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完走報告(千坂麻緒)

100首、チェック終了。完走しました。
 
主催の五十嵐きよみ様、ありがとうございました。
トラックバックになってからは初めて参加させていただきました。
11月になってあわててばたばたしちゃいました。ふはー。
 
ともあれ、無事完走できてよかったです。
歌のできのほうは。。。参加するときにはちゃんとじっくりがんばろうと
思っていたはずなのですが。。。
 
題をどうしようかーーと苦悩するのは楽しかったです。今までの自分
にはない語彙を見つけることができたりもして。
 
鑑賞サイトなどでとりあげてくださった方には心からお礼申し上げます。
読んでくださってありがとう。
 
これからも精進いたします。

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100:好(千坂麻緒)

 
お互いに好きだったことお互いに子どもだったね 東京にいます
 
 
 

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099:戻(千坂麻緒)

 
ここからはもう戻れない場所があるファントムの薔薇にふるひかりあれ
 
 

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098:電気(千坂麻緒)

 
生ビールチェイサーにして飲むという電気ブランのロマンの香り
 
 

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097:断(千坂麻緒)

 
人類の記憶の中の断層の手触りのこと語るきみはも
 
 

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096:マイナス(千坂麻緒)

 
前年比マイナスばかりの報告をペットショップの鳥に聞かせる
 
 

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095:卓(千坂麻緒)

 
軽快な音で電卓たたくためジェルネイルに今日星をのせます
 
 

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094:彼方(千坂麻緒)

 
彼方此方を右往左往す途中では鳥の卵をみつけてみたり
 
 

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093:鼻(千坂麻緒)

 
鼻先をしっぽで隠して丸くなり眠った犬にそっと手を出す
 
 

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092:夕焼け(千坂麻緒)

 
日本一きれいな夕焼けスポットのおだやかな海で声を聞いてる
 
 

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091:冬(千坂麻緒)

 
冬の樹はきらきら光の枝伸ばすヒトの都合に静かに従う
 
 

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090:長(千坂麻緒)

 
髪を長く伸ばし始めたほんとうの理由は言わない 真冬の苺
 
 

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089:テスト(千坂麻緒)

 
三年の期末テストの最終日モノクロ映画のチケットを買う
 
 

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088:編(千坂麻緒)

 
あのセーター編み終わることのないまんま やり直すことはもうないからね
 
 

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087:気分(千坂麻緒)

 
夕方がこんなに早いふさぎこむ気分のための花の紅茶を

  
 

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086:符

 
足音が音符のように走りぬけ散歩の犬と競争の子ら
 
 

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085:クリスマス(千坂麻緒)

 
クリスマス中止の理由は出尽くして眠った亀とさしで飲もうか

 
 

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084:河(千坂麻緒)

 
特別な薬液に浸け封じますこれは河童の透明標本
 
 

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083:憂鬱(千坂麻緒)

 
薔薇十字探偵の目の憂鬱はあくびをしている猫にまかせた
 
 

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082:源(千坂麻緒)

 
ひっそりとここが源流水の声は冷たくなった耳に囁く
 
 

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081:早(千坂麻緒)

 
もっと早く言えばよかったもっと早く全部の窓をなくせばよかった
 
 

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080:午後(千坂麻緒)

 
長く日がモニタにさして白くなる小春日午後のキャラメルロール

 
 

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079:恥(千坂麻緒)

 
犬だもん恥ずかしげもなくめいっぱいおかえり!おかえり!跳ねて笑うよ
 
 

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078:アンコール(千坂麻緒)

 
予定より一曲多いアンコール帰りたくない時間がゆれる
 
 

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077:屑(千坂麻緒)

 
早朝の花屑踏んでついてゆくついておいでと言わないひとに
 
 

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076:住(千坂麻緒)

 
一切の理由は不明クマの絵の住所変更通知の葉書
 
 

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075:おまけ(千坂麻緒)

 
あげるよ、って、おまけのパンダのマスコットぎゅって握った小さいパンダ
 
 

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074:肩(千坂麻緒)

 
右よりも左の肩が凝ってます知らない場所をほぐされてゆく
 
 

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073:マスク(千坂麻緒)

 
電車では三人ほどがマスクして冬の日差しが淡くやさしい
 
 

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072:瀬戸(千坂麻緒)

 
ゆれ方が変わる 列車が海の上瀬戸大橋を渡って帰る
 
 

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071:痩(千坂麻緒)

 
眠れない男が痩せてゆくわけは自分に隠した秘密の重さ
 
 

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070:CD(千坂麻緒)

 
若者はCDじゃなくもっともっと小さく軽いもので楽しい
 
 

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069:隅(千坂麻緒)

 
サッシ窓のレールの隅に固まった黒い埃の中の虫たち
 
 

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068:秋刀魚(千坂麻緒)

 
ビカビカの秋刀魚が98円の売り場の温度バカっぽい曲
 
 

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067:フルート(千坂麻緒)

 
放課後に取り残されたフルートの銀のひかりに刻んだ傷跡
 
 

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066:角(千坂麻緒)

 
南向き角部屋今でも間取り図の中の妄想家族ごっこを

 
 

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065:選挙(千坂麻緒)

 
はじめての不在投票真夜中の選挙速報ひとりカップ麺
 
 

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064:宮(千坂麻緒)

 
脳髄の宮殿あらゆる壁際に積み重ね行く本の暗闇
 
 

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063:ゆらり(千坂麻緒)

 
隣には音楽とともに眠ってる他人のきみがゆらり傾く
 
 

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062:坂(千坂麻緒)

 
千の坂をまだ登ってるまだ遠いあのセザンヌの絵のところまで
 
 

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061:ピンク(千坂麻緒)

 
猫に会ったら指をいっぽん差し出してちいさなピンクの鼻を待ちます
 
 

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060:引退(千坂麻緒)

 
ファンファーレ心の中で鳴り響けひとりっきりの引退試合
 
 

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059:済(千坂麻緒)

 
西日差すギャラリーの窓閉じられて売約済のきみの耳朶
 
 

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058:魔法(千坂麻緒)

 
あの人は魔法の国の住人で人間にだけ変身できず
 
 

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057:縁(千坂麻緒)

 
手首には絹の縁(えにし)の糸をつけ少女はひとり 溶ける黄昏
 
 

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056:アドレス(千坂麻緒)

 
アドレスのアルファベットの連なりが古歌を奏でる暗号でした
 
 

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055:式(千坂麻緒)

 
おやすみをモニタの彼方へ 文字だけでつながるひとをしんじる儀式
 
 

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054:首(千坂麻緒)

 
やすやすと手首を掴ませ昔々、失くした恋を言い出すお前
 
 

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053:妊娠(千坂麻緒)

 
こんなにも妊娠望むひとがいる白く静かな不妊治療院
 
 

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052:縄(千坂麻緒)

 
お互いに行ったことない沖縄の連想ゲームの果てない夜更け
 
 

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051:言い訳(千坂麻緒)

 
言い訳もいってくれない朝がくるたぶんやさしいつもりの椿
 
 

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050:災(千坂麻緒)

 
笑ってはダメです防災訓練の早足でゆく晴れた校庭
 
 

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049:ソムリエ(千坂麻緒)

 
空間をパステルカラーで語りだすにこにこにこにこ空気ソムリエ
 
 

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048:逢(千坂麻緒)

 
あいたいが「逢いたい」という漢字へと変換されて 水になるとき
 
 

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047:警(千坂麻緒)

 
個人的警戒警報発令中季節限定栗蒸羊羹
 
 

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046:常識(千坂麻緒)

 
常識の猫さえうまくかぶれない遮断機の前で立ち尽くす朝
 
 

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045:幕(千坂麻緒)

 
寒空にはりめぐらせた鯨幕しばし世界の色彩を消す
 
 

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044:わさび(千坂麻緒)

 
ポテトサラダわさびマヨ和えにぎやかにテレビで日本が活躍している
 
 

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043:係(千坂麻緒)

 
すきなひとと関係をもつ あいじょうはあってもなくてもメールは繋がる
 
 

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042:クリック(千坂麻緒)

 
×印クリックをして窓を消すガスコンロの火、きちんと青い
 
 

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041:越(千坂麻緒)

 
少しずつ壊れる自我がダイブする越前水母の半透明に
 
 

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040:すみれ(千坂麻緒)

 
おじさんの指がすみれにふれている小さな声で歌うハレルヤ
 
 

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039:広(千坂麻緒)

 
夕焼けは広角レンズがいいらしいグスコーブドリがきれいに撮れる
 
 

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038:→(千坂麻緒)

 
使用前→使用後写真その白い歯を見せながら笑う犬たち
 
 

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037:藤(千坂麻緒)

 
いいやつを演じることに疲れたら藤井くんもう銃は捨てろよ
 
 

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036:意図(千坂麻緒)

 
あんまりは深い意図などないんだねあなたがくれたドラえもん(ミニ)
 
 

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