上手~、
なわけですか??
まー、本が古いってのもあるし、結局そうはいっても女も負け犬とか言われる
ようになってて、ほんとは恋愛できないヒト、のほうが多数派なのでは、という
気が、私はするんだけど。
私が恋愛の世界に縁遠くなりすぎててわかんないだけかー?

モテるのは、やっぱり、コミュニケーション能力、的なことがやはり
ちらっと書かれていて、それはもうこのころから定説だったのか。もっと前から?

んー。ま。そんなこんなで、書いていることはなるほど~と面白く、
さくさくっとすぐ読めました。

この本も、表紙が女の子の写真ですが。
『若者のすべて』もそうでした。そーいや、なんかこういう装丁が流行った
んだっけか?と、ちょっと懐かしくも思ってみたりでした。
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TITLE: 『若者のすべて』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/14/2008 23:11:20
STATUS: Publish
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BODY:
『若者のすべて ひきこもり系VSじぶん探し系』(斎藤環/PHP)

原宿系は「ひきこもりモード」、渋谷系は「じぶん探しモード」

若者へのインタビューを通じての、若者分析。

というか。
出版が2001年、ですね。この「ひきこもり系」とか「自分探し系」
とか、原宿系とか渋谷系、とか、池袋系とかの分類ってここからなのか~
と思ってみたり。
話題がいかにも古い。携帯をみんなもってますね、とか、携帯が重要な
ツールになってるんですね、とか。携帯が普及したのって、そんなもん
だっけ。。。と、私はもうすでにわかんなくなってますが。。。うーんと、
まあたぶんたしかに、10年前だったら、携帯はまだまだ高くてピッチ、とか
言ってる感じかなあ。これが7、8年前だから、携帯のほうが勝ってきてる
感じのころかなあ。
こういう時の移り変わりの激しさ早さに感慨にふけってみたりして、という
本でした。
今でも原宿系とかいってるのかなあー。もーなにが最先端なんだか
わからなくなってきました。。。私が年寄りだからか。。。それとももう
ひとくくりにできるような傾向とかないくらい微細に分裂してるのか。。。

まあやっぱり、斎藤環は、臨床の精神科医なのだなと思う。
実際そうなんだし、実際そうあろう、ということで、ブレてないのは立派
なのかも、と思う。
でもいまいち私にとってはつまんない。
つまんないとかいいつつ、これ図書館でみかけて、読んでおこうかなーと
思ってしまう。うーん。つまんないけどやはりある程度面白いというか。
知っておかないと、と、なんか勝手に自分が思うところ突いてくる感じが。。。
うーん。

なんにせよ、東京のやつらは、東京が世界の中心だと思ってんだろうー。
斎藤環も。東京のやつらめー。と、勝手ながら僻む(笑)つくづく、ヤなら
読むなよ、と、自分でも思うけど。うーん。
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TITLE: 『日本語のゆくえ』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/13/2008 14:14:32
STATUS: Publish
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BODY:
『日本語のゆくえ』(吉本隆明/光文社)

吉本隆明が、東工大で、「芸術言語論」という講義をしたものの書籍化、
みたいです。
文章が語り口になっている。
読みやすい、のかと思ったけれども、あんまりは読みやすくはなかった(^^;
実例をあげてみましょう、てなところの話はすいすいわかりますが、前置きと
いうか、思考を語ってるところは。。。すみません私にはあんまりはついて
いけません。という感じ。

芸術言語論、とはいえ、詩歌について、というところが多かった。
なにが芸術の言語なのか、というところか。
うーん。
個人の人間性に根ざした所が、いい芸術言語、かなあ。
主観なしにはない。というか。
自然描写にも主観をいれてこそ俳句も芸術になる。とか。。。
と、思ったのは私の勝手な解釈で、違うこと言ってるのかも。。。すみませんんっっ。
私が馬鹿で。。。

後ろの方、短歌のことをしゃべってるのが興味深く。
短歌の流れとか、歴史的変遷とか、自分でも自分なりに考えたいところ。。。
い、いつか。。。

二十代、三十代の人の詩をまとめてたくさん読んでみました、というところで、
触れられている、水無田気流さんって、この前、黒山もこもこで読んだ人だ。
やはりエリートじゃん。。。おのれ。と、余計な雑念を抱きつつ(^^;
神話につかえる詩はない、とのこと。
この若い人たちの詩は、見事にみんな「無」だということ。
自然がなくなっていて、それに詩はどうむきあっていくのか、ということ。。。

私は地方在住で生まれ育ってるので、まあまあ自然は、アリ、なほうなんだと
思うけれども。でも、自然がなくて、「無」ですが、という感覚はわからなくも
ないつもり、で。
で。
「無」ですが何か?と思う。
「無」ではない状態がわからないわけですから。「無」ではじまりそろってるほうが
当たり前なのでは??なんで?
なんか。
考えよう、と思った。どう考えていくのか、そこから考えよう、と。そんくらい思った。
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TITLE: 木曜日はドラマの日
AUTHOR: シキ
DATE: 04/10/2008 23:21:43
STATUS: Publish
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BODY:
ラスト・フレンズ 見ました~。
ああああやっぱり!
瑠可はビアンな設定ですね!?
ビアンというか、性同一性障害?
しかしそれに今どき「禁断愛」とかつけんなよー。もー。
なんって思いながらも、樹理ちゃんがんばれーと、これからも見よう~。
ちょっと前まではのだめだ、のだめ。どこでみかけてものだめだ、と
思ってたものですが。
髪があそこまで違うと、もう顔も変わってみえる。のだめのとろんと
ゆるい天然な感じとか、素なんじゃないの?と思ってましたが、樹理ちゃん
はちゃんと役者なんだなあと思う。
このテーマどこまでドラマで描くのか楽しみです。
しかし、長澤まさみの回想モノローグ?がちょくちょく入るのがうるさい。
なんだかねえ。
しかし、みちるのような女の子に振り回されてしまうのだ瑠可は!というの
は、ものすっごくわかる気がするっっっ。ううう。

ウタダの歌も絶妙にいいです。
もー。
あまりにも売れているのでこんなことを今さら言うのは恥ずかしいですが
ウタダの歌はいいですねえ。たいがいどの歌も好きです。

瑛太は、大河ドラマの出番はもうほとんどなくなるのかな?
氷川あさみもでてて、のだめメンバー♪と思うけれども、それぞれその役
なりに変わってきていて、楽しみ。

で。
その前にNHKでの「バッテリー」
今日は2回目でした。初回は見逃してました。ほとんど期待もしてなかったし。
でも。
今日見たら。かなりよかった。かなりよくできているのではないか。
やはり映画では、短すぎるか。でも映画で巧やった子のほうが好きかなあ。
ま、ドラマの子も悪くはないかな、くらいで。

そんなこんなはまあともあれ。

えろい!
らぶい!!
んもお~ものすごいらぶらぶでえろいもえもえのセリフの数々に
のたうちまわってしまうぜ。
どの程度計算ですか。もう全部計算ですかー。それでもいいっ。もう
どんどんつられて踊らされたいっ。もっとやってー!
そもそも、女の子のあだなに「尺八」ってどーゆーことさ!
で、先生と、よりも、あの子との青春ラブ路線の仮面をかぶろうって
魂胆ですか。
でも全然そーじゃないじゃん!

これもこれからは見逃さないようにしたい。
楽しみだな~♪
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TITLE: 『抒情の奇妙な冒険』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/08/2008 23:40:52
STATUS: Publish
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BODY:
『抒情の奇妙な冒険』(笹公人/早川書房 ハヤカワSFコレクションJシリーズ)

 帯に
  寺山修司は「架空の私」を、
  笹公人は「他人のノスタルジィ」を手に入れた。   山田太一

 とあり。ああもうさすが。これ以上うまいこと、言えないです。
 すごい。
 笹さんは私より少しだけ年下ですが、この歌集を読んでてとてもそうは
思えない、少し年上な感じが強くあった。都会と地方の差、というのがもちろん
あるだろう。そしてそもそも、この歌集の「私」として設定されているのが40代
と、あとがきにも明言されていて、まさにそう感じさせるうまさを実感です。
タイトルは ジョジョ だけども、中身はそうでもない、のかな。私がジョジョを
ほとんど知らないので、イメージ、ですが(^^;
 それよりずばり、「抒情」な感じ。ノスタルジィというのはそういうものか。
少しブラックは含みつつ、たっぷりせつなさを味わえる。これいいよねーと、
単純にきゃいきゃい人と話せる感じではなくて、きゅんと一人で唇を噛み締める
感じですね。
 これがハヤカワSFコレクションてな名前のシリーズの一冊になっているのが
すごい。でもこれはまさに、懐かしい未来のうた。中にもたっぷりオマージュが
捧げられていましたが、この歌集がここにあること自体がもう、なんかさすが
すごいなあと思うありかたですね。

 私が知らなくてなかなかついてけない言葉も多々あり。でも、知らなくても
感じるものとして、好きと思うところ多々あり。知ってるのはもちろんいっそう
ぎゅっとくるー。笹さんの歌は、私はやはり、笑いというよりも、せつなさが
くるなあと思う。抒情。抒情って、思っていいのか。
 なつかしい未来に、短歌がうたいつがれますように。

 いくつか好きすき~と思った歌。

 鏡から鏡へ移る魔術師に手錠をかけて夜がはじまる
 秋の日の鏡の中に棲む後家に微笑まれ 赤いカアテンを閉ず
 泣くもんか 砂場に半分埋もれてる科学特捜隊のヘルメット
 鳥占の鳥を逃した老師いてきらめく正月の中華街
 看板の飛び出し坊やが永遠に轢かれ続ける琵琶湖のほとり
 流星にさらわれたのか 僕たちの学園祭の夜の記憶は
 なめ猫の免許証の猫と目が合えば免許持たぬを責めらるるごとし
 エレファント・マンの頭骨を抱いて眠りおり白き裸体のマイケル・ジャクソン
 「どうかわれらに罰をあたえよ、あたえたまえ」きみの涙で地球は沈む
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TITLE: 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/07/2008 10:17:04
STATUS: Publish
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BODY:
『ジェネラル・ルージュの凱旋』(海堂尊/宝島社)

東城大学医学部付属病院。
救命救急センターの部長、速水のあだ名は 血まみれ将軍(ジェネラル・ルージュ)。
部下の尊敬を一身に集め、数々の命を救ってきた。
しかし、ひとつの内部告発文書が、リスクマネジメント委員会委員長田口の
もとに届く。
速水に業者との癒着疑惑がかけられた。

と、またしても一気読みしてしまった。
前作のナイチンゲールとほぼ同時期。ナイチンゲールが小夜さん、小児科
メインだったけれども、こっちは速水さん、救命救急メイン。
私の好みとしては、こっちー。速水部長かっこいい~☆

しかしどうにもベタな、というか。
そんなベタな!とつっこみをいれたくなるところ多々ですけれども、
でもやっぱり面白いのは面白いからねえ。
ジェネラルが再び陣頭指揮をとるラスト近くでは喝采を送ってしまう。
大惨事なわけで、喝采、ってのはよくないですが。
でもやっぱりそれはかっこいい。しびれるだろう~。

救命救急の問題、病院経営とは、という問題、かな。
かなり深刻に思ってしまいますが。ではどうすれば?
どうすればいいのか。

前にもまして、田口先生の出番少ないよー。白鳥さん少ないよ~~。
でも、出た!氷姫こと姫宮!
そ、そんななのか。イメージくるうなあ。でもそれもまたよかったけど。
次号へ続く!って感じですが。続編はっ!?読みたい~。

しかしこれも登場人物ががんがん増えていってますね。うう。
やっぱりそれなりに読ませられて、すごいうまい~と思うけれども。
あんまり増えると、田口先生とか白鳥さんの出番が減るからヤダーとも
思う。
んで、藤原看護師さんがどんどんスゴイ人になってる~。
ま。
そんなこんなもシリーズの楽しみとしてみるといいのでしょうか。
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TITLE: 『ナイチンゲールの沈黙』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/06/2008 14:36:38
STATUS: Publish
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BODY:
『ナイチンゲールの沈黙』(海堂尊/宝島社)

浜田小夜は、東城大学医学部付属病院、小児科の看護師。
美しい歌声を持つ。

チーム・バチスタに続いての第2弾。
登場人物がどーんと増えていました。なかなか事件が起こらない、って
おもってしまった。
でもそれでもしっかり面白くて、やはり一気読み。
みんなにあだ名があって、ややオーバーだ、と思ったけれども、これだけ
一気に人が増えるので、それくらいくどくやったほうがいいのかなー。
ちゃんとそれぞれ人物わかるように読ませるのはさすが。

白鳥さんの出番が少ないじゃーん。と、それがちょっと欲求不満かなあ。
でも加納さんとのからみとか面白かったし!
加納とタマさんとのコンビもいい。
速水さんもなんかかっこいいし!わーん。面白い。

物語は今回、そんなのアリ??と不思議に思いつつ。そのへんの
オーバーさがちょっと、と思いつつ。でも楽しめるのでいっか。

いい嘘のつきかた。
考えますね。
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TITLE: 『世界でもっとも美しい10の実験』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/02/2008 23:24:57
STATUS: Publish
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BODY:
『世界でもっとも美しい10の科学実験』(ロバート・P・クリース/日経BP社)

  世界をはかる -エラストテネスによる地球の外周の長さの測定
  球を落とす -斜塔の伝説
  アルファ実験 -ガリレオと斜面
  決定実験 -ニュートンによるプリズムを使った太陽光の分解
  地球の重さを量る  -キャヴェインディッシュの切り詰めた実験
  光という波 -ヤングの明快なアナロジー
  地球の自転を見る -フーコーの崇高な振り子
  電子を見る -ミリカンの油滴実験
  わかりはじめることの美しさ -ラザフォードによる原子核の発見
  唯一の謎 -一個の電子の量子干渉

こんな目次。
しかし正直、選ばれた実験はどれも私にはよくわからない~。でも
面白く読みました。
科学の世界、わからないからこそうっとり美しいと思う。
この本の中でいっている、科学者たちの美しい、とは違う感じで私は
読んでしまっているのかなと思いますが。
まーでもわかんないんだもん。
でも読みたかったんだもん。
特に、フーコーの振り子のところはわくわくですね。かっこいいし。
イメージだけで、それがなんなのか知らなかった。地球の自転を見る振り子
なんだ。壮大~。シンプルでうつくしい~。
私も見たいなあ。

世界が変わる瞬間が、うつくしいということなのではないかなと思う。
世界の認識が変わる。
その刺激。興奮。
科学者たちは実験でそれを実感し、確信するのだろう。私には実感はできない
かもしれないけれども、その確信と興奮を感じてうっとりしてしまう。
個人的実感としては、科学の実験じゃなくても、世界の認識が変わる興奮を
言葉で味わったりしていると、思うけど。たぶん。

これからも世界は変わるのかな。
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TITLE: 『チーム・バチスタの栄光』
AUTHOR: シキ
DATE: 04/02/2008 12:56:19
STATUS: Publish
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BODY:
『チーム・バチスタの栄光』上下(海堂尊  宝島社文庫)

東城大学医学部付属病院。
高階病院長に呼び出された田口。
愚痴外来と陰口たたかれる、出世コースとは無縁の万年講師。
しかし、病院長に頼まれたのは、病院のスター、チーム・バチスタの
術中死の不審点を探ることだった。

いまさらですみません。
ものすごく面白いらしいという評判はたっぷり知っていましたが、まあ
そのうち図書館でみつけたりしたら読もうかなあ、くらいでした。
たまたま貸してもらったので読みました。

ら。
すごい。
上下巻になってるけど、途中でやめられないよねー。久々にずるずると
ベッドにまで持ち込み一気読みしました。
医療の専門的用語類、手術の様子なんかはもちろんわかりませんが、
わからなくてもするっとスルーで面白く読めるほどのテンポ。
医療現場の問題、ってなことが描かれてますが、嫌味なお説教くささは
あまりなくて、でもうったえかけはあって、面白い。

で。
やっぱりキャラが面白い~。
けっこう色男なんですか田口先生。ステキ。
白鳥はゴキブリですか~。でも破天荒なキレもの、というキャラはステキ。
高階病院長がかなり理想の上司ですね~。
最初ヤな感じのやつらも、それなりにちゃんと味わいにおとしこまれてる
ので、一気読み、読後感さわやか、です。
犯人だけ闇、ですが、せめてそのくらい毒がないとしまらないと思う。
しかもなんかかなり好きかもしれない。
まーでもこんだけの底の浅さだといまいちかもしれない。

シリーズになってるようで。
あああああ読むの楽しみっ。
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